サンティアゴ

2010/11/19 金
北の方はさすがに晴れているだろうと思っていたのだが、明るくなってからもどんよりとした天気。
10:20頃サンティアゴに到着。薄日も差しているがやはり今ひとつパッとしない天気だ。
インフォメーションで確認すると南のスール・ターミナルに着いたらしい。地図を見るとセントロまで1.5kmほどの距離なので徒歩圏内、地下鉄に沿って歩くことにする。
サンティアゴは大都会。人が溢れ、何から何まで物も溢れている。その大都会ぶりはチリ国内でサンティアゴだけ異質といった感じで、他の町がまるで別の国であるかのように思える。
でも、嫌いではない。サンティアゴはこれで二度目なのだが、前に来たときの印象もよかった。町並みがキレイで、道路も広いのであまりゴミゴミした感じがない。
宿は最近やたらと評判のいいオステル・タレスに決め打ち。宿の近くまで来たところで道行くじいちゃんが宿の前まで案内してくれた。
宿は快適!オーナーのスコットは親切だし、WiFiはあるし、シャワーのお湯も熱々。チェックアウトの時間も任意。宿代もサンティアゴでは最安クラスで、ドミなら一人一泊5,000$C。今回はのんびりしたかったのでWの部屋を奮発、一人6,500$C也。
サンティアゴは前に観光しているので特に今回見たいところはなく、両替えとフライトのリコンファームが主な任務である。
幸運にも宿には五人ほど日本人がいて(うち三人はラ・パスのエル・ソラで会った人たちだった)、アルゼンチン・ペソは公定レートでチリ・ペソに両替えしてもらえた。
この宿は見たところ特に宿の看板は掲げていないのだが、それでもこれだけ人が集まるのだから人の噂というか情報力というのはスゴイもんだ。
街へ出て、必要分だけ残してチリ・ペソを米ドルに両替え。街中にカンビオのかたまっている一角があって、$1=481$Cの公定レートに対し488$Cくらいがドル買いの相場。
その中に一軒だけ486$Cのカンビオがあり、そこだけ人が溢れている。整理券を発券していて既に30人待ち。けっこうな額を両替えするため2$Cの差で$7くらい違ってくる・・・整理券を持って狭い店内で順番待ち。
が、あと10人ほどとなったところで店員が何かを告げると、待ってた人たちがゾロゾロ帰りはじめた。嫌な予感・・・訳がわからないのでそのまま待っていると、店員が外の掲示を変更している。何と!営業途中で486$Cを488$Cに変更しやがった・・・酷い!営業時間中に突然レートを変えるなよ!
そうとなればわざわざこんな混んだカンビオで両替えする意味はまったくない。ズラリと軒を連ねる488$Cのカンビオにて仕方なく両替え。なんか釈然とせんなぁ・・・。
何はともあれ任務の一つを完了し晴れ晴れとした気分で街中を歩いていたのだが、ちょっと外れたところで486$Cのカンビオを見つけてしまったときにはかなり凹んだ。あぁぁ$7がぁぁ・・・気付かずにいてくれたらよかったのに。
続いてLANチリのオフィスへリコンファームに行ったのだが、LANチリはクソだった。
単にリコンファームをしたいだけなのに、話をしてから1時間以上待たされた上、日程変更してるから一人$45も払えときた。
はぁ???何の金だよ?何で日程変更しただけで金がかかるの?しかも日程変更はキトのLANでしたというのに、何で今アンタに払わにゃならんの?
まったく話にならん。死んでしまえ!
が、信じられんことにここのLANの職員、英語がまったく話せない。サンティアゴにいくつかあるオフィスのうちおそらく一番大きいところなのに、何故?
スペイン語でそんな細かなやり取りができるはずもなく、予約だけは入っていそうな感じだったので、そのままオフィスを後にする。
あぁぁそれにしても腹立つなぁ、LAN!まったくどうなっているんだ?ホントにワンワールドの一員なのか?$45もの大金、意地でも払うか!
・・・果たして明後日、無事イースターへ飛べるのだろうか???ちょっと心配。
釈然としない気分のままカテドラルを見たり、魚市場へ行ったり。
前に見たときも感動したのだけれど、サンティアゴのカテドラルはスゴイ。外見はどうということのない建物なんだけど、薄暗いカテドラルの中は静かで荘厳な感じ。
アルマス広場に面して建っていて、カテドラルの中と外のギャップがスゴイ。賑やかなアルマス広場の雰囲気がカテドラルに入った途端、ピタッと静寂の世界になるからちょっと不思議な気分になる。
サンティアゴの魚市場はさすがにカストロなどよりずっと大きく、売ってる魚貝類の種類も多い。本日はアワビ(のような貝)を買って煮て食べた。

