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養蜂っていいな・・・

「養蜂っていいな・・・」と思ったのは、ヨーロッパを自転車で旅しているとき。
ヨーロッパは養蜂が盛ん、というか日本より身近な感じで、森の中を自転車で走っていたり、森の中にテントを張ったりしていると、よく蜂の巣箱を見かけた。

泊めていただいた家の人が蜂を飼っている、なんてこともたまにあった。
ウクライナのユルジン宅には、庭にいくつも巣箱があったし、ウィーンのヴィルフリードのところでは、奥さんのアナが地域の人たちと一緒にビーキーパーをやっていた。

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(左)ユルジン宅の庭にあった巣箱@ウクライナ      (右)トレーラーの上で冬越しさせる巣箱@クロアチア

その後の西アジア、中央アジアでは、(おそらく気候条件から)養蜂を見かけることはとんとなかったが、フェリーで日本へ渡る前、韓国のヨンドン(永同)というところでお世話になったスンヒョンさんがたまたまプロの養蜂家で、2kgの自家製ハチミツをお土産にいただいたりした。

釜山からフェリーで渡った日本最初の地、対馬も養蜂が盛んなところで、蜂洞と呼ばれている独特の巣箱をあちこちで見かけた(対馬にはニホンミツバチしかいないらしい)。

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対馬の蜂洞・・・道路を走っていてもそこかしこで見かける

翻って、現在生活している長野県も全国屈指の養蜂が盛んな土地柄。
ま、長野に限らず、おそらく日本も山沿いの土地では養蜂が盛ん、ということだと思うけど・・・。

先日、仕事でミツバチの採蜜を手伝う機会があった。
百姓仕事を手伝っている人がなかなか多芸な人で、副業的に(というか半分趣味で)養蜂をやっている。
副業的といってもかなりの規模。
巣箱というのが、ひとつの巣箱に営巣用の仕切り板が8枚入っていて(板の両面に蜂が巣を作る)、それを二段重ねた二階建構造となっているのだけれど、そんな巣箱が三つの場所に分けて計22、23ほども設置されている。

このときは、そのうちの15ほどから採蜜を終えただろうか。
前回採蜜してから二週間ほどとのことであったが、なんと!80リットルほどものハチミツが収穫できた。
スゲー・・・。

主にアカシアのハチミツを狙っていて、このときはもうアカシアの花が終わっている時季だったけれど、これがアカシアの花の時季だと、三日でハチミツがいっぱいになってしまうという話。
めちゃくちゃ忙しい・・・。
と同時に、蜂ってすごい!と思わざるを得ない。

以下、写真が一枚もないのがなんなんですが・・・備忘録として、養蜂について知り得たことをちょっと書いておきます。

ここで飼われているのはセイヨウミツバチ(洋蜂)で、ニホンミツバチ(日本蜂)ではありません。
採蜜量や飼いやすさの違いから、いわゆる養蜂家と呼ばれる人たちが飼っているのは、ほとんどが洋蜂です。
日本蜂は、愛好家が趣味で飼っていることが多い。

洋蜂と日本蜂では習性が異なっていて、まず、このような一般的によく見かける、仕切り板を備えた巣箱で日本蜂を飼うのは難しいらしい。
日本蜂というのは、そもそも日本にいる野生のミツバチで、木の洞のようなところに吊り下げ型の巣を作る。
よって、日本蜂を飼うときの巣箱は、対馬の蜂洞のように丸太をくり貫いたものなど、要するに単なる箱であることが多く、仕切り板の類は備えていない。

アカシアならアカシアだけ、レンゲならレンゲだけといったように、単一の花から蜜を集めさせるのも、日本蜂では難しい。
ちなみに、日本でアカシアと呼ばれているのは本来のアカシアとは別で、ハリエンジュ(別名:ニセアカシア)をそう呼んでいることが多い。
春に香りのよい白い花をつけ、養蜂に利用されて「アカシア蜂蜜」などとされるのも、厳密にはニセアカシアです。
本来のアカシアというのは、アカシア属の総称ですが、熱帯から温帯にかけて特にオーストラリア大陸に多く分布していて、日本では関東以北では育たないとされている。

