自転車アプローチ登山5 陣馬形山(1,445m)

日付: 2014/5/31 土

村の北部、駒ヶ根との境に陣馬形山という山がある。山頂まで樹林に覆われたなだらかな山で、冬でも白くなることは滅多にない。
伊那谷のほぼ真ん中に位置し、山頂からの眺めは伊那谷随一と言われている(実際ちょっとビックリするような景色が見られる)。
山頂まで舗装路が整備されていて、西の伊那谷側からも東の折草峠側からも車やオートバイでも山頂まで行くことができる。
もちろん登山道もある。が、伊那谷側から登ると、途中で道路を横切ったりするのであまり楽しくはない。

うちにゲストが来たときも、よく山頂まで連れて行く。
そんなわけで、これまで伊那谷側からは車、自転車、歩きと様々な手段で登ったことのある山だ。
先日何気なく地図を見ていて、四徳(折草峠の南)からも登山道が整備されていることに気付いた。
東側(南アルプス側)から登ったことがなかったので、じゃあ行ってみるか・・・ということで行ってきました。

小渋湖に出るのに、いつものようにいったん渡場まで下るのではなく、自宅のすぐ脇の坂道を柳沢まで上ってみた。
柳沢は、うちより一段上ったところにある集落。ちょっと上っただけなのに、まったくの別世界に思える。
やはり開けていて明るく、中央アルプがきれいに見えるのだけれど、下部の伊那谷のほうは見えないから、世の中の喧騒からより遠ざかっている感じ。
世の喧騒とはまったく無縁の場所です(うちのあたりでも十分そうですけど・・・)。実にのどか。なんかこんなところにいたら引き篭もってしまいそうだ(この場合引き篭もりという表現が正しいのかどうかわかりませんが・・・)。

柳沢からいったん下って上り返し。
距離はこちらのほうが短そうだが、わざわざ苦労をしに行くようなアップダウンのキツイ道だった。

フロント用のパニールも修理したので、今日は試しにこれを後ろにつけて走っている。
位置が前過ぎて踵に当たる・・・家を出てすぐに気付いたのだけれど、面倒なので後ほど帰宅してから調整することにした。

四徳の登山口まで15kmほど。なんだかんだで二時間近くかかる。
少々奥の木に自転車を縛り付けて歩き始める。ザックに入っているのは水とおにぎり、念のための長袖シャツのみ。
特に面白味のあるルートではないけれど、伊那谷側から登るよりはいいかな・・・。
途中から見晴らしがよくなって南アルプス(荒川、赤石のあたり)がよく見えるし、車道を歩いたり横切ったりすることもない。
さらに登ると塩見や仙丈も見えてくる。
北部と南部で雪の量がぜんぜん違う。北部の仙丈や塩見はもう雪がほとんどないが、荒川、赤石、聖といった南部の山はまだ真っ白である。

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(左)お気に入りの四徳川沿いの道  (右)木に自転車を縛り付けて歩き始める

陣馬形山の山頂は明るく開けていて、無料のキャンプ場となっている。もともとは有料でしたが、何年か前から無料になりました!
で、その山頂に出てみて驚いた。
ここまで自転車に乗っているときも歩いているときもまったくと言っていいほど人を見かけなかったのだけれど、山頂にはけっこうな人がいた。車とオートバイがいっぱい。
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いつ来ても休みの日には何組か来ている陣馬形山だけれど、今日はすごかった・・・テントが二十張りくらい張ってある。
まぁ確かに、ここでキャンプしたら気持ちいいだろうな。
自分はキャンプしたことないのですが、ロケーションは最高です。これが無料というのだから太っ腹な気がする。
ちなみに、キャンプ場っぽく一応水道もありますが、天水のはずだからあまり期待しないほうがいいです。

今日はあいにく霞んでますが、山頂からの眺めは初めて見たらちょっとビックリするんじゃないかと思います。
特に伊那谷の眺めがすごい。中央アルプスをバックにスッキリ見渡せます(中央アルプは全山見渡せます)。
反対側の南アルプスも、鋸、甲斐駒(は陰になっていて見えなかったかな?)、仙丈から聖の先まで見渡すことができます。
一度見てみて損はないのではないかと太鼓判を押しておきます!特にスッキリ晴れた日はすごいです。

