屋久島一周サイクリング

2013/3/9 土 Day1
始:10:30 ~ 終:16:55 走行:53km
~ 安房 ~ 尾之間 ~ 湯泊 ~ 中間 ~ 西部林道 ~ 屋久島灯台分岐

晴れ。今日も暑くて朝から半袖である。
8:00頃までのんびり寝させてもらい、朝食をいただいた後で寛がせてもらっていると、ガク君が帰ってきた。
二人と会うことができ、これでもう屋久島に思い残すことはない。

ガク君はとても忙しく、30分ほどすると水揚げした魚の件でまた港に戻ってしまった。
二人は今晩も泊めてくれると言ってくれたのだけれど(一寸、お言葉に甘えて空身で島を一周しようとも思ったが)、結局荷物を持って出発することにした。
外出するアスカさんと一緒に家を出る。お世話になりました!

今日はここ二日ほどと比べて山がスッキリ見えている。
黄砂は九州より東へ・・・九州のピークは昨日だったようである。
久々の向かい風。風と暑さに久しぶりにしごかれる。
尾之間まで走ってAコープで買い出し。ついでに弁当を食べる。
海側から眺めるモッチョム岳はやはり見映えがする。

尾之間から先を走るのは初めてで、ちょっと新鮮な気分。尾之間の先はグッと車が減り、走っていて気持ちがいい。
途中、中間のガジュマルと大川の滝に寄り道。どちらもバスで観光客が来たりするから驚きだ。
ちなみに、対馬と違って観光客は日本人です。

中間の先から道は上りになる。
大川の滝からしばらく上ると西部林道。途中から道が狭くなり、大型車は通行不可となる。
西部林道は、海岸沿いを走る県道の中で唯一長い上りのある区間である。これだけ険しい屋久島において、海岸沿いの道はうまく通してあるということだ。
西部林道を島の人が行き来することはほとんどなく(いかにも非効率であるから)、すれ違う車はほぼすべて「わ」ナンバーである。

林道沿いは完全に猿と鹿の縄張りだ。道路の脇にもたくさんいるし、路上にも出てくる。
猿は木の新芽を一心不乱に食べている。

今日はとにかく暑く、久しぶりに滝のような汗が流れる。
狭い林道のアップダウンをこなしていくと、屋久島灯台への分岐に出る。
道路からちょっと入ったところに広いスペースがあり、近くの沢で水が取れそうなので幕営することにした。
日本に帰って以来ずっと、人工的な場所でのキャンプが続いていたので、久々に自然の中でのキャンプ。やはりこのほうが落ち着くし、快適だ。

それにしても暑い・・・。
テントの中で夕飯を食べてまた滝のように汗をかく。外に出てもたいして涼しくない。
春を通り越して一気に夏になってしまったかのようだ。
この不快感は久しぶり。やはり寒いよりも暑いほうが格段に不快である。
21:00の気温が18℃もある。今晩は半袖で寝るようだ。

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海側から眺めるモッチョム岳はやはり見映えがする      中間のガジュマル

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中間の先から道が上りになる                大川の滝・・・水が少なく今ひとつ迫力に欠けた

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海岸沿いを走る県道の中で唯一長い上りのあるのが西部林道の区間

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そこは完全に猿の縄張り・・・ちょっと通らせてもらいます

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木の新芽を一心不乱に食べている                とにかく暑く、久しぶりに滝のような汗が流れた

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途中から道が狭くなり大型車通行不可となる(鹿も路上に出てくる)

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久々に自然の中でキャンプ・・・やはりこのほうが落ち着く

2013/3/10 日 Day2
始:13:35 ~ 終:17:40 走行:31km
~ 永田 ~ 吉田 ~ 一湊 ~ 志戸子 ~ 宮之浦 ~ 泊川

夜明け前に一時激しく雨が降ったが、朝にはやんでいた。
が、いつ降り出してもおかしくない天気。南から黒い雲が流れてくる。風強し。
8:30。荷物をまとめてテント撤収という段になって激しい雨に見舞われる。テントの中で待機。
本当は今日の昼のフェリーで種子島へ渡ろうと思っていたのだが・・・怪しくなってきた。
種子島の南に位置する島間へのフェリーは、偶数日は13:00、奇数日は9:00に宮之浦から出ている。

