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サンティアゴ ~ カラカス、もといマラカイボ

2010/11/29 月
寒い!この日の朝は天気が悪く、明け方からけっこう冷え込んだ。
もともとのカラカス行きのフライトの予定は9:30だったので、7:00前からカウンターに並ぶ準備。
ひとまずモニターで自分らのフライトを探すが・・・はて?ないなぁ・・・カラカス行きのLA568。乗れる乗れないの話じゃなくて、そもそもフライトがなくなっちゃったの???
不安になってLANのサービス・カウンターで聞いてみたら、フライト自体は存在するらしい。ひとまずホッとした。じゃあなんでモニターに出ないんだ???
フライトは存在するが、カウンターの女性が調べてくれたところ、やはり自分らの予約はおかしいらしい。
LANのシステム内でどうなっているのかプリント・アウトを見せてもらうと、何と!キト以降のLANのフライトが全てオープンになっている・・・なんでそういうことになっちゃうの???
わざわざキトのオフィスに出向いて変更したのは何だったんだ???って言うか、キトのオフィスではいったいどういう処置をしたんだ???目の前で端末に入力していたはずだけど・・・自分らのプリント・アウトにもちゃんと日付が入っているし・・・。
サービス・カウンターでは詳しいことがわからないので、チェックイン・カウンターで聞いてくれという話。
LANは、フライトNo.によらず国際線は全フライト同じ場所でチェックインしている。その列に並んで順番を待つ。まぁ今回は後ろのフライトが詰まってるわけじゃないから今日乗れなくても別の日に乗れればいいや・・・などと考えつつ。
カウンターがいくつもあるので流れはいい。これなら自分らが止めても心苦しくない。
やはり自分らの順番で止まる。が、今回の女性は優秀!細かいことは何一つ言わず、黙々と発券作業を進めてくれた。今回も「窓側の席で・・・」などと言うタイミングは完全に逸した。
どこぞへ電話したりしながら多少時間はかかったが、その場で無事にチケットが発券された。スバラシイ!
で、その女性の話ではフライトが3時間ほど遅れるらしい。それでモニターに表示がなかったのね・・・むしろそれならそうと表示すべきだと思うけど。
遅延のために朝食も付くらしい。
ザックを預け身軽になったところで早速レストランへ。朝食はビュッフェ、タダでたんまり食べられてラッキーだった。イースターで摂取できなかったビタミン、ミネラルを一気に補給。
余ったチリ・ペソを馬鹿馬鹿しいくらいレートの悪い空港のカンビオで両替えしたら、いよいよチリ出国。
何がというわけではないが、思えばチリはしっくり来なかったなぁ・・・アルゼンチン以上にしっくり来なかった。
確かにイースターは良かったが、もう一度行きたいか?と問われれば、「いや、一度行けば十分・・・」というのが正直なところだ。
さて、次はいよいよ悪名高いベネズエラのカラカス。(避ける旅人が多く、行く人自体少ないが)旅人の評判はすこぶる悪く、とにかく良い話を一度も聞いたことがない。
カラカスの評判を悪くしているのは、まず治安だ。拳銃強盗の話などもよく聞くし、実際ラパスの宿にはやられて間もない旅人もいた(頭を割られて貴重品を強奪された)。
(おそらく中国人の所為で)アジア系に対する差別が激しいという話もよく聞くし、ベネズエラではATMを使ってはいけない、というのは旅人の間ではよく知られた話だ。
ATMを使えないというのは、使ったが最後十中八九不正引き出しをされる、ということらしい。クレジットカードなどもってのほかだ・・・スキミングされるリスクがかなり高い。
リマやラパスの治安が向上した今、間違いなく南米では最も危険な街だ、カラカスは。アフリカ諸国の街もだいぶ治安が向上していることだし、(ヨハネスブルグは別格としても)世界でも指折りの危険都市なのではあるまいか。
まぁしかし人づての事前情報だけに踊らされるのも考えもんだ。旅先で予防線を張りすぎると、その国本来の良さに触れる機会をみすみす逸してしまうことになる。
注意すべきことは注意すべきことで肝に銘じるとして、ここはなるべく事前のイメージを払拭してベネズエラに臨むことにしよう。
サンティアゴでスポーツの南米大会でもあったらしく、昨晩から空港には各国のジャージを着た人たちが大勢いる。
その中にベネズエラの選手団もいて、皆底抜けに明るい。ベネズエラのイメージがグッと良くなる。
カラカス行きの便に乗る乗客の多くはその選手団の人たちだった。
飛行機は3時間遅れで12:45に離陸。今回も機体はB767。今回は隣同士だが、席は最後列の真ん中だった。
南米のフライトでは途中どこかを経由するというのが珍しくない。今回の便もグアヤキル(エクアドル)、カラカス経由のマイアミ行きである。
グアヤキルまでのフライトは順調。4時間半で到着して一度着陸する。
乗客の乗り降りのため機内で1時間ほど待機し、再び離陸。
グアヤキルからカラカスまでは通常3時間半ほど。予定通りカラカスに近づいてもうすぐ着陸かというところで急遽飛行機が進路を西に変えた。はて・・・?
空港が混んでいて暫らく上空で待機か?と思っていたのだが、そのままグングン西へ向かう。はて・・・?
そうこうしているうちにそのままコロンビア国境に近い街、マラカイボ湖畔にあるマラカイボに着陸してしまった(21:40)。はて・・・いったいどうなってんの?
着陸して落ち着いたところで初めて機長からアナウンスがあった。どうやら豪雨のためカラカスの空港が閉鎖されているらしい。そのまま機内で待機する運びとなった。
待てど暮せど状況は変わらず。この日カラカスでは空港泊と決め込んでいたので、こうなったら遅れに遅れて朝カラカスに着かんかなぁ・・・。
機内で待機すること4時間、ようやく判定が下った。結局空港は閉鎖されたままで、この日はこのままマラカイボに泊まることに。市内にホテルが準備されているらしい。
予定外にマラカイボで入国手続きを済ますと2:30を回っていた。同じ飛行機に乗っていたベネズエラ人たちとはすっかり仲良しに。
タクシーに分乗してホテルへ向かう。同じタクシーに乗ったおばちゃんの話だと、ものすごくいいホテルらしい。
空港から意外に遠く、高速道路のような広い道路をノンストップで快走して30分ほどもかかった。
着いたホテルは5☆のHOTEL DEL LAGO、VENETURという飛行機やロープウェイも運航している巨大企業の経営するホテルである。
5☆のホテルに泊まるなんてもちろん旅に出て初めて、どころか自腹で泊まったことすらない。こんな時間に着いて寝るだけじゃもったいない気がする。
それにしても航空会社って大変だなぁ・・・豪雨は別にLANチリの所為でもなんでもないのに。
ベネズエラはサマータイムを採用していないためサンティアゴとは時差があり、-1.5時間。東へ移動しているのに時計を戻すのはちょっと変な感じ。
ようやくベッドに横になれたのはベネズエラ時間で2:30過ぎ・・・疲れた~

