ジャイサルメール その2

2009/12/26 土
うるさい欧米人もおらず昨晩はよく眠れた。マユミはラクダに乗っているときに尻が擦れて痛かったらしく、今朝確認すると尻がちょっと擦り剥けていた・・・。
のんびり起き出して外に出る。RENUKAで明日のプシュカル行きのバスチケットを取ってから屋上のレストランで朝食を食べる。朝食の後はサファリの荷物を片付けたり、溜まった日記をまとめて書いたりして一日のんびりした。
夕暮れ時の17:00頃、まだ行ってなかった北西の城壁の上にあるサンセットポイントに行ってみた。夕日もさることながら、強い西日を受けて黄色く輝くジャイサルメールのFortと街の眺めが素晴らしい。
下に住む貧しい子供たちがサンセットポイントにやって来てスクール・ペンをくれと言う。サファリ中もそうだったが、子供たちの第一声はお金ではなくペンだ。勉強するのに本当に必要なのだと思うが、余分なペンは持ってないのでかわいそうだがあげられない。
自分たちの後からガイドと一緒にやってきた旅行者はそんな子供たちを徹底的に無視していたが、別に何か悪さをするわけでなし、そこまで無視することはないのにと思う。子供と会話をしてあげれば済む話だ。最後はたいてい「写真を撮って」ということになり、写真を撮って見せてあげると無邪気に大喜びで、帰るときには全員で手を振って見送ってくれたりする。インドは貧富の差が激しい。
夜になって街は停電しまくっていたが、別段珍しいことでもないらしくどの店も普通に発電機を回していた。夕食は今日もFORT VIEW RESTAURANTで。何度食べてもここのターリーは絶品だ。

26dec2009 下に住む子供1 26dec2009 レストランの人たちと
サンセット・ポイントの下に住んでいる子供たち   フォート・ビュー・レストラン・・・ここのターリーは絶品

