対馬上陸! 1,185日ぶりの日本! 奇跡の国、日本!

2013/1/16 水
始:11:30 ~ 終:14:45 走行:20km
釜山(フェリー)比田勝 ~ 大浦 ~ 佐順奈 ~ 井口浜

晴れ。朝暗いうちに起き出して出発の準備。7:30に宿をあとにしてフェリーターミナルへ。
さぞ空いているのだろうと思っていたのだが、けっこうな人。ほぼ全員が韓国人なわけであるが、毎回こんなに日本に来るのか・・・(釜山から出ている外国航路は日本行きだけ)。
窓口が開くのをちょっと待ち、チケットを発券してもらう。運賃は、チケット75,000ウォン+燃料サーチャージ7,000ウォン。他に港使用税が3,200ウォンかかる。
イミグレと税関は二階にあるが、エレベーターがあるので移動は楽チン。荷物はすべて外してX線に通す必要があった。

船への乗り込みも今回は楽だった。結局、自転車も船室に入れてもらえることに。
同じような時間に神戸行きの船も出ていて、そちらの客が多かったわけであるが、対馬行きにも軽く100人以上の乗客がいる。
船は座席指定になっていた。

時間ちょうど、厳密には5分くらいフライングして釜山を出港。
ちなみに、このように交通機関でフライングってのは世界的にも珍しいことではないが、日本ではまずあり得ないことであると思う。
対馬までは僅か1時間10分ほど。寝てる間もなくあっという間に着く。
乗客の中で日本人は自分ら二人だけ。日本へ帰るというのに周りがすべて韓国人というのもなんだか変な気分だ。

船が停止する遥か以前から席を立って出口に並びだすせっかちな韓国人・・・。
全員やり過ごして一番最後に船から降りた。
イミグレへ連なる列の最後尾に並んでいると、係の人が「こちらへどうぞ」と言って列の前方に出してくれた。
不思議そうな目を向ける韓国人に、「日本人ですから」とハングルで説明していた。
韓国人は一人一人荷物を細かくチェックされるから(これはすごく重要なことだ)、イミグレを通るのに時間がかかるのだ。日本人は優先して通してくれる。
シュッシュッシュッと自転車のタイヤ全面に消毒液をかけてくれる。ちょうど口蹄疫やらなんやらがあったところなので、このあたりは徹底している。
イミグレの職員も税関の職員も、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧だ。日本人てすごい!
「荷物を一つだけ開けさせてもらえますか?」と丁寧に言われ、マユミのフロントのパニールだけ外して開ける。
以上で終了。
女性の職員と言葉を交わすと、これでも今日はまだ少ないほうで、休みの日にはもっとずっとたくさんの韓国人が島に来るのだそうだ。

建屋から出ると、目の前に海保の巡視船が停泊していた。お仕事ご苦労様です!
不意に後ろから声をかけられた。なにやらハングルのボードを見せながら、ハングルで話しかけてくる。
勘弁してくれよ、ここは日本だぜ・・・てっきり韓国人の客引きか何かかと思った。が、日本人であることを告げると、相手も「失礼しました」と・・・。
日本の警察官だった。毎回韓国人に対し、交通ルールの説明を行っているらしい。ご苦労様です!
ちなみに、島に来る韓国人の中には折りたたみ自転車を持ち込んだり、現地で自転車をレンタルするなどして、島を自転車で回る人も少なくない。

フェリー乗り場で対馬の地図をもらって走り始める。
すっかり右側通行に慣れてしまっていて、左側を走るのがぎこちない。

奇跡の国、日本。
いやー美しいな、我が祖国は。日本ほど美しい国はないな・・・海外に出てみて日本のよさを再発見するってやつだ。
常緑樹が多く(九州をはじめ西日本は常緑樹が多い。東日本の住人にとっては特に新鮮)、この時季でも山々は青々としている。
水がキレイだ・・・単なる用水路の水がなんでこんなにキレイなんだろ。
中でも一番驚くのは、ゴミがないってこと。日本を訪れた外国人がよく言うことだけれど、これにはホントに驚かされる。そして道路がキレイ。
ここまでゴミがない国ってのもやはりないと思う。しかも、ゴミ箱がないのに(正直、旅行者にとっては不便だと思う)ゴミがないというのだから、そりゃ他の国の人が見たらビックリするわ・・・。ゴミを持ち帰るなどという発想は、日本のほかにはごくごく僅かな国の人しか持ち合わせていない。
道路もすごいな・・・舗装の質が別次元だし、ゴミだの部品だのガラス片だのが落ちてなくてとてもキレイ。安心して走れる。