19nov2010 重厚な造りのカテドラル 19nov2010 アルマス広場
重厚な造りのカテドラル                 アルマス広場

2010/11/20 土
朝からいい天気。ポカポカ陽気で日向は暑いくらいだ。
初夏の今頃はちょうどいい陽気なのかもしれない。緑が濃く、花も色々咲いていて町の中がとてもキレイ。
本日はイースター島へ持ち込む食料を買出しして終了。
アルマス広場の周りには様々な大道芸人が出て人を集めていた。中でもゼンマイ仕掛けのロボットの動きを真似るパフォーマーの芸は秀逸だった。
日本と比べるとどこの国でも犬たちはのびのび生きているが、南米の犬たちは特に幸せなのではあるまいか。
とにかくマイペースだ。バス停だろうが人の行きかう通りの真ん中だろうがお構いなし、無防備に昼寝している。こんなに無防備でいいのかとこっちがちょっと心配になるくらいだ。
行きかう人たちも、もちろん追い払ったりすることもなければ変にいたずらしたりすることもない。ホントにうまく共存しているなぁと感心してしまう。
明日からイースター島・・・なのだけれど、果たして無事に飛べるのかどうか・・・。
ちなみにイースター島は今のところLANの独占路線で、時季によってかなり変動するがとにかくチケットが高い!今の時季だと$1,000くらいする。
LANが暴利をむさぼっているわけなのだが、今度ペルーかどこかの航空会社がこの路線に参入するとか。そうなればもっと安く行けるようになる、かな?

20nov2010 モネダ宮殿の近くにはためく巨大な国旗 20nov2010 アルマス広場とカテドラル
モネダ宮殿の近くにはためく巨大な国旗       アルマス広場とカテドラル
アンマンのやつもデカかったが、ここのもデカイ

20nov2010 ちょっと高尚な木のパフォーマー 20nov2010 ゼンマイ仕掛けのロボット
ちょっと高尚な木のパフォーマー           ゼンマイ仕掛けのロボット・・・デスラーではない

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チロエ島 ~ プエルト・モン ~ サンティアゴ

2010/11/18 木
朝からあいにくの雨。
もう少しチロエ島の家々を見て回るつもりだったのだがそんな気分にならず、WiFiの使えるホットドッグ屋に入り浸って時間を過ごす。
じいちゃんちの薪ストーブで濡れた服を乾かし、17:00のバスでサンティアゴへ発つ。
セミ・カマと言いつつアルゼンチンの快適なバスと比べるとかなり窮屈、食事もなし。プエルト・モンまでは超満員で立ってる人もいて余計に窮屈だった。
プエルト・モンも雨・・・ホントに今日はよく降る。
サンティアゴのあたりは南緯35°くらいで、ちょうど日本の本州の真裏に位置している形になる。そのためかどうか知らないが、植生など自然環境が日本に似ているような気がする。

