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ドイツ横断 その2

2011/7/16 土
始:10:15~終:17:00 走行:75km
Dönsel ~ Sulingen ~ Nienburg ~ Heemsen ~ Rethemの5kmほど手前

朝は晴れていたがすぐに曇り、その後時々晴れ間ものぞいたが基本的には曇りがちな天気。
Nienburgまで214号線一本で行くつもりであったが、Sulingenで自転車道が忽然と途絶えその先の一部区間は自動車専用道となっていた。
ドイツでは時々こんなことがあるのだけれど、やめてほしい。キチンと最後まで自転車道をつけてくれればいいのに・・・。
標識はないし、あっちかこっちかでまた右往左往。無駄に時間を食う。
結局、家族で自転車に乗って通りかかった人に道を教わる。おっちゃんが自転車で先導してくれ、迂回路まで案内してくれた。ありがたい。
Nienburgでも予想はしていたが道を見失った。路上で地図を見ていたら自転車で通りかかったおっちゃんが声をかけてくれ、親切に道を教えてくれた。

明日は日曜で店はどこも休み。ドイツも徹底して日曜は休みだから、途中のスーパーで二日分の買出しをした。スーパーはそこかしこにあるから助かる。
今日は地図に載っているRethemのちょっと先のキャンプ場を目指していた。が、5kmほど手前に格好の野営地を発見。道路脇にあるトイレ付きのパーキングで、ベンチとテーブルもある。ここなら堂々と野営できる・・・見過ごす手はない。急遽野営することに決定。
野営で困るのは水だ。日本のような公共の水道というものはまったくないから、基本的には手持ちの水で済ますしかない。足りなければガソリンスタンド(GS)でもらうか、近くの民家で恵んでもらうか。
どこにでも水道のある日本は素晴らしいなぁ・・・。

環境立国ドイツを走っていて目につくのは、現代版の風車とも言うべき風力発電のプロペラ。そこかしこにある。
別に日本でも珍しいものではないし、オランダあたりでも目にしたけれど、ドイツは数が半端ない。いったいドイツ全土にいくつの風車があるのやら・・・。
日本ほどではないと思うけど、ペットボトルやビンなどはキチンと分別して回収している。
スーパーにはペットボトルの回収マシーンがあり、詳細はよくわからないけれど、マシーンに投入すると中で潰してくれるようである。
あらゆる面で日本とドイツは似ていると思う。

余談だが、ドイツ語の「チュース」という言葉が好きだ。「じゃあね」とか「またね」といったニュアンスだと思うのだが、日本語で「ちーす」「ちゎーす」言っているのと似ていて好感が持てる。
おそらくドイツにいると最も頻繁に接する言葉だと思うのだけれど、砕けた言い方のためだろうか、ラジオのドイツ語講座などではまず教えていない。
ともかくスーパーでもどこでも人と別れるときは「チュース!」これで決まり。

16jul2011 Sulingenでおっちゃんに誘導してもらう 16jul2011 そこかしこにある現代版の風車
Sulingenでおっちゃんに誘導してもらう        そこかしこにある現代版の風車

16jul2011 この日はトイレ付きのパーキングで野営
この日はトイレ付きのパーキングで野営

2011/7/17 日
始:11:35~終:15:50 走行:48km
Rethem ~ Walsrode ~ Bad Fallingbostel ~ Soltau

早い時間に出発したかったが、朝になっても雨が降り続いている。昨晩21:00過ぎに降り始め、それから断続的に降りっぱなし。
10:00頃ようやく上がる兆候が見えたので、朝食を食べて出発の準備。11:30過ぎに出発。
天気は一日中曇りで、時々雨に見舞われる。その度に木陰で雨宿りを強いられる。なかなか青空の下を走らせてもらえないなぁ・・・。

今日はずっと209号線に沿って北東へ走った。途中で自転車道が消えることもなく、道にも迷わず一見順調。が、頻繁に雨宿りをしていてなかなか前に進まない。
日曜のため店はどこも休み。開いているのはGSくらいのもので、途中GSのトイレで水を汲ませてもらった。