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タール砂漠

2009/12/23 水 CAMEL SAFARI DAY1
RENUKAの屋上レストランで朝食を済ませ1Fで荷物を預ける。PCなど貴重品はお願いしたらマネージャーが別室に保管してくれた。7:30にホテルのジープで出発。参加者は感じのいいオーストリア人カップル、チャーリー&サラを含めた4人だけ。やかましい欧米人が一緒じゃなくてホッとした。
ジープで30分ほど移動しサファリのスタート地点の村でラクダを待つ。しばらくするとキャメル・ドライバーに連れられてラクダが姿を現した。おぉぉ・・・可愛すぎるぞラクダたち・・・。クリッとした大きな目がとてもキレイで、まつ毛も長くてチャーミング。とぼけた顔とその仕草がたまらなく可愛い。泣き声だけはトドのように図太くて、どことなくブロンドサウルスを連想させる。
自分の相棒はロケ(ロケット)、マユミの相棒はジョニー。キャメル・ドライバーの言うことを健気に聞く姿がまた可愛い。全員準備できたところでサファリのスタート、一列になって進む。ラクダは道を覚えていて勝手に進むからすごい。道から外れるとキャメル・ドライバーの声が飛び、ラクダは方向を修正する。時折考えている風な仕草を見せるのが滑稽だ。
荷物を満載した上に客を乗せて軽々歩くラクダはすごい。幅広の足はスノーシューのようで、見事に砂地に適応している。ハート形のようなその足跡がまた可愛い。のんびり歩くのだが、体が大きいので人の早足くらいのスピードになる。
乗っているのは楽そうに見えて慣れないとけっこうきつく、20分もすると股が痛くなる。股関節の固い自分にはまるで股裂きの刑だ。足の位置をあちこちに変えて凌ぐ。
サファリしているのはタール砂漠の一部で、パキスタン国境まではわずか60kmくらいしかない。砂漠といってもサハラのような完全な砂丘の海ではなく、ブッシュの生えたカラカラの大地が延々と続く中に時々砂丘が現れるといった感じ。
2時間半ほど進んだところでもう一人のキャメル・ドライバーと合流してランチタイム。食事は全てキャメル・ドライバーがその場で作ってくれる。最初にチャイを入れてくれてからダールとチャパティーというのが食事の基本。手馴れたもので、枯れ木の焚き火で手際よく調理する。とても乾燥しているので焚き火は驚くほど簡単に起こせる。チャパティーも粉を練るところから作り始めるのだが、ものの30分ほどで食事が出来上がるからすごい。休憩中、ラクダは荷を解かれて勝手にその辺で草を食んだりしている。
食事の後は木陰に毛布を敷いてしばし昼寝。食事に使った食器類は器用に砂で洗うのだが(キャメル・ドライバーが)、これがとても細かく乾燥した砂のため驚くほどキレイに洗える。
十分昼寝した後でラクダに2時間ほど揺られると今日泊まる砂丘に着く。誰もいないプライベート砂丘に泊まれるというのがRENUKAのサファリの売りだ。砂丘に着くとキャメル・ドライバーはラクダの荷を解いてすぐに食事の準備に取り掛かる。自分らはチャイを飲んだり、砂丘を散歩したり、夕日を眺めたり・・・極楽だ。しばらくしてから遅れてスタートしたらしいフランス人カップルが合流。昨晩のバカップルと違い、物静かで落ち着いた二人なので安心した。
砂丘を裸足で歩くのが実に気持ちいい。乾燥しているので足に全くまとわりつかないし、まるで新雪の上を歩いているかのようだ。日に当たったいる面は温かいが、日陰の砂はひんやりしている。砂丘のリッジを歩いているとスノーリッジを歩いているかのような気分になる。
砂丘の一番高いところに座り、近くの村から売りに来た冷たいビールを飲みながら夕日を眺める。う~ん、なんという贅沢。こんなに広い空と大地の中、地平線に沈む夕日を見るのは初めてだ。地平線に日が落ちてからもかなり長い時間明るいのだが、夕日もさることながら、日没後の刻々と変わる空の色が実に見事で神々しい。
暗くなるまで堪能してからキャンプサイトに戻ると食事の時間。近くでラクダも餌をもらっている。食事の後は皆で焚き火を囲んで語らう。キャメル・ドライバーの若い二人が空の水タンクを太鼓代わりにして明るいインディアンソングを歌ってくれた。
21:00になると寝る時間。砂の上に布団を一枚敷いてくれ、毛布を5枚も貸してくれた。雨の心配は全くなく、露も全く降りないので実に快適な野宿だ。ラクダももっと好き勝手なとこで寝ればいいのに、人の傍が落ち着くのか、近くに腰を下ろして口をモゴモゴやってたりするのが実に可愛い。時折近づきすぎてキャメル・ドライバーに追い払われていた。
夜中に目を覚ますと既に月は沈んでいてビックリするような星空が頭上一面に広がっている。うぉぉ・・・なんという・・・星空に吸い込まれそうだ。星が見えすぎてオリオンもあまり目立たない。

23dec2009 出発地にて ロケ 23dec2009 午後の砂漠3
出発地の村にて・・・相棒のロケ            午後の砂漠をゆく・・・20分もすると早くも股裂きの刑状態

