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トルコ入国

2012/3/23 金
始:8:55 ~ 終:17:15 走行:68km
~ Ormenl ~ Kastanies ~ 国境 ~ Edirne ~ Havsa

朝の気温-1℃、まだ氷点下になるか・・・。
テン場をあとにしてE85をひたすら東へ。アウトバーンのような道で、町中をまったく通らないし、車に乗った人しか見かけない。危うく一人のギリシア人とも言葉を交わさないでギリシアを出るところだった・・・。
KastaniesでE85を下りるとようやく町の中に入り、道ゆく人と言葉を交わした。

Kastaniesは国境の町である。町中にATMが見当たらなかったが、イミグレの目の前のGSにあったので今後のことを考えてユーロをちょっと下ろしておいた。
ついでにGSでコーヒーを飲む。久々に訪れたギリシアであるが、物価の高さに驚いた。ネスカフェ一杯が1ユーロもする。
ちなみに、隣のブルガリアでは、カフェのちゃんとしたエスプレッソが0.3~0.4ユーロほどで飲める。
ガソリンも高くて、レギュラーがリッター1.8ユーロ以上する。
うぅぅむ・・・ハッキリ言って国の実力をはるかに上回った物価高であると思う。
国は財政破綻寸前なわけだし、どう考えてもユーロを使っていることに無理がある。ユーロの信用というのは極言するとドイツ一国が支えているようなもので、ギリシアの実力とは無縁である。

ギリシアとトルコの間の緩衝地帯は、道の両側にフェンスが張り巡らされていてなにやら物々しい雰囲気である。別段緊張状態にあるわけではないはずだが、自動小銃を持った兵士も配置されている。
その緩衝地帯に、入国時にいつも写真を撮っているトルコの入口を示す標示板があったのだけれど、さすがに写真を撮れなかった。

トルコのイミグレでは、久々に自転車をとめて窓口に並ぶ。
特に何も聞かれずスタンプをポンと押してくれ、これで90日の滞在が許されるのだから、西アジア周辺ではずば抜けて入国が楽な国である。
イミグレでルートのことを聞こうと思っていたのだけれど、あまりに混んでいて忙しそうだったので、近くで掃除をしていたトルコの兵士に聞く。
聞きたかったのは、イスタンブール近辺の道路について。地図によるとどの道も押しなべてアウトバーンになってしまうので、そこを自転車で走れるのかどうか。
あれこれ教えてくれたことを勘案すると、どうやら走れるらしい・・・予定通りD100でイスタンブールを目指すことにする。

国境からしばらく走るとEdirneに着く。
道なりに走っていたら旧市街に出た。(あとで知ったのだが)つい最近世界遺産になったらしい巨大なモスクがドーンと目の前に現れる。
この喧騒、ごった返す人で混沌としたなんとも言えないこの雰囲気、久しく忘れていたがここはまぎれもなくアジアだ。間違えてもヨーロッパではない。
Edirneはトルコの中では特に大きな町というわけではないが、ヨーロッパの感覚からすると大都市だ。これほどごみごみして賑やかな都市はヨーロッパにはそうそうない。
ちなみに、イスタンブールはそのエディルネの100倍くらいデカイ。考えただけでぐったり・・・できれば避けて通りたいところだがそうもいかない。

地図を見ると明瞭なのだが、このあたりは地理的にはまだヨーロッパの一部と言ってよさそうである。よく言われているように、ボスポラス海峡の西はヨーロッパと言って差し支えないと思う。アルバニアで見せてもらった地理の教科書でも、ボスポラス海峡より西はヨーロッパと教えていた。
しかし、ここはまぎれもなくアジアだ。地理的にはボスポラス海峡がアジアとヨーロッパの境であろうが、風俗的にはやはり現在のトルコ国境がアジアとヨーロッパの境である。

EdirneのATMでトルコ・リラを下ろし、スーパーで食料の買い出し。トルコ・リラ(TL)のレートは1E≒2TLといったところ。
それにしても暑い。これから先どうなってしまうんだろうというくらい暑い。
引き続きD100を走り、Havsaの先で道路脇にあった人工林に幕営することにした。
いつも通り平和裏に一日を終え、テントでのんびりするはずだったのだが・・・この日はここからが長かった。

幕営した場所の近くにイスとテーブルがあり、そこでおっちゃんが二人酒盛りをしていた。
トルコはムスリムの国であるが、例えばシリアなどの厳格なムスリムの国と比べるとユルユルである。酒は普通にスーパーや商店で売っているし、バーやレストランでも普通に飲める。日のあるうちからおっちゃんが外のテーブルで堂々とビールを飲んでいたりするわけだ。
女性もスカーフで髪を隠していない人のほうが断然多いし、スカートも普通にはいている。スカーフをかぶった若い子でも男と腕を組んで通りを普通に歩いていたりする。

幕営している最中に車でやって来たおっちゃん二人が合流し、幕営が終わった頃手招きされてそっちに呼ばれた。
一緒にビールをご馳走になる。
手招きして呼んでくれたおっちゃんは、ブルガリア人だと言っていた。どことなくクロアチアでお世話になったミリエンコに似ている。残りの三人はトルコ人だ。
そのうちビールがなくなり、自分らの提供したワインも空になった。するとおっちゃん四人で、誰かビールを買いに行けみたいな話が始まる。
この頃になると、最初から飲んでいた二人タメルとアルギュン、特にアルギュンのほうはベロベロの状態だ。
結局、ブルガリア人のおっちゃんが買いに行くことになった。一緒に行こうと言われて自分ら二人も同行。
車のことは「アナコンダ」と呼んでいたから、どこの車か知らないが、アナコンダという車らしい。

