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小川路峠と金森山 二日目

日付: 2018/10/21(日) 晴れ
行程: (テン場)0600 ~ 0700(金森山)0710 ~ 0805(テン場)0920 ~ 1130(十一番観音=自転車デポ地点)1210 ~ 1235(ゲート) ~ 1250(卯月山登山口)1330 ~ 1400(パンク@県83交差点先)1500 ~ 1740(自宅)
走行: 38.5km

朝になっても風が強い。

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遠山谷は雲海の下。

テントを張りっぱなしにして空身で金森山を往復する。

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こちらは展望地から、朝の伊那谷と中央アルプス。
伊那谷には雲がなかった。

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朝の散歩。気分爽快。
遠山谷のほうへ目をやれば(写真の左側が遠山谷)、樹間に南アルプス深南部の山々が見える。

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行く手に金森山が見えてくる。

小川路峠から金森山まで、薄っすらと道があるようなないような・・・一部に明確に道と思しきものが認められるが、大方の部分で消えている。代わりに鹿道が錯綜しているが(笑)、特にわかりにくいところもないので、方位さえ確認していれば迷うことはないと思う。

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金森山山頂。三角点以外なにもない。

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山頂から、さらに南へと続く伊那山脈=黒石岳、戸倉山方面・・・尾根はきれいにつながっており問題なく歩けそう。
どこから入るか・・・問題はアプローチ。どこから入るにしても、戸倉山まで自転車だと二泊は必要そう。
次回はぜひとも上村から小川路峠に上がってみたい。

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小川路峠へ戻る稜線上。左が伊那谷方面、右が遠山谷方面。
稜線を境に伊那谷側はブナやミズナラの広葉樹林、遠山谷側はカラマツ林とくっきり分かれているのがおもしろい。
ここらは遠山谷のほうで植林が盛んだったらしい。

テントまで戻り、そのまま北側の展望地まで行ってみた。

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すっかり晴れて風もなくなった。なかなかすばらしい眺め。
南アルプスは薄っすら雪化粧。
・・・それにしても山深い。
上村から大鹿へは山ひだの中を抜けねばならない。つくづくたいへんなところだなと思う。

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しらびそ高原(1,918m)
拡大するとハイランドしらびそが見えるのだが・・・この写真ではわからないですね。

テントの中でコーヒーを飲んでから撤収。
曽山を目指す。

昨日探索した地点より南(小川路峠側)には分岐の尾根がないことはわかっていたので、ひとまずそこまで古道を下る。
二十九番観音の少し上にあるその地点まで下り、そこから北の稜線上についてもしばらく探索済みだったので、分岐はもう少し下だろうとそのまましばらく古道を下ってしまった・・・これがいけなかった。
いい加減ここらだろうと思い稜線上に上がってみたが、相変らずよくわからない。もう少し下かと古道に戻り、再び稜線上に上がったときには明らかに下りすぎていた。
うぅぅむ・・・労をいとわずきちんと稜線通しに下るべきだった。

が、時すでに遅し。登り返すのも億劫だったし、登り返したところで目的の尾根を見つけられる確証もなかった。
さらについてないことに、この日はなにやら小川路峠を歩くイベントがあるらしく、これから二十人くらい上がってくると行き会った人たちが教えてくれた。
登り返して分岐の尾根を見つけ、曽山まで往復してくることも時間的にはまだ可能であったが、それだと下山のどこかで団体とかち合いそう。
それも気が進まないので、今回はきっぱり諦めることにした。
不本意だが、曽山~小川路峠間は次の機会に回すことにした。アプローチがたいへんなので、できれば今回片付けてしまいたかったのだが・・・次回の宿題になってしまった。
どうにも顕著な尾根ではなさそうなので、次回は曽山から逆方向に詰めてみようと思う。
 
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諦めて下っていくと、いくつかのグループに分かれて団体が上がってきた。

何人かと言葉を交わすと、小川路峠を整備されているグループの主催するイベントとのこと。毎年十月の第三日曜に行われているらしい。
今年で二十四回目ということなので、ずいぶん長いこと行われているイベントだ。
上久堅と上村の両側から小川路峠に登り、峠で交流するというのがイベントの趣旨らしい。
なんでも上村の人たちが肉とBBQセットをかついで登ってくるらしく、峠でジンギスカンが食べられるのだとか。
(遠山郷には肉のスズキヤなど肉屋(加工業者)がいくつかあり、猪肉や鹿肉など山肉も多く扱っている。遠山ジンギスというのはこのあたりではけっこう有名。)

