トノサマガエル

先日、窓を開けてゴミを外へ掃き出すときだったろうか、「わっ!何あれ?」とマユミが声を上げた。
見てみるとトノサマガエルだった。
デカイ・・・10cm以上ありそうな立派なやつだった。もしかしてこんなにデカイやつは自分も初めて見たかもしれない。

アマガエルやシュレーゲルなどと違って動きが敏捷なトノサマガエルはあまり見る機会がない。
近くに田んぼがあるから、まだ子どもの小さなやつは庭でもたまに見かけるのだけれど、立派に成長したトノサマガエルというのにはそうそうお目にかかれない。
田んぼの近くを通っても、いつも声はすれども姿は見えず・・・。

時に、全国的に数が減っていると言われるトノサマガエルですが、実は関東周辺にはもともといないって知ってました???
自分も図鑑を見て数年前に知ったんですけど、関東平野から仙台平野にかけては生息していないらしいです。
でも、関東の人だって子どものころ見たり捕まえたりしましたよね、トノサマガエル。
実はあれ、「トウキョウダルマガエル」という別のカエルなんです。
今でもパッと見て識別できるかどうか怪しいんですけど、トノサマガエルに比べてずんぐりしたダルマ体形で、後ろ足が短く、皮膚の表面に隆起が少なく比較的滑らかなのが特徴です。
トノサマガエルと同じようにやはり生息数が激減しています。
ちなみに、ダルマガエルは名古屋以西にもいて、こちらは「ナゴヤダルマガエル」という亜種です。自分は見たことないと思うんですけど、写真を見ると皮膚の茶色の部分がゴツゴツした感じです。

それにしても・・・子どものころ、いや、つい数年前まで「トノサマガエル」と信じて疑わなかったものが、実はそうではなかったと知ったとき、少なからずショックでした。
ごく一部分ですが、自分の中で何かがガラガラと崩れ去るような気持ち。
そんなことっておそらく、知らないだけで他にもけっこうあるんでしょうね・・・。

IMGP7867_サイズ変更 IMGP7865_サイズ変更
我が家の庭にやって来たトノサマガエル              比較物がないですが、かなりデカイ立派なやつです

スポンサーサイト
Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 虫と動物] | 2014.08.02(Sat) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

益虫と害虫

「益虫」「害虫」というのは、人間による勝手な区分です。
その境界は紙一重で、例えば「テントウムシ」は幼虫も成虫もアブラムシを食べてくれるので益虫です。つまりテントウムシは肉食なんですね。
パッと見テントウムシに似た虫で、「テントウムシダマシ」という虫がいます。数ある葉っぱの中でジャガイモの葉っぱが大好きで、幼虫も成虫もよくジャガイモの葉っぱに取り付いています(つまり草食です)。ジャガイモの葉っぱを食べるので害虫ってことにされています。

有機野菜づくりの本なんかを見ていると、複雑な心境になることが多々あります。
「害虫」とされる虫に対する記述がすごいんですよね・・・。
例えばジャガイモのところに登場する先ほどの「テントウムシダマシ」に関するものですと・・・「早期発見、早期駆除します」とか「葉の表に産みつけられた卵はこすりつぶします」とか「幼虫を潰すとオレンジ色の体液が出て気持ち悪いです」とか「成虫になったものはつまみます」など。
害虫とされる虫の立場になってみると世にも恐ろしいことが平然と記述されています。
ま、確かに農家の人なんかにとっては切実な問題なんでしょうけどね・・・読んでいて非常に複雑な心境になります。

このテントウムシダマシ、あまりひどいとジャガイモが枯れてしまうので、うちでもなるべく駆除するようにしていました。
が、収穫の段になって、枯れたものでも遜色なくジャガイモができている・・・ということがわかりました。
来年からは血眼になって駆除することもないのではないか、と思ってしまった。
テントウムシダマシもジャガイモなんかではなく、もし雑草とされる草を好んで食べていたら、害虫どころか益虫とされていたことでしょう。