洋蜂が単一の花から集中的に蜜を集める性質が強いのに対し、日本蜂は雑多な種類の花から蜜を集めてきて(百花蜜)、その量も圧倒的に少ない。
基本的に年に何度も採蜜するということはせず、微量のハチミツしか採れない=(それが美味しいかどうかは好みがあるので別にして)希少価値が高いため通常、非常に値が張る。
ときどき目が飛び出るような値のついているハチミツもありますね。日本蜂のハチミツを好む人も少なくないのだと思う。

この手のハチミツはヨーロッパにもあり、ウィーンにいたとき、ちょうどタイガーバームくらいの小瓶に入ったハチミツをアナがプレゼントしてくれたことがあった。
確か、Wild BeeだかWild Honeyと言っていたと思うが、アナたちは洋蜂を使って百花蜜を採蜜していたわけであり、もらったそのハチミツは赤身がかっていて、濁った感じのものであった。味も独特だった記憶がある。

もうひとつ、洋蜂と日本蜂では決定的に違う点がある。
それは天敵のスズメバチに巣を襲われたとき。
日本蜂は、多くの蜂が連携してスズメバチを取り囲み、一斉に羽ばたいて熱でスズメバチを殺す、という芸当をやってのける。甚大な犠牲は強いられるが、これによって多くの場合、最終的に巣は守られる。
一方で洋蜂の場合、各蜂が単独で迎撃に当たるため、スズメバチに襲われると100%全滅してしまう・・・。

アナたちがやっていたように、ヨーロッパでも同じようにワイルドハニー(百花蜜)を採蜜しているわけだけど、飼っているのは洋蜂であって日本蜂ではない。日本蜂とはやはり習性が違うわけです。
日本蜂のこの習性のことはアナやヴィルフリードも知っていて、
「だから日本蜂はすごい」
と言っていた。

ミツバチっておとなしいですよね。
巣箱によっても差があるようですが、採蜜の時も基本的に刺されることはありません。
スズメバチやアシナガバチといった肉食の蜂と違って、ミツバチは一度刺すと内蔵直結の針が抜けてしまって死んでしまうから、当然と言えば当然かもしれませんが、よほどのことがない限り刺しません。
巣箱を開けられて大事な蜂蜜を盗まれるのはよほどのことではないのか・・・と思わなくもないですが。
何度でも刺せるスズメバチやアシナガバチでさえ無闇には刺しませんが、巣に近づけばすかさず襲われます。

ときに、働き蜂というのはすべて雌です。
雄蜂は針も持っておらず、刺すことさえできない。
交尾をすることしかできず、採蜜の目的で蜂を飼っている養蜂家の立場では、雄蜂は何の役にも立たない。かわいそうだが、雄蜂になる巣穴(雌蜂のものより出っ張っている)は、採蜜後に開けてしまう。
反対に、蜂の子を採るのが目的なら、雄蜂を優先的に育てるらしい。雄蜂の幼虫のほうが大きいから。

採蜜はどうやるのかというと、手動の遠心分離機を使う。
ちなみに日本蜂の場合は、洋蜂と違って仕切り板に営巣するわけではないので、採蜜にあたって遠心分離機を用いることはせず、巣ごと押しつぶして採蜜するという方法が採られる。

作業台は軽トラの荷台。
これがまたよくできていて、巣箱から出してきた仕切り板(両側に巣がある)の両端の突起の部分が、ちょうど軽トラの荷台とあおりの隙間に引っ掛かるようになっていて、これに引っ掛けて立て掛けたら、まず、蜂蜜の入っている巣穴の蓋を長刃の包丁で切り取る。
軽トラの荷台というのは、高さもちょうど具合がいい。