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 046_Venezuela 1 / ベネズエラ 1] | 2010.12.03(Fri) PageTop
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まさかのマラカイボ(遠いカラカス)

2010/11/30 火
予定では11:00にホテルを出て再び空港へ向かうことになっていたので、それに向けて準備。
うれしいことに朝食がついている。5☆ホテルのレストランでビュッフェの朝食。
こいつはスゴイ・・・5☆ホテルのビュッフェはこんななのかぁ・・・しかもこいつがタダで食べられるとは・・・。ズラリと並んだ料理に感激。
こんな時、貧乏人のいけないところはついつい食べ過ぎてしまうところ。朝から二人して動けなくなるほど食べてしまった。
11:00になって他の皆とロビーで出発を待っていると、15:00に延期になったというアナウンス。
ホテルではもちろんWiFiが使えるので、この間に溜まったイースター分のブログをアップ。
そしてうれしいことに、出発が延びたことで昼食まで食べられることになった。特に急ぐ予定もない自分らには、まさに豪雨様々といったところ。
朝食を食べ過ぎてさして腹も減ってないのに、またまた5☆ホテルのビュッフェをいただく。それにしてもスゴイ。毎食こんななのか、5☆ホテルの食事は。
で、15:00になって他の皆と一緒にホテルの前で迎えの車に乗り込もうとしていたまさにその時、またまた延期になったという連絡が入った。
ぞろぞろとホテルの中に戻る。次の予定は23:30の出発。
もう一度部屋が使えるようになった上、夕食まで食べられる運びとなった。
この頃になると5☆のホテルがあまりに快適で、むしろ出発が2、3日延びないかなぁなどと思い始めていた。
もちろん夕食もスゴイ。昼食はちょっと抑えたものの夕食はまた懲りずに食べ過ぎて、自分は完全に動けない状態となった。一日ほとんど動きもせずにこんな食事ばかりしていたら人間ダメになるなぁ・・・肥えたブルジョワジーの内面がちょっと見えたような気がした。
23:30、朝まで延期をちょっとだけ期待したが、残念ながら出発する運びとなった。
ミニバンに分乗して空港へ向かう。やはり空港までは30分ほど。
空港のロビーでうとうとしながら待っていると、予定通り飛行機が飛ぶというアナウンスが入る。ベネズエラ人たちからは歓声が上がるが、自分らはちょっと残念な気分。いよいよカラカスへ行っちゃうのかぁ・・・という感じ。
飛行機の離陸予定は3:00。荷物検査を済ませて出発ゲートの前でうとうとしながら待つ。
LANチリのクルーが現れたときには、ベネズエラ人たちからまた歓声が上がった。皆さん、ホント底抜けに明るい。
マラカイボからカラカスまではたった40分のフライト。離陸後、アテンダントが空いている席を使って横にならせてくれた。
あぁぁ・・・このままずっと寝ていたい。