18nov2010 じいちゃんちを発つ前に
じいちゃんちを発つ前に

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チロエ島

2010/11/15 月
何もしてないのに異様に眠い。おそらく夜遅くまで明るい所為だ。
10:00のバスでチロエ島へ。
プエルト・モンの小さなバス・ターミナルはどことなくごちゃごちゃしている。
その場でバスのチケットを購入。チロエ島行きのバスは3社ほどが運行しており、10:00のバスはクルス・デル・スール(ペルーのとは別会社)のバスだった。このあたりでは最大手のバス会社で、オフィスの窓口も乗務員も態度が横柄な感じ。
運賃は通常片道5,300$Cのところ学割で4,000$C。忘れていたが、チリではだいたいどこでも学割が効く。こないだのフェリーでも効いたはずなのだが、チケットを買った後になってそのことを思い出した。
バスはプエルト・モンが始発ではなく、何本も本数がある割りに混んでいる。
1時間でフェリーの出るパルグアに着く。ここのフェリーは渡し舟的な感じで本数がけっこうある。船は小さく、バスが3、4台乗ればいっぱいだ。
バスの到着と同時に対岸からフェリーが着いた。驚いたことにフェリーも同じクルス・デル・スール、元々は船会社なのか?トラックもたくさん走らせているし、いずれにしてもかなり大きな会社であるらしい。
対岸のチャカオまでは30分ほど。カサ・グラディスの情報ノートに書いてあったのだが、ホントにペンギンがいた!2羽のペンギンが海から顔を出して船のすぐ脇を泳いでいた。何でこんなとこを???
結局いたのはその2羽だけだったのだけれど、あれはホントにペンギンだったのだろうか?顔を出していたのはほんの短い時間だし、イマイチ確信が持てない。
マユミは間違いないと言っているし、他の人も指差して見ていたから、まぁペンギンだったのだろう。アンクーの近くには実際いるわけだからここで見られても不思議はないわけだし。
チャカオからアンクーを通ってカストロまで1時間半ほど。
チロエ島は東西50km、南北250kmもある大きな島だから、車窓を眺めていても別段島にいるような気にならない。
カストロは想像以上に大きく活気のある町だった。クルス・デル・スール専用のバス・ターミナルに着く。
バスを降りると珍しく客引きが何人か・・・じいちゃんが五本指を出しながらセイス・ミル(6,000)と言っていたので思わずシンコ・ミル(5,000)と勘違いしてしまったが、ついて行ったら悪くなかったので泊まることにした。
6,000$Cと知って最初渋っていたら、じいちゃんが「何泊する?」と聞いてきた。通常だとこれは連泊値引きのパターンなのだけれど、「二泊」と聞いてもじいちゃんは「ふ~ん」と言ったきりだった・・・それで終わりかよ!
予想外のリアクションに力が抜けてしまった。まぁいいや。
チロエ島は長い間本土と隔絶した歴史を持っていて大陸側とは異質と言われている。うろこ状の板を張り合わせたパステルカラーの家々が有名だったりするのだけれど・・・う~ん、どうだろうかこれは・・・。
うろこ状の板壁の家ならプエルト・モンにもたくさんあったし、泊まっていたカサ・グラディスからしてそうだったから特に新鮮味はない。どこにそんなチロエ島らしい家々があるのかなぁとキョロキョロしながら歩いていて、後でインフォメーションでもらった地図にある典型的な家々の並ぶポイントを素通りしてしまったくらいだ。
チロエ島にある14の木造教会は世界遺産に指定されている。そのうちの一つ、サン・フランシスコ教会がアルマス広場に面して建っている。これがまた外見はパッとしない。くたびれたトタン張りの外壁で、田舎の古い工場のようにしか見えない。
が、中を見るとビックリ!今まで見たこともない木造の教会に思わず目を奪われる。木独特の温かみがあり、落ち着いた雰囲気を醸し出す美しい教会だ。やっぱ木はいいなぁ。
外見はともかく中はスゴイ!これは確かに世界遺産に違いない。一見の価値ある素敵な教会である。他の教会もいくつか見てみたいなぁ・・・散在していて回るの大変だけれど。
ちなみにこれらの教会はいかにも入場料を取られそうに思えるが、どこもタダで中に入ることができる。
じいちゃんの家のキッチンにはコンロがなく、薪ストーブの上で調理するようになっているのだけれど、これだと熱量不足で米がうまく炊けない・・・久方ぶりに米を炊くのに失敗した。
それ以外は快適なじいちゃんの宿だが、看板も何もない。一応宿名はオスペダッヘ・マンシージャ(どこにも書いてないけど・・・)。住所はサンマルティン941。

15nov2010 サン・フランシスコ教会 外見はパッとしないが・・・ 15nov2010 中身はスゴイ
サン・フランシスコ教会 外見はパッとしないが・・・  中身はスゴイ

