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自転車アプローチ登山7 空木岳(2,864m)1day

こんにちは。今日は夕方激しい雨が降りました。
今朝はある意味歴史的な一戦を目撃してしまった気がします。
ブラジルのサポーター、最後のころはペナルティーエリアで転びまくる自国選手にブーイング。逆にドイツのシュールレの見事なシュートに拍手を送ってました。
こういう姿勢が好きです。

日付: 2014/7/8 火
ルート: 菅ノ台 ~ 空木平 ~ 山頂ピストン

本当は、7日と8日にマユミと二人、泊まりで赤石岳を計画してました。
自転車でアプローチして小渋川から登るというなかなか魅力的な計画だったのですが、下部が川の遡行となるため雨で増水すると不可能。
8日は天気がなんとかなりそうだったので、7日に日帰りの代案を検討し、空木岳に行ってきました。自転車アプローチの1dayです。
赤石のほうは梅雨が明けたら行ってみようと思います。

長丁場なので夜明けとともに行動開始!
3:00過ぎに起き、準備を整えて明るくなった4:30に出発。と言ってもどんより曇っていて、この時間になっても薄暗い。夏至を過ぎてだいぶ日の出が遅くなったなぁという気もする。
R153から、中央道に沿って走る伊那中部広域農道に出て駒ヶ根へ。車で走っているとわからないのだけれど、県道18号で行く場合に比べてだいぶ上らされた気がした。
交通量の多いR153も農道も、さすがにこの時間はまだ車が少ない。どちらも道路も狭いから、こんな時間でもないと自転車で走る気がしない。

思いのほか時間がかかり、駒ヶ池に近い菅ノ台に着いたときには6:00を回っていた。
ここからさらに林道終点を目指して上る。
別荘地を過ぎてしばらく行くとゲートがあり、その先はダートになる。厳密に言うと、以前に一度は舗装されたアスファルトが剥がれてしまった道で、旧ソ連邦の道路のようである。

林道は登山道を縫うようにうねうねと走っていて、途中でニ、三度登山道を横切る。よって、どこからでも歩き始めることができる。車の駐車スペースはないが、自転車ならどこでも置ける。
帰りのことを考えるとできるだけ上、できれば林道終点まで行っておきたい。

標高1,250mのところで登山道を横切ったのは何度目か。道は良くないし、たまたま脇に比較的広いスペース(駐車禁止と書かれている)もあった。
7:00を回ってちょっと焦っていたこともあり、ここから歩き始めることにした。7:10着。家から27km。
ちなみに、この場合の駐車禁止は自転車を対象にしていない、と勝手に解釈した。脇の木に縛り付けておくだけなら問題なかろう。
靴を替えてパッキングを済ませ、自転車を木に縛り付けてから落ち着いて腹ごしらえ。

7:30に歩き始めた。
林道横の尾根を15分ほど登ると林道終点に出た。東屋があり、広い駐車スペースもあるのだが、なぜか手前から通行止になっていた。なんでだろ???
林道終点から空木山頂までコースタイムは6時間以上。と言ってもエアリアマップのコースタイムだからさっぱり当てにならないけれど(かなり余裕をもったタイムになっているから)。
いずれにしてもあまり余裕はない。時間切れなんてゴメンだ。せっかくここまでアプローチしたのだからできれば登頂したい。

天気は曇り。出だしはハイキングコースと重複していることもあって緩~い登り。自転車でも上れそうではないか・・・。
じりじりとではあるが標高が上がるにつれ、周りはシラビソとダケカンバの森になってくる。
9:00頃になると晴れ間が見え出した。
一本とった水場のところから道がハイキングコースと登山道に分かれる(あとで合流する)。登りは登山道のほうを行く。

迷尾根と呼ばれているところまで来るとスッキリ晴れた。澄んだ青空!右手に千畳敷カールがくっきり見える。
”迷尾根”というほどのことはないのだけれど、このあたりは尾根が痩せている。時どき事故も起こっているようである。
が、それにしても日本の山はちょっと過保護すぎる。空木の登山道にもハシゴや階段がふんだんにある。迷尾根のところなんて単管で手すりまで設けてあった(ビックリ)。
こんなもの必要なのだろうか???いつも疑問に思う。自然のままにしておけばいいのではないだろうか。山なんて自己責任でいいと思うのだけれど・・・。
こういっちゃ何だけど、ハシゴや階段がなきゃ登れないような人はその場所に来てはいけない人なのだ。

樹林帯が続く。時どき木々の隙間から伊那谷や主稜線が望めるが、基本的に展望はない。
かと言って山深さはなく、伊那谷が必ず見えてしまうからどうにも隔絶間や緊張感といったものがない。
やはり中央アルプスは見て楽しむ山なのだと思う。

2,500mを越えたところで道が分岐する。ともに頂上へ抜けるが、一方は尾根道、一方は沢沿いのルートである。
空木平の避難小屋がどんなだか見ておきたかったので、沢沿いの道を選択。ちょっと行くと雪が現れた。予想以上に雪が残っている。
この頃になるとすっかりガスってしまった。風も強い。
空木平は沢の流れる感じのいい場所だった。小屋もキレイで快適そう。ちなみに、無人小屋ですが協力費1,000円ということです。

小屋から先は思わず雪渓に苦戦してしまった(苦笑)。
晴れていればおそらく稜線が見えているのであろうが、ガスっていて何も見えない。広い雪渓の中でコース取りがしにくい。
なるべく西側の尾根から離れないように、そしてもしものときハイマツが手がかりになるように、途中から雪渓の右端を詰める。
上部は斜度が出てくるので、ピッケルがあったほうがいいです・・・。早朝ならアイゼンも必要。

小屋からコースタイム45分のところ(エアリアマップの大盛りコースタイム)、一時間近くかかってようやく登頂!
12:20。登りは3ピッチ、4時間50分。
ガスで真っ白。せっかくだから木曽側を眺望したかったのだけれど、何も見えない。直下にある駒峰ヒュッテすら見えない。
ちなみに、けっこうヘロヘロになりました。年ですかね・・・。

風の避けられる岩陰で腹ごしらえをして即下山。
駒峰ヒュッテの脇を通って下りは尾根道で。
こちらの小屋は有人小屋なので興味がなくスルーしましたが、まったく人の気配がなく誰もいない様子でした。ひょっとするとトップシーズン以外は土日しか人がいないのかもしれません。
というのも、登山道はここ最近人が登っている形跡がありませんでした。たぶん、空木に直接登る人というのはそれほどいないでしょう。
百名山ハンターをはじめ多くの人は、木曽駒に登ってそこから縦走してくると思われます。そのほうが手っ取り早い。
そしてその場合、木曽駒山頂は幕営可能だから、そこをベースに空身で往復するのではないかと推測する。つまり、空木の小屋を利用する人などほとんどいないのではないかと思われる。あまりに中途半端だから。そこに人が常駐するのは無駄というものです。