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カラカス ~ シウダ・ボリーバル

2010/12/1 水
4:00にはカラカスに到着。横になったと思ったら、もう降りる準備。
あぁぁ・・・このままずっと寝ていたい。
荷物検査がけっこう厳しいのかと思いきや、X線に通すだけで終了。
ロビーに出ると、早速闇両替えのおっちゃんに声をかけられた。空港の外に出りゃいるだろうと思っていたのだが、早速こんなところにいたので幸いした。
おっちゃんのレートは$1=7Bs(ボリーバル)。ずっと同じ飛行機に乗っていたおっちゃんから闇のレートは7~8Bsと聞いていたので特に悪くもない。
ベネズエラに入国してから一日以上経っていながら未だにベネズエラの通貨を持っていない自分ら。とりあえず$100だけ両替え。
おっちゃんが両替えしてくれるのかと思いきや、ちょっと待ってろと言って別の人を連れてきた。何とその人は警官!警官に闇両替えしてもらうとは・・・一瞬呆然としてしまった。
ベネズエラの通貨はボリーバル(Bs)。2008年にデノミを実施して、それまでの通貨から0(ゼロ)が3つとれた形となっている。一応今の公定レートは$1=4.3Bsくらい。
が、旅人は皆心得ているが、ベネズエラ国内は完全な二重レートとなっている。
正規のカンビオで米ドルを売る場合のレートは$1=4Bsくらい。これに対し闇レートは$1=7~8Bsくらいだから、正規のカンビオなんかで両替えすると明確に損をすることになる。
ベネズエラ国内の物の値段を考えると、闇レートの方が実態に近い。公定レートで換算すると全てのものが高過ぎてしまうのだ。
闇と言ったってそんなにいかがわしいものではなく、(一応違法ではあるが)万人の知るところ。形だけでも人目をはばかるようにはしているものの、白昼堂々茶飯事に行われていることである。
ただし再両替えの際にはおそらくレシートが必要になるから、一度に多額を両替えしてしまうのは危険である。そこそこの町であればどこでも両替えできるから、必要な分だけちょっとずつ両替えするのが常套手段。
当面必要なボリーバルも手に入ったところで、まずは寝る!まだ開いてないカフェのテーブルで何人か寝ていたので、自分らも混ざることに。
ベネズエラは国土全体が熱帯圏に属しているからもちろん暑いのだが、ちょっとした建物や乗り物の中はクーラーがガンガンに効いていてむしろ寒い。長袖シャツの上にカッパまで着込んで寝入る。
さすが世界でも5本指に入る産油国!ベネズエラでは石油が嘘みたいに安いのだ。エコや省エネなどどこ吹く風。クーラーはガンガン、町中には古いアメ車が溢れ、ガソリンを撒き散らしながら走っている。
石油が安いことでバスの運賃なんかが安いのは旅人にとってはありがたい。
8:00過ぎに起き出し、この日の行動開始。
空港はカラカスの市街から30kmも離れたところにある。街でちょっとのんびりしたい衝動もあるのだが、カラカスにはブラジルから戻った後また来るので、カラカスには滞在せずこのままシウダ・ボリーバルへ移動することにした。
念のため空港でもう$100両替え。今度のおっちゃんは$1=7.5Bsで両替えしてくれた、一応カフェのテーブルでコソコソと。
他の南米諸国では皆が皆嘘みたいに念入りに偽札のチェックをしていたが、逆にベネズエラは嘘みたいに何もチェックしない。(こちらに渡すボリーバルはしっかり数えてくれるが)下手するとこちらが渡す米ドルはろくに数えもしなかったりする。
バス・ターミナルがまた果てしなく遠いところにある。ちなみに、シウダ・ボリーバルへ行く場合「地球の歩き方」にあるターミナルは誤りで、テルミナル・オリエンテが正しい。
バスを利用する人は、どこへ行きたいのかを告げて誰か近くの人にターミナルの場所を教えてもらった方がよい。
で、ターミナルまでの足だが、路線バスなんかを乗り継いで行けないこともないのだろうが、面倒だしリスキーだしということでタクシーを使うことになる。が、カラカスの場合このタクシーが鬼門だったりする。