四徳から登り1時間15分、下り1時間弱といったところです。
来た道を引き返し、県道・西伊那線が一部不通のためいったん桑原へ上り返し、渡場のほうへ下って帰ってきました。

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陣馬形山からの眺め  (左)伊那谷側  (右)南アルプス側・・・正面が赤石、右奥に聖

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(左)仙丈  (右)塩見  南アルプス北部はもう雪がほとんどない

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旧道を歩く・・・権兵衛峠

こんにちは。
(日本は残念ですが)盛り上がってますね、ワールドカップ!
毎日寝不足の人も多いのではないでしょうか。
今大会は熱戦が多いように思いますね。あっ、アジアの代表国の試合を除きます(涙)。
やはりアジアの出場枠は見直すべきなんでしょうね、単純にサッカーを見て楽しむという意味では。
個人的には今のところのベストゲームはドイツvsガーナでした。
まさに死闘・・・あれだけの肉弾戦でありながらクリーンだったところが◎。
ここのグループは3チームくらい決勝トーナメントにいかせてあげたい・・・。

さて、それとはまったく関係ない記事ですけど・・・

日付: 2014/6/12 木
コース: 与地 ~ 権兵衛峠 ~ 南沢山 ~ 権兵衛峠 ~ 与地

久しぶりに歩きに行こうという話になった。
とりあえず近場で日帰りできるところ、ということでマユミが持ってきた案が・・・権兵衛峠。
渋すぎる・・・。

伊那谷と木曽谷は中央アルプスで隔てられている。
その中央アルプスには北から牛首峠、権兵衛峠、大平峠、清内路峠、神坂峠と五つの峠があり、古くから往来の要所となっている。
今ではどの峠も車で通行可能で、特に権兵衛峠の北に権兵衛トンネルが開通してからは(平成十八年に開通)、伊那谷と木曽谷の行き来がえらく楽になった。
そんなわけで現在ではすっかり通る人もいなくなった権兵衛峠ですが、(車道と別に)旧道が残っていて歩くことができます。
山歩きと考えると非常に渋いところですが、前からちょっと興味のあるところでもあり、話に乗って行ってみることにした。

十分自転車でアプローチできる場所なのだけれど、今回はトンネルの手前まで車でアプローチ。自宅から一時間ほど。
通行禁止の標識の手前に駐車して8:30に歩き始めた。サルがたくさんいて、こちらを警戒している。

道は沢沿いにつけられている。ずっと樹林の中で、どこか山頂に突き上げるわけでもない。
いくら昨今の山ブームとはいえ、こんなところを歩く人はほとんどいないと見え、途中の道は自然にかえりかけていた。
歩き出しと峠の手前、それぞれ1kmほどの区間は草が刈られキレイに整備されているが、その間は草が元気よく茂っている。
山仕事の作業道も錯綜していて何箇所か迷うところもある。一箇所など完全に道を外し、沢から外れたことに気付いて途中で引き返してきた。

途中、道の真ん中にヘビが丸まっていた。見るとジムグリだ(こいつはおとなしいヘビです)。
理由はわからないが、どうも動けないようだった。木の枝で触れてみてもほとんど無反応。帰りにまだいたので、道の脇に避けといてやった。

今日は朝から少々目の回る感じがあってどうにも体が重い・・・。
10:45に権兵衛峠着。歩いている間も峠に出ても展望はなし。
峠は分水嶺となっていて、石碑によると登ってきた伊那谷のほうへ流れ落ちるのが天竜川水系の北沢川、反対の木曽側へ流れ落ちるのが信濃川水系の奈良井川。
ちなみに、分水嶺である峠の水場は涸れてました・・・。

峠からさらにトレールを南下して南沢山まで行ってみる。
展望はほとんどないが巨木の茂る気持ちのいいところで、ブナやミズナラの巨木が茂っている。
途中にはジャンボカラマツと呼ばれているらしい樹齢250年と推定されるカラマツの巨木もあります。

11:50に南沢山の頂上と思しきところに着いた。権兵衛峠から一時間弱。
ここも森の中で展望はまったくない。
なだらかな尾根をこのままずーっと南に行けば木曽駒に登れるはずですが、南沢山から先はトレールがありません。それほど激しい藪ではないけれど、歩くとなるとけっこう大変そう。
少々藪こぎをして馬返しまで行けば登山道と合流するはず・・・です。