Havsaの商店でビールを買って宴会場所に戻る。ビールはブルガリア人のおっちゃんが奢ってくれた。
既に外は真っ暗である。誰も明かりを持っていないので、テントからヘッテンを持ってきた。いい加減寒くなってきたけど、いったいいつまでこんな暗闇で飲んでる気なんだろう・・・。
ほどなくしてブルガリア人ともう一人のおっちゃんが車で帰った。
ようやくお開きかと思いきや、タメルとアルギュンの二人はまったくその気なし。疲れているし、いい加減自分らも寝たい・・・。
二人は「シャワー浴びるか?」とか「飯食うか?」とかいろいろ気を遣ってくれる。誰かのところに電話してくれたり、なぜかその電話を自分らに代わらせたり・・・とてもありがたいけど、もう寝るからいいわ・・・。
そもそも今から自転車でどこかに行って戻ってくるのなんて不可能。なんてったってこの二人はバイクに二ケツでここまで来ているのだから・・・。
「ここで寝るのはプロブレムだ」とも言ってくれていたが、たぶんなんの問題もない。問題はあんたらだよ・・・。
ちなみに、二人はまったく英語が話せないし、自分らもトルコ語がわからないから、実際のところはまったく会話になっていない。知っているのは「マイネーム・アルギュン」だけで、これもう100回くらい聞きました・・・。

いつまでも埒が明かないので、「もう寝るわ」ってことにして強引にテントに引き上げることに。何度も握手して、頬を合わせて、ようやくテントに引き上げることができた。
二人もバイクで去って行ったのだが・・・。
テントですっかり寝る態勢に入っていると、二人がバイクで戻ってきた。どうやら飯を買ってきてくれたらしい・・・いやーありがたいというよりむしろ迷惑です。
一緒に食べようとしつこく誘われて、また外のテーブルに戻る。
なんて名前か忘れてしまったが、トルコの庶民料理と言っていたケバブに似たやつはとても美味だった。
もちろん二人はアルコールもまた買ってきた。ワインとトルコ版サイダー・・・ご馳走になってしまった手前しばらくつき合う。
空には煌々と星が輝き、風があって寒い。何が悲しくてこんな寒い暗闇でいつまでも飲み続けているんだか・・・。
アルギュンはベロベロで絶好調。「マイネーム・アルギュン」を連呼しながら飲み続けている。
明るくて親切な人たちなんだけどなぁ・・・まったくメリハリのないところがウクライナやオーストリアをはじめ、これまでお世話になった人たちと徹底的に違う。ダラダラといつまでも飲み続けるタイプだ。もう少し空気を読んでくれたら、こちらの気持ちをちょっとでも察してくれたらありがたいのだけれど・・・。
このままいくとエンドレスになると判断し、23:00過ぎに「もう寝るわ」ってことにする。
アルギュンに貸していたマユミのヘッテンを返してもらってテントに戻ろうとしたのだが・・・。
何をとち狂ったのか、アルギュンが返そうとしない。何度返してくれと言ってもダメ。ガキかよ、まったく・・・。
本当に欲しいわけじゃないと思うのだけれど、どうにも返しやがらない。飯までご馳走になってしまって強く言うのも大人気ないし、どうせふざけてるだけだろうとそのままテントに戻り始めた。アルギュンなんぞは、マユミが「返して」と詰め寄るのを振り切って、どこかに歩いていってしまった。
と、タメルがおもむろにバイクのエンジンをかけ、離れたところでアルギュンをピックアップしてそのまま帰ってしまった。唖然・・・。

ヘッテンがないと野宿するのに非常に困る。
あとで返しに来るだろうと思っていたのだが、それきり現れず・・・。
返してくれと言っている旅行者の、必要最低限のものしか持っていないサイクリストの持ち物を返さないってのは酷い。いくら酔っていたとは言え、自分らの中でトルコ人のイメージが急降下。
旅行者にとってその国のイメージというのは、こんな些細なことで決まってしまうものである。

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アウトバーンのようなE85                 ギリシア-トルコ国境の緩衝地帯

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トルコ入国!                      エディルネの巨大なモスク(最近世界遺産になったらしい)

23IMGP0187_サイズ変更 23IMGP0192_サイズ変更
こんな感じの道がずっと続く               どこまでも続く・・・

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平和裏に一日を終えるはずが・・・            幕営後にビールによばれる(右端がアルギュン)

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ヘッテン返せ!コノヤロー

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 095_Turkey 2 / トルコ 2] | 2013.08.17(Sat) PageTop
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一路イスタンブールを目指す

2012/3/24 土
始:9:10 ~ 終:17:45 走行:80km
~ Yefageldi ~ Taşköprü ~ Babaeski ~ Lüleburgaz ~ Eskibedir ~ Büyükkariştiran ~ Vakıflar