誤って変なタクシーに当たると、タクシー強盗に遭うことがある。途中で仲間が乗り込んできて変なとこに連れて行かれ、金品を奪われるというアレだ。
流しのタクシーを拾えばもっと安く行けるのだろうが、ここは安全策をとって空港のオフィシャル・タクシーを使うことにした。
テルミナル・オリエンテまで交渉の結果230Bs。黒塗りのフォード・エクスプローラーで、乗り心地はいたって快適。もちろんクーラーはガンガンに効き過ぎている。
カラカスの標高は1,000mほど。広い平地にあると勝手に思い込んでいたのだが、けっこうな山の中にある。斜面に家々が建ち並んでいる姿はどことなくラパスっぽい。
市街は車が溢れ、渋滞が酷い。この日は曇っていた所為もあろうが、街中にはちょっと退廃的な雰囲気が漂う。まぁ次回ちゃんと見てみないと何とも言えないが、タクシーの車窓から見るとそんな感じがする。
ターミナルは果てしなく遠く、空港から1時間半弱もかかった。料金の230Bsもちょっと納得。
ターミナルには多くのバス会社の窓口があり、シウダ・ボリーバル行きとも書いてあるのだが、この日実際に走らせていたのは2社だけ。
ともに昼のバスと夕方のバスがあるのだが、通常だとシウダ・ボリーバルまで8時間ほど、どちらにしても中途半端な時間に着く。
カラカスのターミナルに何時間もいるのもしんどく、結局14:45のバスに乗ることにした。予定だと23:00に着いてしまうが、まぁ着いてから考えよう。運賃は80Bsだからチリ、アルゼンチンと比べるとはるかに安い。
治安どうこうの話はあるが、ベネズエラの雰囲気は自分らには心地いい。チリやアルゼンチンよりずっと庶民的な感じだ。屋台や露店が目につくのが好印象。なんかコロンビアにでも帰ってきたような感じがする。
ただし人種構成は大きく異なり、黒人が多いことがこれまで回ってきた南米諸国とは異質だ。がたいのいい人が多く、一見ちょっと強面に見えるから、暫らくインディヘナの人たちに慣れ親しんできた目にはちょっと怖くも見えたりする。アフリカと一緒ですぐに慣れるだろうけど。
ターミナルの中にもチリ、アルゼンチンではお目にかかれなかった屋台風の安食堂があり、久々に楽しく食事ができた。この感じはボリビア以来だろうか。
バスのチケットを買っているときに一人の孫を連れたばあちゃんと会った。とてもフレンドリーなばあちゃんで、みかんをくれたりポテトチップスを買ってくれたり、あれこれと自分らの世話を焼いてくれる。孫の男の子も素直そうでとても可愛い。
バスはほぼ時間通りに出発。そのばあちゃんらも同じバスに乗った。
カラカスからちょっと離れたところで車が渋滞している。何でかなぁと思いながら窓の外を眺めていたのだが、しばらくして原因がわかった。
何と、地盤沈下のため左手にクレーターのような馬鹿デカイ穴が開いていて、そこで道路もなくなっている。先日の豪雨の傷跡らしい。
クレーターを大きく迂回するように臨時の道が通されていて、どうやらその通行のために渋滞しているようだった。
そのクレーターを皮切りにそこから先はしばらく酷いことになっていた。
どこもかしこも水浸し・・・家が水没してしまい、道路脇で(道路はちょっと高くなっている)木材とトタンで建てた簡素な屋根の下で人々が煮炊きしていた。
暫らく進むとまた渋滞。今度は道路が川で寸断されている。いや、本来そんなところに川はないのだが、道路を寸断するようにゴーゴーと濁流が流れている、まるで大河の如く。
濁流の幅は数百メートル。こんなとこ通れるの?といった感じ。
が、とっぷりと日も暮れて暗くなった大河の上を大型車同士が普通にすれ違っている。こりゃ渋滞するわけだわ・・・。
しかも大河は一本ではなく、一本越えて暫らく走るとまた一本といった感じ。暗闇の中、そんな渡渉を延々と繰り返す。
20:30頃、夕食休憩のためドライブインのようなところに止まる。ここでもばあちゃんがチキンをくれたり、ジュースをくれたり・・・挙句には何か困ったことがあったら連絡しろと住所と電話番号まで教えてくれた。外国人には珍しく、とても字のキレイなばあちゃんだった。
2:00頃だろうか、途中の村でばあちゃんとお孫さんは降りていった。ありがとう、ばあちゃん!

