スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category [スポンサー広告] | --.--.--(--) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

オイアポケ ~ カイエンヌ ~ サンローラン・ドゥ・マロニー

2011/1/16 日
明るくなってバスの外に出ると、単なるヌタ場にいた。
どうやら仮眠のために止まっていたわけではないらしい・・・前方のチュルチュルの上り坂に、タンクローリーの巨大なトレーラーがくの字になって道を塞いでいた。
時々トラックが立ち往生する場所なのかなんだか知らないが、ジャングルの中にポツンと一軒だけある民家の前には何故か重機があった。で、しばらくするとコイツのエンジンがかかり、タンクローリーの前に出て引っ張り出した。
白煙を上げてタイヤを空転させつつ、タンクローリーがじりじりと引き上げられていく。ものの数分で引き上げ終了。
道がクリアとなったところで我らがバスは勢いよく坂を上り切り、再び緑のジャングルの中の赤土の一本道をのた打ち回りながら先へ進む。ちょっとだけアフリカを思い出させるような道が続く。
7:30に再び走り始め、9:00過ぎにオイアポケに到着。町の手前から舗装路になった。
さて、オイアポケからはギアナ3国を横断する。
失礼ながら物価が高いだけで何もないであろうギアナ3国へ(奥地のジャングルへ行ったりすれば面白いのだろうけど・・・)どうしてわざわざ行くのかと言うと、陸路でベネズエラへ抜ける術が他にないから・・・。
ブラジルという国の懐の深いところで、ベレンからベネズエラ国境に近いボア・ビスタまで陸路で移動しようとすると、途中のマナウスまではアマゾン川を遡る以外他に適当な手段がない。一度国外に出てギアナ3国を横断し、ガイアナからボア・ビスタに入るのが手っ取り早い?のだ。
金銭面では、おそらく船を使った方が安い。さらに言うと、エアを使った方が断然安い!もちろん時間もかからない。でも、可能な限り陸路にこだわりたい。
マナウスまで同じルートを引き返すのも気が進まん。残るはギアナ3国。
一応、次にカラカスからパナマへ飛ぶ日程は決まっているから(それもうまく日程変更できていればの話だが・・・)、それほど時間に余裕もない。先を急ごう。
国境のオイアポケ川をボートで渡ると仏領ギアナ。
オイアポケは大きな町じゃないから、バス・ターミナルからボート乗り場までは歩いて行けそうな気がする。が、如何せん町の地図がないからよくわからん。
タクシーを使うことにした。料金は10R。どの運ちゃんに聞いても10R。乗ってみたらすぐだったから、ちょっと高い気がする。
イミグレの場所もわからんので、とりあえずイミグレまで行ってもらう。
出国のスタンプをもらって、そのまま歩いてボート乗り場へ。
ボート乗り場はいくつかあって、道を歩いていると客引きに適当に声をかけられる。どのボートも運賃は一律で、10R。
自分らの顔を見て客引きのおっちゃんに「ボリビア?それともペルーからかい?」と聞かれる・・・「日本だよ、日本!」
屋台のタピオカで腹ごしらえしてからボートに乗り込む。いっぱいになるのを待つこともなく、乗り込むとすぐに出てくれる。
対岸のサンジョルジュまでは15分ほど。ちょうど架橋の工事をしていたから、もう何年かすれば車で渡れるようになると思う。
イミグレは船着場からけっこう離れていてわかりにくい。乗せてくれた船頭の兄ちゃんに聞いたら、親切に近くまで案内してくれた。
イミグレというより警察の出張所のようなところで、フランス警察の制服を着たポリスがスタンプを押してくれた。
仏領ギアナはその名の通りフランス領、つまりは植民地ってわけで、フランスの海外県のような位置づけになっている。
それにしても21世紀も10年を過ぎたこのご時世になって未だに植民地とは・・・時代錯誤と言うか何と言うか、スゴイ話だなぁと思う。イギリス領だったガイアナ、オランダ領だったスリナムは独立したのに、どうしてフランス領だけは独立しなかったのだろう?
フランス領だからして公用語はもちろんフランス語、通貨はユーロだ。物資の一部を本国から空輸してたりするので、物価はとにかくべらぼうに高い。
サンジョルジュの次に目指すのは首都のカイエンヌ。定期的な交通機関はなく、船着場で白タクを捕まえるしかないらしい。
船着場に戻ると、オイアポケまで同じバスに乗ってきたおっちゃんが「カイエンヌに行く車があるぞ」と教えてくれた。
情報ではカイエンヌまで一人30E(ユーロ)前後。近くには銀行もカンビオもなく(あっても日曜で閉まってるだろうけど・・・)、自分らの手持ちはヨーロッパの残りの65E。
カイエンヌに行くという夫婦の車に料金を聞くと、一人30E。どうやら無事にカイエンヌまでは行ける。カイエンヌまで行けばATMもあるだろう。
車に乗り込んですぐに出発。フランス領だから車のナンバーもフランス同様、ユーロ・マークに"F"と入っている。
緑のジャングルの中に道が一本走っている。たまーーに車とすれ番うだけで誰もいない。
フランスの援助で造られているだろう道路は全線舗装なのだが、何でこんなとこ舗装してんだろ?ってくらい誰もいない。
さすがにカイエンヌの手前まで来ると、一気に人と車が増えた。車に乗せてくれた夫婦はカイエンヌの手前のマトゥイという町に住んでいるらしい。町のスーパーで飲み物を奢ってくれた。ちなみに今日は日曜で、開いているのは中国人の店だけ。
2時間半でカイエンヌに到着。町中の店はことごとく閉まっていて、ゴースト・タウンのようになっている。辛うじて寄ってもらったATMでユーロだけ下ろせた。
カイエンヌにいるのはほとんどが黒人。どいつも体がでかくて威圧感がある。
町は小奇麗だが特にこれといった特徴もなく、ガタイのいい黒人とも相まって南アフリカのような様相を呈している。気候も似たようなもんだし、ここはもう完全にアフリカだ。
路地にはちょっとヤバそうな奴らがたむろしていて、暗くなってから出歩くのはかなり危険そうな町である。
黒人たちの中に中国系の人をパラパラと見かける。日曜に開いているのは100%中国系の人の店だけだし、完全に町の雰囲気に溶け込んでいる。
こんなところにまで来て定住してしまう中国人はスゴイと言わざるを得ない。こんな芸当ができるのはおそらく中国人だけだろう。ハッキリ言えるのは、こんなとこに日本人は住めないだろうということだ。
宿もバカ高い仏領ギアナには一泊もせず、できれば今日中にスリナムへ抜けてしまいたい。このまま国境のサンローラン・ドゥ・マロニー(以下サンローラン)まで行きたい旨伝えると、夫婦がミニバス乗り場まで連れて行ってくれた上、運ちゃんと色々交渉してくれた。
すぐに出そうなのが一台あったのだが、先着のアルゼンチン人のパッカー5人ほどがちょうど運ちゃんと交渉中。話してみたら、ユーロの手持ちがないらしい・・・コイツ等、アホだ。
残念ながらUSドル払いということで運ちゃんと交渉成立したらしい。この5人を乗せると車はいっぱい。次のミニバスは客待ちをして、いっぱいにならなくても17:00には出発するという話。
出発まで3時間待ち・・・まぁ仕方ない。
夫婦の話だと、イミグレが開いてるのは18:00まで。今日中にスリナムへ抜ける話はなくなった。それでも行けるところまで行っておいた方がよかろう、明日も何時にミニバスが出るのかわからんし、カイエンヌの宿もバカ高いことだし。
「何か食べるだろう?」と言って、親切にも夫婦が開いてるバーガー屋に連れて行ってくれた。もちろんこのバーガー屋も中国人の屋台。
バス乗り場に戻って夫婦に礼を言って別れ、バスに乗るわけでもない怪しい黒人たちに交じってベンチに座り、人が集まるのを待つ。
何だかんだ17:00になると人が集まって出発となった。客の中にスリナム人の夫婦がいて、スリナム側でタクシーをシェアしようと言ってくれたのだが、残念!イミグレが開いてないとは・・・。
出発したのはいいのだが、運ちゃんが電話ばかりしていて一向に先へ進まない。途中で拾っていく人を待ったり、かと思ったらさらに別の人を拾うために逆走し始めたり・・・。
21:00過ぎにようやくサンローランに到着。
宿の当てがないので運ちゃんに案内してもらう。最初に行ってもらったところはWの一番安い部屋が55E。今から寝るだけなのにもったいなさ過ぎる・・・。
運ちゃんが人に聞いて次に連れて行ってくれたところは、3☆がさん然と輝くリゾート風の小奇麗なホテル。念のためいくらか聞いてみると、やはり一番安いWが55E。
フロントの兄ちゃんにどこかもっと安い宿はないか聞いてみると衝撃の事実が・・・町中に宿は3軒しかないらしい。55Eのここが最安という話。
いくらなんでも船着場の近くには安宿があるだろう、と安直に考えていたのだが、完全に当てが外れた・・・。
こんな小奇麗なホテルに泊まりに来るのはフランス人観光客だけであるからして、値引きにも全く応じてくれない。やむを得まい・・・ここに一泊することにしよう。
まさかこんなところで旅立って以来一番高い宿に泊まることになろうとは・・・。
宿にはプールもある。なんてステキなリゾートホテルなんだ、こん畜生!