今日も快晴。
もしかして朝になったら返しに来るか、と淡い期待を寄せていたのであるが、やはり姿は現さず。
あんなアホなヤツに大事なヘッテンをとられたかと思うと無性に腹が立ってくる。
それでもヘッテン自体はもう古くて、すぐに暗くなっちゃうからまだ諦めがつくとして、中に入っていたエネループが痛い。どうせ充電式の電池なんてことは知らずに使い終わったら捨てちゃうんだろうな・・・もったいない。ハッキリ言ってアルギュンなんぞが持っていても宝の持ち腐れである。

仕方なくヘッテンのことは諦めて出発。
引き続きD100を南東に向かう。丘の連なる起伏に富んだ大地をズドーンと走る一本道。中央分離帯のある片側二車線の立派な道路で、車一台分の路側帯もある。
いかにもイスタンブール以西のトルコといった風の景色と道路で、走りやすいのだけれどすごく退屈。ただひたすらイスタンブール目指して走っているといった感じだ。
人は陽気で、ホーンを鳴らして手を振ってくれる車がブルガリアに比べてグッと増えた。ただ、車が速すぎるのか、すれ違ったあとで後ろでプップーと鳴らしている車もあったりする。

トルコのこのあたりにはのどかな田舎っぽさがなくて、畑が続いてしばらく走ると大きな町がドーンと現れる。その繰り返し、どこまで行っても同じ光景がずっと続く。このメリハリのないところが退屈さのゆえん。それから、トルコも基本的に木を伐りすぎだと思う・・・。

Lüleburgazの巨大スーパーで食料の買い出し。
こんなに大きなスーパーなのに、食習慣が変わったせいで品数の減ったものがいくつかある。
まずはパン。ほとんど選択肢がなくなった。朝食と行動食のことをちょっと考え直さんといかん。
それから、ルーマニアで体調を崩して以降毎日のように飲んでいた激安のエナジードリンク(要するにレッドブルのパクリもの)、これがパタッと姿を消した。これからはまたコーラの出番だろうか?
そしてこれまた毎日食べていたヨーグルト。いや、ヨーグルト自体あるにはあるのだが、なぜだかバケツのような巨大すぎるサイズのものか、ほとんど一口サイズの小さすぎるサイズのものしかない。ま、そもそもヨーグルトに関してはスタイルが変化し、トルコでは所謂飲むヨーグルトであるアイランがポピュラーである。こちらは種類も豊富で、そして旨い。ヨーロッパで食べていたヨーグルトとはまた違った旨さである。

Lüleburgazを出てからしばらく走ったところで道路脇の粗末なレストランに寄り、遅めの昼食としゃれ込んだ。
物価が高いのが痛い・・・トルコで外食ってのは今後あるまい。

トルコに入って、と言うかブルガリアのトルコ国境近くから、トイレがアラブ式になった。要するに、紙を使わずに手桶の水で尻を洗うタイプだ。
これ、自分の好きな方式であり、とても理にかなったエコトイレであると思う。(今どきの日本はウォシュレットというハイテクトイレが普通であるが)ハッキリ言って紙で拭くだけなんてのは不潔である。
もっとも、野宿をしているとトイレで用を足すなんてことは稀であるけれど・・・。
ちなみに、GSでもスーパーでも、トルコのトイレには(と言うかアラブ式のトイレの国ならたいてい)どこでも石けんが置いてあるのが非常にありがたい。

Büyükkariştiranの前後あたりから工場地帯に入ってしまい、テン場がまったく見当たらなくなった。マケドニア、ブルガリアとまったくテン場に困ることがなかったから、久々にピンチである。ただでさえ木の少ないところにきて工場地帯とは・・・。
しばらく走ると、Çorluと思しき大きな町が坂の下に見えてきて万事休す。
ちょっと戻り、畑の中のダートの一本道をできるだけ奥まで入って、ようやく見つけた木陰に幕営した。
これまでのところ、トルコとはどうも相性が今ひとつのような気がする・・・。

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起伏に富んだ大地をズドーンと走る一本道     走りやすいけどすんごく退屈

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たまに大きな町がドーンと現れる          ルートを外れ、ようやく見つけた木陰に幕営

2012/3/25 日
始:8:15 ~ 終:16:30 走行:75km
~ Ulas ~ Marmaracık ~ Çorlu ~ Seymen ~ Gümüşyaka ~ Silivrl

晴れ、一日中風あり。上空に薄い雲がかかっていて朝は肌寒かった。
引き続きD100でイスタンブールを目指す・・・昨日以上に退屈である。
走っていて目を引くものが何もない・・・周りは畑か工場か、はたまた大嫌いな郊外型の町ばかり。
道は相変らず高速道路のようで走りやすいが、ただただ退屈である。ひたすら走っているといった風。その上、変わらずのアップダウンと向かい風で一向に前に進まない。

さて、犬の話。
トルコの犬は非常に危険。でかくて凶暴だ。
一番怖いのが牧羊犬。野良犬もこの牧羊犬の血が入ってるやつが多く、どいつもこいつもシェパードくらいデカイ。
牧羊犬というのはこれまで世界各地で目にしてきたけれど、少なくとも人に対しては吠え立てるだけだった。羊やら牛の群れを番することが彼らの仕事だから、不審者を群れに寄せ付けなければいいわけで、こちらがよほどのことをしない限り攻撃してくることはまずない。
ところが、トルコのやつはいきなり全力で攻撃してくるから恐ろしい・・・。
今日はマユミが、後ろに縛り付けてあったスペアタイヤに噛み付かれた。ものすごい勢いで道路脇から駆け出してきたかと思ったら、後ろに回り込んでいきなりガブリ・・・威嚇なしで即攻撃。
恐ろしい・・・可愛いところが一つもない。
羊飼いのおっちゃんも、噛み付いてからじゃなく、こちらに突進してきた段階で犬を制止してほしい。ま、犬があまり言うことを聞きそうにないのだが・・・。
ぜひとも防御用に鞭がほしいところだ。

