ナイロビ その1

2010/4/18 日
どうやらナイロビに着いたらしい。6:00到着と聞いていたのだが、あまりにも順調だったらしくまだ5:00前である。暗いうちに歩き回るのは危険な気がする。しばらくすると激しい雨も降ってきた。地元の乗客も1/3くらいはバスから降りようとしないので、しばらくこのままバスの中で寝続けることにする。
6:30過ぎにバス会社の人に起こされた。外はすっかり明るくなったが、まだ雨が降っている。ここがナイロビのどの辺りかもわからない。タクシーが必要かと聞くのでそのままタクシーに乗って行くことにした。
ATMに寄ってもらってからNew Kenya Lodgeまで行ってもらったのだが・・・この時は気付かなかったが、後で街に出てみたら何とNew Kenya Lodgeはバスの着いたカンパラ・コーチのオフィスのすぐ隣だった。クソ!はめられた・・・。
New Kenya Lodgeは東アフリカで最も有名な日本人宿だけあって日本人が10人以上いた。北上組も南下組もいるし、ここの情報ノートは充実しているので情報には事欠かない。で、それらの情報によると、実はスーダンはビザさえ取れればそれほど苦労なく通れるらしいのだ。ビザもアディスアベバでは時間がかかるようだが、ナイロビの大使館なら短期間で取れるらしい。急遽予定変更!そうとわかればスーダンを通らない手はない。明日からビザの取得に奔走することにする。

2010/4/19 月
朝一からビザの取得作業に取り掛かる。宿からはどの大使館も歩いて行けるところにあるので便利だ。
順番からまずは日本大使館へ。スーダン・ビザを取得するのに必要なレターを発行してもらうためだ。ちなみに、日本大使館なんてところに行くのは生まれて初めてである。
ナイロビの今の日本大使館の建物は2004年にできたものだそうで、とてもキレイでスッキリしている。大使館は空いていて作業もスムーズ。スーダン・ビザ取得のためのレターということで渋られるのかと思ったら、申請書を一枚書くだけであっさりOK。即日発行というわけにはいかず、受け取りは明日の13:30以降。
そのまま急いでエチオピア大使館に向かう。大使館の業務時間が9:00~12:00だけだからだ。
エチオピア・ビザの申請書は父母の名や以前の勤務先名など、こんなの何のために必要なんだ?という項目も多数あってけっこう面倒。対応もポレポレで時間がかかる。記入が終わって受付の女性のチェックがOKになったら、別室で上役の人のサインをもらう。これがまた途中で頻繁に電話がかかってきたりで時間がかかる。発行してくれるのは、申請日から1ヶ月有効のシングル・ビザだけ。
申請書にサインをもらったら、面倒なことに今度はビザ代を近くの指定銀行に行って振り込まねばならない。指定されたCBA銀行がけっこう遠かったが空いていて手続きはスムーズだったので、ギリギリ12:00前に大使館に戻ることができた。が、今度は大使館員がいない・・・人を急かせる割に肝心の大使館の業務はあくまでポレポレなのだ。
申請書と領収書を添えてどうにかパスポートを受領してもらい、本日のメイン作業は終了!ビザの受け取りは明日の14:00~17:00の間。
オマケではあるが、帰りにSTAトラベルに寄ってISIC(国際学生証)を作ってきた。ここのISICはイギリスから版を取り寄せて作っているらしく、要するに本物であるらしい。600Kshの手数料だけでパスポートの提示も不要、わずか30分ほどで発行してもらえた。よって、自分もマユミもISIC上は1985年生まれということになっている。
あと必要なのはスーダン・ビザなのだが、日本大使館のレターとパスポートが返ってくるのが明日の午後なので、申請できるのは早くて明後日になる。果たして今週中にビザを取得できるかどうか・・・しばらくナイロビに足止めになりそうである。

2010/4/20 火
今日は午後から日本大使館のレターとエチオピアのビザを受け取りに行ってきた。
まずはバスで日本大使館へ。バスの運賃は30Ksh。20Kshだったり30Kshだったりするから、バス会社によって運賃が異なるようだ。日本大使館の業務はスムーズ、13:30に大使館が開くとすぐに封筒入りのレターをくれた。封がしてあるのでレターは見られないのだが、どんなことが書いてあるのだろうか?
続いて歩いてエチオピア大使館へ。最初受付に人がいなくてまたかと思ったが、すぐに奥からパスポートを抱えた人が現れてあっさり受け取れた。
そのままダメもとでスーダン大使館に行ってみる。スーダン大使館は思いのほか遠かった。門に警備の人がいたのでもしやと思ったが、話してみるとやはりビザの申請は明日の9:00からとのこと。でも、雰囲気では意外と早くビザを発給してくれそうな気がする・・・期待しよう。バスで宿の近くまで帰ってきた。運賃はやはり30Ksh。
ナイロビは大都会である。新市街はけっこう色んなところにゴミ箱があるのでゴミは少なく、車も整然と走っている。走っている車も他と比べると断然キレイだ。人は多い。
未だに危険なエリアもあるようだが、少なくとも昼間人通りのあるところを歩いている限り世界三大危険都市に挙げられるような匂いは微塵もない。

