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自転車アプローチ登山11 鬼面山(1,890m)

日付: 2015/4/26 日
ルート: 虻川渓谷 ~ 山頂ピストン

ずっと「おにづらやま」と読んでましたが、実は「きめんざん」と読むらしい。
伊那谷は中央アルプスと南アルプスに挟まれた地溝ですが、南アルプスの伊那谷側に、これと並行してもう一列山脈がある。
伊那山地と呼ばれる山脈で、秋葉街道は、伊那山地と南アルプスの間を走っていることになる。また、伊那谷とは、厳密には中央アルプスと伊那山地に挟まれた場所のことを言っている。
鬼面山というのは、この伊那山地の最高峰(1,890m)。豊丘村と、大鹿村及び飯田の上村との境界に位置している。
あとで調べてみたところ、今回登った虻川渓谷からの道以外に、大鹿側の地蔵峠からも道があり、地蔵峠から登るほうが一般的であるらしい。

8:40に自宅を出発。
今日も天気がいい。それは素晴らしいことなのだけれど、ここ何日かの晴天続きで、すべてがカラカラの状態。そろそろ一雨欲しいところです・・・。
竜東線を南下して豊丘村に入り、パルムというスーパーを過ぎるとすぐ、「鬼面山登山口」という案内板がある。
見るたびいつも気になっていて、そのうち行ってみようと思っていた。鬼面山という山があるのを知ったのも、この案内板から。ようやく今回、足を延ばしてみた次第。

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(左)天竜橋の上から  (右)途中にある御手形諏訪神社

竜東線を東へ折れた瞬間から上りが始まる。
2kmほどで一つ目の段丘の上に出て、広い農道を横切る。そこに案内標示がある。
「鬼面山登山口 13.5km」
マジか。この調子で13.5kmも走ったら山頂まで行ってしまうのではなかろうか、というくらいの上りだったので、一瞬めまいが・・・。
でも、一度下ってしまうのでご安心(笑)。二つ目の段丘に上ったところだったか、そこから一度下る。

このあたりまで来ると、早くも人間界からはほぼ脱してしまう感じになる。
林道の両側に、獣避けのフェンスが張り巡らされている。ここらでは珍しい光景ではないが、どちらかというと人間のほうが檻の中で生活している、という気分になる。
そのうち林道自体がフェンスで遮られ(車の通る道ですよ)、これにはちょっと驚いた。フェンスを開けて自転車を通し、すぐにまたフェンスを閉める。

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渓谷沿いの林道をグングン詰める。
いや~春だねぇ・・・。
その昔、四季の中で春が一番嫌いだった。なんとも言えない浮ついた雰囲気、学校や会社におけるこの浮ついた空気がどうにも嫌いだった。
スッキリしない白っ茶けた空も嫌いだったし、山を登るにしてもどうにも中途半端な季節。
すでに雪や氷という感じではないし、かといって沢や岩にはまだちょっと早い。どうにも緊張感のない、間延びした空気に満ちている。
現実から逃避するように、足繁く山に通っていた頃は何をやっていたかと思い返してみると・・・主に雪稜歩きとスキーをやっていたようだ。フリー(クライミング)もボチボチ始動という感じだったろうか。

しばらく時を経て、伊那谷へ越してきた今となってみると、感覚がコロリと変わり、実は春が一番好きかもしれない。
ある程度寒い場所に住んでいるということが大きいのだろうと思う。
春の芽吹きと暖かさが待ち遠しい。春が来て、生き物たちが活動を始めるのを目にすると、幸せを感じる。
ここは雪はそれほど降らないところだけど、これが雪国だったら、なおさらそんな気持ちになるのではなかろうか。「北国の春」に歌われているような気持ちになるに違いない。

虻川渓谷沿いの道を行くと、明神淵があり(帰りに寄ってみた)、野田平キャンプ場があり、途中のT字路を逆に行く必要があるが、新九郎の滝というのもある。もう少し上手く宣伝すれば、多くの人を呼べるのではないかと思えなくもない(それが良いか悪いかは別にして)。
ちなみに、ここらのキャンプ場はえらい山の中にある。距離的には主要道からそれほど中に入り込んでいるわけではないのだが、道が狭く、横の斜面も崩落していたりするから、妙に山奥にいる気分になる。
こんな山奥でも人が来るのだろうかと、余計なお世話ながら、ついつい心配になってしまう。ここまで奥に入るのなら、キャンプ場どころかもうどこでもキャンプ可能じゃないかと、個人的にはそう考えてしまうのだ。きちんと管理されたところでキャンプする、というのが世の中のスタンダードだろうとは思うけど・・・。