大粒の激しい雨で風も強い。テントの周りはみるみる水溜りに・・・。
激しい雨は一時間ほど続いた。その後もしばらく降ったりやんだり。
今日のフェリーは諦めた。
テントを風に当てて乾かしがてら二度寝する。

12:30を過ぎてようやく外が少し明るくなった。
テントを撤収して出発。
永田の近くまで来ると、西の海上に口永良部島がよく見える。
いなか浜に寄ってちょっと休憩。ここは日本一のウミガメの産卵場である。

浜で休憩中に、ホンダのCD50で旅をしている一人の学生と出会った。
どこから来たのか聞いてみたら、なんと長野。ナンバーを見ると確かに長野市である。これは奇遇な。
その彼、コンドウ君はこの四月から会社員になるということだった。チャラチャラしたところがなくて好印象。こういう若者を見ると、なんだかこちらも清々しい気持ちになる。
若いって素晴らしいな。
どこか希望に満ちていて、まだこれから何でもできそうに思える。前途は洋々だ。ガンバレ!

西部林道に向かうコンドウ君を見送ってから、県道を北上。
相変らず天気が悪い。おそらく山は昨日の昼から大荒れだろう。

一湊を過ぎると、ひょろひょろっと延びた半島の海岸に矢筈嶽神社が見える。これは見てみねばと、そんな風に思わせるところに鳥居が建っている。
県道を外れ、わざわざ坂を上って行ってみたわけなのだが、最後の神社へ続く遊歩道が立入禁止になっていた。崖崩れのため立入禁止・・・。
誰もいなかったなら自己責任で行ってしまうところであったけれど、神社の手前の崖にぶら下がって作業をしている人の姿が眼下に見えたので諦めた。残念!

県道に戻り、志戸子を過ぎたあたりからテン場を探しつつ宮之浦へ向かった。
泊川の手前に休憩所があった。テン場に目星をつけていったんスルーし、宮之浦のスーパーで買い出しを済ませる。
買い出しを終えてスーパーから出るといよいよ天気が怪しく、すぐに雨が舞い始めた。
急ぎ休憩所へ戻る。と・・・なんと、キャンプ禁止だった。ガーーーン。
先ほど看板はチェックしたのだけれど(そこには特に何とも書かれていない)、展望台の下で雨宿りしていてふと見ると、そこの柱にキャンプ禁止の張り紙がしてあった。
やれやれ・・・屋久島は、ちょっとしたスペースはどこもキャンプ禁止となっていて窮屈だ。夏場は人が押し寄せるのだろうから気持ちはわからないでもないが、めっぽう旅がしにくい。

暗くなってからテントを張れば問題ないのかもしれないけど、キャンプ禁止と書かれているところに幕営するのは精神衛生上よろしくない。
もう少し宮之浦方面へ走る。先ほど往復したときにもう一ヶ所目をつけておいた場所がある。
そこは旧道のようであり、現在は車が入れないようになっている。
アスファルトの上に幕営するのは不本意であるが、予報によればこれから天気は回復するはずで、泊川に架かる橋の手前の路上にテントを張った。
夜になっても風が強い。

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朝から天気が怪しい・・・                       ホンダのCD50で旅をしているコンドウ君

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これは見てみねばと思わせるところにある矢筈嶽神社 わざわざ坂を上って行ってみたのだけれど・・・

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朝からめっぽう風が強い・・・                     結局テン場はこんなところ