こんなこともありました。
今年は、このあたりでは何故だか毛虫が大発生したんですよね。近所の人と立ち話をすると、よくそんな話題が上りました。
うちの木にもたくさんついていましたが、うちでは駆除なんてしないんです。
コナラの木にも毛虫の集団がついていて、一ヶ所食べつくすと他の枝にまとまって移動する、という行動をしていました。
毛虫に食べられたところは葉脈を残してきれいさっぱり葉っぱがなくなってしまうんですけど、何日かして気付くと、また葉っぱが出ているんですね。すぐに元通りです。
自然はそんなにヤワじゃない、ってことを実感しました。
しかも、たくさん発生したからたくさん成虫になれるかっていうと、そういうことでもないようです。
今年は例年に増して毛虫が死んでいたような気がしますね。地面で、踏まれたり何らかの理由で死んでしまうもの、水の溜まったところに落ちておぼれてしまうもの、などなど。
気付くと毛虫はどこへやら、いつもの状態に落ち着いていたような気がします。

世界のあちこちを旅して思ったんですけど、おそらく日本人は、世界の中ではズバ抜けて生命(生きとし生けるもの)をいつくしむ民族です。(それとも、でしたってことになるのだろうか・・・最近周りを見ていてあまり自信がなくなってきました。)
これは宗教観によるものだと思われる。あくまでも人間中心の一神教と違い、神道にしても仏教にしても自然崇拝が根幹にありますから。
それでも、日々ずいぶん勝手な都合で生きものを殺しているもんです。特に小さな虫たちですかね、食べるわけでもないのに。

時どき愕然とするようなものがあります。
例えば「アリの巣コロリ」。すごいですよね、これ。
わざわざアリに毒エサを運ばせて巣ごと退治!
アリにしてみれば信じられない殺傷兵器です。いったいアリが何をしたと言うのでしょうか???

我が家ではアリは友だちです。
白アリの場合そうも言っていられないでしょうけど、よく見る黒アリはまさに友だち。掃除屋さんです。
家の外に掃き出した虫の死骸とか、きれいに全部片付けてくれますからね。ありがたいもんです。
しかも、(少なくとも我が家の場合)庭のあちこちに巣は作りますが、家の中には上がりこんできませんから、見事に共存できます。

同じような理由でクモも友だち。我が家での愛称はクモ吉です。
蜘蛛の巣を張るようなのは蚊を含む羽虫を、歩き回っているのはダニなんかを食べてくれるのですから、我が家ではこれ以上ない益虫です。
だのに・・・世の中には「クモの巣消滅ジェット」などというものまであるんだから信じられない。

虫以外にもカエルやカナヘビや鳥たち。虫を食べてくれるものたちは我が家にとってありがたい存在です。
しかもなんというか、とても癒される・・・。
生きものってのは見ていて飽きませんね。
機会があったらぜひ、小さな生きものたちを観察してみるとおもしろいですよ。

P1190962_サイズ変更 P1190964_サイズ変更
庭のコナラにやって来たカブトムシ  木にボコボコ穴を開けてるのはたぶんこいつ↑(カナブン)なんですけど、いったいどうやって開けてるんだろう・・・?

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 虫と動物] | 2014.08.10(Sun) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

シラカバとテッポウムシ(恐るべし・・・)

P1210463_サイズ変更
5月の中旬に、庭のシラカバの木が折れた・・・(涙)。上三分の一くらいがポッキリ。
少々風の強かった日があり(ここは年中風が強いわけだけれど・・・)、気付いた日の午前中か、もしくは前の晩に折れたらしい。

木が折れた直接の原因は風であるけれど、そこまで強かったわけではないし、これまでの風で折れなかったわけであるから、根本的な原因は別にある。
・・・テッポウムシだ。

P1210472_サイズ変更
折れたシラカバの断面

「テッポウムシ」と通称されるムシをご存知だろうか。
カミキリムシの幼虫です。
木の内部に入り込んでトンネルを掘り、羽化する際に、木の表面に鉄砲の弾が打ち込まれたような丸い穴を開けることからそう呼ばれます。

P1210615_サイズ変更 P1210471_サイズ変更
テッポウムシと呼ばれる所以

成虫(カミキリムシ)が幹などに傷をつけて産卵。
孵化した幼虫は、1年~数年にわたって木質部にトンネルを掘りながら食害して成長する。
木の立場からすると、枝や幹の中を食害されるため樹勢が著しく衰え、ある部分の枝が枯れたり、木そのものが枯れたりしてしまう。枯れない場合でも、強風時に折れたりする。
侵入口からおがくず状の虫糞が出るので、木にテッポウムシがいればすぐにわかる。