最後の2kmほどだけ、ダートになる。
風と木陰が・・・死ぬほど気持ちいい。本当にいい季節になったもんだ。
きちんと間伐された林道横の林も、実に気持ちがいい。

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第2駐車場と案内のあるところに、車三、四台分のスペースがある。
「第2駐車場」とあるが、第1駐車場があるわけではない(笑)。
ここより先は道が荒れていて、車で入るのは不可能。自転車の場合も、安定したこの場所に自転車を置いて歩いたほうが早い。
到着は11:15、自宅から二時間半ほど。写真を撮りつつのんびり走ったとは言え、思いのほか時間がかかった。距離にして26km。
日曜で作業の人もおらず、ここまでほとんど人気がなかったのだが、駐車スペースに富士山ナンバーの車が一台とまっていて、ビックリ。

木に自転車を縛りつけ、靴を替えて、11:40に歩き始めた。
500mほど行くと、登山口の標示がある。登山口の標高が1,129m、山頂まで760mのアップ。

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道は最初、沢沿いを行く。渡渉して右岸を歩いたり、左岸を歩いたりするのだけれど、ところどころ道が明瞭でない。が、テープの目印はそこそこあるので、迷うことはないと思う。
しばらく沢を詰めてから、右岸の尾根に取り付く。けっこうな急登だ。
木々は登山口の辺りがちょうど芽吹き始めたところで、そこから上はまだまだこれからといったところ。ところどころにツツジが可憐な花を咲かせている以外は、まだ殺風景である。

先行者はもうずいぶん前に入山したのだろうと勝手に思っていて、下山してくる先行者とすれ違うのではないかと思っていたのだが、一時間も登らないうちに、尾根の途中で追いついてしまった。人の気配のない山を期待していたので、上で声が聞こえ、まだ同じ方向に歩いていると知ってガッカリ・・・。
先行していたのは、年配者の夫婦?だった。軽く言葉を交わした程度だが、地元の人間もほとんど知らないようなこんなマイナーな山をどうして知り、登ろうと思ったのか・・・感心してしまった。

13:25登頂。
山頂には櫓が建っている。近づいて、上に唐突に櫓が見えたときは、なんでこんなものを作ってしまうのかとげんなりしたが、実は、この櫓は非常にありがたいものであった。
というのも、山頂に立ってもほとんど何も見えないのだ。位置的には、西も東も見晴らせる場所にいるのに、木が邪魔で何も見えない。
櫓は僅か3~4mほどの高さなのだが、その上に立つと意外や意外、まったく別の世界が目の前に広がる。
360°見晴らせるではないか・・・僅か3mほどのことなのに、実に不思議。なんだか手品みたいだ。

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こんな時間でもあるし、白く霞んでいて、特に西の伊那谷、中央アルプスの方面はスッキリ見えないが、こいつは澄んだ青空の下で見たら、なかなかのものに違いない。
南アルプスは真っ黒。今年は雪が少ないと思われる。
北から、塩見、荒川、赤石、聖が聳えている。このあたりは、南へ行くに従って雪の量が増える。一番黒いのは塩見だ。
さらに南も見える。しらびそ峠の建屋が見え、その後ろに光がドーンと鎮座している。光はデカイ。
いやーなかなかの眺めです。伊那谷と中央アルプスも、この方角から見るのはなかなか新鮮。
眼下の山間にポツリと見える集落は、千代になるだろうか・・・まるで平家の落人が住み着いたような、ここから見るとそんな風にも見える。
何時間眺めていても飽きそうにない。スッキリ晴れた日にもう一度登ってみたいものだ。
しらびそ峠のほうから、ハーレー系の爆音が響いてきたときにはげんなりしたけど・・・。

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南アルプス方面

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(左)赤石  (右)聖

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白く霞んだ伊那谷、中央アルプス方面

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(左)たぶん千代の集落  (右)しらびそ峠と、その後ろにドーンと鎮座する光