話が飛びますが、中央アルプスや南アルプスの稜線上は基本的に指定場所以外幕営禁止です。
これが非常に嫌なところ。だから夏の一般道には近づきたくない。少なくとも泊まりで行くことを躊躇してしまう。
いや、理屈の上ではわかるんです。あれだけの人が押し寄せるから(特に昨今は山ガールなど山ブームですから)、自然保護のためそうせざるを得ない。
でも、そうとは知っていても、やはり窮屈なんですよね。わざわざ人がたくさんいるところにテントを張るのも嫌ですし、そもそも「なんでテントを張るだけのことにお金を払わにゃならんのだ」というのが頭にある。
やっぱ雪のある季節が気楽でいいですね・・・。

元に戻します。
尾根道はさすがに森林限界の上で、ハイマツしかないから見晴らしがいい(晴れていればですが・・・)。ところどころに花崗岩の巨石が転がっているところが屋久島の宮之浦岳を思わせる。
分岐のところで沢沿いの道と合流し、樹林帯に入ったところで雨が降り始めた。ナイスタイミング!その後は降ったりやんだり。
中央アルプスの森林限界は高く、2,500mを優に超えている。けっこう風が強いように思うのだけれど、寒いし雪もそれなりに降るように思うのだけれど・・・不思議だ。

時どき木の下で雨宿りしながら下る。
下の分岐は登りと別のハイキングコースをとったが、途中にあるダケカンバの森は見事だった。ここまで群生しているのははじめて見た。
中には巨木もある。樺の木もここまで大きくなるのか・・・。

情けないことに最後は足がかなりヤバイ状態。完全にロボコン状態で、林道終点から自転車をデポしたところまでの急な下りが辛かった。
16:10下山。下りは3時間30分。
何はともあれ登頂できてよかった。達成感もある。
こんな日はできれば温泉に入りたい・・・が、そのまま帰りに寄るのはあり得ない。着替えがないし、温泉から出てまた自転車に乗るのも嫌である。
18:00までに家に帰れたら車で温泉に行こう!ということにして帰路についた。

通常なら「ここからまだ自転車・・・」となりそうであるが、さにあらず。下りなんで楽チンなんです。
天竜川までは一度も自転車をこがずに下ってこられた。その先も川沿いに、流れの方向に走るから基本的に下り基調。帰りはとにかく楽チンだ。

18:10に帰宅。
降ろした荷物もそのままにして村の温泉へ。
村のは正確には温泉ではなく、要するに銭湯に近いのであるが、ここの薬湯はよく効く。これを目当てに遠方から通ってくる人もいるらしい。
ちなみに本日の走行距離は57km、トータルの行動時間は13時間40分。久しぶりの長い行動だった。

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駒ヶ根へ・・・自転車アプローチ                   1,250m地点に自転車をデポして歩き始める

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・・・ということです                           今日もいました!ヒキガエル

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明るいシラビソの森                          この手の着生植物はパタゴニアでよく見た

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短時間だけ晴れた!                         沢には予想以上に雪が残っていた

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真新しい、キレイな空木平避難小屋                 小屋の先は雪渓

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上部は斜度が出る                          足がズルッとくるたび体力を奪われる

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小屋から一時間近くかかってようやく登頂!            尾根上は見晴らしがいい(晴れていれば・・・)

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(左)クラックのトラバースが練習できそうな岩・・・庭にひとつ欲しい  (右)ダケカンバの群生・・・これはすごい!

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帰りは下るだけ・・・楽チン!

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 中央アルプス] | 2014.07.09(Wed) PageTop
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中央アルプス縦走 北部編

天気図を見るに、今がまさに梅雨ではないでしょうか???
当初言われていた通り、今年はやはり冷夏のようです。お盆休みはどこも散々だったのではないでしょうか。
それまでほとんど雨の降らなかったここ伊那谷でも、二つの台風のあと連日の雨。まさに梅雨真っ盛りといったところ。
そんなお盆休みに中央アルプスに入ったのですが、荒天のため途中からエスケープとなりました。

当初の予定は中央アルプスの北部縦走。木曽駒に上がって主稜線を南下、奥念丈岳から鳩打峠に下りるつもりでいました。
ニ、三泊の予定で入山したものの、結局一泊だけで檜尾岳からエスケープ。
ちなみに中央アルプスの北部というのは、木曽駒~越百山あたりのことを言います。中央アルプスの中でわりかしメジャーな区間です。
登山道があるのは南越百山まで。そこから南、安平路山までは藪こぎになります(安平路山から摺古木山までは道があります)。
藪こぎと言ってもシャクナゲなんかの灌木帯ではなく笹薮っぽいから、それほど困難な藪こぎではないと予想しますが、北部と南部ではずいぶん性格が異なります。無雪期縦走の核心部は南部でしょうね、明らかに。個人的にそそられるのも静かな南部のほう。
が、楽しみはあとにとっておくとして、ひとまず今回は北部を歩く。なにせ北部すら縦走したことがない。
北部にしても南部にしても、難しいのはアプローチ。どこから入山してどこに下りるか。
伊那谷に住んでいる自分らは、伊那谷側から入山して伊那谷側に下山する必要がある。

参考までに今回の計画を記しておくと、入山は伊那スキーリゾートから。ここが一番アプローチしやすい(駅から近い)。
飯田線で下島駅まで移動し、そこから歩く。
権現づるねを登って木曽駒に上がり、頂上山荘に幕営。中央アルプスの稜線上は、少なくとも無雪期は幕営禁止とされていて、ここがテントを張れる唯一の場所。
翌日、一気に越百山まで南下する。越百山と南越百山の間のコルから中小川に20分ほど下りると秘密の場所(ってほどのところでもないですけど・・・)があり、水がとれてテントも張れる。ただし厳密に言うと、ここも幕営禁止の範囲に含まれていると思うので、大手を振って幕営できるわけではありません・・・。
翌日稜線に登り返し、奥念丈岳まで藪こぎ。奥念丈岳で主稜線を外れ、念丈岳へ向う。ここは運がよければ踏み跡がある。
念丈岳の先は道があり、池ノ平山、烏帽子岳経由で鳩打峠に下りられます。池ノ平山の先は適度にテン場が得られる。
鳩打峠からは上片桐駅か、清流苑経由で伊那大島駅に出られる。ちなみに、清流苑~伊那大島駅の間は土日と祝日以外は松川町営のバスがあります。