23dec2009 夕暮れの砂丘2 23dec2009 砂丘の夕日4
夕暮れの砂丘                       はじめて見る砂漠の夕日に感動

2009/12/24 木 CAMEL SAFARI DAY2
昼間は30℃以上になるが、朝は10℃以下まで下がってけっこう寒い。また砂丘に登ってご来光を拝む。夕日同様、日が昇る前の空の色の千変万化が実に見事だ。
フランス人カップルは1泊の予定だったらしく、朝食を食べると慌しく出発していった。また昨日と同じメンバーで出発する。当初の予定では今日も同じ砂丘に泊まることになっていたようだが、今晩新たに8人も来るという話なのでキャメル・ドライバーと相談して人の来ない静かな場所へ移動することにした。
相変わらず股裂きの刑のようで30分と同じ体勢でいられないが、さすがにラクダに揺られるのにも大分慣れあまり苦にならない。2時間ほどで廃墟となって間もない村に着き、村を散策した後近くの木陰でランチタイム。今回は休憩中に2頭がかなり遠くまで遊びに行ってしまい(チャーリーとカール)、ラクダを全部かき集めるのに苦労していた。
ラクダは完全に砂漠に適応した生き物で、この時季なら2、3日は水を飲まずにいられるらしい。今回のサファリでも出発してから今まで彼らは一滴の水も飲んでない。昼寝の後立ち寄った人の住む村で初めて、そして今サファリ中唯一の水分補給をしていた。
今日のサファリは短くて、昼食後トータル1時間程度ラクダに揺られただけで野宿ポイントに着いてしまい、ちょっと消化不良気味。今日のキャンプサイトは完全な砂丘ではなく、ブッシュの点在する小高い丘の上だ。キャメル・ドライバーが食事の準備を始める中、また裸足で一番高いところまで歩いて日没まで景色を眺めながらボーっとする。昨日より雲が多く、日没後に空が見事に赤く染まった。
食事の後はまた焚き火を囲んで語らう。今日はクリスマス・イブ。歌こそなかったが、インドの様々なこと、そしてオーストリアや日本のことをしみじみと語れて実に充実したひと時だった。オーストリアの二人は明日半日で帰りたい風だったが、自分らの希望を伝え、当初計画通り明日は丸一日サファリができることになった。
話がいろいろ盛り上がり、22:00前に寝床に入る。月が沈んだ後の真夜中の星空は昨日にも増してキレイだった。

24dec2009 砂丘の日の出5 24dec2009 砂丘を振り返る
これもはじめて見る砂漠のご来光           ラクダに乗って砂丘を振り返る    

24dec2009 マユミとジョニー 24dec2009 二日目の夕日10
マユミの相棒ジョニー                  二日目の夕日

2009/12/25 金 CAMEL SAFARI DAY3
昨日より寒く朝の気温は2℃だった。東の方向は手前の丘に遮られて地平線が見えないので、今朝は毛布にくるまったまま日の出を見た。
サファリの前からサラの唇が荒れていたのだが、昨晩になって腫れが酷くなってしまい、急遽オーストリアの二人は今日最初に立ち寄る観光スポットの廃墟の村でジープにピックアップしてもらうことになった。
8:30過ぎに出発して1時間ほどラクダに揺られるとその村に着く。一人10R払ってラージプート族の城跡を見学した後、一足先に街に帰るチャーリー&サラを見送る。
4人になって再スタートし2時間近くラクダに揺られてランチ・ポイントに到着。客が減ってしまったため、昼食の準備を終えると若い方のキャメル・ドライバーは今日出発する8人の別のサファリに合流するためラクダ3頭とともに去っていった。すっかり世話になったロケとジョニーともここでお別れ。すっかり情も移って寂しく見送ったのだが、当のロケとジョニーは飄々と歩いていった・・・。
木陰で長い昼寝タイムの後、最後のサファリ。ここから自分の相棒はチャーリー、マユミの相棒はカールだ。チャーリーはロケよりちょっと体が大きくさらに見晴らしはよいのだが、すっかり慣れたロケの方が乗り心地はよかった。
最後のサファリはピックアップポイントに向かうため、途中からは電線や農場など人工的なものが見えてきて拍子抜けだった。1時間ちょっとであっさりピックアップポイントの道路脇に到着して楽しかったサファリも終了。昨日今日とサファリは大賑わいのようでピックアップの車を1時間ほど待つ羽目になり、キャメル・ドライバーと一緒に車を待ってくれている2頭のラクダも暇そうだった。2頭でじゃれたりしているが、キャメル・ドライバーのおっちゃんに怒られるとピタッと動きを止め様子を伺っている姿が実に可愛い。
17:00過ぎに車にピックアップされてジャイサルメールに帰る。チャーリーとカールはおっちゃんと一緒に近くの村に帰っていった。RENUKAに着くとマネージャーのジェントルマンが出迎えてくれ、並びにある同経営のRATAN PALACEに部屋を取っていてくれた。
シャワーを浴びてから夕食を食べに外に出る。クリスマスはインドの祝日で、今日から3連休のため街には人がいっぱいだ。人のいない砂漠から帰ったので特にそう感じたのかもしれない。
夕食はお気に入りのFORT VIEW RESTAURANTへ。ネパール人が作ってくれるここのターリーは絶品だ。FORTの眺めも素晴らしいのだが、入り口がちょっと分かりづらいためかいつ来ても空いている。クリスマスで街にこんなに人が溢れているときにこれで大丈夫なのかちょっと心配になる。店の人もとてもフレンドリーで(人によってはちょっとウザイと感じるかもしれないが・・・)とてもいい店なのでぜひとも頑張ってほしい。