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シウダ・ボリーバル その1

2010/12/2 木
結局、シウダ・ボリーバルに着いたのは4:30頃。
普通なら8時間のところを14時間近くもかかったわけだが、自分らにとってはむしろ好都合。あと1時間もすれば明るくなる。
シウダ・ボリーバルはギアナ高地の玄関口であるカナイマへの前進基地となる都市である。もちろん自分らもそのためにシウダ・ボリーバルへやって来た。
こんな時間にも関わらず、ツアーの客引きの人たちが何人かいた。何はともあれまずは一眠りしたいところだが、せっかくなので働かない頭で話だけ聞く。
シウダ・ボリーバルから2泊3日が一般的で、料金は2,100Bsが相場。ドル払いも可だが、エージェントによって7~8Bsまでレートはまちまち。
一番最初に声をかけてくれたのはカルロスで、日本人旅行者がツアーの感想を記したノートも持っていたので働かない頭で一応見させてもらう。
悪くなさそう・・・が、とにかく眠いのでまずは宿だ。その前に一眠り。
エージェントの窓口なんかがかたまった奥のスポットの方が暗くて快適そうなのだが、ちょっとよからぬ空気が漂っていたので、バスの着いたところのベンチに座ってうずくまる。
7:00過ぎに何となく起きて行動開始。
ベネズエラもコーヒーを栽培していて、ベンチの隣のおばちゃんの屋台でコーヒーを飲んだらやたらと旨かった。メニューに堂々とネスカフェと書いてあるチリとは違う。
シウダ・ボリーバルもバス・ターミナルは市街からやたらと離れている。タクシーに乗るのもなんだし、カルロスのところで宿もやっていると言っていたからまず相談してみよう、と思ったのだが、カルロスが見当たらん。
暫らくすると、一人の日本人旅行者を連れてやって来た。ブラジル方面からやって来た彼、ユーキ君はこのままツアーでカナイマへ飛ぶらしい。
一緒にカルロスのオフィスへ行って宿のお願いをする。
カルロスの呼んだタクシーにユーキ君と同乗し、空港経由でカルロスの家兼ポサーダであるトータル・アベントゥーラへ。タクシー代はカルロスの払いのためタダ。
部屋に入ってまずは爆睡。
昼過ぎに起き出し、外で昼食を食べてから町の中をブラブラ。レストランのメニューは量がものすごかった。味も上々。こういう庶民的なレストランがあるととても助かる。
ベネズエラを真っ二つに割るように、世界有数の大河オリノコ川が流れている。シウダ・ボリーバルはその広大なオリノコ川の川幅が300mほどに狭まる岸にある。
オリノコ川まで宿から歩いてすぐなのだが、川幅が狭まっている地点でこのスケール・・・南米の川はスケールが違う。まるで別次元だ。
シウダ・ボリーバルにはギアナ高地へ行くために来た。ギアナ高地への玄関口はシウダ・ボリーバルからさらに200km強南にあるカナイマ。途中のジャングルに道はないから飛行機でしか行けない。
カナイマまでは定期便も週3便ほど飛んでいるから個人で行けないこともないが、ギアナ高地へ楽にかつ安く行くにはツアーが一番。
町中にこれといってエージェントが目につかないこともあり、面倒なのでカルロスのところに頼むことにした。
宿からカルロスに電話してもらうと、暫らくしてカルロスの奥さんが帰ってきた。ドル払いのレートが8Bsだったためトントン拍子で話が進んでいたのだが、7.5Bsにしろというカルロスからの指令が奥さんの電話に入る。
7.5Bsじゃなぁ・・・町中で闇のおっちゃんに聞いた感触では$600もあれば余裕で8Bsで両替えできそうだった。
ボリバール払いの料金は2,100Bs。面倒だが一度町で両替えしてからボリーバルで払うと告げたら、カルロスも面倒になったのか8Bsでいいという話になった。8Bsでもドルで払ってもらった方がカルロスの側も得をするのだ。めでたく契約成立。
ツアーは明日から。カルロスのところで申し込むと、今日と帰ってきた日の宿代は無料。明日の朝食もついている。
宿はトイレ&シャワーが一つしかないのが難点だが、WiFiも使えるし、共用スペースはクーラーも効いていて快適。
この時季のベネズエラは18:00近くになると暗くなる。店も全て18:00には閉まってしまう。そんなこととは露知らず、この日は夕飯を食いそびれた・・・昼飯を食い過ぎた手前、さして腹は減ってなかったのだけれど。
辛うじてギリギリ開いていたパン屋でパンを買うことができたので、ひもじい思いはせずに済んだ。