そんな計画で入山したわけですが・・・実際は檜尾岳からエスケープ。
以下のような山行となりました。

日付: 2014/8/13(水) ~ 14(木)
ルート: 8/13 下島駅 ~ 伊那スキーリゾート ~ 権現山 ~ 板沢ノ頭 ~ 八丁立 ~ 西駒山荘 ~ 駒ヶ岳頂上山荘 ~ 木曽駒山頂ピストン
      8/14 駒ヶ岳頂上山荘 ~ 中岳 ~ 宝剣岳 ~ 檜尾岳 ~ 檜尾尾根 ~ 檜尾橋

【一日目(8/13 水)】
二つの台風のあと、急に天気予報が悪くなった。
しばらく前線が居座るらしい。この気圧配置、実は今が梅雨ではなかろうか・・・。
前日8/12の伊那谷は、一日ひどい雨だった。13日だけはどうにかなりそうだが、その後はまったく期待できない空模様。

3:00に起きておにぎりを作り、4:00過ぎに家を出る。
まずは伊那大島駅まで歩かねばならない。駅まで歩いてちょうど一時間ほど。
だいぶ日の出が遅くなった。5:00近くになってようやく明るくなる。
意外にも駅で寝ている登山者が二人いた。9:00のバスで塩見に行くのだろう。

飯田線の始発で下島駅まで移動。
駅がやたらとある飯田線の移動は、車の移動よりはるかに時間がかかる。
一時間ほどで下島駅に到着(6:30)。
駅から伊那スキーリゾートまでは2~3kmほど。農道を横切ると坂が急になる。

スキー場に近づいてみると・・・なにやらイベントをやっている。
下の駐車場で交通整理をしていた人に聞いてみると、よりによって韓国人や中国人の団体らしい。教会がどうたら言っていたから、統一教会だろうか。
う~ん、なんでこんなとこで・・・。
けっこうな人がいるのだけれど、聞こえてくるのはハングルだけ。
なんだかなぁ・・・見たところ、要するに単なる野外フェスか。そんなノリ。

ゲレンデトップまで急な坂道が続く。一応舗装はされているが、斜度があるうえ苔むしていてツルツル滑る。ここを上ってこられるのは一部の車種に限られそう。
水は、(こんなイベントをやっていなければ)たぶんスキー場の駐車場でもとれるし、その先の沢でもとれる。
ゲレンデトップに着いたのが7:50。その先に登山道の分岐がある(林道自体はそのまま先へ延びている)。

ようやく舗装路を離れ、ひと登りすると権現山(1,749m)、9:25。
天気が回復してきて伊那谷が見える。下から音楽がガンガン聞こえてくる・・・いやに響く。
シラビソの茂る単調な登りが続く。
五合目を過ぎると、いったん広くなだらかな尾根になる。地面が緑で覆われていて美しいところだ。

ときに、権現山から将棊頭(しょうぎかしら)山へと続くこの尾根を登ったり下りたりする人はほとんどいない。お盆のこの時期でも皆無。
静かな山歩きが楽しめます。
木曽駒に登る人の多くは千畳敷のロープウェイを利用する。
下から歩くなら木曽側か、伊那谷側なら一本南の北御所(地元の学校登山で利用される)もしくは一本北の桂小場からが多い。
静かな山に浸りたい人には、権現づるねから登ることをオススメします。

その先でいったん急登になり、七合目を過ぎるとようやく樹林帯を脱する。
急に視界が開け、疲れも吹っ飛ぶ。南に伊那前岳から宝剣、中岳、木曽駒が望める。
中央アルプスの最高峰は木曽駒(2,956m)ですが、実はこの山は伊那谷からは見えない。一つ西側に聳えている伊那前岳が大きすぎて、完全にその背後に隠れてしまう(だから木曽駒ヶ岳というのだろうか???)。
ちなみに、全国的には木曽駒ヶ岳ですが、伊那谷では西駒ヶ岳と呼ぶ。頑なにそう呼ぶ。西駒と言われても、一寸どこのことだかわからない・・・。
同様に、甲斐駒ヶ岳は東駒ヶ岳。確かに伊那谷から見れば甲斐駒は東に、木曽駒はその真西に見えるのですが。

気持ちのいい稜線歩きとなって足も軽やか。
これだよ、これ。この感じ。めちゃくちゃ気持ちいい~。なんだかとても久しぶり。
主稜線に出るところにある西駒山荘は目下リニューアル中。
水は本日のテン場となる頂上山荘でもとれるが、たぶん天水だろうから、西駒山荘のちょっと下にある湧水を汲んでおくことにする(めちゃくちゃ冷たい!)。
それぞれ荷物が4kgずつ増える。

主稜線に出て、木曽駒に向って南下。
東の方角に南アルプス。鋸から聖の先まで全部見えている。一つ一つの山が大きい南アルプスも、さすがにこの高さからだと山脈に見える。
おっ!塩見の北に富士山も見えているではないか。
西には、雲の上に御獄が頭をのぞかせている。デカイぞ、御獄!ぜひとも自転車アプローチで登りたい山だ。

馬ノ背あたりまで来ると、パラパラ人と会うようになる。
ひと登りしたところで頂上山荘が見えてくる。さすがにけっこうテントが張ってある。
15:00、頂上山荘に到着。
テントの受付を済ませて驚いた。せいぜい一張り1,000円くらいだろうと思っていたら、一人900円!二人で1,800円!
「トイレの使用料も含まれてますから」ってそりゃそうだろ・・・。
まだ新しいのか、トイレはビックリするくらいキレイです。
とてもおおらかなところで、テン場代を払った証のテントにつける札などはありません。完全に利用者の自己申告。ヨーロッパのようだ。

場所を定めてテントを張る。
ここのテン場、他の山とちょっと毛色が違います。家族連れとか、単にキャンプ目的で来ている人が多い。
下界のキャンプ場か、ここは。そんな雰囲気がある。
なんてったってロープウェイでピューッと来られてしまう。考えようによっては涼しくていいキャンプ場だ。

テントを張ってから木曽駒の山頂を空身で往復してきた。山頂まで10分ほど。
山頂からの眺めはなかなか素晴らしい。
だいぶ曇ってきたものの、まだ南アルプスが全部見えている。
宝剣のあまりの小ささに笑ってしまう。千畳敷から見るともう少し切り立って見えるのだけれど(やはりあまりに小さいけれど・・・)、木曽駒から見るとまったく存在感がない。
テン場に張られているテントは、それでも30~40張りくらいか。このくらいならまだかわいいものだ。

テン場に戻って、あとはひたすらテントでまったり。
17:00を過ぎた頃から時どき雨が降るようになった。
暗くなってからは、幸いほとんど雨は降らなかったが、風はけっこう吹いた。一晩中吹き荒れた。
夜遅くまでうるさいテントが周りにいくつか。キャンプ目的で来ているからねぇ・・・。
天気が悪く外で飲み食いできないだろうから、それがせめてもの救いだった。

