スノウリ

2010/1/20 水
昨晩はまいった。インドに来てはじめて、それも一旦インドを離れる前日に食あたりで吐きまくった。おそらく沐浴の後に食べたドーサの油にあたったものと思われる。残しては悪いと思い無理に食べた夕飯もよくなかった。一晩に5、6回吐いただろうか、もう胃の中には何もないはずなのに、とにかく吐き気がしてほとんど眠れなかった。ここまでしつこいのはこれまで経験したことがない。ちなみにマユミも、あまりに美味しいのをいいことに前日の晩に食べ過ぎた所為で、既に昨日の朝から胃の調子がよくない・・・。
このままダメだったらポカラ行きも延期しようと話してたのだが、朝になるとなんとか動けそうだったので予定通り7:00にチェックアウト。通りでサイクルリクシャーをつかまえてツーリストバンガローへ。
リクシャーの仲間内ではツーリストバンガローまで50Rと口裏を合わせているらしく、40Rで行ってくれると言ったリクシャーに乗ると、運ちゃんが仲間からブーブー言われていた。この運ちゃんがなかなか強い脚を持っていて快速のリクシャーだった。しかもツーリストバンガローまで予想以上に遠く、乗ってるうちに50Rが正規の運賃なのではないかと思えてきた。値切ったのが悪い気がして5Rをチップとして上乗せした。
事務所で乗車の手続きをして、料金に含まれている朝食を食べてから(自分はバスに酔うのが怖くてチャイだけにしておいたが)バスに乗り込む。久々のツーリストバスで乗客は全員外国人、日本人も自分らの他に5人いた。
予約した時点で座席番号9、10と聞いていたので、指定席かと思ってのんびりバスに乗り込んだら自由席だった・・・。出遅れて一番後ろの席になってしまった。未舗装だったり、アスファルトの剥がれまくった道路を延々と行くので胃に負担がかかる。酔うのが怖くて、この日はバスに乗ってからも何も口にしなかった。ものすごくバンピーな道で、バスが凹凸を越えるたびに尻が浮き上がって荷物棚に頭をぶつけそうになる。
9:00に出発して真っ暗の18:00にスノウリの国境着。インド側のイミグレで出国手続きをし、そのまま歩いてネパール側のイミグレで入国手続き。どちらのイミグレも暗くて、言われなきゃそのまま通り過ぎてしまいそう。ネパールのビザは15日が$25、30日が$40、90日が$100であった。今回は15日のビザを取得、記入したフォームもろくに見ずに即発行してくれる。インドとネパールの時差は15分。
イミグレから少々歩いて宿にチェックイン。粗末な宿だが寝るだけなのでどうでもいい。これまで蚊なんてほとんどいなかったのだが、何故かこの宿にはウヨウヨいる。気休めに日本から持ってきた携帯用の「どこでもベープ」をつけてみたら、効き目抜群なのでビックリした。
同じバスに同乗した日本人は学生や医者の卵といった若い人たちで、ほぼ全員が体調を崩していた。久々に日本の学生と話せて新鮮だったが、ほとんどの人がインドにいい印象を持っていないのが残念!数年だけでも社会に出て、もう少し人生経験を積んだ後に訪れると、おそらくまた違った印象を持つのではなかろうか。偉そうなことを言うようだが、おそらく今の彼らには表面だけしか見えていないように思うのだ。