蜂蜜がつくと包丁が切れなくなるから、切っては包丁を湯に浸し、切っては湯に浸しを繰り返す。そのために、プロパンガスを使って、鉄の筒に常時湯を沸騰させてある。
ハニカムの巣穴を壊さないように、かつすべての蜜穴を開けるように、正確かつ迅速に作業を進める。
迅速に、というのは作業をしているそばから蜂が羽化してくるから。

ハニカムの巣穴の部分は、蜜が貯蔵されたところ、働き蜂になるところ、雄蜂になるところの三種に分類でき、このうち蜜が貯蔵されたところの蓋だけをうまく切り取る。
三種の比率は仕切り板ごとにバラバラであるが、蜜穴の多いものだと、仕切り板一枚(両側に巣)で一升瓶一本分くらいあるかな・・・というくらいズッシリ重い。

蜜穴の蓋を切り取ったら、仕切り板を遠心分離機(見た目はドラム缶みたいなもの)にセット。
対向して二枚セットしたら、ハンドルを回す。
このハンドルの回し加減(強さと時間)が意外と難しい。弱いと巣穴から蜂蜜が出ないし、強すぎると巣が壊れてしまう。

蜂蜜を取り出した巣は、最後に雄蜂の巣穴の蓋を切り取ってしまう。
同様に、王台も切り取る。

王台というのは女王蜂を育てる特別な場所で、通常のハニカムの部分とは別に、枠の端のほうに築かれる。
王台を開けると、中に入っているのがローヤルゼリー(まさにゼリー状)。嘗めてみると、すっぱいような味がする。
女王蜂と働き蜂というのは、実は元(卵の状態)は一緒で、幼虫がローヤルゼリーを食べて育つと女王蜂になるという摩訶不思議・・・。

ちなみに、ひとつの群れ(巣箱)に女王蜂というのは一匹しかいない。
もし、王台から女王蜂が孵って複数になると、分蜂といって、古い女王が働き蜂を引き連れて出て行ってしまう。
この性質を利用してミツバチを増やすわけでもあるのですが、通常、分蜂すると蜂がどこか遠くへ逃げてしまうわけであり、女王の数を適切に管理する必要があります。
養蜂においては、実はこの王台の管理をするということが一番大切なことであるらしい。

女王蜂は一日に1,000個以上の卵を生むことができる・・・。
ミツバチの群れは、多いと数万匹で構成されているようですが、蜜を集めるのも巣を作るのも驚くべきスピードです。
巣なんてもう隙間さえあればどこにでも作ってしまう勢いで、巣箱の管理をちょっと怠ると、隙間が巣で埋め尽くされて仕切り板も取れなくなってしまう。
その勢いで蜜も集めてくるから、アカシアの花の時季なんて確かに三日で蜂蜜が満タンになってしまう、なんてのもうなずける。
ホント、ミツバチってのはすごいですよね。どこかアリに通ずるものがある。

今回、700ccほどハチミツをもらって帰りました。それについてはこちらをご参考 → 小さな菜園のある暮らし
国産のハチミツなんて高くてなかなか食べられないので貴重です(笑)。
淡い色といい、スッキリした味といい、アカシア蜂蜜が一番好きですね、自分は。

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 田舎暮らし日記] | 2015.06.27(Sat) PageTop
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シラカバとテッポウムシ(恐るべし・・・)

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5月の中旬に、庭のシラカバの木が折れた・・・(涙)。上三分の一くらいがポッキリ。
少々風の強かった日があり(ここは年中風が強いわけだけれど・・・)、気付いた日の午前中か、もしくは前の晩に折れたらしい。

木が折れた直接の原因は風であるけれど、そこまで強かったわけではないし、これまでの風で折れなかったわけであるから、根本的な原因は別にある。
・・・テッポウムシだ。

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折れたシラカバの断面

「テッポウムシ」と通称されるムシをご存知だろうか。
カミキリムシの幼虫です。
木の内部に入り込んでトンネルを掘り、羽化する際に、木の表面に鉄砲の弾が打ち込まれたような丸い穴を開けることからそう呼ばれます。