南沢山から来た道を引き返し、13:45に下りてきた。
権兵衛峠までは登り二時間、下り一時間といったところです。

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自然にかえりつつある                      分水嶺でもある権兵衛峠

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ジャンボカラマツ                  半地中生活者のジムグリ(かわいい顔してます)

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自転車アプローチ登山6 烏帽子岳(2,195m)

日付: 2014/6/30 月
ルート: 鳩打峠 ~ 小八郎岳 ~ 山頂ピストン

烏帽子岳とか烏帽子山というのはおそらく日本国中にいくつもある。
形が烏帽子に似ていれば、その山は烏帽子岳とか烏帽子山、もしくは烏帽子岩などと呼ばれることになる。

今回登った烏帽子岳はうちの近所の烏帽子岳。おそらくうちから一番近い2,000m峰で、玄関から真正面に見える。
中央アルプスの主脈のちょっと手前(東側)にあり、そのまま尾根を詰めて行けば、念丈岳を経由して奥念丈岳で主脈に至る。
実はエアリアマップをはじめ地図では烏帽子ヶ岳となっているのであるが、地元の呼称は烏帽子岳。現地の標示はすべて烏帽子岳となっている。

今回は久しぶりに自分の限界近くまでプッシュしてみることにした。旅から帰って以来そんな機会がなかったから、実に久しぶり。
時どきこうやって自分を追い込んでみるのはいいと思いますね、自分の限界を知るという意味でも。
時どき追い込んでみたくなります。どちらかというとMなんでしょうね(笑)。
山とか自転車とかマラソンとか、そんなことをやっている人は多少なりとその気があるのだと思いますね。

アプローチは、途中までは先日の片桐ダムと同じ。
途中から枝道に入り、ひたすら上る、上る。けっこう勾配がキツイ・・・場所によって20%くらいありそう。後先考えずひたすらプッシュ!
ちなみに、今朝のコスタリカvsギリシアがPKにまでもつれ込んだため出発が遅れました・・・。
おにぎりを作って家を出たのは8:35頃。

9:55に鳩打峠(1,118m)到着。
アプローチは1時間20分。うちから12km。
実は五年ほど前にもここから烏帽子岳に登ったことがある。が、まったく覚えていない・・・登山口だけでなく途中の道も山頂の様子も、見事なほど何の印象もない。

登山口の駐車場は広く、地元ナンバーの車が二台ほどとまっていた。
駐車場に自転車を縛りつけ、靴を替えてすぐに出発(10:10)。
山頂まではおそらく三時間ほど。1ピッチで行こう。水以外は口にするまい。

歩き始め、自分でもビックリするくらい足が出ない。
これだな、これ。この感覚。
自転車で上りをこなしてからすぐ歩き始めると、本当に驚くくらい足が前に出ない。自転車で使う筋肉と歩きで使う筋肉は違うんですよね。

登山道はとてもよく整備されていて歩きやすい。
途中で道が二俣に分かれる(後で合流する)。登りは小八郎岳の西側をトラバース。
天気はかなり怪しい。ひょっとすると帰りは降られるか、という感じ。

水だけで八合目ほどまで来ただろうか。
どうにもここで電池切れ。時間ばかりかかってしまいそうなので、(ということにして)おにぎりをほおばってしまった。
何だろう、この敗北感は・・・。

烏帽子岳という名の通り、山頂部は烏帽子のような形をしている。そして岩っぽい。
その岩っぽいところまで来ておぼろに思い出した。そう言えばこんな感じだったかも・・・。
12:30に登頂、烏帽子岳(2,195m)。登り2時間20分。

山頂のちょっと手前に烏帽子岩という岩がある。
山頂からも伊那谷がよく見えるのですが、烏帽子岩の上からの眺めは絶品です。
こんなに眺めがよかったっけ・・・いい山じゃないか、烏帽子岳!
今日はあいにく曇っていて見えないが、晴れていれば伊那谷の奥に南アルプスがくっきり見えるはずだ。位置的には真正面に間ノ岳や北岳、塩見があるはず。
同じように中央アルプスもすっぽり雲の中だが、晴れていれば南駒や空木がドーンと見えるはず。
双眼鏡があれば自宅も確認できそうだ。今度来るときは持ってこよう。