Soltauの手前でマユミのドーズのパンクに気付く。今日は朝から遅れがちだったからおかしいなと思っていたらそんなことだった。
パンクというか前輪がもうダメだ。一部が割れそうになっている・・・。
実はそんなことはユトレヒトを出発する前からわかっていたのだが、もうちょっともつだろうと思っていた。途中どこかでタイヤを買えばいいや、とのんびり構えていたのだが四の五の言っていられなくなった。
その場でエアを入れてみると後輪はエアが抜けただけっぽいのだが、前輪はアウトだ。割れそうになっている部分からエアがシューシュー漏れている。
まだ時間も早いし今日はもう少し走るつもりでいたのだけれど、急遽予定変更。Soltauでキャンプして、明日町の自転車屋に行くことにした。幸いSoltauにはキャンプ場がいくつかある。
Soltouは北にハンブルク、南にハノーバー、西にブレーメンと三都市の間にあり、どの都市からもだいたい同じ距離にある。

71号線をはずれ、いったんSoltouの町へ。自転車屋を探しながら走っていると、一軒発見。あまり大きな店ではないし、スポーツ・バイクを扱っている店でもなさそうだけれど、"SCHWALBE"のステッカーが窓に張ってあるからうまくいけばシュワルベ・マラソンが手に入るかもしれない。
営業時間を確認すると9:00~となっている。明日一番に来ることにしよう。
そのまま町の中を北上してキャンプ場へ向かった。
着いたのはRÖDERS' PARKという名の、なんでもPremium Campsというところに加盟しているとてもキレイなキャンプ場。レセプションでパンフレット一式の入った封筒をもらったなんてのも初めてだ。久々に英語も通じた・・・。
とにかくビックリするくらいキレイなキャンプ場で、トイレやシャワーなどはホテルのようである。犬用のシャワーまであったりするから驚きだ。
これまでのキャンプ場と違って客もたくさんいる。みなさんトレーラー・ハウスでのんびり過ごしている。
出るとき払えばいいと言われたので料金を聞かなかったけれど、少々お高いのだろうな、きっと。

さてタイヤであるが、自分のキャノンデールはシュワルベ・マラソンを履いている。長期ツーリストご用達の耐久性の高いタイヤだ。
マユミのドーズもシュワルベではないけれど、オランダ・メーカの耐パンク性タイヤを履いている。履いているのだがそういうことではなく、単にタイヤ自体が劣化してしまったということだ。
この際だから今履いているタイヤを覚書しておこう。
キャノンデール:SCHWALBE MARATHON 37-622(28×1,40,700×35C)
ドーズ:VREDESTEIN PERFECT SPRINT PRS PUNCTURE RESISTANCE SYSTEM 32-622(28×1,5/8×1,1,4) MADE IN HOLLAND

17jul2011 ドーズのパンクにより早々に入ったRO¨DERS PARK 17jul2011 こんなパンフレットをくれる5☆キャンプ場
ドーズのパンクにより早々に入ったRÖDERS' PARK  こんなパンフレットをくれる5☆キャンプ場

17jul2011 キャンプ場に住んでいるカモ吉たち
キャンプ場に住んでいるカモ吉たち

2011/7/18 月
5☆キャンプ場に停滞

朝は青空だったがすぐに曇って時々雨がパラつくといったいつも通りの天気。
ドーズの前輪を交換してそのまま出発する予定であったが、思っていた以上に重症であったためもう一泊して腰を据えて修理することにした。
ちなみにキャンプ場は二人で一泊20.5Eであった。ちょっとお高いわけであるが、設備を考えると妙に納得。おそらく世界中にここ以上のキャンプ場はそうないであろう。
とにかくキレイだし、シャワーもタダだし、洗濯場もあって脱水機まであるし。敷地内を流れる川には人に馴れたカモがいて可愛い。
ドイツに限らず西欧のキャンプ場はトレーラー・ハウスで滞在する人を前提にしたところがあって、ここのキャンプ場でもテントを張っているのは自分らくらいのものだ。
キャンプ先進国である西欧諸国のキャンプ場の素晴らしいところは、何度も言うようだが静かなところ。年配の人が多いということもあるのかもしれないが、日本の多くのキャンプ場のようにバカ騒ぎをしたり花火を始めたりする人がいないってところだ。そもそもここでそんなことしてたら周りから怒られると思うけど・・・。
みなさん思い思いにのんびりと静かに自分の時間を楽しんでいる。どの人も例外なく自転車を持参してきていて、近場をサイクリングしたり、木陰でのんびり読書をしたり。
年をとってリタイア後、夫婦で仲良くキャンプ場で過ごしている姿には好感が持てる。こんな老後っていいなぁと思わずにはおれまい。
キャンプというのはヨーロッパの文化であるからして、そのノウハウというか手馴れた感じはやはりすごいものがある。トレーラー・ハウスいいなぁ・・・。