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知人の知人の家に泊めていただく

2013/3/8 金
始:9:20 ~ 終:17:40 走行:18km
~ 安房 ~ よろん坂 ~ 安房 ~ 船行

晴れ、風強し。暖かい、というより暑くて朝から半袖である。
昨日以上に空が霞んでいる。どうやら原因は中国から飛来した黄砂であるようだ。
黄砂のほかにもPM2.5、さらには杉花粉とあらゆるものが飛んでいて、いやに霞んでいる。今日は役場から注意報が出ていた。
もうずいぶん前から、春の霞んだ空の主因というのは黄砂やPM2.5になっているんだろうね・・・。

今日から屋久島最後のイベント、島一周サイクリング!
快適なふれあいパークをあとにして、時計回りに島を一周する。
屋久島の海岸沿いには、ぐるりと島を一周する県道が走っている。だいたい一周100kmくらい。
その気になれば一日で走れる距離であるが、観光しながら二日くらいかけてのんびり走るつもりでいる。
島の南にある尾之間までは、バスでは一度走った道である。

一つ気になっていることがあった。
知り合いの知り合いに屋久島に住んでおられるご夫婦がいて、島に来たら寄ってくださいと言ってくれていたのだけれど、いまだ連絡が取れていない。
携帯も持っていないし、ネットをしているタイミングもなく屋久島に来てしまって早十日。どうにか連絡を取りたいものだと思っていた。
ちなみに、この時点では夫婦の住所も連絡先も、名前すらも知らない。どこか漁港の近くに住んでいるのだろうけど、島に漁港はたくさんあって、だいたいの場所すら見当がつかない。

ひとまずネットの使えそうなところを探そう。
安房は島で一、二の町であるが、目ぼしいところが見当たらなかった。
安房川を渡ってちょっと走ると、よろん坂という坂があり、坂を上り切ったところにその名も”よろん坂”という喫茶店兼飲み屋兼フリーマーケットのような店がある。ここで奇跡的にWiFiが使える。
店をやっておられるのは、半移住組のご夫婦。明るく豪快なアケミさん(別名ドラゴン)と物静かな旦那さんのやっておられる素敵な店である。
店の中は広く、寛ぐにはもってこいのスペース。

こと移住者のことに関しては、アケミさん夫婦にかかるとだいたいわかる。
先日モッチョム岳で会った若い夫婦のことも知っていた。
知り合いの知り合いのご夫婦のこともなんとなくは知っているのだが、手がかりが少なすぎて確証が得られない。

知人のシンタロウ君にメッセージを送ると、レスポンスのいい彼はすぐにご夫婦の連絡先を教えてくれた。
アケミさんの携帯を借りて電話させてもらう。
連絡がついた!いやー皆さんお世話様でした。世の中どうにかなってしまうものですね・・・。

旦那さんのほうは漁に出ていて不在ということであったが、ひとまず今晩はご夫婦のところに泊めていただけることになった。
今日は西部林道の手前くらいまでのんびり走って幕営しようと思っていたのだが、予定変更。
「泊まるところがなければここに泊まっていきな」とアケミさんも言ってくれていた。
皆さん本当にお世話様でした。
何はともあれ、ずっと気になっていたことが解決して晴れ晴れした。

アスカさんと17:00に待ち合わせをしたので、それまでお店でのんびりさせてもらった。実に居心地のいい店だった。
16:30過ぎにおいとまして、安房川の手前でアスカさんと合流。ご夫婦の家のある船行までもう少々戻る。

ビールやおいしい食事をご馳走になりながらお喋りしていると、あっという間に時間が過ぎた。
旦那さんのガク君は一本釣りの漁師ということだった。自分の船で漁に出て、一度出ると三、四日帰らない。
漁師ということは知っていたのだけれど、まさか一本釣りだとは思いもしなかった。てっきりトビウオ漁(どうやって漁をしているのかよく知らないが)でもやっているのかと思ってた・・・。