30分ほどで山頂をあとにし、同じ道を下る。少し下ったところで、先の二人組と出会った。
15:25に自転車のところまで下りてきた。
急登だから歩く距離は短く、標高差のわりに登下降に時間がかからない。

自転車の帰路も、行きと同じ道を辿る。違うのは、上りか下りか。
帰りは死ぬほど楽だ。一度上り返しがあるが、それ以外はまったく漕がずに竜東線まで下りられる。

帰りに明神淵に寄ってみた。
ここ、なかなかオススメのポイントです。見事な釜(滝壺)が見られます。
ここのものは、いわゆるポットホール(甌穴:おうけつ)であるらしい。流水の力で礫(つぶて)が回転し、川床の窪みを掘り込むことによってできたもので、滝壺の内部に、渦流により岩盤を削った丸い石=ドリルストーンが確認できるとか。ポットホールとしては国内でも最大級であるらしい。
もっと大きな釜は、ハッキリ言っていくらでもある。沢登りをやる人には別段珍しくもなんともなかろう。
が、通常そういったものは、山深くまで沢を遡行した先にしか見ることができない。普通の人は見ることができないわけで、これを手軽に見られるこういった場所は、貴重であると思う。
「手軽に」と書いたが、ここではちょっとしたアトラクションが楽しめます。側壁のへつりのアトラクション。
鎖が張られていて、それにつかまりながら壁に打ち込まれた鉄棒の上を歩く。なかなかスリリングでおもしろいですよ。
もっとも、落ちても別にたいしたことはなく、最初から川にジャブジャブ入ってしまえば、へつる必要もないのだけれど・・・。

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へつりのアトラクション

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明神淵のポットホール

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通常こういったものは、山深くまで沢を遡行した先にしか見ることができない

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それを手軽に見られるこういった場所は、貴重であると思う

30分ほど明神淵を楽しんで、17:50に自宅に帰りついた。
行動食が塩むすび三つだけでは、さすがに腹ペコ。
本日の自転車の総走行距離=51km。

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下伊那サーキット2 県道1号線を南下せよ

またまたローカルな下伊那のサイクリングコースのご紹介。
やはり中川を起点としたサーキットコースになっています。といいながら、一部は同じ道を往復してますけど・・・。
コースの一部をツーリングのルートに組み込んでみてもおもしろい、かもしれない。

日付: 2015/4/18 土
コースと距離: 中川 ~ 天竜峡 ~ 千泰大橋 ~ 温田駅 ~ 天宮橋 ~ 阿南町役場 ~ R151 ~ 天竜峡 ~ 中川 = 93km

9:10、自宅を出発。おなじみの竜東線を辿る(途中から県道1号となる)。
天竜峡の先も、そのまま1号線を南下する。
道路脇に白い梨の花が満開だ。

天竜峡の先は、しばらく上りが続く。
前回も書いたけれど、このあたりは、なんでこんなところにこんな立派な道路が・・・というくらいの道が走っている。ロードで流すのにまさに打ってつけで、今日も何組かのローディーと行き会った。

千泰大橋を渡ると、泰阜村。
しばらく泰阜村の中を走る。奥へ入るに従って、ますます人間臭が薄れてくるが、付近は開けていてとても明るい。こういう春の明るい日差しの下で眺めていると、およそ悲壮感のようなものが感じられないから不思議だ。
非常~に静か。ちょっと静か過ぎるだろ、と嬉しくなるくらい静か。
車の音だけでなく、トラクターの音とかチェーンソーの音、刈払機の音などなど、人の生活に伴うような音が一切聞こえてこない。鳥のさえずり以外、何も聞こえない。
自分の中で泰阜の株が急上昇!実にいいところではないか。
ちなみに、泰阜村はその昔、多くの満蒙開拓団を出している。
パッと見でよく見えるのと実際に住んでみるのとでは違う、ということはもちろん理解しているつもりである。

上りを終えて下りに入ると、西側の視界がところどころ開けてくる。
天竜川の対岸の山の斜面に、阿南の集落がポツポツと見える。対岸の国道も、ちょうど今いるところと同じような高さのところを走っているだろうか。
これからいったん川まで下り、またあそこまで上り返すのかと思うと、少々憂鬱にもなる。
それにしても美しい眺めだ。