25dec2009 三日目の朝 野宿ポイント1 25dec2009 三日目の出発前
朝はかなり冷え込む                   今日もロケと共に・・・     

25dec2009 三日目の朝3 25dec2009 城跡にて キャメル・ドライバーの二人
一列になって進む                    キャメル・ドライバーの二人

25dec2009 ランチポイントにて ロケ 25dec2009 三日目ランチの準備1
ロケ!                            ランチの準備中

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ジャイサルメール その1

2009/12/21 月
9:00前にチェックアウト。フロントのおっちゃんにバスのピックアップポイントまでリクシャーで幾らくらいか聞くと、40Rがスタンダードだから40R以上出してはいけないと教えてくれた。宿の外で待ち構えてたリクシャーの運ちゃんと40Rであっさり交渉成立し、ピックアップポイントのBombay motor circleへ。釣りがないというので、近くのチャイ屋でチャイを飲んでお金を崩す。
意外にもジャイサルメール行きのバスがもう来てたのでそのまま乗り込む。兄弟が日本人と結婚して日本に住んでいるという乗務員がフレンドリーに話しかけてきた。「ジャイサルメールの宿は決まってる?」「HENNAに行こうと思ってるんだけど。」「HENNAはよくないよ。」「じゃあ、RAJDHANIはどう?」と昨晩エージェントに聞いたホテル名を言ってみた。「あそこもダメ。同じ穴の狢だよ。」「全部解説するよ」と言って彼が教えてくれたところによると、どうやらDiscvery-HENNA、Govind-RAJDHANIの関係になっているらしい・・・。RAJDHANI、お前もか!もはや誰も信用できん。マユミと相談し、しらばっくれて彼も良いというRENUKAに直行することに決めた。
バスは10:00ジャストにエンジンがかかってそのまま出発。出発時間の正確さには毎回驚かされる。まだ新しいキレイなバスで、2階はスリーパーとなっている。最初は空いていたが、出発直前になって自由席?の人がどっと押し寄せてたちまちいっぱいになる。いわゆるツーリストバスではなく乗り合いバスに近い。席がなくても希望すれば乗れるようで、立ってる人がけっこういる。中にはちゃっかり人の席の端に腰掛けてる人もいて、斜め前の人の良さそうなイギリス人は最終的に1/3くらいおっちゃんに席を占領されて窮屈そうだった。
パキスタンを連想させる派手な警笛を鳴らしまくりながらバスは激走。西に向かうごとに緑が少なくなり、景色が砂漠化してくる。サバンナと言うのだろうか、砂地にブッシュが点在するようなそんな地形が延々と地平線まで続く。
途中の停車ポイントでも宿の客引きがバスに乗り込んで声を掛けてくるので少々鬱陶しい。ツーリストバスじゃないので出発時に人数を数えたりしないので要注意。