15nov2010 温かみのある木造の教会 15nov2010 天井から吊るされたキリスト像
温かみのある木造の教会                天井から吊るされたキリスト像

2010/11/16 火
朝起きるとどんより曇っていた。プエルト・モンでも朝はいつも曇っていたから一緒かと思っていたのだが、丸一日あいにくの天気だった。
「雨は降らん」と朝じいちゃんも太鼓判を押していたのだが、15:00過ぎからは雨も降った。
今日は島の西岸にある国立公園へ。カストロからチョンチ経由で公園入口のクカオまで1時間ちょっと。運賃は片道だけ買うと1,500$Cだが、往復で買うと片道1,300$Cになる。バスを運行している会社が2、3社あるため、あらかじめ往復のチケットを買うと割引になるらしい。
カストロからしばらく海沿いを南下する。町をちょっと離れると、チロエ島らしい美しい景色が広がる。
海岸や小高い丘の斜面に木材で土台を組み、その上に木造の可愛らしい家が建っている。海岸はともかく、丘の斜面は整地すればすぐ平らになりそうなところに何故わざわざ木材の土台を組んでいるのか謎である。
何の花だかわからないが、小さな黄色い花が島中を覆っていてとてもキレイだ。
降水量は多いのだろう、荒涼と地肌がむき出しになっているようなところはなく、島全体が草や木の緑に覆われている。
チョンチから島を南北に走る幹線道路を外れて西進する。太平洋岸にある小さな集落がクカオである。
さて目的の国立公園であるが、特に目を引くものはなかった・・・。
別段眺めがいいわけでもなく、生き物がいるわけでもない。一部遊歩道が設けられているのだが、それも狭い範囲で非常に短い。
ハッキリ言って殺風景・・・何でこんなところが国立公園に指定されているのかよくわからない。キャンプ場が何箇所もあったのだが、夏のトップシーズンにはけっこうな人が来るのかな???
期待して最終17:00のバスのチケットを買っておいたのだが、大いに時間を持て余す結果となった。メンドーサでアコンカグアを見に行ったときの二の舞だ。
15:00過ぎからは雨も降ってきて踏んだり蹴ったり。屋根の下で時間をやり過ごし、17:00のバスでカストロへ帰ってきた。

16nov2010 島にある津波だ逃げろ!の看板
島にある「津波だ逃げろ!」の看板 ちなみに津波はスペイン語でも"TSUNAMIS"