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すっかりお世話になったふれあいパーク             時計回りに島を一周する(ちょうど100kmくらい)

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アケミさん(別名ドラゴン)夫婦の営むよろん坂         アスカさん、お世話になりました!(翌朝撮影)

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愛子岳(1,235m)

2013/3/7 木
ふれあいパーク(7:50) ~ 登山口(8:40) ~ 愛子岳(11:00) ~ 登山口(14:00) ~ ふれあいパーク(14:35)

晴れ。ここのところ九州には乾燥注意報が出ている。一月に三十五日雨が降る、と言われる屋久島に似つかわしくない天気が続いている。
風もなく完全に春の陽気である今日は、日中は半袖であった。

荷物を積んだ自転車をふれあいパークに置き、7:50に歩き始める。
県道の登山道分岐まで10分、そこから登山口までさらに30分ほど舗装路を歩く。
結局一日他に登山者はなし。

登山口からは照葉樹林帯を延々と歩く。
島の東側に位置する愛子岳は、これまで登った屋久島の山と一線を画していて、本土のどこにでもあるいわゆる普通の山だった。
比較的乾燥していて、苔むしたところがあるわけでもないし、巨木があるわけでもない。古株や倒木もなく、照葉樹は普通に地面から生えている。
地質も違っていて、花崗岩質ではなく赤土である。どうしてこうまで違うのか不思議な気分。
ルート上に水場もない。途中で沢を一本渡るのだが、そこも干上がっていた。あれだけ水の豊富だった山々が嘘のようだ。

要するに、屋久島っぽいところのないいわゆる普通の山である。山行中、特に目を引かれるものもなかった。
ピラミダルな山頂部だけ花崗岩質で、最後だけちょっと岩っぽくなる。
山頂からは西に宮之浦岳をはじめとした峰々、そして東には海が見える。
が、今日は白く霞んでいて、眺めも今ひとつパッとしない。いかにも春といった感じの冴えない眺めだ。
眼下に宮之浦港と屋久島空港が見下ろせる。
飛行機の離着陸する姿を眺めながら、ポカポカの山頂で一時間ほどのんびりした。

同ルートを下山。登り2時間20分、下り2時間といった行程。
14:00に登山口に下りた。

ふれあいパークに戻り、自転車に乗って楠川温泉へ。
人が少なくこのあいだ以上にのんびりできた。ここは湯も屋久島一かもしれない。
すっかり寛いでから空港近くのドラッグストアで買い出しを済ませ、18:30頃ふれあいパークに戻って昨日と同じ場所に幕営。
ふれあいパークはなかなか快適だ。ウッドデッキの上で平らだし、暗くて静かである。

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さすが世界遺産 立派です!                    照葉樹林帯が広がる

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いわゆる普通の山です               最後だけちょっと岩っぽくなる

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完全に春の陽気で日中は半袖                   白く霞んでいて眺めも冴えない

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正面宮之浦岳 春ですね・・・                    昨日と同じ場所に幕営

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楠川に戻っていろいろと・・・

2013/3/5 火

今日も晴れ。のんびり7:30まで寝ていた。
荷物をまとめ、もう一度近くで千尋の滝を眺める。

9:45に展望台をあとにした。
舗装路を下り、10:25に島を一周している県道に出た。道路沿いにあるポンタン館でしばしのんびりしてから、最寄の鯛ノ川バス停からバスに乗る。
楠川まで40分ほど。運賃は少々高く1,010円(日本でバスになど乗らないから相場をよく知らないのだけれど)。

おいちゃんが昼食を準備してくれていた。何から何まで本当に恐縮です。
おいしくいただいてから、自転車で近くの楠川温泉へ。
少々寂れた風の昔ながらの感じのいい温泉で、狭いものの尾之間温泉よりのんびりできる。二時間以上のんびり浸かっていた。