キャンプ場のトイレとシャワー室に、1960年代と思われる同じキャンプ場の古い写真が張ってある。
驚きなのは、今とほとんど変わらない光景だということだ。トレーラー・ハウスというのは、ほぼその頃完成形だったわけね・・・。
ドイツも同じ敗戦国であるわけだが、そんな昔から(いや、おそらくもっとずっと以前から)キャンプ場でのんびり過ごすというライフ・スタイルは変わっていない。
食料品などは日本と比べてずいぶん安いし、人は素朴でキチンとしているし、おそらくドイツは住みやすい国である。少なくとも自分にはそう思える。
オランダと比べると自転車はグッと少なく環境もそこまで整備されてはいないが、それでも日本に比べれば自転車先進国である。様々なタイプの実用車が走っていて面白い。特徴的なことと言えば、マルチ・ポジションのハンドルを使っている人が多いということだろうか。

昨日、キャンプ場のオーナーが「今晩女子サッカーの日本戦があるから、見たければレセプションで見られるようにしておくよ」と誘ってくれたのだが、特に昨晩は見に行かなかった。が、日本が素晴らしい試合をして勝ったようで、今日になって会う人会う人に「日本すごかったねぇ」「よかったねぇ」と声をかけられた。ドイツでは多くの人が昨晩試合を観戦していたようだ。
それもそのはずで、後になって知ったのであるが、行われていたのは女子W杯の決勝戦で、しかも会場はドイツであった。そんなこと何も知らんかった・・・。
そう言えば、自分らのテントの前のキャンピングカーでも大画面で試合を見ていたし、トイレやシャワーに行くたびラジオからはヤーパンがどうたらと流れていた。
どういったわけか誰も彼もが日本を応援してくれていたのは、強いアメリカに対する判官びいきからか、それとも単にアメリカが嫌いなだけなのか・・・。

9:00の開店と同時に昨日見つけた自転車屋に行ってみた。感じのいい、おっちゃんとおばちゃんのやっている店だった。
シュワルベのタイヤが置いてあればいいなぁ・・・などと思っていたわけであるが、さすがはお膝元のドイツ、置いてあるどころか店にあるのは全てシュワルベのタイヤだった。
さっそく希望のサイズのマラソンを探してもらったが、残念ながら37-622のサイズは一本しかない。同サイズのマラソン・プラスは二本あったので、プラスを購入することにした。結果的にドーズの方がグレードが上のタイヤを履くことになったわけだ。
ちなみに、元々履いていたサイズは32-622であったわけであるが、キャノンデールに合わせて幅広のタイヤを履かせることにした。
それにしても・・・プラスはすごいね。耐パンク用に封入されているムースの厚さがただのマラソンとは全然違う。おっちゃんの店にもカット・サンプルがあったけれど、普通の足の長さの画鋲なら踏んでも貫通しない頼もしさ。これなら外的要因でパンクすることはほぼ皆無だろう。
ちなみに、ドイツではおばちゃんが町乗りに使っている自転車が普通にマラソン・プラスを履いていたりする。
値段はおそらく日本で買うよりだいぶ安くて、マラソンが25E、マラソン・プラスが33Eといったところ。