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ミズナラのドングリがたくさん落ちていたので、持ち帰って後日庭や隣の藪にばらまいた。

ひょっとしてパンクしてるかも・・・と少々心配だったのだが、デポした自転車のところに戻ってみると、どうにか無事でホッと胸をなでおろした。
パッキングして、スペシャのほうは念のためさらにエアを抜いてゲートまで下る。

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行きより荷物も減っているので、気持ちの上でも少々余裕がある。が、念には念を入れてノロノロ下る。
自転車さえ万全ならかなり気持ちのいい道だ。

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ゲートまで戻ると、イベントの受付が設置してあった。
デポ地点からゲートまで2.5km。

ゲートのところで千代へと抜けられる林道が分岐している。
この林道を少し行くと、卯月山に登ることができる。
卯月山というのは伊那山脈の前衛峰で、標高1,102m。特に何ということもない里山だが、こんな時でもないとまず登ることもないので、せっかくだからこの機会に登っておくことにした。

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ゲートから1kmほど行くと卯月山の登山口。そして山頂までは登山口から僅か5分(笑)。
山頂からは上久堅の集落と、その背後に飯田の街がよく見える。

卯月山を後にして帰路につく。
途中、上久堅でパンクしたのは前回の記事の通り

そこからの30kmはヒヤヒヤだった・・・後輪のエアを極限まで抜いてブヨブヨの状態にし、騙し騙し自宅まで帰ってきた。

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小川路峠と金森山 一日目

小川路峠、別名を辞職峠ともいい、地図によってはそのようにきちんと括弧書きされている。
かつて伊那谷より遠山谷(遠山郷)を訪れるには、天竜川から遠山川沿いに遡るか、もしくは1,000m以上の峠越えをしなければならなかった。
峠越えの道にはいくつかあったが、その中で伊那谷の飯田から最短で遠山郷へ抜けていたのが小川路峠。
現在では飯田市街からR256が伊那山脈の中腹まで来ているが、これがほぼ小川路峠の道筋と一致している。峠道は国道が途切れた先を飯田市と喬木村の境に沿って進み、金森山の北に位置する小川路峠で上村(現飯田市)に入り、上村の中心地上町へと下っている(地理院の二万五千図では飯田から上村へと続く道筋のすべてがR256と表記されている。)
小川路峠の道は地元の有志の方々によって整備と保存がされており、今でも往時を偲びながら快適に歩くことができる。

小川路峠は明治十年頃から改修が進み、牛馬の通れる道として飯田と遠山郷との行き来に使われた。
明治以降、遠山郷に赴任する公職の職員や警察官も皆この峠を利用したわけであるが、そのあまりの険しさに驚き、職を辞したくなったというのが辞職峠という異名の起こりであるらしい。

2017年11月、この峠道をゲートのあるところまで自転車でトレースし、その時はそこを幻の国道R256の終点とした
今回はそのゲートの先、金毘羅様のところまで車で入れると以前おっちゃんたちに聞いたところまで自転車で入り、そこから歩いて小川路峠に向かうという計画。
小川路峠は伊那山脈の主稜線上にあるので、峠にテントを張り、伊那山脈分割縦走の一環として曽山~小川路峠~金森山の間をトレースするというのが計画の主目的。

日付: 2018/10/20(土) 晴れのち曇り、夜になって雨
行程: (自宅)0630 ~ 0915(観音清水)0940 ~ 1000(ゲート) ~ 1045(十一番観音=自転車デポ)1145 ~ 1335(曽山分岐?)1355 ~ (尾根上に出て探索)1425 ~ 1440(小川路峠) ~ 1530(幕営)
走行: 32km

6:30に自宅を出て、すぐにトラブルに見舞われたのは前回の記事の通り。
今回の出で立ちはこんな感じ↓
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ゲート=R256の終点としたところまでは昨年と同じルートを辿る。
昨年から変わったことといえば、三遠南信道の工事が着実に進んでいることくらい。
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現在のところぶつ切りに開通している区間がいくつかあり、自動車なら無料で通行できる。