温泉のあとおいちゃんの家で洗濯をさせてもらい、それからおいちゃんの車で一緒に買い物に出かけた。
なんと、「今晩はすき焼きにしよう」と、おいちゃんはわざわざ(半ばそのために)電気鍋まで買ってきてくれていた。
すき焼きの具材を買いに近所の肉屋とスーパーへ。
途中、おいちゃんの管理している楠川天満宮やおいちゃん所有の漁船も見せてくれた。
買い物の前においちゃんの従兄弟のオグラさんをピックアップ。今晩は四人ですき焼き大会だ。

おいちゃんの家に帰ってさっそくすき焼き大会が始まる。
すき焼き・・・三年半ぶりか。旨すぎて言葉にならない。
今宵も”日本のうた”をボリューム最大で見ながら楽しいひと時を過ごした。

オグラさんは少々酒癖が悪いらしい。人に絡んだり暴れたり何か実害があるわけではないのだが、ダラダラといつまでも飲み続けてしまうようである。
その辺のことをよく知っているおいちゃんは、予めお開きの時間を決めていた。
「九時になったら帰りなさい」とオグラさんに言い含める。
が、やはり時間になっても帰らないわけです。おいちゃんが「そろそろ帰れ」とまくし立てても帰らない。
少し放っておけばいいんじゃないのかなぁとも思うのだが、それがいつものやり方なのか、「じゃあもうみんな寝よう!」とおいちゃんが号令をかける。
おいちゃんは布団に入って寝たふり。自分らもまた急かされるまま別の部屋で床につく。

もちろんそんなことでは帰らないわけです。
障子を挟んだ隣の部屋で、二人が小学生のような言い合いを続けている。
「もう帰りなさい!」とおいちゃんが怒鳴ると、「おいちゃんはなんで・・・」とオグラさんが返す。酔っ払っているから話はあまり噛み合わない。
「おいちゃんがこんなによくしてあげているのに・・・」と話は堂々巡りを繰り返す。
聞いてるこっちはもうおかしくて、笑いをこらえるのが大変。

最後はおいちゃんが110番通報。
「もしもし警察ですか?・・・従兄弟が家に帰らないんです」と電話で話している。
もう笑いをこらえきれない。

場所確認の電話が警察から二度ほどあった後、本当にパトカーがやって来た。若い男女の警官が二人。
いやー警察も大変だ・・・。
男性の警官がオグラさんを説得。その間、女性の警官がおいちゃんから事情聴取。
こっちはもうおかしくて笑いをこらえるのに必死だし、警官のほうも半ば笑ってしまいそうになっている。
「こうなることがわかっているのだから、よばなければいいじゃないですか」
ごもっともだと思います。
二人とも立派に職務を遂行していたのはさすがだ。
「一応形式ですから」と自分らも簡単に事情聴取された。お互い笑ってしまいそうである。

結局、最終的にはオグラさんの説得に成功し(見事です!)、二人がパトカーでオグラさんを家まで送っていった。
おいちゃんは、本当は九時にオグラさんを帰した後、自分らを連れて外へ飲みに出たかったらしい。それで必死に帰そうとしていたのか・・・。
店は十二時に閉まるらしく、結局その時間はなくなってしまった。
居間のこたつで三人でしばらく飲んでから眠りについた。目まぐるしい一日だった・・・。

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千尋の滝をもう一度

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増水時は大迫力だろう                味のある楠川温泉

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すき焼き大会@おいちゃんの家                 まだこの頃は仲睦まじい二人であったが・・・

2013/3/6 水

晴れ。風が強い。
朝からすき焼きの残りを腹いっぱいいただいた。
おいちゃんは、今日は用事がないらしい。

いろいろな面を持っていて計り知れないおいちゃん。山師になる前はタクシーの運転手をしていたらしい。
「車で島をグルッと案内してやろうか?」と言ってくれたのであるが、自転車で回るつもりでいたからそれは遠慮させてもらった。
何から何まで本当に親切にしていただき、なんとお礼を言っていいのやら。
(ただ、まったく自分たちのペースで行動できないので、ちょっと疲れる面もある・・・スミマセン)