カミキリムシには多くの種類がおり、その幼虫であるテッポウムシは生木を食べるものもいれば、枯れ木を食べるものもいる。大きさも大小さまざま。
うちで一番よく見かけるカミキリムシは、体長(触角含まず)が20~25mmほどで、黒くてオレンジ色の縁取りのあるもの。なんという種類か不明だが、5月中旬~6月中旬頃にかけて庭のシラカバの木に大量にいる。
こいつの幼虫は見たことないけれど、シラカバの幹や枝に開いている小さな穴はこいつによるものと思われる。

それより大きく、体長が30~40mmほどになり、カミキリムシの代名詞のようになっているのがゴマダラカミキリ。
幼虫も巨大になり、木の幹にφ10ほどのトンネルを掘る。
川原にあるヤナギの木が、φ10ほどの穴でそれこそ蜂の巣状態になっているのを見かけることがあるが(羽化するときの残骸が穴から飛び出て残っている)、それはおそらくゴマダラカミキリの仕業。

P1210474_サイズ変更 P1210550_サイズ変更
(左)シラカバの中にいたゴマダラカミキリの幼虫      (右)そいつが掘った見事なトンネル(φ10)

ちなみに、日本で最大の種はミヤマカミキリで、体長が60mmほどにもなる。
子どもの頃、クワガタを採りに雑木林などに入るとたまに目にしたが、やはり幼虫は見たことがない。
が、こいつの幼虫はさぞかしデカイことだろう・・・想像しただけでも恐ろしい。

さて、本題。
テッポウムシは樹木を弱らせたり枯らせたりするので、果樹農家やバラを栽培している人などにとっては大変な害虫ということになる。
もっとも、バラの場合はよく知らないが、果樹の場合(このあたりで栽培しているリンゴ、ナシ、カキ、モモ、ブドウなどの場合)は、それほど躍起になって対処はしていないように見える。
というのも、樹木のほうにも防衛手段がないわけではなく、産みつけられた卵や孵化して間もない幼虫などはヤニや樹液で抹殺されてしまうから、テッポウムシとしては樹勢が強いと成育できないわけであり、まずは樹木を健康に保つことのほうが重要、ということだと思う。

先日も仕事を手伝っている人のリンゴ畑で、直径30cmほどの立派なリンゴの古木を何本か伐倒、玉切りしたのだが、幹の中心部付近にφ10ほどの穴がいくつか開いていた。
聞いてみたら、やはりテッポウムシという話。木の中に入られてしまうとどうしようもない、ということだった。
リンゴは年に何度か、適宜、薬剤散布を行うが(消毒と呼ぶ)、木の内部に入ってしまったテッポウムシはこれでは防除できない。

ちなみに、薬剤散布は主にスピード・スプレイヤーという自走式散布機で行われるが、真っ赤なこのマシンは田舎のフェラーリとも呼ばれる。
チキチキマシンのようで、道路を走っている姿が愛らしい。

テッポウムシを駆除するとなったらどうやるか?
おそらくこれはもう、侵入口を見つけて地道に駆除するしかない。
まずは糞を取り除き、侵入口から針金などでつついて中の幼虫を退治するのだが、非常に難しい。手ごたえのあることはほとんどない。
テッポウムシは一直線にトンネルを掘るわけではないし、場合によっては中で迷路のようになっているから、よほど運が良くないと仕留められない。
ちなみに、自分は自転車のシフトワイヤーの切れ端を使っています。

次の段階は薬剤の使用。
P1210617_サイズ変更
手っ取り早いのは、「キンチョールE」というテッポウムシ専用の殺虫剤があるので、これを使用する。
侵入口からノズルを差し込んで薬剤を噴射するのだが(三方向へ噴射される!)、穴が深かったり迷路のようになっていたりすると、やはり駆除するのは難しいのではないかと思う。

いずれにせよ、無数とも思えるほど穴がある場合は焼け石に水で、とてもやっていられない。
早い話、テッポウムシに対してこれといった有効な手だてはないのではないかと推察する。
自然の為すがままにしておくしかないのではないか・・・そんなふうに悟りつつある今日この頃。
キツツキがガンガン食べてくれるとありがたいのだけれど・・・。

ときに、テッポウムシは見るからにタンパク質の塊で、見ようによってはとても旨そうに見える。
昔は日本でも食べられていたし(仕事を手伝っているその人も昔は食べたと言っていた)、他のアジア諸国などでは今でも重宝されている。
もちろん自然界でもこの上ないくらいのご馳走で、アカゲラなどは喜んで食べている。冬になど、うちのシラカバにもアカゲラがやって来て、一心不乱に木をつついている。
あとでアカゲラのつついたところを見てみると、唖然とするほどの仕事っぷり。その気になれば、彼らは木を倒すことも可能だな・・・。