天宮橋の上で、ちょうど正午の鐘が鳴った。
川面から国道まで、けっこうな上り返し。
伊那谷の村や町はどこも、普段の生活において坂とは切っても切れない関係にあるのだけれど、その中でも阿南は特に厳しいような気がする。

R151(遠州街道)に出たら、あとは天竜峡までR151を辿る。
普段はガラガラの道なのだけれど、土曜の今日はそこそこ交通量があった。
ほとんどが中京圏をはじめとした他県ナンバーの車である(笑)。
一番多いのは、浜松ナンバーだろうか。三河、名古屋、尾張小牧、一宮、豊橋なんかも多い。三重や岐阜、静岡もわりとよく見かける。

伊那谷というところは、中京圏の避暑地の色合いが濃い。
観光に訪れる人も多いし、別荘を持っている人もいるだろう。リタイア後に移住してくる人もたくさんいる。
浜松、三河、名古屋、尾張小牧・・・松本ナンバーよりこれらのナンバーのほうが目についたりすると、植民地かよ!と思わず思ってしまう(笑)。
それと同時に、戦国武将のことが頭に浮かんでくる。浜松=今川、三河=徳川軍団、尾張小牧=織田、豊臣一族・・・など。
上方に近い地の利から、戦国の世においては、中部、東海から多くの有力諸侯が出た。言ってみれば、このあたりは歴史の表舞台の中心であり、華々しい(華々しかった)イメージがある。
その頃、信濃というところは勢力争いの最前線。南では武田と徳川が争ったり、北は武田と上杉が激しく争ったりしたところ。
なんというか、長野の立場としては今も変わっていない、と思わなくもない(笑)。

土日のR151は交通量が多いので(といっても高が知れてはいますが)、あまりオススメはしません。
が、他に南北に走る道はありません・・・。

天竜峡でようやく国道を外れ、行きと同じ竜東線で中川まで帰ってきた。
今日は、天龍舟下りも盛況なようだった。
自宅到着15:30、本日の総走行距離=93km。

温田から1号線をさらに南下すると、天龍村へ至る。
十方峡から、遠山川に沿って遠山郷へ抜け、秋葉街道を走って帰ってくるのが次の課題。これはたぶん途中一泊だな。
十方峡からさらに天竜川沿いを南下し、佐久間へ抜けてみるのもおもしろそうである。

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梨の花が満開                           千泰大橋・・・このあたり、ロードで流すのに打ってつけ

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対岸の斜面に点在するのは阿南の集落  国道が走っているのがわかるかな?

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だいぶ下ったところ・・・美しい眺めだ              天宮橋・・・橋を渡ると上り返し

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春だねぇ・・・

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下伊那サーキット1 千代経由で泰阜へ

中川を起点とした、下伊那のサーキットコースのご紹介。
距離はありませんが、起伏に富んでいて自転車のトレランに打ってつけです。

日付: 2015/4/12 日
コースと距離: 中川 ~ 弁天橋(喬木) ~ 上久堅 ~ 千代 ~ 泰阜 ~ 千泰大橋 ~ 天竜峡 ~ 弁天橋 ~ 中川 = 76km

飯田の千代から泰阜(やすおか)へ、なんとなくそれだけを決めて、行けるとこまで行って帰ってこようという腹積もりで出発(9:20)。
おなじみの竜東線を南下、喬木(たかぎ)の弁天橋のすぐ先で分岐する県道83号(下条米川飯田線)に入る。
分岐の入口から、しばらく上りが続く。道路は広くてキレイ、交通量は少なく快適。

ずっと県道83号を辿っていくのだが、道は途中から細くなり、1:1の分岐がいくつか現れる。どちらに県道が延びているのか不明瞭なのだけれど、驚くほど何の標示もなく、どちらへ行こうか、けっこう迷う。というか、あっちへ行って戻ってきてこっちへ、ということを何度も繰り返す。
iPhoneを出して地図を確認・・・などというハイテク機器とは無縁であり、1/10万の道路地図では今ひとつ読み取れない。
伊那谷から山一つ入った形になるのだけれど、思った以上に人家があって新鮮な驚き。