荷物をまとめ、11:55においちゃんの家をおいとまする。
「屋久島を発つ前の日にもう一度寄りなさい」と言ってくれた。「その時はカレーを作ろう」とも。

さて、島でのこれからの予定であるが、明日愛子岳に登り、それから自転車で島を一周するつもりでいる。
天気はしばらく晴天が続きそうである。

今日のところはのんびり。
自転車で空港まで走り、近くのドラッグストアで買い出し。その近所にコインランドリーがあったので、中のテーブルを拝借して溜まりに溜まった日記を書く。
18:00過ぎにふれあいパークに戻って幕営。
前に書いたようにトイレは夜間閉まるのだが、外に水道があるので水には困らない。

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おいちゃんの家をおいとまする                    快適なふれあいパーク

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モッチョム岳(940m)

2013/3/4 月
登山口(8:30) ~ モッチョム岳(11:00) ~ 登山口(14:55)

今日も快晴。
登山口の付近は千尋滝の展望所となっていて、日中はけっこう人が来そうである。
土産物を売る店なんかもあり、昨日と同じ場所に明るいうちにテントを張るのはまず無理。
他にテン場はないものかと付近を偵察すると、展望台の下がいいテン場になっていた。今日はここにテントを張るか・・・。

近くの森の中、人目に触れないところにいらない荷物をデポ。8:30に歩き始める。
千尋滝はスラブを流れ落ちる高差60mの見事な滝である。雨で増水したあとはさぞ迫力が増すことだろう。

モッチョム岳は尾之間から望むと見事な岩峰である。登攀具があれば登れるだろうし、おそらくルートもあるのではないかと思う(これだけの岩峰が放っておかれることはなかろう)。
歩道はその裏側につけられているのだけれど、こちらも最初から最後までけっこうな急登。荷物をデポしてきてよかったわ・・・。
ルート上に、万代杉、モッチョム太郎と名付けられた二本の杉の巨木がある。

神山展望台という本峰より高いところ(979m)から、いったん下って登り返す。
展望台から先は両側がスパッと切れ落ちていてけっこう高度感がある。
最後にスラブを登ると山頂。登り二時間半といったところ。
北側はより高い山に遮られて割石岳(1,410m)から先は見えないが、南側は海がドーンと広がっていてなかなかの絶景。

この日は他に2パーティーが登っていた。
先に登頂していた若い夫婦に山頂でたんかんをいただいた。
二人は屋久島に移住して三年になるとのことだった。すぐ近くの麦生に住んでいるが、モッチョム岳に登ったのは今日が初めてとのこと。
「毎日見てるからそのうち登りたいと思ってたんですけど・・・」と話していたが、確かに。これは見てたら登りたくなるよね。
それと、自分らも長野に引っ越して思ったのだけれど、近くにあるとけっこう行かないもんです・・・。

山頂でのんびり1時間15分も日向ぼっこして下山。下りは2時間15分といったところ。
登山口近くの沢で水を汲んで展望台に帰る。
日なたのベンチに座ってしばしのんびり読書。17:00に店が閉まってからテントを張った。
飯を食って早々に寝る。

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千尋滝                                 今日も快晴! 左奥がモッチョム岳

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万代杉・・・まだまだ元気いっぱいです

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こちらモッチョム太郎・・・生きながらにして自然にかえりつつある

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自分自身がひとつの森                新たな生命の苗床になっている

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輪廻転生

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最後はちょっとしたスラブ              海側の視界が開ける

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横はなかなかスケールのあるスラブ

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南側は海がドーンと広がりなかなかの絶景

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北側はより高い山に遮られて見通しが利かない

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とても気持ちのいい場所です

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テン場は昨日と変えて展望台の下(翌朝撮影)

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 About Me / プロフィール

nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
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