腹ごしらえをして下山に移る(13:00)。
下りは写真を撮りながらのんびり。
帰りは小八郎岳を経由した。小八郎の山頂からの眺めもなかなか。かつ、山頂は広くて快適なテン場になっている。
小八郎岳の標高は1,475m。ちょうど陣馬形山(1,445m)と同じくらいです。

小八郎からちょっと下ったところにも展望所があった。
ここからは、うちの近所にある南向発電所を肉眼で確認できた。双眼鏡があれば間違いなく自宅が見えそうだ。

15:00に鳩打峠に下りてきた。下りは2時間ほど。
帰りはずーーーっと下り。天竜川までひたすら下り。
毎度帰りは楽チンだ。

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登山口には広い駐車場がある                 登山道から望む烏帽子岳

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山頂部は岩っぽい                       変化に富んでいてなかなかいい山です

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烏帽子岳山頂                           中央アルプス主脈は雲の中

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山頂手前の烏帽子岩からの眺めは絶品! 晴れていれば南アルプスがくっきり見えるはず(右端にあるのが片桐ダム

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こちら小八郎岳山頂                        双眼鏡があれば自宅も確認できそう

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自転車アプローチ登山8 風越山(1,535m)

日付: 2014/7/23 水
ルート: 押洞口 ~ 山頂ピストン

梅雨明けの翌日、飯田にある風越山へ行ってきました。
飯田市民の憩いの場になっているような、飯田の町からよく目立つ山です。中央アルプスの主脈からはちょっと外れたところにあります。
毎朝の散歩コースからは中央アルプスに連なるように見える。実は登った次の日に、あれが風越山だったのかと気付いた次第・・・なかなか見映えのする山です。

いつものようにおにぎりを作って8:20に出発。
伊那田島駅経由で県道15号に出て、そのまま飯田まで走る。伊那谷を南北に走るなら、この道が快適です。ちょっと狭いですけど・・・。
あまり詳しい地図を持っておらず、出発前からちょっと心配だったアプローチ。
飯田のシンボルのような山だし、現地に行けば標識がふんだんにあるんじゃないかと淡い期待を寄せていたのですが、まったくなし。近くまで来てあれがそうだろうと山は特定できたものの、どうやって登り口に行けばいいのかわからない。

たまたま歩いていたおっちゃんに教わる。
おっちゃんは実に丁寧に教えてくれた。しかも山ヤにとって実にわかりやすい表現で。
「ほれ、あそこに長い尾根が見えるじゃろ。あの尾根を登るんじゃ」
実にわかりやすい。
飯田の町から長大な尾根が延びている。その尾根の末端に向っていけばいいらしい。
「・・・そうだな、えっと、ここを下っていくとガソリンスタンドがあるから、そうだ、そこを右に入ったらええ」

ありがとうございます!
でも、そのおっちゃんの言うとおりに曲がったと思うのだけれど、曲がるのが一本早かったらしい・・・。
さんざん上った挙句、激坂に突入する手前で不安になり、たまたまビーバーで草刈りしていた人に聞くと、「この道は安平路に行っちゃうなぁ」とのことだった。
安平路山というのは中央アルプスの主脈にある山です。

もう一度丁寧に道を教わり、ようやく登山口に到着(10:00)。迷走した分もあるけど、うちから25km。
町の外れに忽然と登山口がある。ゴルフの打ちっぱなしがあり、自転車をデポしておけそうなところがそこの駐車場くらいしかない。
迷ったものの新たに探すのもちょっと面倒で、駐車場の隅のフェンスに縛り付けて歩き始める(10:20)。

道は驚くほど整備されていて歩きやすい。山登りというより森林浴ウォークといった感じだ。
ずっと樹林帯が続き展望はまったくないのだけれど(時どき展望所から飯田の町が望める)、ずっと木陰で気持ちいい。風通しもよくて実に快適。
展望がないのに爽快というちょっと変わった山だった。夏の暑い盛りに涼みに来るのがいいかもしれない。