16:00前にジャイサルメールに到着。すぐに宿の客引きがバスに乗り込んでくる。その中に「MURASA」というカードを持ったHENNAの兄ちゃんがいて真っ先に声を掛けられる。悪いと思いつつ、作戦通り「自分らはMURASAじゃない、SATOだ」と言い張ってバスを降りる。降りた瞬間に大勢の客引きに取り囲まれる。RENUKAに行くからと言って客引きを掻き分けていると、その中にRENUKAを名乗る客引きがいた。渡りに船ということで彼に送ってもらうことにした。
HENNAの兄ちゃんも簡単には引き下がらず、「昨日うちのボスに連絡したMURASAだろ、ジョードプルはどこのホテルにいた?」と聞くから咄嗟に「Hill Viewだよ」と答える。ホントにスマン・・・。「いや、Govindに泊まってたはずだ」とも言ってたが、「自分らはMURASAじゃない」と言い張ってRENUKAを名乗る兄ちゃんのリクシャーへ。
一難去ってまた一難・・・。今度は「やつはRENUKAじゃない、ウソを言ってる」と言い出す人が現れる。RENUKAは有名なんで、偽って別のホテルに連れて行く輩がいると聞いたがこのことか?大勢であーでもない、こーでもないとやっていたが、そのうちに「彼は本当のRENUKAだ」という話になったので、半信半疑でリクシャーに乗って移動。
が、着いてみたらRENUKAじゃない。「RENUKAじゃないじゃないか!」と言って去ろうとすると「見るだけ見てみて。気に入らなかったらRENUKAに連れて行くから。」と泣きつくので仕方なく部屋だけ見てみる。部屋は悪くないが、問題は部屋じゃなくキャメル・サファリの方なんでやはりRENUKAに行くことにする。どうやらRENUKAに近いらしく、屋上からRENUKAの看板が見えた。
彼を先頭にRENUKAの看板が見えた方に歩いていくと、「RENUKAはそっちじゃない、こっちだ」と言って逆方向に案内しようとする客引きが現れる。一体、RENUKAはどこなの???誰の言うことも信用できんので、看板の見えた方に歩き出すと「RENUKAはこっちだよ」とおっちゃんが教えてくれてようやく辿り着いた。ふ~。結果的にバススタンドからタダで来られたからまあよしとするか。
部屋は他よりちょっと高目のような気がするが、マネージャーと思しき人がジェントルマンで管理がしっかりしてそうだ。シャワー、トイレ付が350R、なしが200R。両方部屋を見せてもらって200Rの方に決めた。すぐ後から来た人はいっぱいだと言われてたのでギリギリセーフだった。
RENUKAはキャメル・サファリが充実している。すぐに相談すると、いろいろ相談に乗ってくれ、彼の推奨する2泊3日FULLのプランに参加することに決定!。一人1,800Rの大枚をはたくことになるが、その価値は十分ありそうだ。サファリの間の水も食事も全部混みだから、考えようによってはとても安い!
Fortがキレイに見えるレストランで夕飯を食べた。ネパール人の作ってくれたカレーがめちゃくちゃ旨く、みんなフレンドリーで居心地のいいレストランだった。値段もリーズナブル。
夕食から帰ってホテルのマネージャーにサファリのお金を払うついでにアジメール行きの足について聞いてみると、なんとプシュカル行きのダイレクトバスがあるという。一瞬で問題解決!次の身の振り方も定まった。
RENUKAのマネージャーは立ち振る舞いがホントにジェントルマンそのもので話も早い。紆余曲折はあったが、RENUKAにしてよかった。HENNAには悪いことをしたが、許してね。