ときに、途中の分岐で県道を外れて東へ行くと、県道251号に出ることができる。
そのまま251号を行けば、三遠南信自動車道の矢筈トンネルをくぐって秋葉街道へ出られる。
三遠南信自動車道とはいっても、この区間で開通しているのは矢筈トンネルだけであり、現在のところ車は無料で通行可能。が、自転車が通行できるかどうかは定かでない。
ちなみに静岡側の、兵越峠の南にある草木トンネルも同じように三遠南信自動車道の一部であるが、二年前の時点では、このトンネルは自転車で通ることができた(秋葉街道北上)。
もし、矢筈トンネルが自転車通行不可であれば、251号をそのまま辿れば、赤石トンネルをくぐって上村へ抜けられる。こっちのルートは走ったことがないけれど、かなりキツイと思われます。

千代(の中心部)へ向って83号を行くと、坂を上った先に突如、棚田が現れる。
「よこね田んぼ」というらしい。今回はじめて知ったが、「日本の棚田百選」とやらに選ばれていて、このあたりではちょっとした有名どころであるらしい。
まだ田植え前のため、何の変てつもない眺めだったけれど、これは確かに、田植えのあとや秋の実りの時季に見たらさぞ美しかろう。

千代の中心部も、一部道がわかりにくい。こんな山間にこれほどの人が住んでいることに、正直、少々驚いた。
「千代」というのは、今は飯田市であるが、旧くは千代村であって、そのエリアはかなり広い。
千代どころか、山向こうの上村や南信濃まで、今では飯田市であるわけだけれど・・・。

千代で米川を渡ると、また長い上りとなる。しばらく行くと泰阜村に入る。
泰阜村は、下伊那の中でも人口の少ないほうの村である。2015年2月1日時点の総人口=1,760人、人口密度にすると27.2人/km2。
下伊那南部は人が少なく、参考までに泰阜村より人口の少ない村を挙げてみると・・・大鹿村=1,038人/4.18人(総人口/人口密度)、根羽(ねば)村=983人/10.9人、売木(うるぎ)村=626人/14.4人、平谷(ひらや)村=525人/6.79人。
改めて調べてみると、けっこう衝撃的な数値だ・・・。

泰阜に入ると、如実に人が減る。が、明るく開けているから悲壮感はなく、なかなかよさそうなところである。
上りを終えて、ようやく下りに入る。ここまで走ってけっこうくたびれた・・・。
そのまま少し下ると、十字路に出る。キレイな道路が交差しており、まだ新しい道なのか、手持ちの地図では現在地を特定できない。
左へ行くと役場、右は下條、直進すると温田、阿南、となっている。
当初はもう少し先まで走ろうと思っていたのだけれど、アップダウンの山道をこれ以上走れる自信がなくなった。そろそろ限界か・・・これ以上先まで行くと帰れなくなるような気がして(どことなくそんなような心細さがある)、十字路を右に折れ、下條方面へ。

しばらく下ると、県道1号に出た。そのまま天竜峡へと下る。
このあたりは道路が広くてキレイ。一方で、交通量は非常に少ない。なんでこんなところにこんな立派な道路を造ってしまったのか・・・そう思わずにおれないくらい、場所にそぐわない立派な道路。
ニ、三人のローディーとすれ違ったけど、確かに、ロードのトレランにも打ってつけの場所だ。

天竜峡からもそのまま竜東線を走って、中川まで帰ってきた。
自宅到着14:50、本日の総走行距離=76km。

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よこね田んぼ    田植えのあとや秋の実りの時季に見たらさぞ美しかろう(後ろに小さく見える雪山が中央アルプス)

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千代の中心部・・・山間にこれほど人が住んでいることに驚き    (右)千泰大橋

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なんでこんなところにこんな立派な道路が・・・ありがたくもロードのトレランに打ってつけ    (右)至るところで祭りをやっていた

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獅子はかなり長い・・・                       (右)我が村、中川

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和合へ・・・

「和合へ毎日通うことは可能だろうか?」
その確認の意味も込めて、自転車で走ってみました。まだ桜も咲かない3月20日の話です。

和合というのは、阿南町の和合地区のこと。天竜峡のさらに南、伊那谷からも出てしまっている。
感覚的に、普段の生活圏からは完全に外れた場所となります。
遠州街道の走る阿南の町部には、これまで何度か行ったことがありますが、というか通ったことがありますが、和合は街道からかなり山へ踏み入ったところにあり、足を踏み入れるのは今回はじめて。
非常~に山深いところです・・・。