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テッポウムシと呼ばれる所以

成虫(カミキリムシ)が幹などに傷をつけて産卵。
孵化した幼虫は、1年~数年にわたって木質部にトンネルを掘りながら食害して成長する。
木の立場からすると、枝や幹の中を食害されるため樹勢が著しく衰え、ある部分の枝が枯れたり、木そのものが枯れたりしてしまう。枯れない場合でも、強風時に折れたりする。
侵入口からおがくず状の虫糞が出るので、木にテッポウムシがいればすぐにわかる。

カミキリムシには多くの種類がおり、その幼虫であるテッポウムシは生木を食べるものもいれば、枯れ木を食べるものもいる。大きさも大小さまざま。
うちで一番よく見かけるカミキリムシは、体長(触角含まず)が20~25mmほどで、黒くてオレンジ色の縁取りのあるもの。なんという種類か不明だが、5月中旬~6月中旬頃にかけて庭のシラカバの木に大量にいる。
こいつの幼虫は見たことないけれど、シラカバの幹や枝に開いている小さな穴はこいつによるものと思われる。

それより大きく、体長が30~40mmほどになり、カミキリムシの代名詞のようになっているのがゴマダラカミキリ。
幼虫も巨大になり、木の幹にφ10ほどのトンネルを掘る。
川原にあるヤナギの木が、φ10ほどの穴でそれこそ蜂の巣状態になっているのを見かけることがあるが(羽化するときの残骸が穴から飛び出て残っている)、それはおそらくゴマダラカミキリの仕業。

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(左)シラカバの中にいたゴマダラカミキリの幼虫      (右)そいつが掘った見事なトンネル(φ10)

ちなみに、日本で最大の種はミヤマカミキリで、体長が60mmほどにもなる。
子どもの頃、クワガタを採りに雑木林などに入るとたまに目にしたが、やはり幼虫は見たことがない。
が、こいつの幼虫はさぞかしデカイことだろう・・・想像しただけでも恐ろしい。

さて、本題。
テッポウムシは樹木を弱らせたり枯らせたりするので、果樹農家やバラを栽培している人などにとっては大変な害虫ということになる。
もっとも、バラの場合はよく知らないが、果樹の場合(このあたりで栽培しているリンゴ、ナシ、カキ、モモ、ブドウなどの場合)は、それほど躍起になって対処はしていないように見える。
というのも、樹木のほうにも防衛手段がないわけではなく、産みつけられた卵や孵化して間もない幼虫などはヤニや樹液で抹殺されてしまうから、テッポウムシとしては樹勢が強いと成育できないわけであり、まずは樹木を健康に保つことのほうが重要、ということだと思う。

先日も仕事を手伝っている人のリンゴ畑で、直径30cmほどの立派なリンゴの古木を何本か伐倒、玉切りしたのだが、幹の中心部付近にφ10ほどの穴がいくつか開いていた。
聞いてみたら、やはりテッポウムシという話。木の中に入られてしまうとどうしようもない、ということだった。
リンゴは年に何度か、適宜、薬剤散布を行うが(消毒と呼ぶ)、木の内部に入ってしまったテッポウムシはこれでは防除できない。

ちなみに、薬剤散布は主にスピード・スプレイヤーという自走式散布機で行われるが、真っ赤なこのマシンは田舎のフェラーリとも呼ばれる。
チキチキマシンのようで、道路を走っている姿が愛らしい。

テッポウムシを駆除するとなったらどうやるか?
おそらくこれはもう、侵入口を見つけて地道に駆除するしかない。
まずは糞を取り除き、侵入口から針金などでつついて中の幼虫を退治するのだが、非常に難しい。手ごたえのあることはほとんどない。
テッポウムシは一直線にトンネルを掘るわけではないし、場合によっては中で迷路のようになっているから、よほど運が良くないと仕留められない。
ちなみに、自分は自転車のシフトワイヤーの切れ端を使っています。

次の段階は薬剤の使用。
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手っ取り早いのは、「キンチョールE」というテッポウムシ専用の殺虫剤があるので、これを使用する。
侵入口からノズルを差し込んで薬剤を噴射するのだが(三方向へ噴射される!)、穴が深かったり迷路のようになっていたりすると、やはり駆除するのは難しいのではないかと思う。