下部はアカマツが多い。それからヒノキやモミ?が増えて、上部はブナやミズナラの大木が茂っている。
葉はどう見てもモミなんだけど、幹はどことなくシラビソに見える・・・そんな木が目についた。これはモミなんだろうかシラビソなんだろうか・・・ずっとそう思いながら歩いていたのだけれど、帰りに石燈篭の並ぶところで説明書を読んで納得。
アオオオシラビソモドキ(イイダモミ)という木であるらしい。世界でもここだけと言われる樅の変種なんだとか。へぇ~。

もう一点、この山の植生には特徴がある。
ベニマンサクの自生地となっている。
ベニマンサクは秋に紅葉する高さ2~7mほどの落葉低木です。温暖地の植物なのですが、風越山では山腹から山頂の高地にまで分布しており、分布地が他の地区とは隔離した分布となっていることが植物地理学上貴重なんだそうです。
山の上部にベニマンサクが群生しているところがあるのですが、秋になってこれが紅葉したら確かにキレイだろうな・・・。

風越山はまた信仰の山でもあり、ところどころに観音菩薩の石仏や鳥居などがある。
信仰の歴史は古く、開山は718年とある。
途中の虚空蔵山の山腹に秋葉大権現が祀られており、風越山山頂の一つ手前のピークには白山社奥宮がある。

山頂へは白山社奥宮からいったんちょっと下って登り返す形になる。
12:25登頂。山頂も樹林の中で展望はない。が、これがまたブナやミズナラの大木が茂る実に気持ちのいい場所であった。

30分ほどのんびりして下り始める。
風越山は信仰登山の歴史も古いらしい。それが今も市民や小学生の集団登山や、風越マラソンに受け継がれているようである。
どうやら山で風越マラソンというものが行われているらしい。
確かに、走ってくださいと言わんばかりの整備された道と絶妙な斜度・・・下りはついつい小走りになってしまった。
登山口到着14:15。一日森林浴をしたような、実に気持ちのいい山だった。

打ちっぱなしの駐車場ではどうにも落ち着かず、そのまま自転車をピックアップして近くの「かざこし子供の森公園」まで下って荷物をまとめた。
車で登りに来られた場合は、ここに車をとめるのがいいと思います。広い駐車場にトイレや水道もあります。

14:40に帰路につく。
今日は帰りもけっこうアップダウンがある。が、自転車をこぐ分には余裕だ。
山を歩く筋力だけが衰えているように感じるこの頃です・・・。
16:00に帰宅。本日の走行距離は48km。

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打ちっぱなしの駐車場のフェンスに縛り付けて出発        白山社奥宮の鳥居

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信仰の歴史は古い                           山門があって・・・

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その奥のピークに白山社奥宮がある                 山頂はブナやミズナラの大木が茂る樹林帯

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これがベニマンサク                            山の上部に群生している

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まさに走ってくださいと言わんばかりの絶妙な斜度         涼しくて気持ちのいい山歩きでした

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自転車アプローチ登山9 戸倉山(1,681m)

日付: 2014/7/28 月
ルート: 戸倉山キャンプ場 ~ 山頂ピストン

ここ何日かのうだるような暑さが嘘のような、カラッと晴れた気持ちのいい一日だった。とりあえずの暑さのピークは越えたらしい。
クルミの葉は早くも黄色くなりはじめています。クルミってのは黄葉するのも落葉するのも異様に早い・・・。
「伊那富士」とも呼ばれている戸倉山へ、自転車アプローチで行ってきました。伊那と駒ヶ根の境界にある山です。

8:40に自宅を出発。
アプローチは、ちょっと遠回りになるんですが、小渋湖沿いの県道210号(西伊那線)がどうなったのか気になって、四徳から折草峠経由のルート。
土砂崩れによりしばらく通行止となっていた西伊那線ですが、今回無事通れるようになってました!ここが通れると四徳へ抜けるのがえらく楽。
お気に入りの四徳川沿いの道ですが、やはりしんどい。ぜひとも脚に自信のある方に走っていただきたい。いいトレランコースだと思いますよ!
ちなみに、今度は折草峠から陣馬形山頂までの区間が林道舗装のため通行止になります。タイミングのいいことに今日から、10/30までの予定です。こちらから陣馬形山へ行こうとしている方は要注意!