2010/4/21 水
朝一でスーダン大使館へ行く。開館前からけっこう人が来ていた。
印刷がずれていて非常にわかりにくい申請書2枚に記入し、日本大使館のレターと写真を添えて提出すると申請はあっさりOK。ビザ代は4,000Ksh、受け取りは明日の午後。
大使館から宿に帰ってそのままギコンバのマーケットへ。エチオピアのダニ&南京虫対策として、シートと薄手のウインドブレーカを物色するためだ。
ギコンバのマーケットは新市街の雰囲気から一転、完全なローカル・エリアである。ゴミが多くちょっと臭うし、埃っぽくて空気も良くないが、とても活気があって面白いところだ。古着屋を中心に多くの露店が並ぶ。人も明るくフレンドリー。
古着は国連の援助も含め世界各地から集まってきたものらしく、中にはパタゴニアのジャケットなど掘り出し物もあるらしい。こんなものが欲しいとリクエストすると、店の人が古着の山の中から候補になりそうなものを掘り出してこっちに投げてくれる。値段はどれも日本円で100円前後。のんびり掘り出し物を探すのも面白いかもしれない。
虫対策のシートというのは、当然現地の人がそんな目的で使っているものではない。農作業や工事に使うものであろうか、幅2~2.5mくらいのビニール・シートを欲しいだけ量り売りしてくれる。エチオピアに行く日本人は皆ベッドの虫対策としてこのようなシートを現地で買って持って行くのだが、何で日本人が皆ビニール・シートを買いに来るのか現地の人は不思議に思っているに違いない。
スーダン・ビザが一日で取得できるので、金曜にナイロビを発とうかと思っている。
ナイロビを出ると、おそらくカイロあたりまでブログのアップはできなくなると思う。場合によっては一月くらい音信不通になるかもしれませんが、ご心配なく。

21apr2010 ギコンバのマーケット

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ナイロビ その2

ニューケニアロッジ盗難騒動
4/21の夜、ナイロビの日本人宿・ニューケニアロッジにて盗難があった。
被害にあったのは4/20に宿に来た日本人四人組のうちの二人。もう二人はたまたま空いたダブルの部屋にこの日移ったため無事だった。盗まれたものは、一人は買ったばかりの一眼レフカメラ、もう一人は貴重品の入ったバッグごと全部(パスポート、クレジットカード、キャッシュカード、多少の現金、など)。
この宿のドミ部屋は隣の部屋との間にドアがあり、そのドアの鍵をバールのようなもので破壊して押し入るという強引な手口で、レセプションから少し離れたドミ部屋が被害に遭った。犯人はその日隣の部屋にチェックインして夜になって姿をくらました現地人宿泊客と思われ、犯行の時間は21:00~22:00頃。
とまぁ事件のあらましはこんな感じだが、感銘を受けたのは日本大使館の対応。
0:00過ぎに被害者が日本大使館に電話をすると、二人の大使館員がタクシーで飛んできた。そのうちの一人は、先日大使館にレターを受け取りに行った際レターを渡してくれた方だった。今回の件は宿側の問題が大ではあるのだが、言ってみれば勝手に旅している旅行者に対し「勝手に旅行してるんだから・・・」と思うところがあると思うのだが(自分が大使館員だったらそう思うだろう)、そんな素振りも見せず夜中に飛んできて親身で対応してくれた姿勢は立派だった。
ケニア警察も半分腐っていて、宿の人が電話した時には「明日」という対応だったが、大使館員が電話したらぞろぞろやって来た。
その後、カード類や日記など即換金できないものは宿のすぐ外のゴミ箱に捨てられているのが見つかった。パスポートやカメラ、現金は当然出てこなかったが、旅の思い出の品々が出てきただけでも不幸中の幸い。
話には聞いたことがあったけど実際に同じ宿で盗難があったのは今回が初めて。明日は我が身、気を引き締めて旅を続けよう。
ちなみに翌日になって宿にある情報ノートが消えていた。宿の人の話では大使館員が持っていったということだが・・・本当か?大使館員が情報ノートに用はないと思うが。宿側が意図的に隠したのかもしれない。いずれにしても情報ノートがなければニューケニアロッジに泊まる理由はまったくなくなる。かなり有益な情報ノートだったので、またすぐに出てきて使えるようになることを祈る。

2010/4/22 木
昼にロースト・ポークのような豚肉を食べた。同じ宿に泊まっているムシさんたちが発見した店で、場所はリバーロードからナイロビリバーへ入ったところ。所謂スラムに属するところで、数年前なら危なくて近づけなかったところだ。
アフリカではほとんど豚肉を食べないのでとても珍しい。スーダンから先のムスリム圏でも豚肉は食べないので、豚肉を食べられる機会はとても貴重だ。1kgが240Kshで、自分のテーブルで適当な大きさにカットしてくれる。ちょっとオイリーだがとても美味しかった。やはり豚は旨い!
15:00からスーダン・ビザの受け取り。たまたま一緒に申請した日本人二人と一緒になったのだが、四人のビザともパスポートNo.が間違っていてその場で訂正してもらった。四人申請して四人とも間違うとはどういうこっちゃ。
これにてナイロビでの任務は全て完了。一緒にビザを取ったW君ら二人は一足先に夕方そのままナイロビを発ったが、自分らは明日の朝発つ予定。
同じ宿のムシさん、フクちゃんらと夜中まで話をする。アフリカにはディープな旅をしている人が少なからずいて面白い。ムシさんにはレアなエチオピア情報ももらった。ぜひ北部の岩窟教会を見てみたい。