2dec2010 オリノコ川 川幅の狭まっているところでこのスケール
オリノコ川・・・川幅の狭まっているところでこのスケール

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マシーソ・グアヤーネス(ギアナ高地)

2010/12/3 金
Day1
死ぬまでにいつか見てみたいと思っていたものが世界中にいくつかある。
ギアナ高地、そしてアンヘルの滝(エンジェル・フォールと言った方が通りがいいか?)はその最たるものだった。
ギアナ高地は、コナン・ドイルの小説「ザ・ロスト・ワールド」に紹介されたことがきっかけで世界的に知られるようになった。ベネズエラ、ブラジル、ガイアナの3国にまたがり、総面積は日本の1.5倍ほどもある。
カリブ海の風とアマゾンの風がぶつかるギアナ高地上空は雲が湧きやすく、年間を通じてほとんど霧に覆われている。飛行機からでは全容を見るのが困難で、その姿が解明されてきたのはまだ最近になってからのことだ。
ギアナ高地にはテプイと呼ばれるテーブル状の山がポコポコと林立している。アウヤンテプイはその中でも最大規模のもので、そこにかかるのが落差979mで世界最長のアンヘルの滝である。
そのギアナ高地、そしてアンヘルの滝を見られるのかと思うとドキドキする。加えてセスナに乗るのも生まれて初めてのことだ。セスナどころかレシプロの飛行体に乗るのが生まれて初めてということになる。
6:00過ぎに朝食を食べて7:00に出発。まずは車で空港へ。
飛行機に乗るのに外国人はオリジナルのパスポートが必要で、空港使用料が別途25Bsかかる。
周りの人たちが次々フライトしていく中、空港内のカフェで待つこと1時間、ようやく自分らの番が来た。
セスナはパイロットを含め6人乗りであったが、客は自分ら二人だけ。北島三郎に似たパイロットのおっちゃんはTシャツ姿で、これからトラクターでも転がすのかといった出で立ちだ。
シートに座ってドアを閉めると、まだシートベルトも締めないうちに三郎号は走り出した。
滑走路の手前で別のセスナの着陸を待つ。着陸したと思ったら何の前触れもなく走り出し、そのままあれよあれよという間に離陸・・・ちょっと練習すれば自分でも操縦できそうな気がしてくる。
アナログな計器盤に目をやると、対気速度は130km/hくらい、飛行高度は400m前後といったところ。基本的に雲の下を飛行するので、下の景色がずっと見えている。
暫らく飛ぶと、眼下は一面緑の絨毯となる。そのうち川だか湖だかわからない巨大な水溜りが現われ、カナイマに近づくとテプイっぽい地形も現れてくる。
カナイマまでは、事前に教えてくれた通りピッタリ1時間5分。
おっちゃんがシュコシュコと手動でフラップを調整し、最後はスロットルを緩めて滑走路上を滑空してふわっという感じで着陸。
着陸するとすぐに向きを変え、猛スピードでターミナル前の駐機場へ走っていく。なんか見てるとおもちゃみたいだ。
おっちゃんに礼を言って建物の方へ歩いて行くと、ガイドらしい迎えの人が現れ、まずは受付で国立公園の入場料35Bsを払う。
そのままガイドについて宿まで歩く。宿までは5分ほど。
宿であるカンパメント・ウェイ・トゥプは、「ロンプラに出ている」とカルロスが自慢していただけあって小奇麗。
今日はランチまでいきなり2時間ほど自由時間で、ランチの後ボートでアナトリー島へ行くというスケジュール。
部屋に荷物を置いて、早速歩いてすぐのカナイマ湖のビーチへ出向く。
カナイマ湖は上流のカラオ川から何本かの滝が流れ落ちてできた湖である。ビーチからは一番手前のウカイマの滝が見える・・・爆発的な水量だ。
水はジャングルに生い茂る植物から出るタンニンのため真っ黒。真っ黒といっても決して濁っているわけではなく、色が黒いだけで水自体はとてもキレイである。
空は曇っていてそれほど暑くもないのでとても泳ぐ気にはならない。元気に泳いだり走ったりしているちびっ子たちを眺めながらデッキチェアーで寛ぐ。
自分らと同じグループのツアーメンバーは、ポーランド人二人とオランダ人一人、インド系イギリス人一人。
今回のメンバーは貧乏パッカーではなく、インテリでハイソな人たちだ。イギリス人はジャーナリストと言っていたし、ポーランド人の一人はオランダ在住で、オランダにあるみずほ銀行で法人関係の仕事をしていると言っていた。
皆さん言語が堪能で恐れ入る。特に銀行員のポーランド人は母国語のポーランド語の他に英語、ドイツ語、オランダ語を流暢に話す。もう一人のポーランド人はスペイン語も話せて、自分らのグループでは彼がガイドのスペイン語を英語に通訳してくれた。
ヨーロッパには母国語しか話さない人が多い反面、3~4ヶ国語を普通に話す人がゴロゴロいるから驚きだ。地理的条件もあって日本でそういう人は稀だと思うが、旅先ではけっこう出くわす。ドイツ人やオランダ人など、特にドイツ語に近い言語の国の人たちにその傾向が強いような気がする。
デッキチェアーでウトウトしていると、昨日来ていたユーキ君らのグループがアンヘルの滝から帰ってきた。
昼食後、2グループがジョイントしてアナトリー島へ。
ランチの後に行くとは聞いていたが、何時に行くのかハッキリしない。ギアナ高地のツアーは、予定がいきなり変更になったりスケジュールの説明がないという噂を聞いていたが、早くもそんな感じだ。
結局、出発したのは15:00。それならそうと事前に言ってくれればもっと時間の過ごし方もあったのに・・・。
ボートに乗り、カナイマ湖に連なる滝を近くから眺めてアナトリー島へ上陸。滝はどれも落差こそないものの爆発的な水量で、ハッキリ言ってツーリスティックなイグアスの滝より迫力がある。
アナトリー島へ上陸してから1時間ほど歩いてエル・サポの滝へ。
エル・サポの滝は滝の裏側を歩けるということになっているのだが、最初は全く期待していなかった。まぁこんなものかと滝の裏側を歩いていくのだが、核心部で度肝を抜かれた・・・なんだ、この水量わぁぁぁ!こんな物凄い水量の滝の裏側を歩けるところはおそらくここを置いて他にない。
殺人的な量の茶色い水が目の前を落下してゆく。通り抜けるときは全身ずぶ濡れ、どころか水圧で目も開けていられない。自分らのカメラは防水仕様だが、完全にスペック・オーバー。防水ケースでもない限り写真撮影不可である。
脇から巻くと、簡単に滝の上にも出られる。遠くにテプイも見えてなかなかスバラシイ眺めだ。
帰りもエル・サポの滝の裏側を通る。一部滑りやすいところがあって、自分がズルッときて「滑るなぁ」と後ろを振り返ると、マユミが大ゴケしていた・・・。口を押さえているから歯でも折ったのかと思ったら、背中を強打して息ができなかったらしい。大事に至らずに良かった。
ボートでビーチに戻り、夕飯までデッキチェアーに座ってのんびり。水が多いのか、ヤシの木が一部完全に水に浸かっていて、子供たちが登ったりしている。実に平和な光景だ。
夕食の後、ユーキ君とちょっとおしゃべり。彼も半年ほど南米にいるのだが、自分らの会ったのと同じ旅人と別の場所で会っていたりするから面白い。

3dec2010 カナイマ行きのセスナ シウダ・ボリーバル空港 3dec2010 アナトリー島へ向かう
カナイマ行きのセスナ                  ボートでアナトリー島へ向かう

3dec2010 エル・サポの滝は裏側を歩ける ここは入口 普通に滝の裏を歩けるように見えるが・・・ 3dec2010 エル・サポの滝
エル・サポの滝入口 普通に裏側を歩けるように見えるが・・・    通り抜けた先で見るとこんな感じ