店に行く前はロード用のタイヤをイメージしていてたためると思っていた。予備にもう二本くらい買っておこうと思っていたのだが・・・ワイヤー・ビードのためたたみようがなく、予備タイヤの購入は却下。ドーズ用の二本だけ買って帰る。
自転車屋のおっちゃんにも昨晩の女子サッカーの話をされた。そんなにいい試合だったのかぁ・・・昨日見せてもらえばよかったなぁ・・・。

キャンプ場に帰ってさっそくタイヤ交換。
前後とも履いてたタイヤが激しく劣化していて、外すときにビード部分のゴムがリムに貼り付いて残ってしまい、これをはがしてキレイにするのが大変だった。
前輪はタイヤが裂けそうになっていた部分がパンクしていた。所謂外的要因による外側のパンク。マラソン・プラスに交換すれば今後パンクはしないだろう。
が、後輪は内側の所謂リム打ちパンクだった。これはプラスでも防ぎようがない。
前後とも穴は一箇所であったが、後輪の方は未遂のところが他に二箇所ほどあったので、ここにもパッチを貼っておいた。
チューブ自体はまだまだいけそうな感じだったので交換はせず、パンク修理してそのまま使いまわすことにした。
リム・フラップもけっこう劣化していて怪しかったが、今すぐどうこういうこともなさそうなのでひとまずそのまま使いまわすことにした。・・・と言うか、単にもう一度自転車屋に買いに行くのが面倒だった。この先リム打ちパンクが起こるようなら、次はリム・フラップを換えるしかあるまい。

タイヤを買いに行くところから始まって、主にリムに残った古いタイヤの残骸を剥がすのに時間がかかり、ほとんど半日作業となってしまった。
前後とも新品タイヤに履き替えたドーズは見違えるようになった。幅広のタイヤにした分、ちょっと重そうにも見える。
フロントのフェンダーだけタイヤと干渉しそうだったのでちょっと調整。
明日からまた思い切り漕ぐぞ~

18jul2011 タイヤを買った町の自転車屋 18jul2011 タイヤ交換中の図
タイヤを買った町の自転車屋              タイヤ交換中の図

18jul2011 マラソン・プラスで武装した新生ドーズ 18jul2011 ドイツの5☆キャンプ場
マラソン・プラスで武装した新生ドーズ         ドイツの5☆キャンプ場

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ドイツ横断 その1

2011/7/11 月
始:10:15~終:17:30 走行:67km
Ahaus ~ Gronau ~ Bad Benthein ~ Schüttorf ~ Emsbüren ~ Lünne

今日も天気がよい。
ドイツに入って人が小さくなった。いや、ドイツ人だってデカイはずなのだが、オランダから来るとそう感じる。明らかにオランダ人の方がデカイ。
同じゲルマン系の人たちで民族的には大差なさそうに思えるから、オランダ人がデカイのはひとえにチーズの賜物か。

日本がドイツのシステムを真似たのか、ドイツの交通システムは日本のそれと似ているように思える。
おそらく日本から直接来てもあまり違和感がないのではなかろうか。
信号をはじめ交通ルールはとてもよく守られている。
オランダは歩道と自転車道が明確に分かれていたが、ドイツでは一緒になっている。
町に入るたび、日本の歩道と同じような段差のある歩道を走らされ、これがまるで日本の歩道を走らされているかのように走りにくい。
車の速度が速く、道路を渡るのがけっこう怖い。

すべてが整然としすぎているのか、景色にメリハリがないようにも感じる。
一面小麦かライ麦の畑ととうもろこし畑が広がっていて、時々牧草地も目にする。つまりオランダと何も変わらない風景であるはずなのだが、なにかこうキチッキチッとした印象がある。

オランダと違ってちょっとした町には必ずスーパーがあるのだが、このスーパーがまたいかにもドイツっぽい。
機能第一で飾り気がまったくないのだ。商品陳列といった発想はなく、入荷状態のダンボールのまま整然と物が並べられている。決して雑然としているわけではなく、飾り気がないだけであくまでも整然としている。潔さがむしろ小気味いい。