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イシオロ

2010/4/23 金
USドルの手持ちが心細くなったので朝一にケニア・シリングをUSドルに替えた。
10:00前にチェックアウトし、宿の近くのマタツ乗り場からイシオロに向かう。マタツというのはタンザニアで言うところのダラダラのことで、要するにハイエースなどのミニバスのことだ。
11:00に満席となってイシオロへ出発。運賃は一人650Ksh。シートがゆったりしていてバスより快適だ。ここからようやく再び北上開始!実はタンザニアのアルーシャからケニアのナイロビまでは直接来ればすぐの距離である。アルーシャからルワンダ、ウガンダと時計回りにビクトリア湖を一周して、ちょっと北のナイロビに戻ってきた形になっていた。
メルーの手前で三回目の赤道を越える。今回は道路脇に「赤道」と書かれた表示板があった。表示を見たのは今回が初めてだ。
イシオロまで直通と何度も確認したのに、結局メルーで乗換えだった。まぁ乗換えはスムーズだったので特に問題はなかったけれど。
16:30にイシオロに到着。街道沿いに開けた小さな町だ。一応銀行などもある。一人のおっちゃんに案内されて、ちょっと奥にあるフレンズ・コーナー・ホテルという宿にチェックイン。汚い宿だが一泊するだけなのでまぁどうでもよい。一泊600Ksh。
暗くなった途端に町が停電しまくりでとても不便だった。宿に案内してくれたおっちゃんの紹介で一寸ランクルを拾えそうだったのだが、ちょうど整備に入ってしまったらしく明日は出ないということで淡い期待に終わった。どこまで本当の話だったのかも怪しいのだが・・・。結局、翌朝ローリーを拾うことにした。4:00から4:30の間くらいにイシオロに着くらしい。

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マルサビット

2010/4/24 土
ローリーの旅 Day 1
3:30起き、4:00に宿を出てローリー乗り場へ。チャイを飲んで待っていると、意外にも3、4台のローリーがすぐに来た。運ちゃんと交渉し、1台のローリーの屋根の上に乗れることになった。残念ながら、キャビンは7人連れくらいの家族で既にいっぱいだった。イシオロ始発ではないので、イシオロからキャビンに乗るのはなかなか難しそうだ。モヤレまで一人1,500Ksh。
4:30過ぎ、自分らが乗って少しすると出発。モヤレまで527km、途中のマルサビットまで250kmくらい。屋根の上なので景色はすこぶる良い。日の出の頃、道路脇に一頭のゾウがいた。
道は最初だけ舗装路だったがすぐにダートになる。乾燥していて凹凸も少なく道は悪くない。マルサビットまでは所々新しい道路を作る工事をしている。きっとあと数年もすれば新しい道路ができて、ずっと楽に移動できるようになることだろう。工事をしているのは全て中国企業で、中国人の姿も散見される。
道中はとにかく日差しが強烈!屋根の上のため日差しを遮るものが何もなく、走っているときは風があってまだ耐えられるが、止まるととても乗っていられない感じ。日が昇るとともに気温もグングン上がる。この辺りは標高が600mくらいしかなく、赤道直下ゆえとにかく暑い、暑すぎる!ナイロビなどは標高があり、緯度の割には過ごしやすかったのだ。
とにかく乾燥していて、しばらく雨の降った形跡などない。途中何本も橋を渡るが、橋の下は見事に干上がっていた。
ローリーを運行しているのは息の合った3人組で、2人が交替で運転する。積荷は空の水タンクのようだ。
途中で1時間ほど昼食休憩をとり(暑すぎて何も食べる気にならなかった)、16:30にマルサビット着。今日初めてまともな食事をとった。体調不良のフクちゃんはここでリタイアし、マルサビットに一泊することになった。
フクちゃんと別れ、18:00に再出発。ローリーの屋根から見る夕暮れ時の眺めがなかなか素晴らしい。1時間半ほど走ると、1台のローリーが暗闇の中で道路脇に止まっていた。パンクらしい。困ったときはお互い様、ローリーは助け合いながら国境を目指す。パンクしたローリーの前にトラックを止め、3人は1時間半ほどパンク修理の助太刀。その間、自分ら2人は屋根の上に寝床を確保して寝てたんだけど、気付くとまたローリーは動き始めていた。
23:00頃小さな集落に着いて今日の移動は終了。そのままローリーの屋根の上で寝る。一晩中雨が降らなくてホントよかった・・・。3人は夜中遅くまでトラックの整備をしていた。

24apr2010 出発の朝 24apr2010 ローリー 昼休憩の場所にて

24apr2010 ローリーからの眺め

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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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