9:00前に準備を整え、自転車のところへ行ってみると、後輪がパンクしてた・・・。
三日前までは何ともなかったのに・・・いきなり出鼻を挫かれる。
しかも、チューブだけ交換してサッサと出発しようと思っていたところ、どうにもタイヤ自体がダメそう。今回パンクした場所には大きな穴が開き、他にも裂けそうなところが何箇所か・・・いよいよ限界。
もうずいぶん前に買ってあった三ツ星の安物タイヤに、急遽、とりあえず後輪だけ交換。
なんだかんだで出発は10:00前となってしまった。

和合まで、最短コースを走ってみる。
まずは竜東線を走って天竜峡へ。これだと飯田の街中を通らないから非常にスムーズ。ところどころ道が狭いけど、信号もほとんどない。
自宅から26km、時間にして一時間ほど。

天竜峡には現在、三遠南信自動車道なるものの天竜峡ICがあります。飯田山本と天竜峡の間が開通していて、現在は無料で通行可能。
三遠南信自動車道は、天竜峡からそのまま東へ走り、伊那山地をトンネルで抜けて秋葉街道へ出、南進して浜松のほうへ繋がる計画の道路。この矢筈トンネルも現在無料で通行可能です。
秋葉街道沿いのところも急ピッチで工事を進めてますが、地質が非常~に脆いところなので、かなり大変な作業なのではないでしょうか。壮大な計画であると思うし、開通後の保守管理もかなり大変そう。これは、南アルプスにズドンとトンネルを通そうとしているリニア新幹線にも言えることだと思いますが・・・。

天竜峡で天竜川の西岸へ渡り、遠州街道(R151)に出る。と同時に、伊那谷からも出てしまうこととなり、これより南では中央アルプスが望めなくなる。
ちょっと走ると下條村。「峰竜太の出身地」という看板、国道沿いに立つこの看板が毎回目につく。
天竜峡から先はアップダウンが激しくなり(南下すると上り基調)、大幅にペースダウン。

天竜峡の南は、国道が天竜川よりかなり高いところを走っている。地形が険しく複雑なため、多数の陸橋とトンネルを使って、強引に国道を通してあるわけです。
一方で、JR飯田線は天竜川の東岸を、天竜川に沿って通されているのだけれど、これはよく通したなぁと思う。特に天竜峡から門島(かどしま)、さらには温田(ぬくた)のあたりまではそう思います。このあたり、川沿いを走る道路は一切ありませんから・・・。

トンネルと陸橋をいくつも通って南下すると、県道46号が分岐する。分岐するのは、全長1,264mある帯川トンネルの直前。
分岐を入ってすぐ、知和野ダムを過ぎるとすぐに、和合へと続く県道243号がさらに分岐。これに入る。
そこには「和合入口」としるされているが、車ではちょっと入るのをためらうほど道が狭い。

県道243号(深沢阿南線)は知和野川沿いに延びている。左手は知和野川の清流(激流)、右手は崖。ちょっと多量の雨が降れば、すぐに崩れて通行不能になるんじゃなかろうか・・・。
ところどころ軽でもすれ違い不可能の道だが、幸い傾斜はそれほどない。すれ違い不可の急傾斜の道にすっかり慣れた身としては、車で走ってもそれほど不安感のないところだけれど、慣れない人ならたぶん、車で突っ込むのはためらうと思う。

結局、自宅から和合まで三時間半かかった。距離にして55km。
ちなみに、車で走ると1時間15分ほどです。狭くてアップダウンもありますが、全ルートを通して信号がほとんどないので、車で走ると意外と時間はかかりません。
が、果たしてこの距離を毎日通えるかどうか(もちろん車でですよ)・・・微妙なところだ。無理ではないけどかなり微妙・・・。

今回はそのまま来た道を引き返したけれど、県道243号自体はそのまま阿智村の浪合へと抜けており、浪合で三州街道(R153)に出ることができます。

帰りはアップダウンがありながらも、天竜峡までは下り基調であり、行きよりだいぶ楽。
天竜峡を越えて伊那谷に入ると、視界が開け、雪をかぶった山が見えてくる。毎度ながらこれを見ると、帰ってきたなぁとホッとします・・・。
17:30前に自宅に帰りついた。本日の走行距離=114km。久しぶりに100km以上走った。