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権現づるね・・・静かな山歩きが楽しめる               ようやく樹林帯を脱する(標高2,600mくらいある)

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これだよ、これ この感じ めちゃくちゃ気持ちいい~       南アルプスが全部見えている(さすがに山脈に見える)

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その奥に富士山                            木曽駒からの眺め・・・正面に宝剣

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・・・あまりの小ささに笑ってしまう                  木曽駒山頂

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テントで寝るの、旅から帰って以来です・・・

【二日目(8/14 木)】
疲れすぎたのか、よく眠れなかった。
3:00に起きてコーヒーを飲み、ラーメンを食べる。
周りのテントに動き出す気配がまったくないのがさすが。
天気は悪い。ガスって何も見えない上、風も強い。
夜のあいだ雨がほとんど降らなかったのがせめてもの救い。

びしょ濡れのテントを撤収し、5:05に出発。
まずは中岳(2,925m)へひと登り。何も見えない。
ちょっと下ってそのまま南へ歩くと宝剣山荘。どのくらいの人が泊まっているのだろう?すぐ手前に並ぶ天狗荘ともども、ほとんど人気が感じられない。木曽駒周辺は山小屋がありすぎ???

小屋の脇をスルーして宝剣に取り付く。まだ雨は本格的に降っていない。
あくまで一般道ですからどこでも登れるわけですけど、濡れたり風があったりするとけっこういやらしい。というか、場所によってスパッと切れ落ちているから注意が必要。万一落ちたら確かに助からないかも。
重荷を背負っているときは風に煽られたり、荷物を岩角にちょっとぶつけたり引っ掛けたり、思わぬところで足もとをすくわれかねないので特に注意が必要。
こういう落ちるとダメージの大きいところは慎重に。コンディションの悪いときはザイルがあると安心ですね。
ちなみに、逐一鎖が設置されていますが(しかも真新しくしっかりメンテされている)、鎖というのは登りやすいところではなく、岩が安定していて設置しやすいところに設置されるものなので要注意です。
登りやすいラインと鎖の設置された場所は必ずしも一致していません。
濡れると鎖が滑るし、鎖の設置されたところは案外登りにくかったりするので気をつけましょう。ザイルを出さずとも鎖でセルフビレイをとるだけで、ずいぶん安全が確保されます。
・・・などと言いつつ何もしてないですけど。

5:40宝剣山頂。
もうしばらく危険箇所が続く。
6:10三ノ沢岳への分岐。ここまで来ればひとまず危険箇所は脱したことになる。
ちょうど?雨が激しくなってきた。木曽側は風もすごい。
早くも靴の中もパンツもびしょ濡れ。

岩っぽい主稜線をひたすら南下。
ちょっとでも木曽側に出ると暴風雨。
真っ白で、もちろん展望などまったくない。
晴れていれば爽快な眺めだろうに・・・こんな日に歩いてしまうのがもったいない。
こんな中、越百山まで行くのは無理だろうな・・・お互いまだ言葉にはしないが、うすうすそう感じ始める。
越百山まで行くのが無理というより、こんな風雨の中で幕営するのがいやだ。風は稜線を伊那谷側へ外れれば避けられるだろうけど。

7:10濁沢大峰。
こんなコンディションの稜線上ではのんびり休むこともできない。
どうにか岩陰で休もうと試みるが、風は多少防げても雨は避けようがなく不快なだけ。止まらず歩いているほうがまだマシ。
体もかなり疲れている。さて、どうしたものかな・・・。
こんな中でも逆方向から来た二人とすれ違った。
軽装だから小屋泊まりだろうけど(昨日は木曽殿山荘あたりかな?)、こんな風雨の中を歩くのは不快には違いない。

8:40檜尾岳(2,727m)。
休憩と同時に考えどころ。伊那谷側に10分ほど下れば避難小屋がある。そしてそのまま檜尾尾根を下れば駒ヶ根に下りられる。
ひとまず避難小屋に行って考えることにした。
無人の小屋で、空木平ほどではないがやはりキレイな避難小屋だ。トイレもある。水は、天水でよければその場でとれるし、小屋からちょっと下れば水場もある。泊まる場合は協力金1,000円也。

さて、これからどうしたものか・・・。
天気は明日からもしばらく悪い予報。
今日のうちに越百山まで行くことは可能だろう。が、明日もこんな天気と考えると、幕営するのが甚だ不快だし、何よりこの視界で翌日奥念丈岳まで藪こぎするのは無理だろう。
予定通り越百山まで行って一泊、翌日そのまま中小川沿いにシオジ平に下りるか。ただ、ここは渡渉ポイントが何箇所かあり、この雨だと増水していてたぶん渡渉できないだろう・・・。
外は相変らずの雨。小屋の中で寛いでいると、このまま泊まってしまおうかという誘惑に駆られる。
ただ、時間はまだ9:00だ。
空木岳まで行って、空木岳から下りることも可能。でも、結局その場合は檜尾尾根を下りた場合と変わらない場所に下りることになる。
ちょっと休んでこのまま今日のうちに檜尾尾根を下りよう。なんとなくそんな結論に達した。

しばらく小屋の中で休んでいると、一人の登山者がやって来た。
檜尾小屋に、しかもこんな天気の日にまさか人が来るとは思わなかったから、少々驚いた。
京都からの登山者で、朝一のロープウェイで千畳敷に上がってここまで来たらしい。そうだよな、まさかこんな日に檜尾尾根を登ってくる人はいないよな・・・。
おもしろい人だったので、小屋の中で暫し歓談。山の話であれこれ盛り上がった。

10:05に小屋をあとにして檜尾尾根を下る。
この尾根は急だった(特に上部)。おまけにグチャグチャだし、場所によってツルツルよく滑る。
次回続きを縦走するときはこの尾根を登ることになると思うのだけれど、この尾根は登りたくないなぁ・・・。
まったく予想だにしなかったのだが、途中で二組と出会った。一寸まさかと思ったけど、やはり登ってきたのではなく下っている人たちだった。

けっこうヘロヘロになって檜尾橋まで下ってきたのは13:10。
さらに駒ヶ根駅まで歩く覚悟だったのだけれど、バス停でバスの時間を確認すると、30分に一本の割合で頻発している。
さすが全国区の観光地である千畳敷!駅までバスで行くことに即決。
バスはロープウェイの駅であるしらび平と駒ヶ根駅の間を往復している。バス代はかなり割高(檜尾橋~駒ヶ根駅が660円)。
ちなみに、黒川平より上部は一般車通行禁止です。

飯田線で伊那田島駅まで移動。
駅から自宅までの最後の歩き(やはり一時間ほど)は拷問のようだった。

山から下りてから17日までずっと雨だった。山は雲に覆われたまま、まったく見えず。
14日に下りてきたのは正解だった。
秋になったら続きを歩くつもりです。

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翌朝                                    真っ白・・・