Silivrlで食料の買い出し。明日イスタンブールに入るつもりでいるから、今日の買出しは軽め。
それにしてもトルコは物価が高くてやる気がなくなる。特に高いのが惣菜の類。もしかしてトルコは肉が高いのか?
外食は高くてダメだと昨日悟ったのであるが、スーパーでの買い食いまでダメか・・・。

トルコはどうも水道水が飲めないっぽい。よって飲み水は買うことにした。
ここまで水道水を飲んできて特に問題はなかったのだけれど、どうやら地元の人たちは飲んでいない。昨日水を汲ませてもらおうとしたレストランのおっちゃんも水道水は飲めないと言っていたし、スーパーなんかには19Lや11Lといった巨大なボトルで水が売られている。で、地元の人たちはこれを買っている。

Silivrlの手前のGümüşyakaで海沿いに出たのだけれど、ここから、道路番号は変わらずD100なのだが、地図の上ではアウトバーンとなる。
何が変わるのかというと、交通量が増え、だのにあろうことか路側帯がなくなってしまう・・・つまりは退屈なことの上に不快さと危険さが加わる。
ちなみに、一本内陸側を走っているE80は名実共にアウトバーンで、入口のところに馬車や自転車は進入禁止と標示されている。

Silivrlから10kmも走ると、再び路側帯が現れてホッとした。
すれ違いざまにホーンを鳴らしてくれる車がけっこういるのだけれど、トルコの場合は車が速すぎてドライバーの顔も見えないし、そもそも猛スピードで追い抜きざまにホーンを鳴らされても(声援のつもりで鳴らしてくれていることは明らかなのだけれど)かえって不快なだけだったりする。

Silivrlから先は町がまったく途切れなくなり、野宿のグレードがグググッと上がる。
Silivrlから20kmほど走った、とある町の町中。草の生えている空き地を辛うじて見つけ、隅の木陰に幕営した。三方向から丸見えであるが、背に腹はかえられぬ・・・。
ちなみに、このあたりの海岸は海に面してビッシリと家が建っていて、まったくもって幕営不可能。

はぁ・・・イスタンブールに入るのが憂鬱になってきた。
実のところ、イスタンブールの宿もどこにしようかずっと迷っているのだが、やはり情報欲しさにツリーオブライフ(日本人宿)にしようか、という話になった。
ツリーはちょっと狭苦しいところがあって、旅行者の間でも好き嫌いが分かれるところだと思う。イスタンブールには似たような宿代のところがいくつかあるから(何年か前の話だけれど)、前回来たときはツリーには泊まらなかった。
どちらにせよ、今の時季混んでなきゃいいけどなぁ・・・。

そうそう、今日唯一嬉しかったのは、GSに寄ったときおっちゃんがチャイを入れてくれたこと。
GSに寄ったのは何かを買うためではなく、トイレを借りて顔と頭を洗うためだったのだけれど、おっちゃんはそんな自分らにチャイを入れてくれた。ありがたいことです。

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道は相変らずこんな感じ                 GSでチャイをご馳走になる

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Silivrlの手前で海沿いに出る              そして野宿のグレードがグググッと上がる・・・

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とある町中の空き地・・・

2012/3/26 月
始:8:05 ~ 終:14:30 走行:57km
~ Büyükçekmece ~ İstanbul

朝のうち雨がパラパラ。相変らずD100でイスタンブールを目指す。
走り出して30分もすると雨が強くなり、タイミングよく現れたGSで雨宿りさせてもらう。
屋根の下に自転車をとめているとチャイによばれた。従業員の詰め所のようなところがあって、そこにチャイ・マシーンがある。立ち寄った警官が休んでいたり、和気藹々とした雰囲気。
おしゃべりしながらチャイを二杯いただき、結局一時間近く雨宿りさせてもらった。
トルコ人はイランが嫌いなのか、「イランに行く」と言うと、決まって「そいつはよくない」と言う。アメリカやロシアなんかも嫌いな人が多いようで、話の端々にそんなニュアンスが漂う。逆に、「アジアは友達」と言ってくれる。ま、自分らが日本人だからかもしれないけど・・・。

イスタンブールに入ると、交通量が多すぎてもう何がなんだかわからない状態。
道路状況を説明すると、中央寄りに三車線あり、分離帯を挟んで右側にさらに二、三車線、つまり走行可能な車線が五、六車線もある。さらに、最も中央分離帯寄りのところには連結バス専用のレーンもある。その左側がようやく反対車線で、やはりこちらと同様中央に連結バスのレーンがあり、その左に三車線、分離帯を挟んで二、三車線ある。
広すぎだろ、この道路・・・どこをどう走っていいものやらよくわからない。
これまでの流れで分離帯の左側の一番右側を走っていたのだけれど、インターがあるたびに右側から二車線くらいで車が合流してくる。もちろん合流してくる車のほうが速いから、車の間に挟まれる形になってしまってけっこう怖い。
ちなみに分離帯の右側は、二、三車線ある(ハッキリしない)わけだが、合流こそないものの路線バスが走っていて頻繁にとまったり、横から車の出入りもあったりしてこちらはこちらで走りにくかったりする。