P1210217_サイズ変更
アカゲラの作品(2015年2月撮影)

幼虫がヤニや樹液で抹殺されてしまうのを回避するため、カミキリムシの成虫は樹勢の衰えた木に産卵する傾向がある。また、硬い木よりは柔らかい木に多く集まる。
シラカバというのは、材が非常に軟らかい。かつ、ヤニや樹液もほとんど出ない(ように思う)。
つまり、カミキリにとってはこれ以上ない標的なのではあるまいか。
標高の高いところにはカミキリがいないから、山ではシラカバやダケカンバがすくすく育って一大勢力を為しているが、それらが自生しているわけではない場所で育てるのは、かなりハードルの高いことなのかもしれない。

柔らかい木や弱った木にはカミキリが多く集まり、たくさん産卵することになるわけだけれど、当然ながら木が枯れてしまっては彼らにとっても元も子もない。
食害によって木が枯れてしまうと幼虫も生きていけないわけで、実は彼らにとってもそのへんのバランスが難しいのかもしれない。

ちなみに、シラカバは生長が早く、寿命が短いのも特徴です。通常、寿命は20年ほど。
シラカバを含む樺類はパイオニアツリーとも言われ、山火事などで一面禿山となったところに最初に生えてくるのも樺類です。

P1210549_サイズ変更
伐倒した株から元気にひこばえが生えてきた。今後これを育てていくつもり。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 虫と動物] | 2015.06.20(Sat) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

桃太郎の家来たち その1 猿編

黍団子だけで桃太郎に買収された家来と言えば・・・犬、猿、雉。
この中から、今回は猿について。賢く器用であるから、桃太郎の作戦参謀格ですかね。

桃太郎に出てくるのは、もちろんニホンザルですよね。
このあたりでも頻繁に見かけるあの猿。

うちの周辺の人間界と自然界の境界が、一段上の段丘であるということを前回書いた。
間違いなくその通りなのだけれど、時どき間違えてうちのあたりまで下りてくる猿がいる。

六月頭の雨の日、自宅の二階にいると、下でガタガタ音がした。最初はマユミが何かやっているのかと思った。
いったい何をガタガタやっているのかと思っていたら、窓の向こうのテラスの手摺りの上に猿が現れた。
いきなりだったのでちょっとビックリ・・・自宅で見たのは、2009年に庭のクルミの木の上にいるのを見て以来だ。

猿はテラスの手摺りの上からジャンプして、二階の屋根までひと飛び。ものすごい身体能力だ。
現れたのは一匹だけ。何があるわけでもないのに、いったい何をしに来たのか・・・。

屋根に上ってみたはいいものの、パニック状態に陥ってしまったらしく、すぐさま退散した。
テラスでワンクッションして一階の屋根に飛び降り、そこからさらに地面へジャンプ。川を飛び越えて隣の藪へ姿を消した。
驚きの身体能力・・・。

あとで見てみたら、登るときは雨どい伝いに駆け登ったらしい。雨どいに足跡がついていた。
一階にいたマユミの話では、猿はかなり焦っていたということであるが、一階も二階も窓が開いてなくてよかった・・・パニック状態の猿が家の中に入っていたら、けっこう大変なことになっていたに違いない。

こんなこともあった。
一月、真冬の朝。いつものコースを歩いていると、パン屋からすぐの橋のところで背後に気配を感じた。
振り向くと、至近距離に猿がいた。何をするつもりだったのか、欄干の手摺りの上に猿がいる。その距離1mほど。
しかもデカイ・・・ボス猿ほどではないが(ボス猿はヒヒと見紛うほどデカイ)、立派な大人の猿だ。

咄嗟のことに驚いて、本能的にこちらもすぐ戦闘態勢をとる。
こちらから押し出して威嚇すれば猿のほうが逃げるだろう、そう高を括っていたのだけれど・・・猿も逃げる素振りはまったく見せず、牙をむき出してこちらへ向ってくる。
押し出したり、押し返されたり、そんなことを何度か繰り返してみたが、猿は一向に逃げる素振りを見せない。
何か武器になるものがないか見回してみたが、あいにく路上で何もない。素手でもまさか負けることはないだろうが、噛みつかれたり引っ掻かれたりしてもつまらない。
このままでは埒が明かない。ちょっと困った・・・。