20jan2010 途中の休憩ポイント
スノウリへの道

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ポカラ その1

2010/1/21 木
朝5:30に宿の人に叩き起こされる。体調復活!朝食を食べてからバスに乗り込む。ちなみに、ポカラ行きはバリバリのローカルバスだった・・・結局どちらのツアー会社でも変わらんということか。もしかしたらカトマンドゥ行きはそのまま前日のツーリストバスだったのかもしれない。
6:45に出発。スノウリを少し離れるとスッキリ晴れている。アグラー以降曇ったりガスったりの日が多かったので、青空を見るのは実に久しぶり。日が出ると、これまで寒かったのが嘘のようにバスの中はポカポカだ。
ネパールに入ってすぐに感じるのは、インドに比べて人が丸いこと。それも段違いに。休憩の時に店でリンゴを買うだけでそれは感じることができる。似たような顔をした人もいるのに実に不思議だ。
ポカラまでの道はちょうど南信州の大鹿村を思わせる。人の丸さといい、信州にいるような気分になる。渓谷沿いの棚田が美しい。
ローカルバスは随所で人を乗せたり降ろしたり・・・止まってばかりで一向に進まない。舗装はキレイだし、たいした山道でもないのだが、地元の人は車に慣れてないのかバスの中で吐いている。皆さんよくわかっていてビニール袋を持参している。じいちゃん、ばあちゃんが苦しそうに吐いてるのが実に可哀そう。
15:30にポカラに着く。山間の小さな村くらいに思ってたのだが、ずっと大きな町なので驚いた。ま、空港もあるんだからそりゃそうか・・・。
バススタンドでタクシーを拾い、ダムサイドにあるGreen View Hotelを目指す。途中、運ちゃんにATMに寄ってもらい、ようやくまともにネパール・ルピーを手にする。1ネパール・ルピーは1.2円くらい。1インド・ルピーが1.6ネパール・ルピーだ。
ポカラは偏にホテルの供給過剰だ。特にオフシーズンの今はどこも閑古鳥が鳴いている状態に見える。特にダムサイドはガラガラだ。という訳で、希望のGreen Viewにあっさり部屋が取れた。アンナプルナ山系の見える抜群のロケーション!部屋も広く明るくホットシャワーも使えて申し分ない。これでWの宿泊費が300NRは間違いなく今までの中で一番!マネージャーのおっちゃんがまた実にいい人だ。
夕方から停電になってしまい、通りも真っ暗なので近くのレストランで食事をした。二軒隣で店をやっているというカマルさんと意気投合、すっかり話し込んでしまった。カマルさんは10年前まで日本に9年間住んでいて日本語が話せる。「面倒なことを何もかも捨てていっそインドにでも行きたい」などと日本人のように愚痴るのが面白かった。
インドでもよく停電したが、どこの店もホテルもだいたい自家発電機を持っていた。ポカラでは自家発電は稀で停電中は真っ暗だ。レストランにもホテルにもロウソクが置いてあるのだが、ロウソクの炎で過ごすとは今となっては粋だ。山ヤはヘッドランプを持っているので別に困ることもないが、こういうとき普通の旅行者は困るだろうなぁ。

21jan2010 ポカラ行きのバス2
ポカラ行きのバス

2010/1/22 金
昨日一度は復活したのだが、今朝になってまた下痢。吐き気もして午前中は動けず部屋で休養。明後日からアンナプルナBCまでトレッキングに行こうと思っているのに大丈夫だろうか?ちょっと心配。
午後になると決まって雲がかかるため昨日は見えなかったが、今朝になってヒマラヤの峰々(アンナプルナ山系)が、あまりスッキリとではないが望めた。やはりデカイ!手前にあるマチャプチャレ(6993m)がひと際大きく見える。ポカラから見ると三角錐のカッコイイ山だ。昨日カマルさんも言ってたのだが、今年は雪が少ないらしくいやに黒々している。その左奥には真っ白なアンナプルナⅠ峰が鎮座している。うぅぅむ、すごすぎる・・・。
昼近くになると雲が湧いてまた山は見えなくなる。午後からは気だるい体に鞭打ってトレッキングの情報収集など。アンナプルナ山域をトレッキングするには、ACAPの発行するエントリー・パーミットが必要。ACAPの事務所で聞くと、パーミット料は一人2,000NRで写真も4枚必要らしい。明日、早速取りに行くことにしよう。
途中、喉が渇いて道路脇の店でコーラを飲んだら、急にマユミの調子が悪くなった・・・どうもネパールに入ってから二人とも体のリズムがおかしい。インドでは何ともなかったのに、普通は逆のはずなのだが・・・。
食欲はないが何も食べないわけにもいかんだろうということで、宿で休養してから外に出た。不本意だが近くにある日本料理のレストラン「アニルモモ」に行ってみたら大正解!普段は特に日本食など食べたくならないが、体調不良のときは日本食に限る。店の人は7年間日本に行っていて帰ってきたばかりとのことで、オジヤも親子丼も味噌汁もまんま日本で食べるのと同じ、実に旨かった!やっぱ、ご飯の国の人ですもの・・・味噌と醤油は我等のソウル・フードだ。そして何より、ここにはとても有益な情報ノートがあった!トレッキングに関する情報もたんまりある。いや~たまには日本人宿とか日本人レストランにも行ってみるもんだ。
俄然やる気が出てきて、オジヤのパワーもあったのか吐き気も吹っ飛んだ。病は気からとはよく言ったもんだ。トレッキングが楽しみである。
ポカラに着いた日から、近々ゼネストがあるという噂を聞く。日曜から始まるとか、月曜から始まるとか・・・。昨日カマルさんは噂だけだろうと言っていたが、果たしてどうなることやら。