いずれにせよ、無数とも思えるほど穴がある場合は焼け石に水で、とてもやっていられない。
早い話、テッポウムシに対してこれといった有効な手だてはないのではないかと推察する。
自然の為すがままにしておくしかないのではないか・・・そんなふうに悟りつつある今日この頃。
キツツキがガンガン食べてくれるとありがたいのだけれど・・・。

ときに、テッポウムシは見るからにタンパク質の塊で、見ようによってはとても旨そうに見える。
昔は日本でも食べられていたし(仕事を手伝っているその人も昔は食べたと言っていた)、他のアジア諸国などでは今でも重宝されている。
もちろん自然界でもこの上ないくらいのご馳走で、アカゲラなどは喜んで食べている。冬になど、うちのシラカバにもアカゲラがやって来て、一心不乱に木をつついている。
あとでアカゲラのつついたところを見てみると、唖然とするほどの仕事っぷり。その気になれば、彼らは木を倒すことも可能だな・・・。

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アカゲラの作品(2015年2月撮影)

幼虫がヤニや樹液で抹殺されてしまうのを回避するため、カミキリムシの成虫は樹勢の衰えた木に産卵する傾向がある。また、硬い木よりは柔らかい木に多く集まる。
シラカバというのは、材が非常に軟らかい。かつ、ヤニや樹液もほとんど出ない(ように思う)。
つまり、カミキリにとってはこれ以上ない標的なのではあるまいか。
標高の高いところにはカミキリがいないから、山ではシラカバやダケカンバがすくすく育って一大勢力を為しているが、それらが自生しているわけではない場所で育てるのは、かなりハードルの高いことなのかもしれない。

柔らかい木や弱った木にはカミキリが多く集まり、たくさん産卵することになるわけだけれど、当然ながら木が枯れてしまっては彼らにとっても元も子もない。
食害によって木が枯れてしまうと幼虫も生きていけないわけで、実は彼らにとってもそのへんのバランスが難しいのかもしれない。

ちなみに、シラカバは生長が早く、寿命が短いのも特徴です。通常、寿命は20年ほど。
シラカバを含む樺類はパイオニアツリーとも言われ、山火事などで一面禿山となったところに最初に生えてくるのも樺類です。

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伐倒した株から元気にひこばえが生えてきた。今後これを育てていくつもり。

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本高森山から大島山・・・山頂から自宅が見えるか?第二弾

前回に引き続き、山頂から自宅が見えるか?の第二弾。
双眼鏡を持って、本高森山と大島山に行ってきました。

やはり自宅からよく見える山(というか尾根)で、前回登った烏帽子~念丈までの尾根のすぐ隣に位置している。念丈沢(片桐松川)を挟み、左岸(北側)に烏帽子~念丈の尾根、右岸(南側)に本高森~念丈の尾根が伸びている。
伊那谷から見る本高森~念丈の尾根は、緑の木々に覆われて鬱蒼としている。なだらかで、こんもりした感じに見える尾根である。
ありがたいことに、高森の登山口から念丈まで道がしっかり整備されている。よって、前回の烏帽子~念丈の尾根と組み合わせて、ぐるりと回ってくることも可能。清流苑に下りれば、そのまま温泉にも浸かれます(笑)。

日付: 2015/6/13 土
ルート: 高森登山口 ~ 本高森山(1,890m) ~ 大島山(2,158m) ~ 本高森山 ~ 前高森山(1,646m) ~ 高森登山口

今回も車アプローチで楽をさせてもらった。
登山口へは、ゴルフ場(高森カントリークラブ)を突っ切って延びている林道を辿る。
道は大沢川に沿って延びていて、途中からダートになる。両側から伸び出た低木に車体側面を擦りながら走る感じになるので、キレイな車で行くのはやめたほうがよい。