折草峠までせっかく上ったのに、もったいないことにいったん6kmほども下る。
県道49号(駒ヶ根長谷線)に出たところから再び上り。しばらく長谷方面に走り、県道210号の分岐を北に入る(西伊那線が分断された形になっている)。
「戸倉山キャンプ場」という標示に従ってさらに枝道に入ると・・・すんごい激坂。
ここ、たぶん荷物満載の状態では上れまい。こういうところに住んでいる人ってのはすごいと思う。

こんな坂をいったいどこまで上らされるんだと、もう自転車を置いて歩き始めたほうがいいのではないかと、嫌気が差してきた頃キャンプ場に着いた。
全面木陰で天国のようなところだった。誰もいないし、蛇口をひねってみたら水も出た。極楽、極楽。
キャンプ場に着いたのが11:30。休まず走ったのに、32kmのアプローチに三時間もかかったことになる。厳しいアプローチだった・・・。

テントサイトのイスとテーブルを使わせてもらってのんびり準備。
自転車を木に縛り付けて11:50に歩き始めた。
前回の風越山に続いて、気持ちのいい森林浴ウォーク。
山頂まで樹林帯で、やはり展望はないけれど、実に気持ちがいい。暑い盛りに涼みに来るのが最高!風越山以上に心地いい。

キャンプ場からすぐのところは、よく管理されたヒノキの人工林。だんだんカラマツが増えてきて、そのうちブナやコナラなどの落葉樹が交じってくる。
13:00過ぎに登頂。登り1時間15分。アプローチが核心の典型的な山だ。
山頂付近は針葉樹と広葉樹(落葉樹)の混交林。基本的に樹林帯の中なのだけれど、ところどころうまい具合に木が伐ってあって展望がある。
東に伊那谷(駒ヶ根の町)が見える。中央アルプスは上部が雲の中。その向こうに乗鞍が見える。相変らずどこが山頂なのかハッキリしない。
案内板によると、雲がなければ槍に穂高、さらには白馬まで望めるらしい。
西側の南アルプスも上部は雲の中。仙丈が真正面に見える。一つ一つの山が大きい南アルプスの中でもひときわ大きい仙丈。この山だけは見間違えることがない。
さらに、北側には美和湖と長谷の集落が見える。ものすごく山奥にあるように思える長谷も、ここから望むと伊那谷からすぐだ。

30分ほどボーっとして下山。
途中、マムシが登山道を横切っていた。マムシを見たのは久しぶりだ。
短くずんぐりした体形と、独特の鎖模様からすぐに識別できる。
見たことない人のために・・・マムシは日本に生息している他のヘビと違って、ニョロニョロしてません。寸胴で、這うスピードものろい。いかにも毒を持ってます、といった風の悪そうな面構えをしています。
アオダイショウやヤマカガシなどは、人とバッタリ出会うとあり得ないスピードでスタコラサッサと逃げますが、マムシは無闇に逃げず、すぐに戦闘態勢をとります。面白半分にちょっかいを出すのはやめましょう!

自転車に乗っているとき、歩いているとき、今日はヘビが何匹も目の前を横切っていきました。
アオダイショウ、ヤマカガシ、ジムグリ、そしてマムシ。何気にアオダイショウを見たのも久しぶりです。
ちなみに、普段一番よく見かけるのはヤマカガシ。なんてったってうちの庭に生息してますから(笑)。小さな子ヘビまで見かけます。

下りは45分ほど。14:25に下りてきた。
相変らず誰もいないキャンプ場。テーブルとイスを贅沢に借りて荷物をまとめ、帰路についた。
今日の帰りはずっと下り基調。
毎度天竜川までは一度もこがないスーパーダウンヒル。そこから勝手知ったる県道を走って自宅まで帰ってきました(15:50着)。
本日の走行距離56km。

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水が少ないらしく、末端が緑化した小渋湖             陣馬形山へ行かれる方、要注意!

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戸倉山キャンプ場に自転車をとめて歩き始める          プレートを設置したときから松がこれだけ成長した
                                       ・・・木に直接打ちつけるのはいただけない
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戸倉山山頂                       伊那谷と中央アルプス(雲の中)

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南アルプス方面・・・正面が仙丈                    美和湖と長谷の集落

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久々に見たマムシ

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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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