今日はLünneのキャンプ場に入った。隅々まで手入れの行き届いたとてもキレイなキャンプ場で、洗面所など土足で入るのがためらわれるほどだった。
二人で一泊11.7E。激しく半端なのはこれもまた税金のためだ。シャワーはやはり別料金で、一回1E。
キャンプ場には近くの学校が遊びに来ていてとても賑やかだったが、子供たちが帰った19:00以降は静かになった。

11jul2011 快適なドイツの田舎道 11jul2011 この日のキャンプ場
快適なドイツの田舎道                  この日のキャンプ場

2011/7/12 火
始:11:10~終:18:30 走行:74km
Lünne ~ Messingen ~ Beesten ~ Schapen ~ Hopsten ~ Recke ~ Bramsche ~ Venne

今日も晴れているが雲が多く、自転車で走るのにちょうどよい。
地図上赤いラインで描かれているような幹線道路は殺風景でつまらない。よってなるべくマイナーな道を走るようにしているのであるが、細かい道をチョコチョコ走っているとまったく先に進まない。
そして交通量の多い道路でないと、センターラインのあるような広い道路でも自転車道がなくなる。車道を走るのなんて日本や他の国じゃ当たり前のことだけれど、あまりにも整然と猛スピードで車の走っているドイツではこれがけっこう怖い。オランダ以降ずっと自転車道を走っていたせいもあるだろう。
幹線道路はつまらないけれど、先に進むことを考えると効率はいいのだ。

町に入るたびに道をロスト。依然としてドイツの環境に慣れておらず、とてもわかりにくく感じる。
そして何より適当な野営地が見つからないのが大問題。キャンプ場はあまりないし、テン場にいいところも見つからない。
オランダは町から出ると人の住んでいない森などがどこにでもあったが、ドイツは町を出てもポツポツと満遍なく人が住んでいる印象がある。森などもいかにも個人の所有地のように見える。
実は、ドイツでは勝手に野宿をしていいものなのかどうかもよくわからないのだ。あれこれとなんでも規則で縛るのが好きな国民性であるから、実は法律で禁止されていたりして・・・。まさかね・・・と思いながらも一抹の不安がある。
田舎に行くと公園なんかもないし、森などもいかにも個人の土地だ。
困ったものだ。特に、あたり一面麦畑というところに来ると、野宿できそうな場所など皆無だ。
今日も最後の15kmくらいは野営地を求めて彷徨った。テントを張れそうな場所がホントにない。
麦畑の中に小さな林を見つけ、手入れもされていたし明らかに個人の土地であったが、その林の中に幕営した。
日が暮れてからパラパラと雨が降った。

12jul2011 とうもろこし畑の脇の自転車道 12jul2011 風力発電の風車が至るところにある
とうもろこし畑の脇の自転車道             至るところに風力発電の風車がある

12jul2011 人の家の林の中にコソコソと幕営
人の家の林の中にコソコソと幕営

2011/7/13 水
始:11:10~終:15:40 走行:50km
Venne ~ Hunteburg ~ Diepholz ~ Rehden ~ Dönsel

朝から一日中曇っていて、勝手に思うにいかにもドイツっぽい天気であった。雨が降りそうでいて降らない。
夜明けから日差しはなかったが、テントが乾いていたので助かった。
山と違ってパッキングと荷物の積み込みに時間がかかり、朝起きて飯食って出発するまでに2時間くらい要する。

毎回オランダと比べるのもなんだが、オランダと違って自転車用の標識は整備されておらず、たまにあっても途中で消えてしまうからそっちに行くとはまることになる。
ある程度以上の大きさの車道に沿っていくのが間違いない。ただし、何故だか標識に出ている地名は全国地図には出てないことが多い。
相変らず町に入ると道を見失い、行ったり来たり。道を探すのに余計な時間をとられる。
ドイツは車やモーター・バイクで走ると快適なのかもしれないな。

ちょっと早いがこの先キャンプ場はなさそうなので、今日のところは早めに行動終了。Rehdenの入口で見かけた看板に導かれてキャンプ場に入った。
看板を見てから7kmも走らされたが、ひっそりとした静かで感じのいいキャンプ場だ。途中で看板がなくなるので見つけるのに一苦労だった。
二人で一泊12E、シャワー0.5E。