2010/12/4 土
Day2
今日はいよいよアンヘルの滝へ行く。
朝から天気は申し分なし。
7:00に朝食という話だったので気合を入れて6:30に起き、パッキングも全て済ませて食堂へ行ったのに・・・全く準備の進んでいる気配なし。仕方なく部屋に戻って待機。
結局朝食が食べられたのは8:00!でもまぁ百歩譲ってここまではよしとしよう、朝食後すぐに出発すれば8:30過ぎには出られるわけだから・・・。
が、何と出発は10:30と言う。なんでそんなに遅いんだよ~全員滝を見るためにツアーに参加しているはずなのに、何故かなかなか滝へ行けない。
滝が見える見えないは天気によるので運次第だが、一応ガイドブックには10:00~13:00頃が滝を見られるチャンスが多いとある。太陽の角度から言っても、正面から日の当たる午前中の方が滝もキレイに見えるはずである。
ちなみに行きは川を遡るから、アンヘルの滝への足場となるラトン島まで4時間ほどかかる。そこから滝を真上に見上げるライメ展望台までさらにジャングルの中を歩いて1時間ほど。
カナイマまで来て滝を前に悶々と時間を持て余す。仕方なくまたビーチで時を過ごす。
後でわかったことだが、出発が10:30になってしまうのはボートの都合による。前の日に滝へ行ったボートが10:30頃帰ってくるわけだ。
このあたりは完全にツアー会社によるところで、朝一に出発しているパーティーももちろんある。
待ちに待ってようやく10:30に出発。ウカイマの滝の上の船着場まで20分ほど歩く。ボートの準備を待って11:15頃ようやく出発だ。
いざ出発してみると・・・スバラシイ!ボートで川を遡るには最高の天気。
15分ほど遡ったところで波の高い難所に差し掛かる。ここではどのボートでも一度降りて、20分ほど陸地を歩いて迂回する。そして難所をすり抜けてきたボートへまた乗り込む。
そこからちょっと進んだところで岸に上陸してランチ・タイム。気は先へ急ぐが、朝食が少なかったので腹が減ってきたのも事実。昼食のため15分ほどストップ。
昼食時、自分らの座った木の下ではハキリアリが一所懸命働いていた。バナナの葉を顎で器用にカットしてはせっせと巣へ運んでいく。カットする係と運ぶ係で分業となっているようである。
アリたちの歩いて行く先に目をやると、2~3cmくらいにカットされたバナナの葉が行列となって進んでいく。面白い!コイツは見ていて飽きない。
(自分たちの遊んでいる間も)こうして一心不乱に働いているアリたちの姿を見ると何となく頭が下がる思いだ。もっとも働きアリも何割かはサボっているらしいのだが・・・。
またボートに乗って川を遡る。目の前にテプイが幾つも現れてくる。
テプイというのはテーブル状の山のことで、言うならば西上州の荒船山をもっとずっと大きくしたようなもの、もしくはケープタウンのテーブルマウンテンのようなもの、そんなやつが緑の絨毯の中にポコポコと林立している。
地上から垂直にぶっ立った岩壁の高さはおよそ1,000m、恐るべきスケール。ここはまさに秘境だ。観光で訪れることのできるのはギアナ高地のごくごく一部に過ぎない。
ギアナ高地の地質はおよそ20億年前のものと言われ、地球上で最古の部類に属する。
アンヘルの滝へ至らずとも、他のテプイから数百メートルはある長大な滝が幾つも流れ落ちている。壮大な眺めだ。
遡るにつれて川幅は狭まり、かなりテクニカルなパートも現れてくる。が、おっちゃんの操船技術は秀逸、川の流れを読み、右へ左へボートを巧みに操って切り抜けていく。
そしていよいよ目の前にアンヘルの滝が現れた。逆光でちょっと見にくいが、あれはまさにアンヘルの滝。下部はまだ岩の陰になっていて見えないが、他の滝と比べても格段に大きく、そのスケールには度肝を抜かれる。
落差979m・・・この滝が凍るなどいうことは有り得ないが、もし凍ったとしたら1,000mの氷柱になるわけだ。1,000mの氷柱って・・・考えただけで気絶しそうだ。
カナイマからカラオ川、チュラン川を遡ること4時間弱、ようやくアンヘルの滝への足場となるラトン島に到着(15:00)。ここから滝の下にあるライメ展望台までさらにジャングルの中を1時間ほど歩く。
ボートから降りたらすぐに出発。他のメンバーも滝を目の前に興奮しているのか、皆早足に歩を進める。
ライメ展望台のちょっと下まで来たときはまだ滝の全貌が見えていた。そこから数分歩いたところがライメ展望台。
展望台に着いたのは自分らが最後のようで、ちょうど日本からの団体ツアー客が展望台から下りてくるところだった。団体客をやり過ごしてから展望台へ上がる。
目の前にドーンと広がるアンヘルの滝・・・のはずが、なんと!ガスっていて見えない・・・。おぉぉ何ということを・・・ここまで来てそんな殺生な・・・。
「出るのが遅すぎるんだよ」「7:00には準備できていたのに・・・」「まったくアホだ」と皆してガイドの文句をブーブー。
ここまで来て滝を見ずに帰れるか!ということで他の人たちが去った展望台で自分らのパーティーだけ粘る、粘る、粘る。
そうするうちに奇跡的にガスがとれ、いよいよ間近から滝の全貌を拝めた。おぉぉ・・・これは言葉にならん。すご過ぎる・・・。
あまりに大きすぎるため感覚が麻痺してしまいその大きさをリアルに捉えられない、というのが正直なところだ。
979mという遥か頭上から膨大な水が流れ落ちる。半分も落下しないうちに水は霧散してしまい、地表までは届かない。よってアンヘルの滝には滝つぼがない。
なんかスローモーションを見ているような感じ。
展望台にいる間、滝が全貌を現していたのはわずか10分足らずだったろうか。その間に写真を撮りまくる。
そしてまた滝はガスに包まれて姿をくらました・・・。
ここまで来て滝が見られないという最悪の事態はギリギリ免れたものの、やはり出るのが遅すぎだと思う。ボートからは晴天下に滝が見えていたわけだから、もう1時間も早く着いていればクッキリと滝を見ることができたはずだ。
煮え切らないものもあったが、滝を見られたことで一応よしとしよう。
下りは30分。今晩はボートで川を渡った対岸でキャンプ。ハンモックで夜を明かすのは何気に初めてだった。
夕飯は焚き火で豪快に焼いた鶏の丸焼き。手馴れたもんで、これが実にうまく焼けていて美味だった。
明日の朝時間があれば川を渡渉してもう一度展望台へ行こうと画策していたのだが、このツアー、撤収するのだけは異様に早い。明日は6:30に朝食を食べ、7:00に出発するそうだ。
20:00に消灯。
夜半過ぎにけっこうな雨が降った。屋根の下のハンモックで寝ているので雨とは無関係で快適。