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宝剣の登り                       濡れるとちょっといやらしい

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宝剣山頂                                  もうしばらく岩場が続く

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濁沢大峰(すでに全身びしょ濡れ)                   檜尾山頂(すでに気分はエスケープ)

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檜尾避難小屋                               中はこんな感じ

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檜尾尾根は急だった・・・                       中アも南アも屋久島と比べてなんら遜色はない、と思う

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もちろん屋久杉ほどの巨木はないですが・・・            今日もいたヒキガエル(大物)

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中央アルプス縦走 南部編 1/4 檜尾尾根・・・突き上げる先が檜尾岳という渋い尾根

夏の縦走の続きをしてきました。
檜尾岳~越百山~安平路山~摺古木山の記録です。四回に分けて報告します。
ちなみに、夏の縦走の記録はこちらからどうぞ。↓
中央アルプス縦走 北部編)・・・権現づるね~木曽駒ヶ岳~宝剣岳~檜尾岳~檜尾尾根下山の記録です。

2014/10/17(金) 快晴
檜尾橋 8:35 ~ 赤沢ノ頭 10:55 ~ 檜尾避難小屋 13:45

6:30前に自宅を出る。
夏の時と違い、今回は伊那大島駅まで村営のバスを利用することができた。ありがたや。
伊那大島駅から飯田線で駒ヶ根まで移動し、駒ヶ根駅前でしらび平ロープウェイ駅行きのバスに飛び乗る。
今回登る檜尾尾根が駒ヶ根駅から目の前に見える。やはり急な尾根だ・・・。

駒ヶ根駅からバスに乗った人は数人だった。
が、菅ノ台バスセンターに着いてビックリ。いるわいるわ・・・バスが一瞬にして満席となった。補助席まで全部使っているから本当に満員。
平日だからと考えていたのは完全に甘かった。
その先の黒川平にも何人かバスを待っている人がいたのだが、満員のため乗れず。その場で運ちゃんが無線で臨時便を要請していた。
恐るべし、紅葉の時季の千畳敷。一年のうちで一番混むのがこの時季かもしれん・・・。

困ったのは降りるとき。
まさかこんなに乗り込んでくるとは思っていなかったから、真ん中くらいに適当に座っていた。
自分ら以外は全員、終点のしらび平行き。
目的の檜尾橋に着いたところで、前の補助席に座っていた人にいったんバスの外に出てもらい、ようやく降りることができた。
ふ~ようやくスタート地点。なんというか公共機関を使うと、毎回ここまでがけっこう疲れたりする。

バス停から登山口までは歩いてすぐ。
登山口の出だしからいきなり急登である。
が、尾根の下部は九十九折りの道になるから、実際に歩くところはすぐに急ではなくなる。
誰もいない静かな尾根で、バスにあれだけの人が乗っていたのが、千畳敷のロープウェイは鬼混みであろうことが、まったく信じられない。
夏の時とは違って、足下もグチャグチャでないから快適だ。
でもまぁこんなところを登る人はかなり稀。急だし、突き上げる先は檜尾岳だし、あまりに渋すぎる・・・自分らだって夏にここから下りていなければ、決して登ることなどなかった尾根だと思う。

さて、えてして自分は入山初日は調子が悪いんです。
今回も例外ではなく、というより今回はいつも以上に調子が悪かった。
森林限界に出る頃には、なんと高山病の症状まで出始めた。なんでこんな標高で?と自分でビックリしたくらい。
頭痛がしたり、視界が狭くなったり、そんなところまではいかないのだけれど、妙に息が切れるし疲れる。あくびがこんなに出るのも普通じゃない。
「足の置き方がおかしいね」とマユミにも言われる始末・・・。

「高山病」というのはよくわからない。
なりやすい人となりにくい人がいる。
基本的には体質によるのだけれど、運動能力の優れた人がなりにくいのかというとそういうことではなく、むしろトップアスリートのような人が簡単になってしまったりする。
人によっては標高が3,000mにもなれば、明確に症状が現れると思う。
また、同じ人でもその日の体調その他によって変わってくる。
これまでの経験から、自分は比較的高山病にはなりにくいほうだと認識しているのだけれど、この日はいとも簡単に症状が出た。

今回の原因の一端は、たぶんザックの重量。
いや、決して重くはないんですよ。無雪期のたった四、五日の縦走なんだからそんなに重くなりようがない。
今回は出発前に珍しく量ってみたのだけれど、17kg。下から担ぎ上げる水4Lを含めてだから、水を除けば13kg。
まったくたいした重さでない。
が、ポイントは、こんな重量を長時間担ぐのは久しぶりだったということ。
妙に重く、いきなり妙に肩が痛い。まったく情けない限りだけれど。

山ってのは、やはり荷物を背負って歩けてなんぼ。空身でいくら歩けたって意味がない。
核となるのは体力だ。
ルートの難易度が上がったり条件が厳しくなったりすれば、登攀能力やルーファイの能力、生活技術などなど、様々な能力が必要になってくるわけなのだけれど、どんな場合にもまず必要なのは体力。
これはたぶん山に限った話じゃないと思うけど、体力さえあればその他のことはかなりカバーできてしまうもの。
登攀力がなくたって体力さえあればなんとかなってしまう。もちろん限界はあるし、高難度になるほど当てはまらなくなるけど、多くの場合は体力で突破できる、というのが経験から得た教訓です。
山の実力をつけるには、荷物を背負って山に行くしかない。今も変わらぬ持論です。

尾根の上部へ行くと、夏の時にはなかった真新しいアルミの梯子や、丸太で組んだ梯子が多数あった。
夏に下ったときはギャップが大きくてけっこう膝にきたのだけれど、そんなわけで今回の登りは楽チンだった。
とはいえやはり、「こんなもの要らないのではなかろうか」と思わずにおれない。

日陰にはところどころ雪がある。たぶん二日前に降った雪だ。
二日前、伊那谷では冷たい雨だった。御嶽山も初冠雪となり、今年の救助活動は終了とニュースで告げていた。そのときの雪。
今回は南のほうが降ったらしく、南アルプスは昨日晴れたら真っ白だった。中央アルプスは雪が降ったようには見えなかったから、昨日真っ白な塩見や間ノ岳を見てビックリした。

さて、この時季に気にしなければいけないのは水ですね。まだ雪もないし、細い沢は秋口には枯れてしまうことが多い。
檜尾尾根は避難小屋のすぐ下で水がとれるはずなのだが、とても細い沢なのでこの時季にとれるのかどうか不明。今回は安全策をとって下から担ぎ上げた。
結果的には、細いながらも水をとることは可能でした。人から聞いたところによると、ここは一年中枯れることはないらしく、凍りでもしない限り水がとれるようです。
でもまぁ何があっても不思議はないので、下から担ぎ上げるのが無難でしょう。
ちなみに、登山口から登りはじめてすぐに細い沢を何度か渡るので、そこで水をとることは可能です。