2010/11/17 水
今日も天気はイマイチ。
朝食後、じいちゃんに場所を聞いて魚市場へ。魚市場と言ったってカストロのはとても小さい。初日に魚を求めて近くまで行きながら気付かなかったくらいだ。
あまり活気のない建物の中に野菜や民芸品を売る店がいくつか並び、その一角に魚や貝を商っているところがある。
魚は、アナゴやタラ、サケといったものが売られている。コングリオと呼ばれるアナゴはチリではメジャーな魚だが、日本で見慣れたヤツとはちょっと違っていてどう見てもアナゴには見えない。
貝はムール貝やハマグリなど。チロエ島は本来アワビが有名なのだが、今は時季でないのかアワビもウニも見当たらなかった。
アナゴ一匹(2,000$C)とムール貝1kg(500$C)を購入。魚は頼むと下ろしてくれる。
何はともあれチリに来てようやく魚を買うことができた。
プエルト・モンもカストロも漁港がありながら、日本と違って町中のスーパーや商店では魚が売ってない。数が少ないとかいうことではなく、ホントに全く売ってないのだ。
魚市場に行けば買えるのだが、カストロの魚市場など悲しいくらいに小さくて、しかもまったく賑わっていなかったりする。
チリはけっこうな漁業国でもあると思うのだが、チリの人たちはあまり魚を食べていないようである。捕った魚のほとんどは日本にでも輸出しちゃうのかな???
宿のじいちゃんも昨日会ったチレーノも皆が皆「アチャオはいい」と言うので、今日はアチャオへ行ってきた。
アチャオはチロエ本島とは別の小さな島にある町である。
カストロからバスで1時間ほど。バスは頻繁に出ていて運賃は1,600$Cくらい(バスによって多少差があるみたい)。
途中やはりバスごとフェリーに乗るが、これは完全に渡し舟といった感じでチロエ島へ渡るフェリーよりずっと小さい。対岸まではわずか5分ほど。
アチャオにも世界遺産の木造教会がある。外壁はトタン張りでなく、屋根から全部うろこ状の板を張り合わせたもの。古い木造校舎のようでなかなかいい味が出ている。
が、期待した中身は逆にあまりパッとしなかった。変に色など塗ってあるのがよくないし、造りがちょっと雑だ。
昼前に行ったらちょうど葬式をやっていて、(最初はミサかと思ったのだけれど)流れでそのまま参列してしまった。
アチャオは確かに静かでのんびりしていていいところだ。でも、絶賛するほどのところではないような気がする。
アチャオからの帰りに、フェリーで渡った対岸にあるダルカウエに寄った。ここにも木造教会があるからだ。
でも、ここの教会はトタン屋根で外見がパッとしない上、何故か閉まっていて中に入れなかった。教会の隣に住んでるおばちゃんが誰かに電話をしてくれて、15:30に開くと教えてくれたが、ずいぶん間があったので結局見ずに帰ってきてしまった。
むしろ、海辺で漁師の投げる魚のアラに群がるカモメを眺めているのが面白かった。ちょっと高い位置から眺めていたため目の前スレスレをカモメが飛行し、サッと身を翻したりして空中戦を展開している。ウミネコと違ってカモメはデカイので妙に迫力がある。
カストロのバス・ターミナルに着いたところで明日のサンティアゴ行きのチケットを取った。殿様商売で窓口の態度が横柄だったクルス・デル・スールはやめて、ケイレン社のバスにした。セミ・カマの学割運賃が15,000$C(通常16,000$C)。
さて夕飯である。
アナゴはバター焼きにして、ムール貝は塩茹でにして食べた。
アナゴはプリプリしていてとても旨い!見た目といい食感といいアナゴというよりは身の締まったタラに近い。
ムール貝も味が濃くて最高!味噌さえあれば・・・味噌汁にしたら絶品に違いない。これが1kg=500$C(およそ$1)なのだから安い。
チロエ島は特にこれといって何もない島であるが、のんびりしていて居心地はいい。初めから何もしないつもりで来れば、のんびりとチロエ・ライフを楽しめるかもしれない。
山小屋風のじいちゃんの宿も快適だ。初日はもう一組、チリ人の老夫婦が泊まっていたが、昨日今日と客引きに失敗したのか自分ら以外に客はなく、静かでいたって快適だ。
まぁ客引きと言ったってそうそう客は来ないだろうなぁ。それほど観光客が多いわけでもないし、宿は腐るほどあるのだから・・・。そもそも宿は初めから決めて来る人が多いだろうしなぁ・・・。
もし泊まりでチロエ島に来る人がいたら、じいちゃんの宿をオススメします。運良くじいちゃんに会わないと辿り着けないかもしれないが・・・。

17nov2010 アチャオの教会 17nov2010 教会の中
アチャオの教会はなかなか味がある         中はいまひとつパッとしない

17nov2010 目の前を飛来するカモメ@ダルカウエ 17n0v2010 じいちゃんちの薪ストーブ
目の前スレスレを飛行するカモメ@ダルカウエ   じいちゃんちの薪ストーブ兼調理台