22jan2010 宿からの眺め
朝日に映えるアンナプルナ山群、右がマチャプチャレ

2010/1/23 土
昨日の夕食後、一旦よくなったと思ったら気のせいだった・・・。吐き気と下痢は続く。マユミも絶不調で二人して虫の息である。今日一日で回復することを望む。
ACAPの事務所でエントリー・パーミットを取得。オフシーズンのため事務所はガラガラで、即発行してくれる。
続いてガス・カートリッジや食料などの買出しなのだが、二人とも虫の息ゆえちょっと歩くと疲れてしまう。途中、ベンチや木陰でちょこちょこ休みながらレイクサイドで買い物。
レイクサイドは完全なツーリストエリアで何でも揃っている。トレッキングの基地らしく山道具屋もかなりあり、本格的な装備こそ売ってないもののジャケット類などはかなり安い。日本なら30,000円弱しそうなマムートのジャケットが2,500円くらいで売ってるので思わず手が出そうになるが、荷物になるのでグッとこらえる。MADE IN ROMANIAのものが多いみたいだが、本物かどうかは定かではない。
休み休み、ため息もつきながらどうにかこうにか買出しも終了。宿に帰って休養&パッキング。
夕食はまたアニルモモに行き、ちょっと回復したような気がしたので生姜焼き定食を食べてみたのだが・・・夜中になってまた吐き気がした。あぁぁどうなってしまったんだオレの体は・・・。
ゼネストは中止になったらしい。

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アンナプルナBCトレッキング

2010/1/24 日
Annapurna BC Trekking DAY 1
アンナプルナBCトレッキングの一日目。体調イマイチ・・・。ところで、アンナプルナBCというのは単なる地名である。BC(Base Camp)というと登山隊がベースを張る場所のような印象を受けるのだがそうではない。アンナプルナBCにはロッジが何軒かあり、観光客に毛が生えたくらいの人でも気合を入れれば行くことができる。所謂BCはもっとずっと奥だろう。さらにアンナプルナまで略してABCなどと言うから、昔の極地法で登ってたときのABC(Attack Base Camp)のことかと思ってしまうではないか・・・。
宿に荷物を預け、8:00にチェックアウト。軽く朝食を食べてからタクシーを拾う。バスもあるのだが、どうせバススタンドまで歩いては行けないし、時間がもったいないのでタクシーで行くことにした。ナヤプルまでの相場は1,000NRらしい・・・最初の言い値は1,200だったり1,500だったりするが、1,000まではすぐに下がる。1,000からびた一文まけない運ちゃんもいるが、もう一声いけそうな運ちゃんもいる。900で行ってくれるという運ちゃんも絶対800にはしてくれないから、どうやらこのあたりが生命線らしい。
ナヤプルまではタクシーで1時間強。途中、親切にも若い運ちゃんがあれこれと観光案内してくれた。
ナヤプルの村落を抜け少し行くとACAPのチェックポストがあり、ここでチェックを受けてトレッキング開始。他は韓国人ばかりである。しかもどいつもこいつもポーターを連れていやがる・・・年寄りではなく学生と思しき若い奴らがだ。トレッキングにポーターなんて聞いたことないぞ、まったく恥ずかしい。
アンナプルナのトレッキングは村落を縫って歩いていく。歩くのは村の人たちの生活道路だし、道に沿ってロッジやレストランが腐るほどある。大自然に分け入っていくような感じは微塵もない・・・何かピンと来ないんだよなぁ。だから誰でも彼でも来られるということなのだが、腐るほどあるロッジやレストランにはとにかくうんざりする。
それと思うのだが、ネパールの人にはインド人のようなフレンドリーさはない。打っても響かないというか・・・こちらから「ナマステ」と挨拶しても「ナマステ」とつっけんどんに返ってくるだけで、インド人にありがちなようにそこから会話に発展するようなことはほとんどない。うざくなくてそれがよいと言う人も少なくないのだが・・・何かピンと来ないんだよなぁ。
Syauli Bazarから登りが始まり、ギャップの大きい石の階段が延々と続く。しばらく登ると吐き気がしてきた。ろくにエネルギーも接種してないのでパワーも出ない・・・今まで山でもこんなに辛かったことはない、というくらい辛い。死にそうである。普段なら駆け登れるくらいのところなのに・・・自分で自分が腹立たしい。
仕方なく、ちょっと登っては休み、ちょっと登っては休みしてようやくガンドルンに着く。吐き気がして死にそうなのでマユミにロッジをあたってもらい、一番手前にあったHotel SAKURAに部屋をとった。一泊100NP。ロッジの宿泊費は100~200NRくらいのようだが、代わりに食事が高い。
しばらく横になってから階下で食事をとった。これなら食べられるだろうと思って頼んだベジ・スパゲッティが思いのほか脂っこくて、一晩中下痢と吐き気に悩まされた。