仕方ない。引くことにするか。
猿を見据えたまま後ずさりする・・・と、不意に猿が二本足で欄干の上に立ち上がった。
目いっぱい背筋を伸ばし、背伸びがちになって手を前で組み、こちらを見下ろすようなポーズをとった。
こ、これはもしや。いや、間違いない・・・勝ち誇っている。猿が勝ち誇っていやがるぅぅぅ。
なんだろう、この悔しさは。ものすごく腹立たしくなって、一瞬固まった。
俺は猿に負けたのか・・・。
いったいこの世の中に、自分のほかに猿に勝ち誇られたなんて人が何人いるだろう。

猿は微動だにせず、見えなくなるまでそのポーズをとり続けた。
あの猿の憎たらしい姿は、今でも目に焼きついている。動画も写真も撮れなかったのが残念だ・・・。
それにしても・・・ニホンザルもその気になれば、二本足で長時間立っていることができるんだな・・・ちょっとした驚きだった。

それからニ、三日は、完全に勝ったと思い込んでいるに違いない猿が待ち伏せしてはいまいかと、不良のカツアゲではないが、橋の欄干に座ってこちらがやって来るのを待っているのではないかと、そんなことを警戒して棒切れを持って歩いた(笑)。
が、その後その場所で猿に遭うことはなかった。
猿もそこまでバカではないというか、ああ見えても向こうは向こうでかなりヤバイと思っていたに違いない。

もし猿が家来であったなら、さぞ頼りになる存在であるに違いない。

P1080901tr_サイズ変更 P1080906tr_サイズ変更
こちら、エルサルバドルの動物園で見た二足歩行する猿。"mono araña"とされていて、これはクモザルのことだった。
日常生活の中であまりに自然に二足歩行している姿が衝撃だった・・・。

P1080897tr_サイズ変更
尻尾も半ば手のように使うことができる。クモザルすげぇ・・・。

P1090665tr_サイズ変更
同じ猿がメキシコ(ビジャエルモッサ)の動物園にもいた。説明版によると、メキシコからブラジルにかけて生息しているらしい。

ガートのサル1_サイズ変更 サーヴィトリ寺院参道のサル2tr_サイズ変更
こちら、インドの猿。ほぼ人間と共生している、と言える。

P1020556tr_サイズ変更
アフリカのバブーン。観光地のゴミ箱を漁っているところ。
大きいやつは人間と大きさが変わらない。おまけにこの悪そうな顔・・・こいつには勝てないかもしれない。

P1180329tr_サイズ変更
こちら、屋久島にいるヤクザル。いわゆるニホンザルであるホンドザルと比べると、体が一回り小さい。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 虫と動物] | 2015.07.11(Sat) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

桃太郎の家来たち その2 犬編

今回は犬のこと。
桃太郎が連れていたのはどんな犬だったろう?
日本犬であったのはまず間違いあるまい。

日本犬は日本人と共に、日本列島で約一万年を暮してきたとされる。
そして、世界中に現存している犬種のうちで、もっとも原種に近い犬種のひとつであると言われている。
猟犬として、縄文人と暮した犬が日本犬の祖先である。
縄文時代の犬というのがどんなものだったのか、遺跡から出土した骨や土偶から類推すると、それは立ち耳で巻き尾の、ほぼ現在の柴犬のような姿と体形の犬であったと想像される。

日本犬は猟犬の血を伝える。
もともと日本列島の各山地には、それぞれ地方色のある猟犬がいたわけであるが、昭和になって品種が固定された。
文部科学省は、狩猟の暮しの文化を伝える猟犬を日本犬として天然記念物に指定している。
秋田犬、甲斐犬、紀州犬、越の犬、柴犬、北海道犬、土佐犬(四国犬)がそうであるが、このうち、越前、越中、越後を原産地とした越の犬(こしのいぬ)は既に絶滅している。
また、土佐犬はいわゆる闘犬の土佐犬とは別物で、闘犬のほうと区別するため四国犬と呼ばれるのが普通。

さて、桃太郎が連れているのは???
個人的なイメージでは、大きさは甲斐犬くらい。
桃太郎ゆかりの地とされる場所は全国にあるが、その中でもっとも有名であろう岡山県とすれば、場所柄から桃太郎の連れていたのは紀州犬か四国犬のあたりかもしれない。