さて、イスタンブールに入ったといっても、目指す旧市街のスルタンアフメットははるか彼方・・・。
こんな道路に疲れてしまってまたGSに寄ってみると、ここでもチャイによばれた。声をかけてくれたのはGSのオーナーで、事務所に通されておしゃべりしていると、わざわざ従業員と思しき女性がチャイやらクッキーやらを運んできてくれた。なんだか恐縮・・・何を買ったりするわけでもないのに気が引ける。
オーナーは英語を話せ、いろいろ面白い話を聞かせてくれた。
なんでも政府はEUに入る気満々なんだけれど、一般の国民は誰も入りたいなんて思ってないんだとか・・・。本当だろうか。
「ヨーロッパが嫌いなんだよ。向こうもトルコ人のことが嫌いだろ」「昔から災いは皆ヨーロッパからやって来るんだよ」と理由を説明してくれたあとで、やはり「アジアは友達だ」と言っていた。
一般のトルコ人たちはトルコがアジアの一員だと考えている人が多いのだろうか、政府の思惑とは裏腹に・・・。

ここからスルタンアフメットまで、まだ20~25kmもあるらしい。
道路のどこを走ればいいのか聞いてみたら、やはり分離帯の向こうを走ったほうがいいという話。アドバイスに従う。
走り出すとすぐに道路が大渋滞。いつもこんなんかと思いつつ車列の脇をモーターバイクに交じってすり抜けていると、単なる事故だった。
これだけの車がこれだけのスピードで走っていたら事故も珍しくなかろう・・・。

道路の走り方もだんだんわかってきた。
無理に合流車線の右側に渡ろうとするのではなく、走行車線と合流車線の車に挟まれたまま何もせず身を任せていたほうが安全。名づけて「時の流れに身をまかせ走法」・・・そのうち自然に合流車線の右側に出られる。
ま、そうは言っても、見も知らぬトルコ人のドライバーに自分の命が握られているようであまりいい気分はしない。

しばらく走ると今度は反対車線で事故。身の危険や他の車への迷惑などなんのその、ドライバー同士が路上に出て大喧嘩していた・・・。
もちろん、反対車線はそこから大渋滞である。

先ほどのGSから25kmほど走ると、前方に旧市街っぽい街並みが見えてきた。そのまま橋を渡る。
GSのオーナーが「道路標識にスルタンアフメットと書いてある」と言っていたのでそのまま走っていたわけであるが、少しして「今渡ったのは金角湾ではなかったか」と気付いた。
自転車をとめ、別の地図をバッグから出して照らし合わせてみると、どうやらそうであるらしい。旧市街を通り越してしまった・・・。
ちょっと自転車を押し、手前のインターまで戻って下りようとしたのだけれど、ものすごいスピードでひっきりなしに流れている車の列に合流するのが至難の業だ。
しばらく待っていたら一台の車がスピードを緩めて入れてくれ、ようやく出られた。
もう一度D100に乗り直して戻らないといかんのかと思っていたら、タクシーの運ちゃんに聞いたところ、このままスルタンアフメットに出られるらしい。
そのままアクサライ方向にしばらく戻る。

道の分岐のところにとまって地図を眺めていたら、道路脇のフェンスの向こうからおっちゃんが道を教えてくれた。
腹が減ったのでその場に自転車をとめてパンを食べていると、おっちゃんがフェンスの向こうからチャイを持ってきてくれた。さらに、パンやチーズにオリーブ、それからミネラルウォーターまで・・・。
ちょうどなにかの作業の途中で何人かがチャイ休憩をしているところのようだった。ありがたいことです。

おっちゃんに礼を言って、教えてくれた道を行く。
イスタンブールに入ったあたりから風が出てきて寒い。おまけに埃が目に入って鬱陶しい。なんだかイスタンブールに来るといつも決まってこんな天気だ。
坂を上って金角湾に架かる橋を渡ると、ようやくスルタンアフメットの標示が現れた。
スルタンアフメットの近くに来ても相変らず道がよくわからず、人に聞き聞きようやく見覚えのあるトラムの走るところに出て一安心。
以前泊まった宿の前を通り、あとは勝手知ったる道を辿ってツリーオブライフに入った。

予想に反してツリーはガラガラだった。男子ドミが三人、女子ドミなんて一人もおらずマユミの貸切だ。
なんでも最近は歩き方に出ている別の宿のほうに人が集まるんだそうな。
現在の管理人はシュウさん。自転車を地下に置かせてもらい、シュウさんや同宿人のイシダさん、アリタさんらと楽しくおしゃべりして一日終了。
そうそう、今日からサマータイムが始まった。ツリーに着いてから時計を一時間進めた。

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GSの詰め所で雨宿りさせてもらう            ポリスも休憩中・・・

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どこを走っていいのかわからない状態・・・       すっかり疲れたところでチャイをご馳走になる

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やはりここを走るのが正解らしい             事故渋滞中・・・

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分離帯の右側も同方向の車線              フェンスの向こうからいろいろ差し入れしてくれた

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旧市街に向けて彷徨中・・・前に見えるのは金角湾・・・だと思う

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 095_Turkey 2 / トルコ 2] | 2013.08.17(Sat) PageTop
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イスタンブールの休日 その1