スーパーに行けば驚きの連続。最初に断っておくと、比田勝にあるのはごく小さなスーパーである。
まず驚くのが品数の豊富さ。何かを買おうと思っても、種類が多すぎて迷ってしまう。こういうスーパーも日本以外にはまず存在しない。
惣菜コーナーなんて感動ものだ。どれもこれも旨そうで、いったい何を食べたらいいのか、そわそわして平常心を失いそうになる。
陳列されているもので値段のわからないものはない。こんなの日本じゃ昔から当たり前のことだけれど、世界的にはいまだに奇跡的なことである。
日本のお札は世界一キレイだし、スーパーでお釣りをもらえばお札の向きが全部揃っていたりする。こんなの日本以外じゃ絶対あり得ない。
レジの会計も、迅速かつ正確であるのにすごく丁寧。値段を読み込んだ商品を乱雑にかごに入れるのではなく、一度外に出しておいて重いものから入れる。これ、日本人以外には何をしているのか理解すらできないかもしれない。
しかも、そんなことを一部の特殊な人間だけができるわけではなくて、日本人なら誰でも普通にできてしまう。
奇跡だ。

帰国して最初に食べたのは、悩みに悩んだ末、スーパーの惣菜売り場で買ったかつ丼!
うぉぉぉなんだこりゃ。だしの味が・・・旨すぎる。

GSでボトルにガソリンを買えば、一滴もこぼさず丁寧に給油してくれる。
これも日本じゃ当たり前のことだけれど、日本人以外にはまずできない芸当だ。一気にガーッと入れて噴きこぼすのが世界標準である。

いやーなんかもう日本人すご過ぎ。
仕事の速さ細かさ正確さ丁寧さ、そしておもてなしの心。こんな民族、世界中探したってどこにもいやしない。
完全に猿の惑星状態になる。
今回最初に降り立ったのが対馬なわけだが、これがいきなり東京だったりするとさらなる衝撃度であると思う。

道中、神社がいくつもある。さっそく立ち寄ってお参り。
この神社ってのがまた・・・日本に帰ってきたなぁと思わせる。このわびさび感がたまらない。
日本以外の国に永住するってのは(その昔、一時真剣に考えたことがある)、やっぱ自分には無理だなぁと強く実感する。
蛇口から出る水が飲めるかどうかなんて日本じゃまったく心配する必要がない。

国道382号線を南下する。
無料のキャンプ場やそれに類する場所(水道とトイレのある場所)がいくらでもあり、幕営場所には事欠かない。
久々の日本はすべてが美しく、新鮮に映る。対馬には見てみたい場所がたくさんあるし、ガツガツ走ってしまうのももったいない。
気の向くままのんびり走るつもりでいる。

今宵のテン場は井口浜。
小さな海水浴場があり、そこでキャンプできる。浜に住んでいる爺ちゃんに声をかけ、木造高床式の東屋に幕営させてもらった。
目の前は海。人も車もほとんど通らない本当に静かな場所。極楽の時間(お湯は出ないけどシャワーまである)。
トンビとカラスの鳴き声が妙に懐かしい。

先ほど話をした爺ちゃんの娘さんらしいおばちゃんが、散歩をしにきた。
おばちゃんは、最初自分らのことを韓国人と思っていたらしい。
「どうりで日本語がうまいと思ってたら・・・」ということだった。なんでも、対馬を自転車で走りに来る韓国人がたくさんいるのだとか。
曰く、これでもここ最近は日韓関係が冷え込んで(というか単に不景気だから?)、ずいぶん韓国人が減ったのだそうだ。対馬を自転車で走るのが韓国人の間で流行っているらしい。
ところで、おばちゃんによると島にはスーパーが二軒しかないらしい。一軒はたまたま先ほど寄った比田勝のスーパーで、もう一軒は豊玉にあるとのことだった。
と言うことは・・・南島にはスーパーがないってことか。この先買い出しに苦労するかもしれない。

夕飯に、先ほどスーパーで買った米を炊いて驚いた。
うっわ、なにこの艶!こんなの見るの三年三ヶ月ぶりってこと?日本では毎日こんな旨い米を食べていたのか・・・親父の実家のコシヒカリなんて食べたら気絶しそうだ。
うっわ、なにこの納豆との絶妙なコンビネーション!旨すぎる・・・。
ちなみに、日本に帰って最初に何を食べたいか?自分らの場合は文句なしで白米&納豆だった。白米&生玉子というのも捨てがたい・・・。
20:00の気温+3℃。

余談73 スーパーのレジのシステム
レジのシステムは日本式が圧倒的に優れていると思うのだが、他国はどうしてこれに倣わないのだろう。
世界標準はどんなものかというと、例のベルトコンベアのアレ。
客がすべての商品をいったんベルトコンベアの上に並べ、レジ係はその値段を読み込むだけ。会計の終わった商品はベルトコンベア終端のスロープに流し、客がその場で買ったものを袋や箱に詰める。
レジ係にとってはものすごく楽な仕事である。が、当たり前だが至極効率が悪い。ちょっと客が多いとすぐに渋滞する。こんなの、日本人がやっても渋滞するわ・・・。