念のため水を補充し、13:45に檜尾避難小屋に到着。
誰もおらず、このまま貸し切りかと思っていたら、15:00頃になって女性の単独者がやって来た。檜尾尾根ではなくロープウェイで上がってこられた方で、この日の小屋は結局、その方を含めた三名のみ。広い小屋なので実に快適。
小屋の使用料(協力金)が一人千円なんですけど、それだけの価値はあるクオリティ。
通常、避難小屋ってのは隙間風がピューピュー寒かったりするんですけど、ここは完璧な気密性。檜尾岳山頂手前のピークの上に建っているから風通し抜群なのだけれど、外でいくら風の音がしても中は無風。
夏にのぞいた時は割れていた、入口の外扉のガラスもしっかり修復されてました。さすが!
小屋の中にはかなりの数の銀マットやシュラフも常備されています。

ちなみにこの檜尾避難小屋、一部の人の間で人気らしい。
ネットを見ると、わざわざこの小屋に泊まらんがために訪れている人もいるほど。空木の池山尾根から登り、檜尾尾根を下る人が多いようです。
そんな人気の小屋ですから、小屋のクオリティ以外に眺めが抜群!南アルプス側が見渡せます。
南アルプスは鋸から聖の先まで全部見えている。塩見の左には富士山。蓼科山から南八ツまで八ヶ岳連峰もくっきり。
さらに夜になると、駒ヶ根や伊那の夜景がきれいに見えます。

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快晴の檜尾尾根下部                        尾根から見る千畳敷・・・宝剣もここから見ると多少見映えがする

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檜尾尾根を見下ろす・・・急な尾根です                檜尾避難小屋が見えてきた

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小屋近くの水場・・・非常に細いが一年中枯れることはないらしい      本日のゴール=檜尾避難小屋

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小屋の中はこんな感じ・・・気密性抜群!               夕暮れ時・・・富士山と塩見岳

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そして左から・・・鋸、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳

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中央アルプス縦走 南部編 2/4 檜尾岳 ~ 空木岳 ~ 越百山・・・天気がよければ最高の稜線歩きが楽しめる

2014/10/18(土) 快晴
檜尾小屋 5:45 ~ 熊沢岳(2,778m) 7:05 ~ 東川岳(2,671m) 8:10 ~ 空木岳(2,864m) 9:50 ~ 赤椰岳(2,798m) 10:55 ~ 南駒ヶ岳(2,841m) 11:35 ~ 仙涯嶺(2,734m) 13:00 ~ 越百山(2,613m) 14:05 ~ 越百小屋跡 14:40

快晴!最悪今日だけ晴れてくれればいいやという日に快晴!
今回はうまくいった。眺めの上では今日が山行のハイライトである。

明るくなった5:45に小屋をあとにする。低く谷間を埋めた雲が大河のように見える。
小屋からひと登りで檜尾岳。夏にここまで来ているから、ここからがいよいよ夏の続き。
主稜線上に出ると木曽側も見晴らせる。御嶽が朝日に染まる。
日の出はちょうど6:00頃。

檜尾から空木まではけっこう遠い。
熊沢岳、東川岳とピークを二つ越え、木曽殿越までいったん下ってから大きく登り返す形になる。
稜線上を南へ行くと、御嶽の北に乗鞍が見えてくる。自分の中ではヌボーッとしたイメージの乗鞍だけれど、ここから見ると堂々とした山容をしている。

道がだんだん岩っぽくなってくる。
木曽殿越へ下りながら見る東川岳の東面など岩壁といっていい様相で、こんなところがあるとは知らなかったから、ちょっとビックリしてしまった。
岩が安定していれば好んで登られていそうなところだけれど(花崗岩であるし)、残念ながら中央アルプスは地質が古く崩落が激しい。登攀の対象としては明らかに不適当である。
ちなみに、木曽殿越の「木曽殿」というのは木曽義仲のことです。義仲が実際にここを越えた(何のために?)のかどうかは知らないけれど。

空木も木曽側はずいぶん岩っぽい。
大きな花崗岩がポコポコと林立している様は、どこか屋久島の宮之浦岳周辺と似ている。

檜尾からここまで、人にはまったく会わなかったのだけれど、空木の山頂には何人かの人がいた。さらに、池山尾根から次々と人が上がってくる。
雪の残る七月頭に登ったときは、こんなところを登る人などほとんどいないのかと思ったけれど、実はけっこう人気のコースであるらしい。

山頂で休憩していると、池山尾根から上がってくる人の中に大荷物を背負った半袖短パンの白人がいた。
さすがだ。
朝はかなり冷え込んだけれど、日が昇るとグングン気温が上がり、確かに今は寒くはない。が、半袖はともかく短パンになろうかって程じゃない。というより、この時季の山に短パンという発想は日本人にはない。
白人というのは信じられないくらい寒さに強いのだ(逆に暑さには気の毒なほど弱いのだけれど)。
世界のあちこちを旅していて驚かされたし、日本でも昔、12月の八ヶ岳に行ったとき、行者小屋でTシャツ一枚のやつを見かけたときは目が点になった。

彼はアメリカ人のマット。滋賀県に住んで一年ほどになるらしい。
日本語があまりにペラペラでビックリした。これだけ話せりゃ日本中どこへ行っても楽しいだろうな。
マットは山が大好きであるらしい。日本の山をあちこち登っていたので、山の話で思わず盛り上がった。
「北岳はどれになりますか?あれですか?」と聞かれたので、「一番端のやつは甲斐駒で、隣が仙丈、その隣にあるのが北岳だよ」と教えてやると、「あぁあれが・・・」とマットは笑顔を浮かべた。
ついでに、「あそこにあるのが八ヶ岳」と教えてやると、「先月全部歩きました」という具合。槍にも剱にも登っていたし、御嶽にも噴火のひと月ほど前に登ったらしい。
へたな日本人の山好きより登っている・・・。

これから木曽駒へ向かうというマットを見送り、自分らは南へ。
時間的なこともあるのか、空木より先ではパラパラと人と行き会うようになった。

赤椰岳を越えると摺鉢窪カールが見え、そこに避難小屋が建っている。
すごいところに建っている・・・。
確かに、一見快適そうなカールの平らなところに建ってはいるのだけれど、そのすぐ先はまさに崩落の最前線。あと十年もしたら小屋ごとなくなっているのではなかろうか・・・というふうに見える。
この摺鉢窪カールは規模が大きく、伊那谷から見ると顕著である。うちからもよく見える。