川を渡り、左のヘアピンカーブにかかる手前に二台分ほどの駐車スペースがある。
今回はここにとめたが、登山口のすぐ先にもやはり二台分ほどの駐車スペースがあり、こちらのほうが開けていて車をとめやすい。

自宅から12kmほど、時間にして30分弱だった。
ここも自転車でアプローチするとなると、かなり手強そうである。

準備して出発。林道をさらに3~4分ほど歩くと登山口がある。
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(左)ヘアピン手前の駐車スペース      (右)登山口

登山口6:35、赤松林の中をひと登りすると尾根上に出る。
尾根上といっても樹林で展望はないが、なだらかで歩きやすい。

7:35、前高森山分岐。
ここから急に目につくようになったのだけれど、クマの糞がすごいな・・・。
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よく見て歩かないと踏んでしまいそうなレベル。古いのなら構わないけど、新しいのを踏むとかなりのダメージ。
まだして間もない、湯気が立ち昇っていそうな新鮮な糞が目につく。
気配は感じないが、ひょっとしてすぐ前を歩いているんじゃないか・・・と思えるほど。
登山口にクマ出没注意と書いてあったけど(ここらの山はどこでもそう書いてある)、こいつは確かにクマの影が濃い。

糞の大きさと足跡からそれほど大きなクマには思えないが、ここから護身用に棒を持って歩くことに。
熊鈴やラジオといったものは、鬱陶しいので普段持ち歩いていない。そもそもどれだけ効果があるのかわからないし、逆効果なんて話もあるし。

ツキノワグマの食べものは植物質中心で、人間を食料と認識するわけではないから、2~3mといった至近距離で遭遇しない限り大丈夫。まずクマのほうから逃げていく。
万一、2~3mの距離で遭遇しても、丈夫な棒さえ持っていれば負けないだろうと思っている。何の根拠もないけれど・・・。

ちなみに自分の知る限り、クマの糞は下痢便であることが多いのだが、木の実にはうまく消化できないものが多いのだろうか???
また、これはたぶんクマに限った話ではないが、糞は一箇所でまとめてするのではなく、点々としてある。クマが登山道を歩いているのであれば、道の上に糞が点々と続いていたりする。
これは犬の小便と同じように、縄張りの臭いつけの意味でもあるのだろうか?それとも単に便意を催したところですかさずしているだけなのか???

展望はないが気持ちのいい尾根歩きが続く。
適度に明るく、歩きやすくて、これならクマも進んで歩くというものだ。

8:15、本高森山登頂。
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東南の方角だけ、木が伐ってあって展望がある。
天気は晴れ。が、湿った空気の影響で伊那谷は白く霞んでおり、ほとんど何も見えない。入梅もしたことだし(そのくせ雨は降らないが)、この時季では仕方がない。
ま、それ以前に霞んでおらずとも、どのみち自宅のあたりは木が邪魔で望むことができそうにない。

ブヨがすごい。ちょっとでも立ち止まると大群が襲来して、おちおち休んでもいられない。
これはもう麦藁帽と防虫ネット、携帯蚊取が必要だ。
いよいよ低山歩き(といっても2,000m級であるわけだが)は厳しい季節となりました。

ここから先、念丈岳までの間は上澤新道と命名されている。
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このあたりの山の登山道は念丈倶楽部が整備をされているが、その代表であった上澤氏が笹を刈って通した道であるようだ。
今日のような道がつけられてまだ10年に満たない、ということに少々驚いた。

のんびり休んでもおれず、10分ほどで本高森山をあとにした。
いったん大きく下って、大島山へ登り返す形になる。
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これまでと変わってところどころ笹原となり、方角が限られるが遠くまで見晴らせるようになる。

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大島山の山頂下の笹原はいいテン場となっていて、そこからひと登りで山頂に着く(9:40)。振り向けば本高森山。

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大島山頂

山頂も広く、念丈岳のようなわけにはいかないが、東から南にかけては開けていて展望がある。
ここも相変らずブヨがすごいが、40分ほど粘って山座同定などに励む。

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南側。中央アルプス主脈南部、浦川山から安平路山、白ビソ山、摺古木山が見えている。
安平路山と白ビソ山の間のコルに安平路避難小屋があるが、双眼鏡で見てみたもののまったく見えなかった。
そういえば・・・小屋は周りを樹林で囲まれていて、まったく展望がなかったような気がする。