ここでおもしろいのは、もし日本だったらレジに人が並んだりすれば、係の人はちょっとでも速く捌こうと考えたりするだろう。客のほうもちょっとでも空いてるレジに並ぼうとするし(そもそも海外のスーパーはレジが少ないのだが)、場合によってはちょっとイライラしたりもするだろう。
が、彼の国においては・・・いくら人が並ぼうとレジの係はまったく急ぐ素振りも見せないし、客のほうも特にイライラする様子がない。
こういうおおらかなところはすごいなぁ、見習わないとなぁと一寸思うのだが、反面、だからレジが一生このままなんだろうなとも思う。
現状に問題を感じないのだから、これ以上よくなるはずがない。ま、別にそれで不都合を感じないのだからそれでいいのだろうけど・・・。
そもそも日本のようなシステムにしたとして、日本人のように仕事をこなせるかっていうと、そういう国はまずないだろうしね。

今よりもっとよくしよう、もっと便利にしようという発想。この発想こそが日本が発展してきた最大の理由であると思う。
これ、日本にいると誰もが自然に思うことなのだけれど(例えば生活上の些細なこととか)、驚くなかれ、そんな発想をする人は世界に日本人以外いない。
ガラパゴス化ってことがよく言われるけれど、これもそんなことが災いして(幸いして)のこと。要するに、日本人の感覚に誰もついてこられないのだ・・・。

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対馬行きの高速船@比田勝港                   対馬上陸! 1,185日ぶりの日本!

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久しぶりの左側通行がぎこちない・・・               神社がたくさんある

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このわびさび感がたまらない                   いやー美しいな、我が祖国は(道路は狭く感じる)

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ツシマヤマネコが生息している                こんなキレイなトイレがどこにでもある 奇跡の国、日本

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今宵のテン場は井口浜                        高床式で屋根のある無敵のテン場

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国境の島

2013/1/17 木
始:10:15 ~ 終:14:00 走行:8km
~ 棹崎公園

朝は晴れていたが天気は下り坂。北西からの風が冷たい。
おばちゃんに礼を言って井口浜をあとにし、棹崎公園へ。海沿いの狭い道を走るのだが、坂がすごくキツイ・・・。このキツイ坂道ってのもいかにも日本ぽい。

公園に着いて、まずは対馬野生生物保護センターへ。職員の方が丁寧に説明しながら館内を案内してくれた。入場は無料である。
対馬には、ツシマヤマネコという絶滅危惧種のヤマネコがいる。目下島を挙げてヤマネコの保護活動を進めているところだ。
センターでは、保護、飼育されているヤマネコを間近に見ることができる。ヤマネコ以外にも、対馬の自然や動物についていろいろ知ることができておもしろい。

対馬には固有の生物が多い。
ミツバチも対馬にいるのはニホンミツバチだけである。島のあちこちで養蜂が盛んであるが、巣箱が独特でおもしろい。この巣箱は蜂洞と呼ばれている。

ツシマヤマネコ保護の一環として、”ヤマネコ注意”の標識が島のあちこちに設置されている。
ヤマネコの生息密度が最も高いのが上県町の近辺、つまり今いるところの付近で、昨日もこの標識をよく見かけた。

保護センターは棹崎公園の一角にあり、棹崎砲台跡には歩いて行ける。センター内の展示をじっくり見て回っているうちに雪が舞い始めた・・・。
砲台は旧陸軍の築いたもので、堡塁のあいだの狭い通路などに当時の痕跡を留めている。
国境の島対馬は、今も昔も海防の重要拠点である。韓国まで僅か50kmほど。晴れた日には朝鮮半島が望めるはずであるが、雪の舞う今日は真っ白で何も見えない。

雪が激しくなってきたので、今日はこれ以上行動するのをやめにした。
公園内にある東屋の下に早々に幕営。気温が低いわけではないのだが、冷たい北西風のため寒さを感じる。

対馬は観光にかなり力を入れているように見える。遺跡や自然といった見どころも満載だ。
が、本土から離れていることもあって、日本人の観光客は少ない。韓国人観光客のほうが圧倒的に多いところにちょっとした危機感を感じる。
日本の皆さん、対馬へ行きましょう!
島中に公園や海水浴場、無料のキャンプ場なんかがあって、テン場に困ることはまったくない。極上のテン場がそこかしこにある。
歩きや自転車で島を巡るのも楽しいですよ!
近くの外国より遠くの日本を旅してみるのがおもしろいのではないかと思う今日この頃である。
19:00の気温+2.5℃。

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ツシマヤマネコ飛び出し注意!!               そのツシマヤマネコ・・・イエネコに比べ耳が小さい

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パッと見ではわからないかも・・・                  日本最北西端・・・微妙