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これより3km先というのがゲートのあるところ。

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観音清水は東屋もあり、格好の休憩場所。すぐ隣に一番観音がある。
ここで水を各自4.5Lほど補給。この先に水をとれそうな場所は期待できないので、一泊分の生活水と行動水をくんでおく。
リムが割れているので重量増が不安だ・・・。

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おなじみのゲート=R256の終点。
普段使われてないと思うけど、チェーンと南京錠がゲートにかかっている。
「カギが必要な方は下記までご連絡ください」と電話番号まで表記されているので少々不安になるが、入ったあとで万一施錠されても自転車ならどうにか出られる。
荷物を下ろしてトラバースすればそこから出られるな、ということを確認してから自転車を入れた。

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もともと牛馬の通った街道であり、急なアップダウンがなく快適。

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「大曲りの水飲み場」
峠道唯一の水飲み場とされた場所で、現在も水は出ている。が、流れが変わったようで、桶のあった場所には出ておらず、道から少々下ったところにけっこうな勢いで出ていた。

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十一番観音のすぐ先、ここから勾配がきつくなりそうなので、この場所に自転車をデポ。
いつもの通り靴を替え、ザックにパッキングしなおして出発。

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「汗馬沢」
峠の中で一番後まで茶屋があり、最盛期には四、五軒の茶屋があったといわれている。戦後の二十年代まで人が住んでいた。

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熊野古道を歩いているような気分になってくる。古道歩きは楽しい。

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「堂屋敷」
昭和初期まで千代村の野池の人たちが石灰を焼いたところ。伊那谷の農家では水田の肥料にこの石灰が必要不可欠なものであったらしい。
遠山郷の人たちの郵便物はこの街道を利用して逓送されていて、ここに居た沢田一代宅が交換所として利用されていたとのこと(昭和十一年には廃止された)。

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「ひいるば」
地名の由来には様々な説があるが、どれも定かでない。天然のカラマツの大木のある広場で、木地師の人たちがここらで生活していたらしい。
眼下に赤石林道が見える。

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伊那谷が展望できる場所があった。中心あたりに見える牙のように尖ったところが鬼ヶ城山で、その奥(右側)に氏乗山があるはずだが・・・どれがそうだかわからない(笑)。
13:00過ぎ、このあたりから天気が怪しくなってきた。

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二十九番観音の先のこのあたりがおそらく曽山への分岐となるところ。
ザックをデポして尾根上に出てみるが・・・分岐の尾根が見当たらず。

あまり顕著な尾根ではなく、ずっと尾根(主稜線)通しにでも歩いてこない限り探し当てるのは至難の業。
峠道は稜線の直下につけられていて、尾根(主稜線)の向こう側は見えない。
30分ほど主稜線上を探索してみたがそれと思しき尾根を特定できず。
分岐から曽山まで一時間ほどかかるはずなので、この日は時間切れで諦めた。明日の帰りがけに再トライすることに。
ザックを回収して峠道に戻る。

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これは熊だな・・・
動物たちも峠道を大いに利用している。

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小川路峠に到着。
伊那谷と遠山谷とを結び、生活物資の交換や文化の交流の中心地として、また秋葉山信者の信仰の道として大いに栄えたところである。
ここに五間半×十二間の本棟造りという花菱屋(茶屋)があったというから驚きだ。花菱屋は宝暦年代から大正まで続いたらしい。

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峠から南に少し上がったところに展望地があり、伊那谷と中央アルプスがよく見える。
風が強く、この日は天気も悪くて雨も飛んできていた。テント一張りくらいなら張れそうなスペースがあるが、幕営するのは風のない日に限られる。

驚いたのは・・・
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ここには電波反射板があったはずだが、撤去されてなくなっていたこと。

さて、テン場。
どこか風を避けられるところを探さないと、この風では幕営は厳しい。鳥居の前にも平坦地があるのだが、そこも風の通り道となっている。
幸い時間はたっぷりあるので、じっくり時間をかけてテン場を探す。

峠から北に少し上がると、今度は南アルプスを展望できる場所がある。
風は伊那谷のほうから吹いていたので風は避けられるが、残念ながらそこには十分な平坦地がなかった。

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結局、峠の東の平坦地を整地して幕営。
西側に斜面を背負っているため防風は完璧。ゴーゴーと風音はするもののテントには一切当たらないという快適な場所。