2012/3/27 火

今日も寒い。晴れているのに寒い。
ボスポラス海峡の影響なのか、イスタンブールはそこから西の地域より明らかに寒い。

今日は宿で一日シュウさんや同宿人たちとおしゃべりしたり、情報収集に精を出した。
かれこれ一年以上管理人をやっているシュウさんであるが、もともと自身もバイカーで、かつヒマラヤに通い詰めたことのある山ヤでもある。日本から、つまり自分らと逆方向からイスタンブールまで走ってきているので、中央アジアの情報をあれこれもらった。
なんでもトルコの入国システムがこの二月から変わったらしく、180日のうちで90日しか滞在できなくなったらしい。これまでは一度出国してから再入国を繰り返すことでいつまでも滞在することができていたわけであるが、これができなくなったということである。
以前と変わらず90日は滞在できるわけであるから自分らのような旅行者には関係のない話であるが、シュウさんのようなスタイルだと影響大。

さて、イスタンブールにおける最大の任務は、ウズベキスタンのビザ取得であったのだけれど、早速もう少し先で取ろうという話になった。
なぜかというと、ビザの有効期限が三ヶ月しかないから。
ビザに期限があるなんてのはよく考えてみりゃ当たり前の話なのだけれど、なぜだかこれまで抜け落ちていてイスタンブールで取ろうとしていたわけであるが、三ヶ月じゃ到底無理。もちろん走るだけなら可能だけれど、これからカフカスを周って、イランをのんびり走って、その間に必要なビザをかき集めて・・・なんてことをやっていると、おそらくウズベキスタンに入れるのが早くて三ヵ月後だろう。三ヶ月のうちにウズベキスタンを抜けるなんてのは無理。
ちなみに、なんでウズベキスタンのビザだけ先に取ろうとしていたのかというと、トルクメニスタンのビザ取得にウズベキスタンのビザが必要だから。トルクメのビザ申請に出国先の国のビザが必要なのだ。
中央アジアの国々はビザの取得が面倒なわけであるが、これがまた取得する順番とか場所とか、パズルのようになっていて煩雑である。
ウズベキスタンのビザは、アゼルバイジャンかイランで取るしかあるまい。

というわけで、いきなりイスタンブールにいる意味がなくなった・・・。
しばらくのんびりしながら休養して、必要な買い物だけ済ませて来週早々発とうと思う。

今日の夕飯は、料理人でもあるシュウさんのシェア飯。凝った料理が五品も出てきたのにはビックリした。もちろん大変美味。
シェア飯なんてのは実に久しぶり。日本人宿っぽいなぁ・・・。

2012/3/28 水
天気予報では雨とのことであったが、一日天気はもった。ただし今日も寒い・・・。
さて、まず今日は歯医者である。突然の話であるが、実はオフリドにいるときにマユミが歯が疼くと言っていて、イスタンブールで診てもらおうかと話していた。
今は痛くないようなのであるが、早速行ってみた・・・のだけれど、歯医者にたどり着くのがとにかく大変だった。

ツリーの建屋の一階にある絨毯屋の従業員に教えてもらって、近くにあるはずの歯医者に向かう。
概略の場所を教えてもらい、トルコ語で書いてもらった住所を頼りに人に聞き聞き歩き回る。住所を見せると、「すぐそこだよ」とか「あっちだよ」と説明してくれるのだが、それっぽいのが一向に見当たらない。10人くらいに聞いてもたどり着かず、最後は一人の人がそこまで連れて行ってくれた。
うぅぅむ・・・こりゃわからんね。建屋の目の前に来てもそこが歯医者だとはわからないんだから・・・。
結果的には、歯医者は宿から歩いて10分もかからないところにあった。

たまたま一人も患者がおらず、すぐにマユミを診てくれた。
いきなりレントゲンを撮って診察してくれたのだけれど、まったく問題ないという話。とりあえずは一安心。
で、診察料のほうはいかほどに・・・レントゲンまで撮ってくれたのに、お金はいいってことで無料にしてくれた。なんと!感謝の言葉もございません・・・。
これまた時間とお金がかかるんじゃないかと心配していたのであるが(メキシコシティーのときのように・・・)、用事が一瞬で済んで心底ホッとした。
イスタンブールにいる理由がまた一つなくなった・・・。

その足で自転車屋の並ぶエリアへ。ここは一昨日宿に向かう途中でたまたま見つけたのであるが、ツリーの情報ノートにも出ている。
この自転車屋街はある意味面白い。何軒も軒を連ねているどの店もが、普通のショップというよりは半ば問屋といった風で、狭い店内に整然と物が積み上げられている。
どの店も忙しそうで、個人客などほとんど相手にしてくれない。愛想も悪く、ショップとしては最低なのであるが、ありがたいことになんでも置いてあり、たいていの部品は手に入る。

店をハシゴして必要なものをいろいろ買い揃える。
シュワルベ・マラソン二本に、チューブ二本とリムフラップ二本を買い足す。ちなみに、トルコより東ではプレスタ(フレンチ)のチューブはまず手に入らない、と言うかそもそも28in(700C)自体が手に入るまい。
それから10Sと7Sのチェーンのコマ数個ずつとチェーン・カッター、シマノのソケット、ブレーキシュー2セット。

店はどこも一つにつながってるんじゃないかと思えるほど、ある店にいると前に行った店のおっちゃんが部品を取りにやって来たり、最後にリムフラップを買った店ではなぜか外からやって来た別の店の人にお代を払ったり・・・問屋街みたいで活気があって面白い。
ただ、どの店も問屋ライクなので、腕のいいメカニックなんかは望めそうにない。そもそもどの店にも整備用のスペースすらないから・・・。

本日の任務はこれにて終了。
シュウさんの美味しいシェア飯で一日を締めた。

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イスタンブールの歯医者さん             レントゲンまで撮って無料にしてくれた!