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棹崎砲台跡(雪です)                         早々に幕営

2013/1/18 金
始:9:45 ~ 終:14:00 走行:34km
~ 湊 ~ 恵古 ~ 仁田 ~ 三根 ~ 木坂

快晴。北西の風強し。
出発前にもう一度、棹尾埼灯台まで上ってみた。快晴の空の下、朝鮮海峡(対馬海峡西水道)の海が映えるが、海の彼方は白く霞んでいて朝鮮半島はやはり望めず。

国道に出るまでの激坂がキツイ。
途中、一台の車に声をかけられ、見ると井口浜のおばちゃんだった。自分らがまだこんなところにいることにちょっと驚いていた。
浜の海は昨日大荒れだったらしく、おばちゃんは自分らのことを心配してくれていた。
「今度は夏に来てみませんか」なんて優しい言葉もかけてくれた。ぜひもう一度来てみたいもんです・・・。

その近くに対州馬がいた。
数少ない日本在来馬の一つで、木曽馬がそうであるように、やはり体格は小さいがとてもガッチリしている。
温和な性格とされていて、人懐っこくてとても可愛い。

GSで道を尋ねると、意外にも県道39号線が雪のため一部通行止めになっているらしい。
予定を変更してそのまま国道を南下。トンネル交じりの古い道を行く。
仁田の隣の樫滝で商店を見つけ、食料の買い出し。今晩も納豆だ。もう病みつきで、しばらく納豆だけでいいやという感じ。

三根で国道を外れ、木坂へ向かう。
三根には「ほたるの湯」という温泉があるのだが、残念ながら行ってみたら火、金は休館日。木坂で二泊することにして、明日のんびり温泉に浸かろう。
三根湾沿いを走る。海の透明度が驚きのレベル。途中で見た川も同じようにキレイだった。
日本の川や海、山ってどうしてこんなにキレイなんだろ・・・。

激坂を上って着いた先は御前浜。ここにトイレや東屋があって幕営できる。
まだ時間が早すぎるので、テントを張らずに付近を散策。
海に面して藻小屋があり、その背後に対馬の一宮である海神神社がある。お参りして、神域の原生林の中を歩いた。
この独特な雰囲気・・・まぎれもなく日本ならでは。日本人にとって、これほど神聖な空気に満ちた落ち着く場所ってのは他にない。日本人の心の原点だ。

まるで人気のない東屋に戻って、16:00頃テントを張った。
日没は17:40頃。朝鮮海峡に沈む夕日が見事だった。海に沈む夕日を見たのなんていつ以来だろう・・・。
19:30の気温+5℃。

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棹尾埼灯台

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ユニークな蜂洞                            こちら対州馬・・・温和で人懐っこい

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保護センターで同じ図柄のステッカーをくれます         いろいろな標識がある

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御前浜の藻小屋                            海神神社は対馬の一宮

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静かな浜の東屋に幕営                        朝鮮海峡に沈む夕日

2013/1/19 土

浜は風が強い。昨晩も一晩中北西風が吹いていて寒かった。風は強いが今日も天気はよい。
温泉の営業が13:00からとめっぽう遅い。仕方なく午前中は浜でのんびり・・・。
午後からテントを張りっぱなしにして温泉に出かけた。

温泉のある国道まで5kmほど。
途中で商店をニ、三軒のぞいてみたのだけれど、今日は納豆が手に入らなかった。もともとそれほど食べている土地柄でもないのだろうから、まぁ無理もないか。

温泉は湯がちょっとぬるかったが(自分は熱々の湯が好き)、それでも至福のひととき。二時間ほどのんびり浸からせてもらった。そして湯から上がってのんびり相撲を見る。あー幸せ・・・。
言葉を交わす人は皆、「あんな寒いとこでキャンプせんでも、いくらでももっと暖かい場所があるのに・・・」と言う。
確かに浜は風が強くて、このあたりでは一番寒い場所だ。でも、静かでとても快適な場所でもある。

すっかり暗くなってしまった中をテントに帰る。
途中、暗闇の中をガードレールに沿ってカツカツと歩く黒い塊・・・イノシシだった。こいつはけっこうデカイなぁ・・・。
特にこちらに驚く様子もなく、マイペースでカツカツと歩いている。慣れてしまっている、みたいだな・・・ちょっとビックリ。