16jan2011 巨大なタンクローリーが道を塞いでた 16jan2011 後続車はヌタ場で立ち往生
夜が明けるとタンクローリーが道を塞いでた・・・   後続車はヌタ場で立ち往生

16jan2011 重機に引っ張られて無事脱出
重機に引かれて無事脱出

16jan2011 サンジョルジュへ渡るボート 16jan2011 仏領ギアナのナンバーはフランス同様
仏領ギアナへ渡るボート                車のナンバーはフランス同様

スポンサーサイト
Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 048_French Guiana / 仏領ギアナ] | 2011.01.23(Sun) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   


 Web Page Translation
 You are here / ブログ内の現在地
なかっぴー通信NEO
 トップページ
  └ カテゴリー
        └ ■ 048_French Guiana / 仏領ギアナ
 About Me / プロフィール

nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
すばらしい一日でありますように・・・
 ランキングに参加しています
押してもらえると嬉しき哉

にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自給自足生活へ
 Latest Diary / 最新記事
 Category / カテゴリー
 Search Form / 検索フォーム
 にほんブログ村
 アクセスランキング
   
   
i2iポイントサイトへのご招待です♪
 Links / リンク
 Mail Form / メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 Latest Comments / 最新コメント
 アクセスカウンター
 Monthly Archives / 月別アーカイブ
 RSSリンクの表示
 ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。