24jan2010 Nayapulに向かう峠から3
ナヤプルに向かう峠からの眺め

2010/1/25 月
Annapurna BC Trekking DAY 2
朝になっても吐き気は止まらない。何も食べられずにとりあえず歩き始めるものの、昨日よりさらに調子が悪くほとんど歩けない状態。ゲェゲェやりながら、通常1.5時間程のKomrong Dandaまで2時間以上かけてようやく登る。嫌な汗をかきながら、ホントに気力だけで登った感じだ。
時間は10:40。ここから先はKhimrong Kholaまで500mほど下るので敗退したとき登り返すのが大変だ。この先どうするか暫し考える・・・普通に考えればこんな体調でこの先進むのは無理だろう、しかしここで引き返すのも悔しすぎる、パーミットの2,000NRも惜しい・・・相談の結果、今日はここに泊まって休養し様子を見ることにした。もし明日体調が回復すれば先に進むってことで・・・。今日比較的体調のよさそうだったマユミには申し訳ないことをした。
午後になると曇って雨も降ってきたので今日は行かないで正解だった。
夕方、メニューの中で一番あっさりしてそうなシンプルなBoiled Potatoを食べたのだが、夜になって吐きまくった。結局、一晩中下痢と吐き気に苦しんだ・・・こりゃ明日もダメだと思いつつ、ほとんど眠れずにベッドの上で夜が明けるのを待つ羽目に。

25jan2010 ガンドルンへの登り 25jan2010 マチャプチャレ1
ガンドルンへの登り                    マチャプチャレ・・・その名の通り魚の尾びれのような形
            
25jan2010 夕暮れのマチャプチャレとアンナプルナⅢ2
右:マチャプチャレ、左:アンナプルナⅢ

2010/1/26 火
Annapurna BC Trekking DAY 3
吐き気はまったく治まらず。敗退決定。どうしたことか今朝になってマユミの下痢も再発してしまった。せっかくここまで来たのに二人して踏んだり蹴ったりだ。
天気がいいので目の前に広がる壮大なパノラマを十分堪能してからのんびり下り始める。雪煙を上げる峰々を見ていると、山ヤの性としてやはり登りたくなる・・・こんなトレッキングではなしに。
ガンドルンまで下る途中10人のトレッカーとすれ違ったが、全員韓国人だった・・・相変わらずポーターを連れて。ここまで韓国人だらけだとさすがに気色悪い。いろんな人から聞いた話を総括すると、どうやら他のアジア諸国に比べても物価の安いインド、ネパールに韓国人が大挙押し寄せているということらしい。
今日はマユミの下痢の方が深刻であったが、Syauli Bazarまで下ってアップダウンのない道まで出ると自分の吐き気が酷くなった。またゲェゲェやりながら、休憩しまくりつつ二人してホントに虫の息で何とかナヤプルに辿り着く。ホントに辛かった・・・。帰りもチェックポストでチェックを受ける。
ナヤプルで一息つこうかと思っていたら、上の道路をバスが走っていく・・・どうやらこちらに向かってポカラ行きと叫んでいる。待っててやるから早く来い、ショートカットしてこの斜面を登って来い、などと言う。ひぇぇぇ~ボロボロの体に鞭打って斜面を登り、どうにかバスに駆け込んだ。
料金は一人65NR、ポカラまでは途中休憩を挟んで2時間強だった。バスを降りたところからタクシーでGreen Viewに戻る。

26jan2010 朝のアンナプルナサウス5 26jan2010 村の風景2
雪煙の上がるアンナプルナ・サウス          のどかな村の風景

26jan2010 村越しに見るアンナプルナサウス2 26jan2010 村の風景14
村越しに見るアンナプルナ・サウス          主要な動力はもちろん牛