夜になって風がやんだ。風さえなければ気温も高く寒くない。20:00の気温+1℃。

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空身で待望の温泉へ

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万関橋で停滞

2013/1/20 日
始:9:45 ~ 終:16:45 走行:42km
~ 三根 ~ 吉田 ~ 仁位 ~ 糸瀬 ~ 小船越 ~ 万関橋

朝からあいにくの曇り。8:00の気温-0.5℃。
木坂からまた三根湾沿いを走って国道382号線に出る。そのまま国道を南下。

豊玉町の仁位に念願のスーパーがある。日曜の今日はたくさんの人で賑わっていた。
なんかもう店内がキラキラ輝いて見える。食べたいもののオンパレード。特に弁当などの惣菜が充実しており、よりどりみどりで目移りしてしまう。
おかずだけ詰められた弁当は、頼むとその場でホカホカのご飯を盛ってくれる。50円増しで大盛りも可。コロッケなんか日本を発って以来だ。
米と納豆を大量に仕入れたあとで、さっそく外のベンチに座ってホカホカの弁当をいただく。旨すぎる・・・。
日曜の今日は朝市が立っていて、外のベンチのところではおばちゃんが手作りカレーを売っていた。もっと早く気付いていれば、このカレーも捨てがたかった・・・。
本土に比べるといくぶん物価の高い対馬であるが、魚は安い!小ぶりのカツオが一本700円である。
スーパーでは温かいお茶やコーヒーも無料で飲めるという至れり尽くせりっぷり。うれしくなってしまう。

しっかり腹ごしらえしてから和多都美神社へ。海中に二つの鳥居の立つこの神社は、海幸彦山幸彦の神話で知られる神社だ。
歴史の古い対馬には神社がたくさんある。どの神社も荘厳な雰囲気が満ちていて、歴史の重みを感じる。
豊玉姫命の墳墓が本殿の裏手にある。そこにはなんとも言えない神聖な空気が漂っている。

対馬の歴史は古く、既に古事記にその名が現れる。
古事記に現れる島は八つあり、そのうちのひとつが対馬。残りの七つは本州、九州、四国、壱岐、隠岐、淡路、佐渡である。

和多都美神社をあとにして烏帽子岳に上る。
すごい激坂だ。いったい何%の勾配なのだろう。荷物満載の自転車で一息で上るなんてのはまず不可能。
烏帽子岳の頂上からは、複雑な浅茅湾(あそうわん)の入江を一望にできる。時が止まったかのような美しい景色が眼下に広がり、しばらくその場を動けなくなる。
が、、、ここは韓国人がすごい。しばらくするとバスが次から次へとやって来て、山頂にある展望台は韓国人に占拠される・・・。今日は日曜だから特に多いのだろう。

激坂の下り・・・リアのブレーキワイヤが切れ、フロントも危ういドーズでは乗ったまま下ることができず、マユミは自転車を押して下った。
糸瀬経由で国道に出てからもけっこうアップダウンがキツイ。
日本に帰ってから毎日、歩いて旅してるのかというくらいの距離しか進んでいないのだけれど、それでも連日けっこうしごかれている。
見どころ満載の対馬・・・あちこち寄っているのでなかなか進まない。

次に寄ってみたのは西漕手(にしのこいで)。
東にある小船越浦との間の地峡部で、その昔、小舟は岡を越え西あるいは東の浦へ下り、大船は積荷を降ろし船を乗り換えた。遣唐使は本土からこの浦に来て下船し、西の漕手浦に用意された別の船に乗り換え彼の地に向かった、と説明書にある。
遣唐使の昔、地峡部の幅は160mほどであったらしい。水が驚くほどキレイで、波ひとつ立っていない浦の水面は鏡のようだった。その昔、ここを遣唐使が通ったのかと思うと感慨深い。

西漕手をあとにして、テン場を探しながらさらに国道を南下。
これまで他の国を走ってきた感覚からすれば対馬はもうどこでも幕営可という感じなのだが、トイレのある休憩所や公園がそこかしこにあるから、そういった場所を探す。

万関橋まで来た。
万関橋は対馬の上島と下島を結ぶ橋であるが、橋が架かっているのは人口の瀬戸である。日露戦争に備え、対馬を横断して航行できるよう海軍が掘ったものだ。
明治34年?に架けられた初代の橋から数えて今の橋は三代目。

橋を渡ってすぐのところにトイレのあるパーキングがある。
が、橋も観光スポットになっており、韓国人を乗せたバスが必ず寄る。道路にも近くてちょっと落ち着かない。
ふと来た方角に目をやると、橋のすぐ先の小山の上に展望台のようなものが見える。水があるかどうかわからないが、そっちの様子を見てみることに。
すんごい激坂・・・最後は自転車を押して歩いた。
果たしてそこにもトイレがあった。水も出る。素晴らしい!おまけに人もほとんど来ない。道が狭いからバスは絶対上がってこられない。
今宵も素晴らしいテン場だ。万関橋を眼下に見下ろせる。
唯一にして最大の難点は風。稜線上かよ!というくらい風が強く、苦労してテントを張った。

山の向こうに夕日が沈んでしばらくすると、風は収まった。
今晩も納豆ご飯。これ、ちょっとヤバすぎる。旨すぎて、ご飯があればあるだけ食べられてしまう。
日本人でよかった~と思う幸せの瞬間。
食べたあとで味噌汁を飲めば、ボールの拭き取りも楽チン。最後に沢庵で茶碗をキレイにする精進料理よろしく、具のワカメでボールをキレイにする。
20:30の気温+6.5℃。

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和多都美神社へ                            海中に二つの鳥居が立つ

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この雰囲気・・・日本人の心の原点

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なんとも言えぬ神聖な空気が漂っている             海幸彦山幸彦の神話で知られる神社

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烏帽子岳への上り                           すんごい激坂!