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いつも混んでるアヤソフィア

2012/3/29 木
快晴。本日はガラタ橋のたもとでサバサンドを食べてからガラタ橋を渡って新市街に行ってきた。
サバサンドはガラタ橋の付近で食べることのできる焼きサバのサンドウィッチで、旅行ガイドなどではイスタンブールの名物とされている。地元の人はほとんど食べてないと思うけど・・・。
焼きサバとパンの組み合わせってのもねぇ・・・と前回は敬遠したサバサンドであったが、今回試しに食べてみると・・・意外にもこれが旨い!
ちなみにこのサバサンドのサバ、名物ってんだからてっきりイスタンブール近海でとれたものかと思っていたのだが、実はノルウェー産の冷凍品らしい。

ガラタ橋を渡ってすぐのところに山道具屋が四、五軒並んでいる。観光客で賑わう表通りが嘘のように付近はひっそりしている。
山道具屋巡りの目的は、先日アルギュンに持ち逃げされたヘッドランプ。幸いペツルのヘッテンが売っていて、あっさりと代わりが手に入った。28ユーロ(67TL)もするからなかなか高級品である。
ガラタ橋のたもとに広がる露店街で充電電池も手に入った。(さすがに安物だけあってエネループの半分くらいしかもたない代物だったけど・・・)

タクシム広場まで歩いてブラブラしてから宿に帰ってきた。
イスタンブールはホントに日本人が多いなぁ・・・。
夕飯は今日もシェア飯。

そうそう、買い物に繰り出す前に宿の「旅行人」を借りてコピー屋で丸々一冊コピーしてもらった。
両面コピーして製本までしてくれる・・・なかなかいい仕事します、トルコ人。

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正面に見えるのがガラタ塔                イスタンブール名物らしい”サバサンド”

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ガラタ橋の上には釣りをする人がいっぱい         こちらはなにかの撮影中

2012/3/30 金
曇りのち雨。
マユミの靴を求め郊外のショッピング・モールに行ったり、新市街に行ったり、旧市街をブラブラしたり。
雨でびしょ濡れになるわ、適当な靴が見つからないわで不毛な一日だった。
久々に歩き回って疲れた・・・。

イシダさんがドバイ・ワールドカップを見るためドバイに飛んだ。
今晩も夕飯はシュウさんのシェア飯。

「イスタンブール」・・・この響きも悪くないのだけれど、ローマ帝国時代の「コンスタンティノープル」のほうが自分にはグッとくる。

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イスタンブールの休日 その2

2012/3/31 土
晴れ。観光の一日。
午前中、まずは前回見そびれたアヤソフィアへ。ここはイスタンブール観光のメッカのようなところで、たいていいつでも混んでいる。
天井や壁に古いモザイク画がいくつか残っているわけだが、これで入場料20TLはちょっと高いんじゃないかなぁというのが率直な感想。

先日の自転車屋街でチューブとパンク修理のパッチをさらに買い足し、食堂で昼食を食べてから近くの店でマユミの靴を購入。
そのあとでガラタ橋を渡ってタクシム広場の先にある軍事博物館に行ってきた。
戦争史博物館といった内容で、見ていてとても面白い。残念ながら行った時間が遅く、名物の軍楽隊の演奏を聴いてから閉館まで一時間ほどしか時間がなくてじっくり見ることができなかった。細かく見だすと二、三日かかるのではないかというくらいの展示ボリューム。

今日はサッカーの試合がある日で、帰るとき広場からガラタ塔あたりまでは人でごった返していた。ガラタサライのユニフォームを着た人やマフラーを巻いた人もたくさんいた。
今晩はシェア飯がなく、お馴染みのバルカンで夕飯を食べた。

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アヤソフィアの中                      照明のところではネコが昼寝中・・・

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古いモザイク画が残っている                 子供たちもたくさん見学に来る

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ボリューム満点の軍事博物館                 目玉は軍楽隊の演奏

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大好きなスターファイター・・・カッコよすぎ

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焼き栗をあちこちで見かける              人、人、人・・・タクシム広場からガラタ橋に続く街路

2012/4/1 日
曇りのち雷雨。
自転車をちょっと整備した以外、宿でまったり。
午後になって急に風が吹き出してその後雷雨に。この時季のイスタンブールは天気がとても不安定。
シェア飯に舌鼓を打って一日終了。

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いつも賑わうガラタ橋の付近               日暮れどきのアヤソフィア

2012/4/2 月
晴れ。天気予報によると不安定そうな天気だったので出発を一日延ばしたのだが、朝から晴れていた。ネットの天気予報もあまり当てにならん・・・。
午前中、小旅行に出かけていたアリタさんが宿に帰ってきた。
今日も一日宿でまったり。
夕方、料理人のヨシさんが宿にやって来て豪華なシェア飯となった。

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Dr.SÜLÜKってのは・・・          ヒルのことです・・・こんなのに進んで血を吸わせる人の気が知れん