仙涯嶺の付近は一段と崩落が激しい。
一段と岩っぽくもあり、一見「ここはどこ?」という岩場が出現する。
見事な花崗岩、見事なクラック。もう少し里から近ければ、小川山のようなクライミングエリアとなっていてもおかしくはない(岩が少々脆いのだろうけど・・・)。

仙涯嶺から先は状況が一変する。
それまでの岩っぽさが消え、越百山から先へ緑の緩やかな尾根が続いている。
ま、遠目にそう見えるのが実際は藪尾根なのだけれど、一見したところでは厳しさから解放されたように見えてしまう。

13:00、越百山に到着。ここからシオジ平へ下山すればうちまですぐである。
そのシオジ平へと下りる中小川沿いの道は、表向きは現在通行止め。いつからそうなのか?土砂崩れのためゲートのところまで車が入れなくなっているだけで、たぶん登山道自体は問題ないと思うけど。

今宵のテン場は、主稜線のコルから中小川沿いの道を15分ほど下ったところにある。
旧越百小屋の跡地で、すぐ近くで水もとれる。
問題は場所が狭いこと。快適に張れるのは一張り限定、ちょっと斜めになるけどがんばってあと一張りか二張りといったところ。先客がいたらちょっとキツイ。
もし先客がいたら、水だけ汲んで稜線まで登り返そう。そういう腹積もりでドキドキしながら下る。
越百から南越百にかけて、水はとれないけど幕営適地はけっこうあるから、先客がいた場合はそうしたほうが快適だ。

一応道はあるけど、けっこうな笹薮。
前に登ったときは6月だったから、藪はすべて雪に埋まっていて、このあたりはずっと雪渓を詰め上がった記憶がある。

果たして先客はいなかった。冷静に考えりゃそりゃまぁそうなんだろうけど、一瞬小躍りしそうになった。
すぐに沢に水をとりに行って、快適に幕営。

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夜明けの南アルプスの山影・・・どれがどれかわかるかな?    檜尾小屋を振り返る・・・塩見の左に富士山が見える

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低く谷間を埋めた雲が大河のように見える             檜尾岳山頂・・・いよいよここから夏の続き

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御嶽が赤く染まる                             そして日が昇る・・・日の出はちょうど6:00頃

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空木へ向かう稜線上                           ちょっと南へ行くと乗鞍が見えてくる

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檜尾尾根を振り返る・・・宙に浮いているのは八ヶ岳        木曽殿越から空木への登り返し

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木曽殿越(コルに山荘が見える)と歩いてきた稜線を振り返る・・・後ろは御嶽と乗鞍

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抜けるような青空!                  山好きのアメリカ人マットと@空木岳山頂

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南駒ヶ岳へと続く稜線

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南駒山頂から空木を振り返る・・・奥に見えるのは木曽駒、宝剣

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摺鉢窪カール・・・一見快適そうなところに小屋が建っているように見えるが、実はすごいところに建っている

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小屋のすぐ先は崩落の最前線・・・                   いったん下って仙涯嶺へ登り返す

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「ここはどこ?」という岩場が出現する                スケールはそれほどないけど・・・

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里から近ければゲレンデとなっていたに違いない        仙涯嶺から先は状況が一変し、緑の緩やかな尾根が続く

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越百山への登り                             越百山頂・・・左が伊那谷になる

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稜線から伊那谷側へ下り、越百小屋跡に快適に幕営

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中央アルプス縦走 南部編 3/4 越百山 ~ 安平路山・・・これぞ日本の山登り!

2014/10/19(日) 快晴のち曇り
越百小屋跡 5:45 ~ 南越百山(2,569m) 6:30 ~ 越百川源頭崩壊地 7:50 ~ 奥念丈岳(2,303m) 8:35 ~ 袴腰山(2,239m) 10:10 ~ 松川乗越 10:40 ~ 浦川山(2,259m) 11:50 ~ 安平路山(2,363m) 13:25 ~ 安平路避難小屋 14:10

昨夜は冷え込んだ。
風がなかったのはありがたかったけど、気温は低く、5:00の気温が-6℃。
湿気があってテントは真っ白。この不快さは久しぶり。

3:30に起き、いつもの手順でコーヒーを飲み、ラーメンを食べる。
明るくなった5:45に出発。まずは稜線までの登り返しのアルバイト。
途中で日が昇った。今日は昨日以上の快晴だ。

中小川沿いの道の分岐のところまで登り返し、そこから直接稜線上へ上がったが、ここは下に巻き道があるようで、そちらを辿るのが正解。
稜線上に出るとハイマツ帯で、突破するのに要らぬ苦労をした。
途中で諦めてハイマツ帯から脱出。巻き道へ下り、笹薮の中の踏み跡を辿って南越百まで。

道があるのは南越百まで。
その先は地図とコンパス頼りのヤブこぎとなる。
無雪期の中央アルプス縦走において、核心部となるのはまさしくここ。今回の自分らもまさにここを歩くために来た。
北アルプスや南アルプスを含め、主脈上で登山道が途切れているのは極めて珍しい。

南越百からの見晴らしはよい。快晴の今日は安平路山までスッキリ見晴らせる。
これから辿るべき尾根を地図と照らし合わせる。
それほど複雑な尾根ではないから、視界さえあれば特に問題はない。
が、ガスって視界のないときは、ここから先へ突っ込むのは考えたほうがよい。広い尾根だから、少なくとも自分は地図とコンパスだけで辿れる自信がない。

藪について最初に結論を言っておくと、(もしヤブこぎにグレードというものがあるならば)ヤブこぎのグレード自体は決して高くはない。
ほぼ自然にかえっているとはいえ、一昔前には道のあったところだし、藪自体がハイマツやシャクナゲなんかの潅木の藪ではなく、単なる笹薮であるからだ。
ヤブこぎをしていて、潅木の藪のようなまったく進めないという絶望感がない。それほど急な登り下りもないから、けっこう快適に笹薮を泳ぐことが可能だ。
たぶん、上越国境あたりのマイナーな沢の、猛烈な藪の詰めを経験したことのある人なら余裕です。

ただし、長い。けっこうな距離があるから、時間的な余裕を十分見ておく必要がある。
時間切れの場合は笹薮でビバークせねばならない。
平坦地は多くあるが、例外なく笹薮で、唯一、奥念丈岳の北にあるコルの崩壊地だけは快適にビバークできるかもしれない。

越百山~安平路山の間は基本的にエスケープルートがない。一度突っ込んだら、行くか戻るかの二者択一となる。
唯一、奥念丈岳から烏帽子岳のほうへエスケープできるのだが、ここも奥念丈~念丈の間はヤブこぎになる。
奥念丈からの出だしは道が明瞭であったが、先の状況は不明。いったん下ってからけっこうな登り返しとなる。