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山頂から少々念丈のほうへ下れば、主脈の北側も見える。おそらく南越百と仙涯嶺、南駒が見えている。

南アルプスは鋸の北から光の南まで、全部見えている。
北から・・・
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さて、本題の自宅は・・・。
白く霞んだ中に、ビニールハウスの群れが見える。双眼鏡をのぞいてみると・・・これが柳沢のハウス群だった。
その下は木に隠れてしまっているが、近くの枯れ木に登ってみると・・・あった!自宅が見えた!
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残念ながら、白く霞んでいて写真ではまったくわからず(涙)。
ここから見ると、自宅の真後ろが塩見ということになる。

これまで烏帽子に登って南アルプスが見えたためしがないが、スッキリ晴れさえすれば、自宅の後方に塩見が聳えているのが見えるはずだ。
ぜひ見てみたいものである。次回は秋にでもトライしてみようかな。

同ルートを下る。クマの糞を踏まないように細心の注意を払いながら・・・。
ホトトギスが気持ちよさそうに鳴いている。
自宅の周りでもよく鳴いているけど、ホトトギスは自分が鳴き声で識別することのできる数少ない野鳥のひとつ。
「テッペンカケタカ」とは自分には聞こえないが、そのような旋律で鳴く。時どき旋律がちょっと変わって、「テッペンカケタ」とか「テッペンカケタノカ」となったりする。

本高森山11:20、前高森山分岐12:00。
帰りは前高森山に寄ってみた。分岐から往復15分といったところ。
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山頂はカラマツ林の中で、360度展望はないが、明るく気持ちのいいところではある。ただし、ブヨに代わって小バエが鬱陶しい・・・。

13:05に登山口に下りてきた。
例によってそのまま清流苑へゴー。ある意味、そのために車でアプローチしている(笑)。

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烏帽子岳から念丈岳

烏帽子から念丈までピストンしてきました。
念丈岳は、松川(片桐松川)が念丈沢となって突き上げる先にあり、中央アルプス主脈南部の格好の展望台となっている。晴れていれば、仙涯嶺から安平路山さらには摺古木山まで、主脈の南部をすべて見晴らすことが可能。
鳩打峠から念丈まではしっかり整備された道があるので、中央アルプスを縦走する人は、先に核心部である越百山以南を念丈から偵察しておいても損はない(かもしれない)。
いざとなれば主脈の奥念丈から念丈へエスケープすることも可能です。

日付: 2015/6/1 月
ルート: 鳩打峠 ~ 烏帽子岳(2,195m) ~ 池ノ平(2,327m) ~ 念丈岳(2,291m) ~ 烏帽子岳 ~ 小八郎岳(1,475m) ~ 鳩打峠

鳩打峠まで、今回は車でアプローチ。自宅から30分もかからない。
だいぶ楽をさせてもらった・・・改めて車で走ってみるとよくわかる。

6:10に歩き始める。着いたとき、既に車が一台とまっていたのには驚いた。
烏帽子岳までは、過去の記録をご参考ください。 → 自転車アプローチ登山6 烏帽子岳(2,195m)

登りの途中、道の真ん中にジムグリの幼体がいた。
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成体よりも赤みがかっていて、オレンジ色をしている。
半地中生活者で、おっとりした性質のヘビであるが、意外にも木の枝でどかそうとしたら、小さいながら尻尾の先を振って威嚇しつつ、口を開けて飛びかかってきた。
ジムグリといえども、やはり追い詰められると捨て身で攻撃してくるのだな・・・。

8:30に烏帽子登頂。車のアプローチで楽をさせてもらった割りに、自転車アプローチの時と所要時間が同じだったりする。
天気は曇りのち晴れ。朝のうちは雲がかかっていて肌寒かったが、ここへきてようやく青空も見えてきた。
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一応、中央アルプスの主脈が見えている。仙涯嶺と摺鉢窪カールが見えているが、空木より北のピークは雲の中。
西の方角は、雲が多くどんよりしている。伊那谷は辛うじて晴れているが、南アルプスはまったく見えず。