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烏帽子岳から望む浅茅湾・・・時が止まったかのような景色が広がる(天気がちょっと残念ですが・・・)

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西漕手、鏡のような浦の水面・・・その昔、ここを遣唐使が通ったのかと思うと感慨深い

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万関橋                           対馬を横断して航行できるよう海軍が掘った人工の瀬戸に架かる

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ここも必ずバスが立ち寄る(全員韓国人というのがなんとも・・・)       テン場からの眺め

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今宵のテン場も素晴らしい(ただし風が強い)

2013/1/21 月

雨のため停滞。晴走雨読。
4:30頃トイレに起きたとき雨は降っていなかったが、日の出前から降り始めた。しとしとしつこく降る雨で、風も強い。
広い屋根の下に幕営できてホントよかった。それでも午後になって雨風ともに強まると、吹き込む雨でテントがけっこう濡れた。昨日、万関橋のたもとのPに幕営していたら、また水浸しになって大変なところだった。
18:00頃雨が上がった。19:30の気温が+10℃もある!

2013/1/22 火

夜が明けても外が暗い。昨日と変わらぬどんよりした空。
しばらく様子を見た後、停滞することに決定。
時々雨がぱらついていたが、昨日のように激しく降ることはなく、展望所にもたま~に車がやって来た。来るのは全員韓国人・・・。

幕営しているところは絶好のロケーション。目の前には複雑な入り江が広がっている。
狭い入り江を挟んだ向こう側の小山の塊の上に対馬空港があり、日に何便か飛行機が離着陸する。

対馬にはトンビがたくさんいる。特に海の近くの森にたくさんいて、ここでもたくさん見かける。
強い風に乗って、30羽ほどもいる群れが円を描きながら上空に舞い上がっていく様は壮観だ。

なんだか完全にホームレス状態になっているけど・・・明日は発てるだろうか?そろそろ食料も乏しくなってきた。
19:30の気温+6℃。夜になって暴風が吹き荒れた。

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金田城(かなたのき)

2013/1/23 水
始:10:10 ~ 終:18:40 走行:29km
~ 緒方 ~ 雞知 ~ 金田城 ~ 箕形 ~ 吹崎

曇りのち雨。夜が明けても暗く、相変らず天気は冴えない。
軽くテントを風にさらしてから、快適なテン場をあとにする。走り出してすぐ雨がパラついてきた・・・。

最初に向かったのは、緒方の先にある姫神山砲台跡。
砲台までの最後の2kmはダートの登山道になる。どうせ下りてくるところを自転車を押し上げるのもアホらしく、途中で道端に自転車をデポ。空身で山頂まで歩く。
国境の島である対馬には、全島に31ヶ所も砲台跡が残っているが、中でも姫神山砲台跡は状態がよい。
砲座や弾薬庫、井戸などが当時のまま残っている。砲台が築かれたのは日露戦争前の明治30年頃。
立派な砲台で、山頂からの眺めもよい。一見の価値あり。他に誰もいない静かな山道を歩くだけでも気持ちがいい。

緒方から国道に戻り、雞知の弁当屋で昼食にした。かつ丼のおまけに食べた鯵のにぎり寿司が絶品・・・。
その先のスーパーで食料の買い出し。比田勝と仁位で寄ったスーパーと同系列のスーパーであるが、ここのスーパーは大きい。
いやー日本は豊かだ・・・スーパーに寄るたび感動してしまう。
日本ならどこにでもあるごく普通のスーパーなのだけれど、こんなに品揃えが豊富で質の高いスーパーは日本以外に存在しない。おいしそうなものがあり過ぎて、何を買おうか迷いまくり・・・少々挙動不審になっていたかもしれない。
広いだけのスーパーならアメリカとかヨーロッパの一部にもあるけど、ここまできめ細やかで質の高いスーパーってのはまずないわな・・・。

ちなみに対馬のスーパーには、「店内で飲食しないでください」とハングル併記で貼り紙されている。もちろん、韓国人向けの注意書である。
会計前のものを食べてしまったり使ってしまったりといったことが、対馬のスーパーでは時どき問題になっている。
要は民度の問題なのだけれど、あれだけおいしそうなものが目の前にズラリと並べられると、もうその場で食べずにはいられなくなってしまう・・・ということなのだと思う。
やるやらないは別問題だが、気持ちの上ではわからなくもない。もう惣菜売り場なんてキラキラ輝いて見えるから・・・。
とにかくすごいわ、日本のスーパーは。他の国から来ると、間違いなく猿の惑星状態になる。