21dec2009 ジャイサルメール行きのバス1 Bombay motor circleにて 21dec2009 ゴールデンシティ1 RENUKAの屋上から
ジャイサルメール行きのバス              ジャイサルメールはゴールデンシティと呼ばれる

2009/12/22 火
宿の屋上で朝食を食べてからのんびり出掛ける。何はともあれFortに行ってみる。ジャイサルメールのFortはラジャスタンで最古のものだ。規模ではメヘランガルに及ばないが、すごいのは今でも多くの人が城塞内に住んでいることだ。よって城塞の中に入るのはタダ。パレスやジャイナ教寺院に入るにはけっこうなお金を取られるが、城塞の上から中世の面影を残すゴールデンシティを眺めるだけで十分だ。
城塞内にも相当な数のホテルがあり(当然値は張るがどのホテルの部屋も素晴らしい)、前を通ると「屋上からの眺めがいいからどうぞ」と言って親切に招き入れてくれる。しつこく勧誘するわけでもなく、眺めを見ながらあれこれ説明してくれる。老舗のホテルだからだろうか、どこに行ってもジェントルマンの対応だ。どこも屋上はカフェやレストランになっていて、ゴールデンシティを見下ろしながらチャイなど飲んでいると優雅な気分に浸れる。街から先は360°地平線までブッシュ交じりの砂漠が広がる。
Fort内の路地を歩いていたときマユミの靴の破れを目ざとく発見した修理屋がいて、ついでだから値引き交渉して直してもらった。とても器用に縫い合わせる技に感心した。でも、本人の履いてる古い革靴はパックリ口が開いていて足が出てるんですけど・・・。指摘してやったら「大丈夫」と言って笑ってた。
ジャイサルメールの街は道が狭く、車が入れないからとても静か。とても同じインドとは思えない。観光地なので外国人も多く、店の客引きが多少うるさくはあるが、それほどしつこいわけではなく大抵は紳士的な対応だ。中には多少強引な人もいるが、うんざりするほどのことはないと思う。気さくに声を掛けてくれる彼らと話すのもまた楽しいものだ。
パキスタンの国境に近いためか、朝から夕方までインド空軍の戦闘機が爆音を立てながら上空を通過していった。夜は隣のフレンチ・バカップルがうるさくてあまり眠れなかった。

22dec2009 露店の女性 22dec2009 Fort内の路地5
民芸品を売る女性・・・衣装が艶やか         フォート内は完全に一つの町

22dec2009 Fort内のホテルの屋上でくつろぐ 22dec2009 ゴールデンシティを望む2
フォート内にあるホテルの屋上             ゴールデンシティを眼下に望む

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ジョードプル その2

2009/12/20 日
クジャラートからラジャスタンに州が変わったせいか、ジョードプルでは食習慣もちょっと変化。ジョードプルにはチャイ屋があまりない。代わりに温かいミルクを出す店があり、試しに今朝飲んでみたらめちゃくちゃ旨かった。屋台のスナック類にも変化が見られ、卵とパンを使う店が多いように感じる。
今日も旧市街を抜けてFort(砦)の方へ。途中、Discoveryでまた声を掛けられ、部屋を見せてもらったらとてもキレイだった。屋上から見えるFortの眺めが最高だ。明日ジャイサルメールに行くと言ったら、おっちゃんの知り合いが安いホテルをやってると言って電話してくれた。とりあえず見るだけでもOKってことで、ジャイサルメールのバススタンドでピックアップしてくれることになったが・・・。そのホテルのパンフを見せてもらうと確かに安い。ドミトリーが15Rって・・・一泊30円に満たないぞ。今どきホントか?
Fortからぶらぶら歩いてジャスワン・タダに行ってきた。「あんなとこつまんないよ」と客引きのリクシャーの運ちゃんには不評だったが、静かで適度に日陰もあり、のんびりできて自分らには心地いい場所だった。確かに大理石の廟以外見るべきものは何もないのだが・・・。やはり高台にあるので見晴らしはよく、正面にメヘランガルFortが聳え立ち、眼下にブルーシティが広がる。乾いた大地の上をトンビが舞い、マハラジャの宮殿が遠くに霞んで見える。日差しは強烈だが空気はひんやりしていて日陰にずっといるとちょっと肌寒くなるような感じ。心地いい風に吹かれつつ昼寝がてらのんびりしていると、何時間でもこうしていたい気分になる。
木陰で休んでいるとコルカタの大学生の一行に声を掛けられ、日本からだと話すと、一緒に写真を撮ってくれということになり肩を組んで何枚かパシャパシャ。皆斜に構えたとこもなく素直でフレンドリー、好感の持てるナイスガイたちだった。ついでに自分らのカメラでも一枚撮ってもらった。
サダル・バザールをぶらぶらしてからホテルに帰った。夜になって階下のエージェントがジャイサルメールの宿の売り込みに来た。そう言えばバスのチケットを取るとき兄弟がジャイサルメールでホテルをやってると言ってたなぁ。「ジャイサルメールの宿は決まってる?」と聞くので「決まってないけど、HENNAに行こうと思ってる」と答えると、「HENNAはよくない」ときた。「何で?安いし部屋も良さそうだよ。」HENNAのパンフを見せると部屋代には言葉を失っていたが、キャメル・サファリが高いと言う。「そうなの?」「HENNAとDiscoveryはグルで、Discoveryにお金が流れる仕組みになっている。」ウソかホントか知らないが、多かれ少なかれそういう関係はあるらしい。「自分の兄弟のホテルは2DAYのキャメル・サファリが450R!」と言うが、そりゃ安すぎやしないか?今日Govindに来た日本人の女の子3人も予約して泊まることになっているらしい。自分らも今予約してはどうかと勧められたが、とりあえず断って念のためホテル名だけ聞いておいた。うぅぅん、誰を信じてよいのやら・・・。
アマダバッド以来、マユミは腹の調子が悪くちょっと元気がない。早くインドの食に慣れてくれ~!明日10:00のバスでジャイサルメールへ発つ。