水は途中で一切補給不可。十分な量を持って入らないとマズイ。
ちなみに、この日は日差しが強烈で、(自分は水をたくさん飲むほうだと思いますが)安平路山までにほぼ2Lの水を飲みきってしまった。
夏に歩くのはかなり大変だと思う(そんな変人いないか・・・)。夏だとたぶん虫もウザイだろうし。

尾根上はずっと、基本的にシラビソの疎林で、場所によって背の低いハイマツやシャクナゲが少々生えている。
で、それらの木の間を笹が埋め尽くしているといった感じ。
笹の背丈は、多くの場合腰~胸くらいで、場所によって自分の背丈以上ある。
笹薮の中にけっこう倒木があるのが厄介です。藪で見えないから、気をつけないと脛のあたりを強打したり(死ぬほど痛い)、乗ってツルッと滑ったり、思わぬところで怪我をしかねない。

踏み跡は場所によってかなり明瞭。
なるべく踏み跡を辿ったほうが楽で早いのだけれど、無理に追う必要はない。へたに探したりするのは時間の無駄です。別に踏み跡を外してもたいした問題ではない。
自分でルーファイして進んでみて、もし合っていれば踏み跡や目印のテープが見つかる、といった程度でいいと思う。
それより重要なのは、尾根を外さないこと。これが唯一のコツと言えばコツ。尾根を忠実に辿る。
木が生えていて尾根通しに進めず、巻かねばならない場合も多々ありますが、巻いたら可及的速やかに尾根上に戻る。これが重要。

そうそう。今回持っていってよかったと思えたものがあったので記しておきます。
まず軍手。通常のグローブと別にヤブこぎ専用に持っていきました。
手を切る可能性があるので、なるべく素手はやめたほうがいいです。軍手なら引っ掛かろうが擦り切れようが気にならないので重宝します。
それからスパッツ。通常、無雪期の山にスパッツなど持っていかないんですけど、今回は重宝しました。
靴に藪のかすが入らないし、靴紐が藪に引っ掛かることもない。
自分らは持っていきませんでしたが、人によっては眼鏡の類があるといいかもしれません。時どき倒れた笹がこちらを向いていて、刺さりそうになりますから。
まさに笹薮を泳いでいる感覚になるので、水中眼鏡が一番いいかも(笑)。冗談ではなく半ば本気です。

地図とコンパスをまめに確認しながら笹薮を前進する。
奥念丈岳、袴腰山、松川乗越、浦川山、小茂吉沢ノ頭・・・と一つ一つ目標をクリアしていく。
広い尾根ですから、特にコンパスはまめに確認したほうがいいです。人間の感覚なんてまったくあてになりませんから。
特に注意すべきは下り。うまくコルに下りないと、登り返しに要らぬ苦労をさせられる破目になる。いや、苦労するだけで済めばまだいいけど、場合によって登り返すことができないなんてことにもなりかねない。
これはツアースキーなんかにも言えることですね。滑り降りるのはあっという間だけれど、登り返すのは死ぬほど辛い。まさに急がば回れ。
なんとなくで進んでしまうと、コルを外して木曽側に下りそうになっていたり、伊那谷側に下りそうになっていたりするので要注意です。

「常に地図で現在地を確認しろ」とは山岳会で口をすっぱくして教えられました。
曰く、「迷ってから地図を見ても遅い」
迷っているということは、つまりは現在地がわからないということだから、そんな状態で地図を見ても何もわからないわけです。
「迷ってから地図を見ても遅い」・・・まさにその通りです。

安平路山は(二百名山でもあるし)登りに来る人がそれなりにいると思うのだけれど、北側にはやはり明瞭な道はない。
最後の最後、山頂までヤブこぎが続きます。
ヤブこぎをしていたら突如山頂が現れた、という感じで、登頂の喜びも核心部を越えた達成感も特になく、あっけない幕切れとなった。
山頂は藪の中で展望はまったくなし。遠くから眺めて特に見映えのする山でもないし、なんでこれが二百名山になっているんだか、まったく不思議だ。

安平路山の南には明瞭な登山道がある。
時間的にはこのまま摺古木山の下まで下りてしまうことも可能だったが、せっかくなので安平路避難小屋に泊まることにした。
小屋は、安平路山を下りて白ビソ山との間のコルにある。水はちょっと手前で沢に下りてとることが可能。
ここはいわゆる避難小屋で、ただで泊まることのできるありがたいところです。

16:00を過ぎると、木曽側はすっかりガスってしまった・・・。

こういう達成感のある山行は実に久しぶりだった。
ヤブこぎなんて、わざわざ望んで苦労をしに行くようなものなんだけど、実にやりがいがあっておもしろい。
地図とコンパスを頼りに自然のままの山を歩くというのは実に痛快。
雪山というのは基本的にこれで、無雪期でも沢登りなんかは同じ感覚が得られるのだけれど、稜線歩きでこれを得ようと思ったらヤブこぎしかない。
登山道のあるところしか歩いたことがない人が一度経験したら、目から鱗だと思いますよ(もしくはトラウマとなってしまうかのどちらかだろうか・・・)。
いずれにしてもいきなり背伸びをすると遭難してしまうので、易しいところから徐々にステップアップしたほうがいいです。

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まずは稜線までの登り返しのアルバイト               途中で日が昇った

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昨日以上の快晴!                            越百の先の稜線上に出る(ここは下を巻くのが正解)

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南越百の山頂にて、これから辿る尾根をじっくり観察する

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いざ!                                    ヤブこぎの世界へ・・・

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南越百山から下ったところ                        ハイマツに乗って先の状況を見通す

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ルートに目星をつけたら突入!                    越百川源頭の崩壊地へ下る

IMGP8653_サイズ変更 IMGP8656_サイズ変更
今日もいい天気だ(日差しが強烈)                  崩壊地のコルはルート上で唯一快適に幕営できるポイント

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見事に崩壊している・・・                         奥念丈岳山頂・・・念丈への道(の出だし)は明瞭だった

IMGP8660_サイズ変更 IMGP8664_サイズ変更
基本は尾根を外さないこと                    ひたすら笹薮が続く・・・笹薮なんでそれほど大変なわけじゃない

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浦川山の登りを遠望する 遠目には快適そうに見えるけど・・・

IMGP8671_サイズ変更      P1200525_サイズ変更
実際の登りはこんな感じ                     こちらは登りの前に松川乗越にて休憩中の図

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登り返し終了!(このあたりは比較的踏み跡が明瞭)    文字は消えてしまっているが、たぶん浦川山の山頂

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越百川源頭の崩壊地を振り返る・・・かなり規模が大きい

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前方、いよいよ安平路山                         最後の最後までヤブこぎ

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ヤブこぎをしていると突如山頂が現れる               快適な安平路避難小屋・・・戸を開けると土間があります

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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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