26jan2010 村の風景21
のどかだなぁ・・・体調不良により敗退!恐るべし、バラナシのガンガー

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ポカラ その2

2010/1/27 水
一日ポカラで休養。朝のうちに宿のおっちゃんに頼んで明日のカトマンドゥ行きのツーリストバスのチケットを取った。一人350NR。明朝は6:30過ぎには宿を出ねばならんので、二泊分の宿代も一緒に払っておいた。
ポカラはこの時季でも日中はポカポカ陽気。朝夕の山の眺めはいいし、夜は静か。宿も居心地よくて最高。・・・なのに何かピンと来ない。何故だろう?ちょっと考えてみたい。
体調がよくないのも一因だろうと思うのだが、それを差し引いても何かが違う。感じ方は人によって様々で、大抵の人は「ポカラ最高!」と感想を漏らすのだが、自分らにとっては何か違う。
一つは人だと思う。インド人のようにこちらに干渉してくることがない。人によってはそれがいいと言う人もいようが、ちょっと寂しい気がする。要するに当たり障りがないのだ、ネパールの人は。それによって特別嫌な思いをすることがない代わりに、インド人からよく受けたような底なしの親切を受けることもない。
それとトレッキングだ。パタゴニアのときのように大自然に抱かれるという感覚はほとんどなく、供給過剰のロッジやレストランにはうんざりだ。トップシーズンでないこの時季の印象がこれだから、トップシーズンに来たらどんな感想を持つことやら・・・。山に来てまで便利さなど求める必要はないのに・・・もっと不便でもいいのではないだろうか。でもそうすると大半の人は来られなくなってしまうのか?いずれにしても、山において人が少ないというのはかなり重要なファクターだ。
それから、ポカラの町があまりキレイじゃないことが挙げられる。フェワ湖に流れ込む水はあり得ないくらい汚いし、町にはゴミも多い。せっかく山がキレイに見えるのに残念!観光が売りの町なのだから、もう少し何とかした方がいいと思うのだが・・・。どうやら物資は豊富らしく、人口比で見たらむしろインドよりゴミは多いのではないだろうか。インドはゴミの絶対量こそ多いのだが、職業が細分化されていて(カーストの影響)小まめにゴミを集めている人はいるし、牛や犬などの動物がゴミを食べるということもある。自分の感覚では上手く循環しているように見えるのだが、ネパールの場合はどうなのだろうか?詳しいことはわからないが、何となくゴミは出されっぱなしという印象があるのだが・・・。
夜になっても体調は一向によくならない。何故だか左目も腫れてしまって踏んだり蹴ったりだ。あぁぁ・・・ネパールに来て以来、なんか歯車が噛み合わないなぁ。

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カトマンドゥ その1

2010/1/28 木
依然体調は優れない。6:30過ぎにチェックアウトしてツーリスト・バススタンドまで歩く。
予定通りバスは7:30過ぎに出発。車窓から町や山を眺めても、また来たいという気がまったく起こらない・・・ポカラは自分にとって不思議な町であった。
町を離れて山道に入るとガスっていた。走り出して1時間半もすると朝食休憩、また走り出して2時間もしないうちに今度は昼食休憩・・・その度に全てのバスが提携先の高いレストランに止まりやがる。中には果敢に食べてる人もいるが、多くの貧乏旅行者はそんなとこで飯など食べないのに・・・早くカトマンドゥに行こうぜ。昼食時に止まったレストランからちょっと歩いたところにある屋台で買ったオレンジがとても美味しかった!
カトマンドゥに入る手前の峠道は工事中なこともあってバスやトラックが数珠繋ぎだった。14:30にカトマンドゥ着。なんて汚い町だ!というのが第一印象。また自分の中でネパールの株が下がるではないか!埃と排気ガスで空気も悪い。
バスを降りたところで待ち構えていた客引きの中から、安いホテルをチョイスしてついて行った。タメル地区にあるNamche Nepalというホテルで、Wが250NR。そこそこの部屋なので疲れていたこともあって即決した。
少し休んでから外に出てみた。タメル地区は一大ツーリストエリアで、土産物屋や骨董品を扱う店、そして小奇麗な山道具屋が軒を連ねる。買い物するにはなかなか面白いところかもしれない。
カトマンドゥには有名な日本食レストランが多数あり、今の自分らには大変有難い。桃太郎でカツ丼を食べたが、こいつはイケル!自分らが行ったときは、日本人ではなく普通のネパール人や欧米人ツーリストの客でけっこう繁盛している様子だった。
それにしてもネパールは停電が長い!ポカラでも毎日8時間停電していたが、カトマンドゥはその比ではないような気がする。結局、ホテルに滞在している間中電源が使えることはなかった・・・。

28jan2010 タメル地区の様子
タメル地区の街角

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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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