4dec2010 満を持してアンヘルの滝へ 4dec2010 岸辺でランチ
満を持してアンヘルの滝へ!             途中の岸辺でランチ

4dec2010 ハキリアリ 顎で器用にカットして 4dec2010 せっせと巣へ運ぶ
ハキリアリ バナナの葉を顎で器用にカットして・・・  せっせと巣へ運ぶ

4dec2010 テプイがいくつも見えてくる 4dec2010 アンヘルの滝が見えた!
テプイがいくつも見えてくる               そしてついに姿を現すアンヘルの滝!

4dec2010 ライメ展望台に着くと・・・ガスって上部が見えない 4dec2010 徐々にベールを脱いで・・・
展望台に着くと・・・ガスって上部が見えない     徐々にベールを脱いで・・・

4dec2010 ついに全貌が明らかに
ついに全貌が明らかに

4dec2010 落ち口のアップ 4dec2010 しばらくするとまたベールに包まれた
落ち口のアップ                      しばらくするとまたベールに包まれた

4dec2010 この日はハンモックで寝た 4dec2010 夕飯の鶏の丸焼き
この日の寝床はハンモック               夕飯は鶏の丸焼き

2010/12/5 日
Day3
夜明け前はキャンプ地から滝がキレイに見えていたが、日が昇ると途端にガスに包まれて見えなくなった。
7:00前に朝食を食べ、8:00前にはボートでキャンプ地を後にした。昨日このスピードが欲しかった・・・。
昨晩の雨で川が増水していて、昨日上陸した対岸の川原は完全に水の下。
帰りは川を下るだけなので速い、速い。猛スピードで川を下っていく。
昨日より雲は多いが相変らず晴れていて気持ちいい。今回ボート上では一度も雨に降られず幸いした。
途中、後から出発した日本人団体客のボートに抜かれる。向こうのボートの方がパワーがあるらしい。
こちらに向かって手を振っている全員が全員、日除け、虫除け対策万全の格好をしているのでゴルフのキャディーの集団が乗っているかのようだ。完全にオーバースペックの格好になってしまうのは、エージェントの忠告によるものだろうか。
行きに歩いた波の高い難所は帰りも歩く。
僅か2時間半でカナイマの船着場に到着。既に次のパーティーがボートの到着を待っていた。
ウカイマの滝を上から見た後、湖沿いを歩いて宿まで帰る。
シャワーを浴びられるというので、どうせ出発は2時間後くらいだろうと思ってのんびり浴びていたら、まだパンツ一丁の時にガイドが行くぞと呼びに来た。ホント、撤収するときだけは早いな・・・。
ガイドについて空港まで歩き、どうせまた1時間くらい待つのだろうと思っていたら、帰りはフライトも順調。買ったパンをのんびり食べてる間もなく慌しく飛ぶ運びとなった。
同じパーティーだった4人に別れを告げていの一番に飛ぶ。
帰りもまた行きと同じ三郎号で、乗客は自分ら二人だけ。相変らず乗り込むとすぐに飛び立った。
行きよりも天気が良く、帰りの窓からの眺めは最高だった。小さな雲に入って視界が真っ白になった後、雲から抜けるとパッと眼下に大地が広がる。ちょっとラピュタを思わせる瞬間に感激。
帰りのフライトもちょうど1時間5分。すごいぞ、サブちゃん!
シウダ・ボリーバルの空港に着きインフォメーションでカルロスのエージェントへ電話してもらうと、10分ほどしてカルロス自身が車で迎えに来てくれた。
今日はカルロスの宿が満室らしく、近くの別のホテルに泊まることとなった。宿代はカルロス持ち。
今晩泊まるホテル・コロニアルに寄ってから、カルロスの宿に預けた荷物をピックアップ。
ちょうど腹が減っていたところだったのだが、ツアー料金に今日の昼食も含まれていたらしい。準備してくれた魚のフライのランチをありがたくいただく。日曜の今日は店が軒並み閉まっているのでとても助かった。
宿にはまだユーキ君がいたので暫しおしゃべり。
ホテル・コロニアルはオリノコ川に面した立地でエアコン付き。カルロスの宿に泊まるよりむしろ快適だ。
夕暮れ時にオリノコ川へ行ってみる。川へ涼みに来ている人などがいて、とてものんびりした雰囲気である。やっぱ川のある町はいいなぁ・・・。
ベネズエラは人も陽気で、何気に自分らにとってなかなか居心地のよいところだ。

5dec2010 朝のキャンプ地から見たアンヘルの滝
朝のキャンプ地から望むアンヘルの滝・・・昨日より水量が増えてる

5dec2010 カナイマへ帰る 5dec2010 緑の絨毯に林立するテプイ
カナイマへ向け川を下る                 緑の絨毯に林立するテプイ

5dec2010 帰りのセスナからの眺め 5dec2010 夕暮れのオリノコ川
セスナからの眺め                    夕暮れのオリノコ川

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 046_Venezuela 1 / ベネズエラ 1] | 2010.12.09(Thu) PageTop
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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
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