それにしても・・・ドイツに入ってから英語がまったく通じないなぁ。それでもドイツ語は自分にとって第二外国語であったから初めて接するわけでもないし、挨拶と数字くらいはわかるからまだマシだ。
肌寒くってビールって感じでもないけど、キャンプ場で買って久々に飲んだビールは旨かった。

13jul2011 ドイツの道路標識はこんな感じ 13jul2011 早々にキャンプ場入り
ドイツの道路標識はこんな感じ             早々にキャンプ場入り

2011/7/14 木
キャンプ場に停滞

夜中から雨が降り続く。7:00頃にはいったん上がったが、どんより曇って風が強いし、何より寒い。時々霧雨が舞っているし、停滞することに決定。体も疲れているのでちょうどよい。
キャンプ場なら水が得られるので停滞するのが楽だ。ちなみにオランダ、ドイツは水道水がそのまま飲める。
キャンプ場は貸し切り状態だ。
食料は手持ちのもので済ませる。少しでも荷物を軽くしようと先にガス・ストーブを使っていたがいよいよガスが切れ、昨晩からMSRを使い始めた。

一日中強風が吹き荒れ、停滞にして正解。こんな日に走っていたらと思うとゾッとする。
雨と強風で、まるで山の稜線上にでも幕営しているかのような気分だった。

伝家の宝刀のわさびふりかけは旨かった。やはり日本は世界有数の美食大国だ。
旅先で会ったフランス人が「日本食が世界一」と言っていたのを思い出す。ちなみに彼は二位が中華だと言っていた。

2011/7/15 金
キャンプ場に停滞

7:00前から雨が降り出し、その後も曇って霧雨が舞う天気。今日も停滞。
15:00過ぎにようやく晴れ間が見え始め、食料の買出しに出かけた。Rehdenのスーパーまで片道4km。
前にも書いたが、ドイツのスーパーは独特だ。機能第一で商品の陳列などには凝っていない。入荷時のダンボールに入ったまま整然と並べられている。
ドイツはイメージ通り万事がそんな感じだ。町の造りも道路の造りも、機能重視で整然とした感がある。

19:00過ぎになってキャンプ場に二組ほどやって来た。
ドイツ人も知らないんじゃないかと思われるこんな田舎のキャンプ場にいったい人が来るのだろうかと思っていたのだが、シーズン中の週末にはそれなりに人が来るようである。

実のところドイツはそれほど食べものの美味しい国とは思わないけれど、西欧諸国の例に漏れずサラミとチーズは安くて旨い。それからもちろんソーセージも。
食品は思いのほか安くて大助かりだ。

毎日22:00過ぎまで明るく、朝も4:00を過ぎると明るいから、夏のヨーロッパのキャンプでは山では必須のヘッドランプというものを使わない。

二日も停滞していると走りたくてうずうずしてくる。
自転車最高!
前にトルコで会ったバイカーも「自転車で旅していて嫌なことなど一つもない」と言っていたけど、まさにその通り。
好きな時間に出発して、好きな時間に食事も用足しもでき、疲れたらそこで寝る。本当に自由だ。
ほとんどお金がかからないということも物価の高いヨーロッパのようなところでは大きな武器だ。

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オランダからドイツへ

2011/7/10 日
始:10:55~終:18:40 走行:78km
Warnsveld ~ vorden ~ Zieuwent ~ Lichtenvoorde ~ Groenlo ~ Zwillbrock ~ Vreden ~ Ahaus手前

暑い。昨日までが嘘のように暑い一日だった。
日曜の今日は基本的にどこも店は閉まっていてひっそりとしている。ただでさえ人気がなくひっそりしている町々が今日はゴースト・タウンのようだった。
そんな中、Lichtenvoordeでは自転車レースが行われていて、軽い祭のように賑わっていた。レースのスタートを見届け、1時間ほど町中をぶらついた。
次のGroenloではミッレミリアのような車のイベントが行われていた。賑わっているのはいいけど、町中を抜けられないのが不便だなぁ・・・。