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プエルト・モン その2

2010/11/14 日
日曜の今日は昨日が嘘みたいに町の中がひっそり静まり返っている。
南京虫の被害もここへきてようやく沈静化した・・・。
日曜にチロエ島へ行ってもなぁ・・・ということでチロエ島行きを一日延ばしたので今日はプエルト・モンでのんびり。
特に一日何もしてないので今日はチリのことについてちょっと。
ご存知の通り、チリはアルゼンチンの隣にある細長い国。南北の長さ4329kmに対し東西の幅は平均175kmほどしかない。
長大な海岸線を持つ海軍国で、いたるところで海軍の施設を目にする。
アンデス山脈を挟んで広がるアルゼンチンと比べると、(特にパタゴニア地方は)悲しくなるくらい平坦な土地がない。それでも面積だけは日本の2倍ほどあるから、決して小さな国ではない。
アルゼンチンよりグッとインディヘナの血が濃くなり、アルヘンティーノにインディヘナのエキスを何滴か加えるとチレーノになるといった感じだろうか。
アルゼンチンからは車事情も一変、チリに入ると途端に日本車が増えるから面白い。
南米大陸の南部はドイツ人移民の多かった土地で、彼らが連れてきたのか人間よりも犬にその傾向を感じる。明らかにシェパードの血が入っている。特にパタゴニアの犬はシェパード・ライクで、体躯もデカイ。
もちろん犬はつながれたりしてないから、犬嫌いの人はちょっと怖い思いをするかもしれない。

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プエルト・モン その1

2010/11/13 土
朝目覚めると船は停止していた。予定の6:00より早く船はプエルト・モンに着いたらしい。
すぐに叩き起こされることもなかったので暫くウトウト。
8:00近くになって隣の部屋の人の気配がなくなったので荷物をまとめて出る準備をしていると、あと15分で下船、みたいな船内放送があった。
荷物を持ってラウンジに下りると、他の人たちが食事をしていたり食べ終えていたり・・・あっ!今日の朝食もあったのね。急いで朝食を済ませる。
暫し待っていると下船の準備が整い、乗船の時と同じように全員揃って巨大リフトで下のデッキに下りる。
プエルト・モンに上陸。厚い雲が垂れ込めていて今にも雨が降り出しそうな感じ。
歩いて市街へ向かう。市街までは15分ほど。
アルゼンチン側のバリローチェがかなりツーリスティックだろうと思っていたのでプエルト・モンも似たような感じだろうとあまり期待していなかったのだが、どうしてどうして。庶民的な漁港の町といった感じで活気もあるし、自分らにとってなかなか居心地のよさそうな町だった。
先日のコモドーロ・リヴァダヴィアと真逆で、来訪者に必要なものが何でも揃っている。特に異常なのがスーパーで、ほんの狭い範囲に10軒くらいがひしめいている。
安宿の類もやたらとある。と言ってもやはり決して安くはないのだが・・・。相場は一人6,000~7,500$Cといったところ。夏のトップシーズンにはそれなりに観光客が来るのかもしれないが、今はまだガラガラの状態。よくもまぁこれだけたくさんの宿がやってけるもんだ。
何軒か当たってみて、唯一5,000$Cだったカサ・グラディスに宿は決定。
荷物を置いて町の中をブラブラ散策。昼前からすっかりいい天気になった。
今日は嬉しいことが一つ。
チリとアルゼンチンではこれまでATM手数料にやられていたわけだが、なんと!手数料がタダの銀行があるという情報を最近人からもらった。
インフォメーションで聞いたらプエルト・モンにもその銀行があり、行って試してみたらホントにタダだった!
ショーコさん、ユキミさん、情報ありがとう!
その銀行は「スコティア・バンク」。アルゼンチンにもあるらしいのだが、これまで滞在した町では見かけなかったなぁ、たぶん。
あぁぁもう少し早く気付いていれば・・・これまで手数料で$21ほども失ったのがまったくアホらしい。
スコティア・バンク、エライ!他の銀行はいったい何をやっとるんじゃ・・・。
たったこれだけのことでチリの滞在が俄然快適になった。
今日は一日町の中をブラブラ。久々に滞在するのにいい場所かもね~。
海に近いので風が冷たく意外と寒い。何かのイベントなのか、町中を若い子たちの鼓笛隊がパレードしていく。
夜遅くになって日本人の女の子が一人部屋を訪ねてきた。チロエ島から帰ってきたところらしい。
昼間町中で外国人っぽい人をとんと見かけなかったから、こんなとこで日本人に会えてちょっとビックリ。

13nov2010 プエルト・モンに到着 リフトに乗り込む 13nov2010 町中をパレードする鼓笛隊
プエルト・モン上陸のためリフトに乗り込む     町中をパレードする鼓笛隊

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nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
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