20dec2009 温かいミルクを売る店 20dec2009 Discoveryの屋上から望むメヘランガル
温かいミルクを売る店・・・めっちゃ旨い        旧市街から見上げる要塞

20dec2009 コルカタの大学生と記念撮影 20dec2009 サダル・バザール
コルカタの大学生と@ジャスワン・タダ        サダル・バザール

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ジョードプル その1

2009/12/18 金
8:00にチェックアウトしホテルの近くでリクシャーを拾って鉄道駅へ。駅でチャイを飲んで軽く食べてからホームで列車を待つ。ホームにしつこく粘る物乞いの男の子が一人いて、「けっこうしつこいなぁ・・・」と自分らも話してたのだが、自分らが場所を変えようと立ち去った後、インド人が見かねたのか彼はビンタされてそのままホームの外に連れ出されてしまった・・・。
アマダバッド始発のため1時間前くらいからのんびり乗り込む。ほぼ11:10の時間通り発車、昼間の列車のためかそれほど混んでない。インドの列車は客車が大きく、座席も足元も広くてすこぶる快適だ。10時間の移動などまったく苦にならない。
2ndスリーパーの座席は3段 or 2段のベッドだが、昼間は下段のベッドがたたまれて座席になっている。そこに座ったり、寝転がったり。3人がけの座席に誰かが寝ててもインド人は怒ったりせず、適当に空いてる席に座ってる。寝てる人が起きたら適当に自分の席に戻るという感じでほのぼのした雰囲気だ。
駅に止まるたびに色々な物売りが乗り込んでくる。意外にも靴磨きがけっこう好評だ。駅に止まった隙にホームで食べ物を買うこともできる。買出しはマユミの仕事だ。いつ出発するのかわからないのでちょっとドキドキするが、万一発車してしまってもしばらくノロノロ走っていて列車に飛び乗れるから問題はない。
駅に止まると物乞いの子も乗り込んでくる。ちょっと趣向を凝らしていて、ちっちゃな手製の箒で床を掃きながら這ってきて人の前で手を差し出すという具合。床の掃き賃ということなのだろうが、当然ながらあまり相手にされない。でも、インド人は本当に困ってそうな人が来ると進んで施しを与えている。物乞いもそれなりに生活できてしまうのだから素晴らしい国だ、インドは。
土とブッシュの乾いた大地を列車はひた走り、ほぼ予定通り20:00過ぎにジョードプルに着く。今日はもう暗いので駅のそばのGovindに泊まることに決めていたが、既にホームの階段にリクシャーの運ちゃんが待ち構えていてやり取りを始めねばならない。「○○ホテルは安くていいよ」「Govindに行くから」「じゃあ乗ってきなよ」「近いから歩けるよ」「明日の観光は?○○と○○と○○を全部回って150R」「明日は観光はしないよ」・・・てな具合にやり取りは続く。そのうちに「よし、Govindまでタダで乗せてくよ」とおっちゃんが言い出す。タダ??何で??いい加減こっちも面倒になってきたし、違う出口に出たのか意外に暗くて右も左もわからんので行き先を念押しして乗ってみることにした。
意外にも運ちゃんはすんなりとGovindまで行ってくれた、しかもタダで。ホテルに客を連れてくると何かいいことあるのかと思ったが、そうでもないらしい。明日の観光に誘いたかっただけみたいだが、かなり控えめな売込みだった。明日のことは未定なので丁重に断るとそれっきりだった・・・何だったんだ???果たしてただの親切なおっちゃんだったのか???なにか少し悪いことをしてしまったような気がした。
幸いにも部屋は空いていてそのままチェックイン。450Rとちょっと高いが、部屋はキレイで何より管理がしっかりしてそうな好印象のホテルだ。フロントのおっちゃんが明るくていい。ちなみに、ここは24H制ではなくチェックアウトタイムは正午12:00。