天竜峡の南、岐阜、愛知、静岡との県境となるこのエリアは、自分にとって秘境です。そしてめちゃくちゃ広い。
山深さはちょっと恐ろしいほど。特に和合、それからさらに東の遠山郷のあたりは神々しくさえある。
今後も、自転車であちこち探検してみようと思っています。

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和合へ続く道                          和合の集落・・・ひたすら山深い

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春の訪れ・・・モグラ避け風車の効果とミミズコンポストのその後

伊那谷の我が村にも春がやって来ました。桜が咲き、木々が芽吹き始め、ウグイスがしきりに鳴いている。
外が明るくなり始めると同時に、小鳥のさえずりで目覚める。なかなか気持ちのいいものです。巡回中のキジが、時どきけたたましい声を張り上げるのはご愛嬌・・・。
日増しにさえずりが上手くなるウグイスですが、音源がどこにいるのか注意してみると、竹薮であることが多い。目の敵のようにしていた竹薮も捨てたもんじゃないなと、この季節だけはそんなふうに思わずにおれません。

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天竜川と中央アルプス                          坂戸峡

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我が家で一番に芽吹くのはシラカバ                ブナはようやく芽吹き始めたところ・・・後ろのクヌギもまだまだ

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クルミも芽吹きが遅い                           同じ奇数羽状複葉のヌルデ

さて、昨年初夏に設置したモグ避けのペットボトル風車ですが、元気に稼働しております。一年くらいでは何の損傷もありませんでした。
けっこう苛酷な環境に晒されていると思うのですが、風車本体はまったくの無傷。支柱に使った矢竹も基本的には問題ありません。一本だけ亀裂の入ってしまった支柱があったので、暖かくなった先日交換。

ペットボトルが手に入るたび地道に増設して、現在18基の風車が稼働しています。
気になる効果はというと・・・覿面です!風車を設置したところにはモグが近寄りません。
・・・が、有効範囲が思いのほか狭い。我が家の庭で半径120~150cm程度と思われる。
比較的年中風のある伊那谷でこれなので、場所によっては1m以下の範囲しか効かない、なんてこともあるかもしれませんね。
それでもまぁモグ避け以上に、庭で風車が回っているというのはいいものです。風があるのがすぐにわかるし、カラカラ回る音を聞いているだけで心地いいものです。

続いて、ミミズコンポスト
こちらも順調です。ミミズが順調に増えています。
・・・が、想定していたのと違うことも何点か。
まず、ミミズと糞(コンポスト)の分離がなかなか上手くいかない。
市販のキャノワームを真似た多層構造とすることで簡単にコンポストを収穫できる、と踏んでいたのですが・・・なかなかそんなふうに、思ったようにはミミズが動いてくれません。
上の段にだけ生ゴミを与えるようにしても、なかなか上の段に引っ越してくれない。居心地がいいのか、いつまでも下の段で生活しているんですね・・・頼むから素直に上の段に引っ越してよ、ミミちゃんたち!
容器の中身を空けて強制的に分離することも試みたのですが、骨が折れてとてもやっていられない。
やっていると無数に見つかる卵や、生まれたばかりの細くて小さなミミズたち。ついついこれらも全て分離したくなってしまうんですよね。フトミミズと違って畑の土中では生きていけないですから。
何かいい方法はないものか、思案中です。

次に、ミミズのオシッコ(コンポストができる過程で生成される液体の副産物)。これも想定とはだいぶ違う。
ほとんど生成されません!
排水できるように二段目以降の容器には底に穴が開けてあり、一番下の容器にオシッコを溜められるようになっているのですが、稼働させて以降ここに液体が溜まったことがありません(笑)。底や側壁に僅かに水滴が着くのですが、とても回収するほどの量はない。
こんなものなのだろうか・・・。ミミズがもっともっと増えないとダメなのかもしれませんね。

二段目以降の容器の底にはφ6.5の穴を開けてあるのですが、むしろここから落ちてしまうミミズが続出!
まめにミミズを救出するのも面倒なので、二段目の容器だけ底に網戸の網を切って敷くことにしました。ミミズが落下するのはこれで防げるようになりました。
ま、こちらももう少し気長に様子を見てみようと思います。

IMGP9218_サイズ変更 IMGP9220_サイズ変更
シマミミズの卵・・・意外と大きい                     孵化して間もないミミズ

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ ミミズコンポスト] | 2015.04.11(Sat) PageTop
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1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
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