14:00頃だったか、ドイツに入った。自転車で初めての国境越え。看板のところで写真を撮ろうと思っていたのだが、あまりに小さくそれと気付かずに通過。しばらくしてから戻って写真を撮った。
国境を越えたはいいが、越えた先でいきなり道に迷い、人に聞いたら再びオランダに入っていたり・・・しばらく国境地帯をうろちょろしてしまった。

オランダは至るところにキャンプ場があったが、ドイツに入った途端になくなった。
野営地を求めつつ最後の10kmほどは惰性で走ったが、なかなかよい場所が見つからない。こんなとこでキャンプしてたら怒られるだろ、ってとこばかり。
車がビュービューかっ飛んでいく道路脇の自転車道をすっかり憔悴して走っていると、ふと道路の反対側に公園のようなものが見えた。行ってみると中でボーイスカウトがキャンプしていて、聞いてみると彼らは許可をもらってキャンプしているらしい。
「違法だけど奥でキャンプする分には問題ないと思うよ」と言ってくれたので、奥の池の畔にテントを張った。

オランダに比べると自転車に乗っている人がグッと少なく、環境もオランダほど整備されていない。
アメリカとはまた別の次元の完成された車社会、ドイツに入っての第一印象はそんなところだ。

10jul2011 快適なオランダの自転車道 10jul2011 悪くてもこのレベル
快適なオランダの自転車道               悪くてもこのレベル

10jul2011 自転車道専用の標識 10jul2011 Lichtenvoordeの町に入る
自転車道専用の標識                   Lichtenvoordeの町に入ると・・・

10jul2011 町ではロード・レースが行われていた 10jul2011 選手団が通過する
ロード・レースが行われていた             選手団が通過する

10jul2011 ドイツ突入 10jul2011 ドイツ初日の野営地
ドイツ突入                          ドイツ初日の野営地

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オランダ横断

2011/7/9 土
始:12:55~終:18:05 走行:57km
Wekerom ~ Lonen ~ Eerbeek ~ Brummen ~ Zutphen ~ Warnsveldのキャンプ場

7:00頃から雨。昨日みたいにすぐに上がるかと思いきや今日はイマイチ天気がよくない。雨の上がるのを待って12:55にキャンプ場を後にする。
途中雨に降られては木の下に避難、小降りになったら走り出して強くなったらまた避難、というのを繰り返しながらジリジリ前進する。
濡れると寒くてやる気を削がれる。

町を出て郊外に行くと、ロード・レーサーをよく見かける。一人で乗っている人もいれば、チームで走っている人たちもいる。若い人も歳をとった人もジャージとパンツでバッチリきめている。みんな脚が長いからとても様になっていて速そうに見える。
つくづく自転車王国だなぁと実感する。

ちょうどよいところにキャンプ場があったので今日もキャンプ場泊。二人で一泊13.4E。半端なのは税金のためだ。
ここもシャワーは別料金のシステムであったが、おっちゃんが無料でコインをくれた。
シャワーが出るのはおよそ4分間。事前に洗面台で垢すりを泡立てて準備万端の状態でコインを入れたのだが、前回と違って意外と時間が長く最後はお湯を持て余した。

オランダのキャンプ場は大人のキャンプ場だ。大人が静かに過ごすためのキャンプ場。基本的にトレーラー・ハウスを前提に造られていて、客もリタイアした老夫婦とかそんな人が多い。
要するに日本にはなかなかないタイプのキャンプ場である。
日本のキャンプ場と言えば・・・多くはやれ花火だバーベキューだと大騒ぎが始まる。こちらでは花火はもちろん、トレーラー・ハウスだからってのもあるけどバーベキューなど誰もやってやしない。
何もせず、読書やサイクリングをしてのんびり過ごすのがキャンプ場での正しい過ごし方だ。夜の静けさは特筆ものである。

9jul2011 自転車道には時々こんなベンチがある 9jul2011 この日のキャンプ場
自転車道には時々こんなベンチがある        この日のキャンプ場

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自転車旅スタート from Utrecht

今日は8/7。ポーランドのリトアニア国境手前30kmほどのところにいる。
朝、キャンプ場の共用スペースでWiFiが使えることに気付き、メールだけチェックしてすぐに発とうと思っていたのだが・・・
1ヶ月ぶりのネットがあまりに便利で、結局この日は停滞することに。
溜まった写真の整理をして、ちょっとだけブログもアップしておこう。
と言っても、この間ノートに書きなぐったのは主にその日のルートのことで、ユトレヒトを発って以来ほとんど観光もしてないから、単なる移動の記録になりそう。