魚介類が豊富に売られているのも対馬のスーパーの特徴(海なし県に住んだことしかないから特にそう感じる)。お茶とコーヒーの無料サービスも嬉しい。
ゴミ箱がないのだけが不便だ。
住んでいる人にとってはそれで何の不便もないわけであるが、旅行者にとっては非常に不便である。対馬にはコンビニもないし・・・。
離島だから特にゴミの処理が大変(特に金銭的に)というのはよくわかるのだが、これだけはどうにかならないものだろうか・・・。

雞知から県道24号に入り、次に向かったのが金田城(かなたのき)。自分らにとって対馬のハイライト。
金田城は、白村江の戦いに敗れた中大兄皇子が国防の最前線として築いた山城。その頃からずーーーっと1,300年以上、対馬は国防の最前線である。

県道から外れて登山道の入口までは自転車で入ることができる。
入口に自転車をデポして歩き始めるとすぐ、本降りの雨になった・・・。
三ノ城戸、二ノ城戸、一ノ城戸、大吉戸神社の順に見て回り、山頂経由でグルリと一周して三時間ほど。
詳しいことは書かないが、各所に残る石塁は見事である。

金田城のある城山は急峻な岩山で、そもそもからして天然の要害である。
おもしろいのは、667年という昔に築かれた金田城を、日露戦争前に陸軍が利用していること。山頂下の鞍部に砲台が築かれた。ここもかなりよい状態で残されている。
山の南に造られた軍道は、今では観光用の登山道として利用されている。この軍道沿いにも明治期の遺構がいくつもある。
ちなみに、一ノ城戸から山頂まではけっこう急な登りで、ところどころ踏み跡も不明瞭。山歩きをしたことがないような人は、下手をすると遭難しかねない・・・。

すっかり満喫して登山口に戻ったのが17:45。日も沈んでしまったことだし、付近に幕営しようかと考える。探せばテン場はどうとでもなるし、幸い沢で水も取れる。
が、地図によると、県道に戻って数キロも走れば公衆トイレがある。東屋を期待してそこまで走ることにした。
これがまたたったの数キロなんだけど、けっこうな上りの連続で思いのほか時間がかかる。途中からすっかり真っ暗になった。
見落としたかと不安になりつつようやく辿りついたトイレには期待していた東屋はなかったが、どうにもこうにも時間切れ。諦めてトイレの横にテントを張った。道路沿いで落ち着かないのだが、今日のところは仕方なし。

18:00頃から雨は上がっていたのだが、夕飯を食べているときにまた降り出した(20:30頃)。
幸い風がないのでまだいいが、下がアスファルトのためテントの底が濡れる。
今日の夕飯は納豆に加えて生玉子!玉子を生で食べられるなんてのも日本ならでは。贅沢な夕飯だった。

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姫神山砲台跡                             非常に状態がよく、一見の価値あり

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誰もいない静かな山を歩くだけでも気持ちがいい        いざ、金田城へ

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対馬のハイライト=金田城 1,300年以上も前に国防の最前線として築かれた山城

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二ノ城戸                                 こっちは一ノ城戸(だったかな?)

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鋸割岩・・・そもそもここは天然の要害              山頂下の鞍部に日露戦争時の砲台跡がある

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砲台跡からの眺め                           天気がなんとも・・・

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中大兄皇子が築いた城を日露戦争前に陸軍が利用する、歴史を超えた合作・・・非常におもしろい

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底から少々浸水したテン場(翌朝撮影)

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 113_Tsushima,Iki / 対馬,壱岐] | 2014.03.07(Fri) PageTop
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小茂田界隈と”ひよぎ”

2013/1/24 木
始:10:15 ~ 終:13:45 走行:22km
~ 今里 ~ 阿連 ~ 小茂田

幸い、昨晩眠りについてからはほとんど雨が降らなかった。夜が明けると、雲は多いが一応晴れている。
朝食を済ませ、荷物を片付けてさっそく濡れたものを干す。風が強い。

漁師のおっちゃんが貝を積んだ軽トラでやって来て、いろいろ話をしていたら、”ひよぎ”と呼んでいるその貝をくれた。
ホタテに似た二枚貝で、成長するとホタテくらいの大きさになるらしい。殻の色が紫やオレンジだったりしておもしろい。
いずれにしても旨そうだ。おっちゃんたちはその”ひよぎ”を網に入れて養殖している。