2012/4/3 火
晴れ。本当は今日発とうと思っていたのだが・・・。
ルートはボスポラス海峡を船で渡って海沿いを走ろうとおぼろげに思っていたのだけれど(ボスポラス大橋は自動車専用で自転車は走行不可)、できればイスタンブール市内はもう走りたくない。車が多くてかなわんから。
いろいろ検討していたところ、マルマラ海を高速フェリーで南に渡ってヤロワまで行けばイスタンブールを迂回して目的のD100に出られる、ということが人から教えてもらって昨日判明した。
ところがこのフェリー、けっこう混むらしく、当日いきなり行っても乗れないことがある、ということも昨日判明。諦めて今日チケットを取って明日発つことにした次第。

午前中にフェリーターミナルまで行ってチケットを取った。高速フェリーで一人16TLだからかなり安い印象。自転車は一台5TL。
本日のミッション完了。

アリタさんらと昼食を食べに外に出て、タクシム通りにある美味しいと噂のイタリアン・ジェラート屋に行ってきた。イタリアに本店があるらしい店のジェラートはさすがに美味だった。
夕飯はおなじみシュウさんのシェア飯。
で、いつも通り夕飯の準備をしていたのだが、その頃から外でサイレンがやかましく鳴っていた。夕食後に外をのぞいてみると、近くから煙がモコモコ上がっている。どうやら火事らしい。
あまり気にも留めずにそのまま寛いでいたら、宿のベルが鳴った。確認のため非常口から顔を出すと、外からトルコ人がなにやら叫んでいる。トルコ語を話せるスガノ君に応対してもらうと、どうやら「火事だから逃げろ」と言っているらしい。

ひとまずアリタさんと外の様子を見に出る。
外にはけっこうな見物人。どうやら火事はツリーのすぐ隣の建物らしい。
最初は見物人に交じって暢気に写真を撮ったりしていたのだけれど、そのうち建屋の屋上から炎が上がり始めた。はしご車からは本気で放水している。
こりゃ避難したほうがよかろう、ということで急ぎ宿に戻り荷物をまとめる。
すると宿のオーナー(日本語ペラペラ)がやって来て、「たぶん大丈夫ということですが一応避難してください」と指示された。
貴重品の入ったフロントバッグだけ持って急ぎ外に避難。
幸い30~40分ほどで無事鎮火し、宿に戻ることができた。
さすが石造りの建物は火事には強い。木造だったらツリーも全焼しているところだった。

宿に戻ってからアリタさん、ナンコウ君とワインを飲みながらおしゃべり。

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ツリーのすぐ隣が火事・・・                木造だったらツリーも全焼してたんじゃないかと思う

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イスタンブールをあとにする

2012/4/4 水
始:10:20 ~ 終:17:50 走行:63km
~ Yalova ~ Çiftlikköy ~ Altınova ~ Karamürsel ~ Gölcük ~ İzmit手前

晴れ。朝一にアリタさんを見送ってからパッキング。
シュウさんやナンコウ君らに見送られて10:00過ぎにツリーオブライフをあとにする。
思いのほか快適だったツリー。日記を集中して書いたりするには不向きなわけだけれど、久々の日本人宿ですっかりのんびりさせてもらった。

Yenıkapıのフェリーターミナルから11:30のフェリーでYalovaに渡る。
満席ってことはないけれど、フェリーはけっこう混んでいた。Yalovaまで一時間半ほど。爆睡・・・

マルマラ海の対岸はイスタンブールに比べてグッと暖かい。イスタンブールが寒いのはやはりボスポラス海峡の、つまり黒海の影響だろうか。
Yalovaのスーパーで食料と水5Lを買い出し。隣のGSでガソリンも買った。GSでは相変らずチャイを振舞ってくれる。実にありがたい。
ところで、トルコはガソリンが高い。レギュラーがリッター4.6TLとか4.7TLとか、つまり2ユーロ以上もする。みんなよく車に乗ってるよなぁ・・・。

YalovaからD575→D130とつないでマルマラ海沿いを東へ走る。
ほとんどのところに広い路側帯があるのだけれど、車が多くて不快、かつ退屈である。道は今日はずっと平坦だった。
それにしても車が多い・・・特にバスが多く、目の前でストップ&ゴーを繰り返されるのがちょっと鬱陶しい。もうちょっと東に行けば車が減るのだろうか。

GSに寄ったときだけ唯一癒される。チャイやネスカフェを必ず振舞ってくれるのだから感謝に堪えない。
ちなみに、イスタンブールあたりではチャイ一杯が安くて0.5TL、ちょっとツーリスティックなところなら1TLほどする。これを何杯も振舞ってくれるのだから太っ腹だ。

Yalovaから60km以上先のİzmitまで町がまったく途切れなかった。相変らず野宿のグレードが高い。
仕方なくİzmitの手前で、道路脇にあった草の茂る広い更地の奥に幕営。
そうそう、イスタンブールで探しまくって見当たらなかったウレタンの安いキャンピングマット、これがYalovaのスーパーであっさり手に入った。

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見送られてツリーをあとにする             爆睡してる間にYalovaに到着

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広い路側帯があるのはありがたい

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GSに寄ると癒される                   今日もチャイをご馳走になった

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相変らず野宿のグレードが高い・・・           道路脇の広い更地の奥・・・なかなか快適だった

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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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