2011/7/7 木
行動開始:11:00~行動終了:17:45 走行距離:65km
Utrecht ~ Zeist ~ Doorn ~ Rhenen ~ Ede ~ Wekeromのキャンプ場

いよいよ自転車旅のスタート。
入念にパッキングして、3、4日分の食料と水5Lを積んで走り出したのはいいが、荷物が重すぎて今にも立ちゴケしそうである。こんな荷物を持ってこれから走れるのか???というのが最初の素直な感想。
二人とも脚にはそれなりの自信があったものの、何を隠そう自転車で長旅をするのは初めてだったりする。レーサーで上り坂をひたすら走ったり、平地を高速巡航するのとは別のノウハウを要するものなんだなぁ・・・。

ヨーロッパは一度大きな町の中に入ると、そこから出るのにとても苦労する。Utrechtの宿は町の中心部にあったから、出発早々道に迷いまくり。郊外を走る国道に出られん・・・。
結局、「うまく説明できないから・・・」ってことで自転車に乗るおばちゃんに国道に出る手前まで先導してもらった。感謝!感謝!
オランダは自転車に乗る人に優しいところがあって、道路脇で地図など見ていると、すぐに道行く人が「どうかした?」と声をかけてくれる。
驚くのは、誰に聞いても道の説明が的確なこと。「次の信号を左に行って、そこから三つ目の信号を右に行くとロータリーに出るから、そこから○○と書かれた標示に従って行けば△△に行けるよ」みたいにすごく的確だ。誰もが自転車に乗っている国だから、自然とそういう感覚が身に着くのだろう。

自転車王国オランダは、自動車道とは別に自転車道のネットワークが見事に確立されている。所謂普通の道路地図以外に自転車道の地図が売っているくらいだ。
この自転車道の地図はオランダ全土を網羅していて、標識にあるルートNo.を追っていくだけで目的地に行けるという優れものだ。膨大な量になるし、値段もけっこうするからもちろん自分らは持っていない。持っているのはオランダの全国地図のみだ。
道路標識も自転車道専用のものがあって、時々自動車用の標識と別の方角に導かれるから、慣れるまで苦労する。

道路沿いの眺めはすこぶるよい。自転車に乗っている人も多いから走っていて楽しくなる。
電車やバス、車で旅してもオランダの本当のよさはわからないだろうな。

広大なDe Hoge Veluwe国立公園の手前にあるキャンプ場で初日の走行を切り上げた。
キャンプ場は二人で一泊21Eとちょっとお高い。しかもお湯シャワーは別料金で0.5E、その上お湯は3分くらいしか出ないから慌しく浴びねばならない。

7jul2011 ユトレヒトから自転車旅のスタート 7jul2011 風車の脇を通過
ユトレヒトから自転車旅のスタート           風車の脇を通過

7jul2011 初日のキャンプ場
初日のキャンプ場

2011/7/8 金
朝の5:00頃雨が降ったがすぐに上がり、その後は晴れた。
今日は停滞して、公園内にあるKröller-Muller美術館へ。ここにはゴッホの絵がたくさんある。
De Hoge Veluwe国立公園は入るのにお金がかかる(8E)。敷地は広大で、自転車道が整備されているから、サイクリングしている人がたくさんいる。公園内で自転車を無料レンタルしているところはさすがだ。公園入口のゲートから美術館まで4kmもあるから、バスなんかで来た人もこれなら安心だ。
もちろん美術館も有料で、学割で4E。
広くてとても見応えのある美術館であった。

8jul2011 Krouml;ller-Muller美術館 8jul2011 ゆったりした館内
Kröller-Muller美術館                   ゆったりした館内

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 068_Netherlands / オランダ] | 2011.08.08(Mon) PageTop
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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

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