いずれにせよ、犬は実に頼りになりそうな存在だ。
ただし、柴犬でなければ・・・。

柴は独特だ。
なんと言うか、見ているだけでおもしろい。どうしてああなんだろう???
滅多に吠えないし、比較的誰にでも尻尾を振ってしまう。
走り回ることもあまりないのではないか。少なくとも、散歩のとき飼い主をぐいぐい引っ張っている姿は想像できない。
とてもじゃないが番犬に、ましてや猟犬になどなりそうに思えない(個人的には柴のあの性格は大好きですけど・・・)。

秋田や甲斐などと違って、柴だけ産地を表していない。
「柴」の意味には諸説あるようだが、通説となっているのは、岐阜県から長野県にかけての中部山岳地帯で、猟師が赤褐色の小型犬を「シバ」と呼んだことから。
定かではないけれど、もともとはもっと猟犬の血が濃かったのではなかろうか。
山陰柴犬や美濃柴犬とされているものがより原形に近いのではないかと思う。
ともに、柴よりずっと精悍な顔つきをしています。

一方、甲斐犬や紀州犬、四国犬あたりは見るからに猟犬ですね。
眼光をはじめ漂うオーラがまったく違っていて、知らない犬だと犬好きでも怖くてまったく近寄れない。
甲斐犬も紀州犬も四国犬もとても凛々しい姿をしているから、興味のある方はぜひネットで画像検索してみてください。

伊那谷のこのあたりは猟をする人が少なくない。
そのため、猟犬として飼われている犬も少なくないわけですが、場所柄から、甲斐犬であることが多い。

甲斐犬は虎毛のみが存在し、その色具合によって黒虎、中虎、赤虎と分けられますが、ツキノワグマのようにほぼ真っ黒に見える黒虎と、茶色がかった黒ぶち模様の中虎ではずいぶん違って見える。
迫力があるのは、なんといっても中虎。
知人の家にも猟犬の中虎がいるのですが、ものすごい迫力です。まったく近寄る気になりません。
現存する日本犬の中でもっとも野性的な風貌をしているのが、おそらく甲斐犬です。

ちなみに、甲斐犬によらず、黒ぶち(虎毛)の犬というのは見た目が怖い(個人的所見ですけど)。
秋田犬でもそう。
甲斐犬や紀州犬などに比べるとずいぶんおっとりして見える秋田犬ですが、体も大きいし、黒ぶちの秋田はものすごく怖ぇ~。

イメージ的に、桃太郎の連れているのは黒ぶち(虎毛)ではないな。
多くの人がイメージするのは白毛か、もしくは赤毛ではなかろうか。
いずれにしても、家来としての信頼感は猿に勝るとも劣らない。そんな有能なやつが犬ですよね。

お供の三匹_サイズ変更
イースター島の野良犬は非常~に人懐っこい。昔、人に可愛がられていたときの記憶が鮮明だから、と聞いた。

P1070364_サイズ変更
黍団子どころか、頼みもしないのにお供をしてくれる・・・

IMGP3410_サイズ変更
恐る恐る洞窟の中もお供してくれた・・・外が暑くてくたくたの犬たち

P1070384_サイズ変更
勝手に名前をつけていて、手前から、クロブチ君、カール、ジイサマ。一日ご苦労さま!
そのときの様子はこちらからどうぞ → イースター島

IMGP3440_サイズ変更
おまけ・・・毎晩、魚の食べ残しをあげていたガリガリ君。今も元気にしているだろうか・・・。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 虫と動物] | 2015.07.18(Sat) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   


 Web Page Translation
 You are here / ブログ内の現在地
なかっぴー通信NEO
 トップページ
  └ カテゴリー
        └ ■ 虫と動物
 About Me / プロフィール

nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
すばらしい一日でありますように・・・
 ランキングに参加しています
押してもらえると嬉しき哉

にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自給自足生活へ
 Latest Diary / 最新記事
 Category / カテゴリー
 Search Form / 検索フォーム
 にほんブログ村
 アクセスランキング
   
   
i2iポイントサイトへのご招待です♪
 Links / リンク
 Mail Form / メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 Latest Comments / 最新コメント
 アクセスカウンター
 Monthly Archives / 月別アーカイブ
 RSSリンクの表示
 ブロとも申請フォーム