18dec2009 ホームの犬 18dec2009 列車の中はこんな感じ4
アマダバッド駅のホーム                 2等の客車内

2009/12/19 土
今日は凄いものを見てしまった。インドに来ていきなりだが、メヘランガル要塞はアンコールワットを軽々と越えてしまうくらいのインパクトだった。
朝、のんびり起き出して下のエージェントにジャイサルメール行きの足について相談に行く。列車は夜行しかなく、料金もプライベートバスと変わらないようなのでバスで行くことにした。宿も当初は一泊だけしてもっと安いとこに移ろうかと思っていたが、Govindの居心地が意外とよく、他の宿を探したり引っ越したりするのも面倒なのでそのままGovindにあと二泊することにした。そう昨晩のおっちゃんに話したら、死ぬほど喜んでくれた。
宿から歩いて旧市街を少し行くと、メヘランガル要塞が見えてくる。遠目に見ただけで鳥肌もんのスケールだ。
途中、Discovery と Hill View で声を掛けられた。ともに一泊250R。Hill Viewの方は案内されるまま部屋も見せてもらったが広くてキレイだった。Discoveryは人がよくて好印象、かなり心が揺れたがやっぱ面倒なので今回はパス。次来るときはDiscoveryがいいかな。
メヘランガルは入場料が一人300Rもするのでどうしようか迷ったが、入ってよかった!300R払うだけの価値は十二分にある。死ぬまでに一度見ておいたほうがいいと断言しよう!このスケール感は写真じゃ絶対伝わらない。日本の城などおもちゃに見える。今でもこれがマハラジャ個人の所有物なのだから、まったくインドやアラブの金持ちは途方もない。ちなみに、現在マハラジャはメヘランガルからもよく見える、やはり市街を見下ろす丘の上に建つ巨大な宮殿(ウメイド・バワン)に住んでいらっしゃる。
メヘランガルは保存状態もよく、管理もしっかりしている。受付でオーディオガイドを貸してくれるが、なんと日本語もある。インド人の修復技術はたいしたものだ。緻密で妥協が感じられず、やはりどことなくB型気質を感じるような・・・。
それにしてもなんというスケール、下から見上げるその様はまるで天空の城だ!巨大な城壁からブルーシティを見下ろすと、まるで時間が止まっているかのような錯覚を覚える。溜息しか出ない・・・。
帰りにメヘランガルの直下に暮らすおっちゃんの家に招かれてちょっと寄り道。家財が小奇麗に片されていて素敵な家だった。MBAを取得中という一番下の息子は屋上で勉強中・・・なんともいい暮らしのように思えた。
ジョードプルの街は観光地だからか、アマダバッドのような喧騒はない。どことなくゆったりしていて落ち着きがある。外国人観光客もそれなりにいる。

19dec2009 旧市街から望むメヘランガル1 19dec2009 メヘランガル9
旧市街から望むメヘランガル要塞           実物は写真で見るよりずっとデカイ

19dec2009 メヘランガル17 19dec2009 ブルーシティ
要塞内の通路                       ジョードプルはブルーシティと呼ばれている

19dec2009 メヘランガル38 19dec2009 メヘランガル47
なんとかの間の一つ                   城壁の下はスッパリ切れ落ちていてすごい高度感

19dec2009 メヘランガル48 19dec2009 メヘランガル53
度肝を抜かれる圧倒的なスケール           おそらくこんな城や要塞は世界中どこにもない

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 007_India 1 / インド 1] | 2009.12.20(Sun) PageTop
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nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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