話をしながら30分ほどおっちゃんらの作業を眺めていただろうか。
「今日から寒くなるよ」とおっちゃんたちが言っていた。

おっちゃんらと別れ、県道24号をゆく。
道はすぐに浅茅湾を離れ、山間に入ってゆく。山岳ステージの始まり。九十九折りのけっこうな坂道。
阿連のあたりでいったん海沿いに出る。すんごい風・・・海が白く波立っている。

上りを終えて九十九折りを下ったところが小茂田。元寇の折に戦場となったところだ。
おそらく対馬全土が襲われたはずであるが、小茂田浜にて二代目島主の宗助国が戦死したため、この地が広く伝わった。
文永の役における元の兵力は高麗軍を含め総勢三万人、と説明書にある。これに対し小茂田浜で迎え撃った宗助国以下の軍勢は、僅か80人・・・二時間で全員討死してしまった。
浜に隣接したところに、宗助国と家臣を合祀して小茂田浜神社が建立された。

建国以来、日本には国家存亡の危機が何度かあった。
白村江の戦いに始まって二度の元寇、国論を二分した幕末・明治維新、日清・日露戦争、そして先の大東亜戦争。
そのすべての時代において国防の最前線であり続けた(あり続けている)対馬の歴史には重みがある。
一転して現在の日本はと言えば・・・完全に平和ボケ。こと国防に関してはお花畑もいいところだ。これだけ頭のおかしな国に囲まれながら、未だに憲法九条護持とか集団的自衛権とか秘密保護法とかやってるんだから恐れ入る。
国益に照らして意味がないのなら遣唐使もスパッと廃止した昔の人は賢かったと思う。一部の隣国にいいようにたかられ続けている今の状態はいかがなものか。少なくとも先の戦争までは、国防に対してもっとずっと真剣だったと思うのだけれど・・・。

小茂田浜に着いたのはちょうど昼頃。
また天気が荒れそうで、風が強く寒い。海など大荒れだ。
浜には海浜公園があり、夏には賑わうのであろうそこにはトイレやシャワー室、休憩所があり、絶好のテン場となっている。
ここから先はまた山の中に入ってしまい、テン場も今ひとつ不安・・・今日のところは、このあまりに捨てがたいテン場に幕営することにした。

と言ってもまだ昼すぎ。まずはその足で付近を見て回ることに。
浜から44号線を厳原方面に行くと、いろいろ興味深い場所がある。
元寇当時の海岸線は、今と比べて佐須川に沿って1kmほど内陸で、現在金田小学校のあるあたりが戦場となったであろうと推定されている。手前には矢立山古墳もある。
44号を厳原方面にさらに行くと、宗助国の御胴塚と御首塚がある。
樫根の法清寺に御胴塚、下原に御首塚(神社になっている)があり、共に回って手を合わせてきた。
このあたりには昔ながらの古い家が残っている。大きくて立派な家も多い。歴史を感じさせると同時に、妙に郷愁をそそる風景になっている。

適当に小茂田浜に戻り、屋根のある休憩所に幕営。
天気はますます悪くなり、海の荒れようも酷い。
今朝がたいただいた”ひよぎ”を、さっそく一部は生で、一部は煮ていただいた。
めちゃくちゃ旨い!
ホントは焼いて食べたいところだったのだが、残念ながら金網の代わりになるようなものがなかった・・・。
夕飯は今日も納豆と生玉子。贅沢だ~。

今日からロールペーパーも日本で買ったものになった(一番安かったやつ)。
いやーすごいよね、日本のペーパー。この薄さ、この柔らかさ、この強さ・・・こんなペーパーも世界中探したって日本以外にない。これがトイレットペーパーというのだから驚きだ。
ちなみに、薄さだけなら中国(生活紙)や韓国もけっこういい線いっているけれど、もちろんこれは薄いだけ(世界的に見るとそれだけでもすごいけど・・・)。食器なんかを拭いていると、すぐに切れたりボロボロになってしまったりする。
ロールペーパーだけでなく、本やお札やノートなどなど・・・紙に関しても世界の中で日本だけが異次元のレベルにある。言い方を変えると完全にガラパゴス状態である。

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”ひよぎ”をいただいた                     ホタテに似た二枚貝(殻の色が紫やオレンジでおもしろい)

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話をしながら30分ほど作業を眺めていた              ”ひよぎ”を網に入れて養殖している

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小茂田へ                                 小茂田浜にある小茂田浜神社

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小茂田は元寇の古戦場                       神社には宗助国と家臣が合祀されている

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国に身を捧げた英雄の御胴塚と                   御首塚 

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昔ながらの古い家が残っている                  なぜだか妙に郷愁をそそられる場所だった

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小茂田で行動打ち切り                       あまりに捨てがたいテン場に幕営させてもらった

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朝いただいた”ひよぎ”                        さっそく食す

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旨すぎる・・・                              もう一度食べたい

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 113_Tsushima,Iki / 対馬,壱岐] | 2014.03.08(Sat) PageTop
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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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