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すぐ東に池ノ平山が聳えている(左奥)。念丈は池ノ平に遮られ、烏帽子からは見えない。

烏帽子から少々下って緩い上りを行くと、池ノ平(9:20)。烏帽子から30分ほど。
烏帽子~池ノ平の間は、雪さえあればどこでも幕営できそうであるが、無雪期はブッシュがうるさく、幕営できそうなのは池ノ平山頂くらい。
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その山頂とて思っていたほど平らでなく、快適に幕営できるのはニ、三張りといったところだ。
山頂は樹林で、展望はまったくない。

池ノ平から念丈へは、いったん大きく下って登り返す形になる。
途中から視界が開け、主脈を目の前に見ることができる。
越百川源頭の崩壊地がよく見え、念丈と奥念丈の間のつり尾根も明瞭。
途中、日陰にはところどころ雪が残っていた。
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念丈岳

10:10、念丈登頂(池ノ平から50分)。素晴らしい展望台だ。
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バックは池ノ平山と烏帽子岳

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(左)念丈から与田切乗越を挟んで奥念丈      (右)踏み跡が見える

主脈を北から・・・
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仙涯嶺、南越百山(越百山は南越百の陰になっていて見えない)、越百川源頭の崩壊地

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続いて・・・奥念丈岳(どこがピークかハッキリしませんが・・・)

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袴腰山と松川乗越

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浦川山、安平路山、白ビソ山、摺古木山

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(左)越百川源頭部の崩壊地と(右)松川乗越の拡大写真

主脈から離れて・・・
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念丈のすぐ南にある大島山、バックは風越山と恵那山

西側の眺め・・・
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念丈沢の先に片桐ダム、その先に伊那谷が広がる。南アルプスは雲の中。

ちなみに、与田切乗越へ下るポイントは、念丈岳山頂の1分くらい手前にある。これがその場所。
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出だしはハイマツとシャクナゲ。背は低いけど、ちょっと大変かもしれない。

念丈の山頂はなぜだかブヨがすごく(それまではそんなでもなかったのだが・・・)、あんまりのんびりしていたくない場所だったのだけれど、地図を見ながらあーだこーだと30分ほども周囲を眺めていた。

その後、来た道を引き返す。
烏帽子着11:40。念丈から烏帽子まで、帰りの所要時間は1時間。

烏帽子は、自宅の目の前に聳えている山である。
山頂から自宅が見えるはずだと常々思っていて、過去に肉眼では発見できなかったので、今回は双眼鏡を持参した。

まずは肉眼で目星をつける。
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烏帽子岩から望む伊那谷

部奈の集落(松川町)があって、小渋川を挟んで柳沢(中川村)、南向発電所も見える。
ということは、柳沢から下って、うちはあのあたりか・・・。

双眼鏡をのぞいてみる。
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あった!自宅が見えた!
なんだかえらく嬉しくなって、飽きずにしばらく眺めていた。
ちなみに、写真は双眼鏡越しのものではなく、ズームして撮っただけのもの。

帰りに小八郎山へ寄ってみた。
ここからだと、さらに近くに自宅が見える。
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同様に、双眼鏡越しではなく、ズームして撮っただけの写真

14:00に鳩打峠に下りてきた。
烏帽子から鳩打峠までの下りは、実質一時間半といったところだろう。ちょっと小走りしたけど。

いろいろ観察できて楽しい山行だった。
が、なんといっても最大の収穫は、烏帽子の山頂から自宅が見えると判明したこと。
次回はもっとのんびり双眼鏡で眺めてみよう。

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中央アルプス南部縦走の記録・・・【1/4】【2/4】【3/4】【4/4】 & 山での遭難について

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 伊那谷の山] | 2015.06.02(Tue) PageTop
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1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
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