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写真じゃわかりにくいが、目の前に遠山谷が広がりロケーションもなかなか。
明日登る金森山もテン場から見える(右)。

16:00過ぎから一時間半ほど雨となった。
風は一晩中強く音だけゴーゴー聞こえていたが、テントが揺らされることはなく実に安心、快適だった。

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 伊那谷の山] | 2018.11.09(Fri) PageTop
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久しぶりにリム割れ(涙)

10月末に自転車で一泊の山行に出かけた際に、スペシャの後輪のリムが割れた(涙)。
リム割れなんて実に久しぶり。
山行の記録は改めて書くとして、ひとまずリム割れの顛末をメモしておく。

10月20日の朝6:30、小川路峠に向けて自宅を出発。
走り始めてすぐ、リアブレーキをかけたときの挙動がおかしいことに気付く。
・・・ブレーキをかけると、一箇所だけリムとブレーキシューの当たり方がおかしい。ちょうどリムが振れたときのような感じで、最初はリムが振れてしまったのかと思った。昨日までは特におかしなことはなかったのだけれど。

が、走りながら目視確認しても特に後輪が振れている様子はない。
気のせい、ではないにしても別段深刻なことでもあるまいと、自転車をとめて詳しくチェックすることはしなかった。
この日は行動が長く時間がかかりそうだったので、少々気が急いていたこともある。そのまま無視して走り続ける。

自宅を出てしばらくは下りが続く。
下りでブレーキをかけると異音がするが、ブレーキをかけていなければ特に何事もない。
リムとシューのちょっとした当たりの問題だろう、昨日までは何ともなかったのだから。あとで休憩のときにでもチェックしてみよう、などと思いながら走り続けた。

自宅から2kmほど来たところ、再び下りとなったところで少し強めにブレーキを引いてみる。
すると・・・「ギョワ、ギョワ、ギョワ~」
音が大きくなった。
かまわず引き続けているとそのうち・・・「ギョワ、ギョワ、ギョワ~・・・バキッ!ズズ、ズズゥ、ズズズゥ・・・」

へ?「バキッ」っていったいどういうこと?
さすがに即自転車をとめてリアブレーキまわりをチェックしてみる。
なにやら焦げ臭い。ブレーキシューが傾いてしまってタイヤと接触していた。
「ズズ、ズズゥ、ズズズゥ・・・」というのが、そして焦げ臭いのがシューホルダーごとタイヤに押し付けられたことが原因であることはすぐにわかった。
でもなぜ?なんでそういうことになったのか?
最初はブレーキのトラブルかと思った。
が、そうではないことがわかるまで一分とかからなかった。

「あっ!リムが割れてる・・・」
シューの当たるサイド面が割れてめくれ上がっていた。
「バキッ」というのはリムが割れた音で、割れた部分がブレーキシューと干渉してめくれ上がり、ブレーキシューは曲げられてタイヤと接触した・・・ということ。
発生した現象のメカニズムが頭の中で瞬時に判明した。
車輪が回るように、即座にリムのめくれ上がった部分をむしりとり、ブレーキを元通りに修復した。

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この日はなんだかんだ余裕がなくて、写真は翌日撮ったもの。
お気に入りだったリッチーのオフセットリムが割れてしまった(涙)。タイヤも一部リムの外周が当たっていたところが裂けてしまってオシャカ、中のチューブが見えている。
それにしてもこんなところが割れたのは初めてだ。おそらく気付かなかっただけで、事前にクラックが入っていたのだろうね。

さてこの状態だが、パンクはしておらずどうにか走れそうだ。
マユミはやめてもいいと言うが、こういうときの自分は(良い言い方をすれば)非常に前向きで、山行を中止するという気にはまったくならなかった。
しばらく雨続きだった後の貴重な晴れ間だったし、せっかくの休みだったし、二晩かけて準備して朝も早起きして出てきたし・・・。
ということで続行。
後輪のエアを少々抜いて走り始める。
もちろんリアブレーキは以後使えないが、行きのアプローチはこのあと上りでブレーキなどほとんど使わないし、アプローチさえできてしまえば帰りはなんとでもなる、という目論見だった。下りはフロントブレーキを引きずりながらノロノロ下ればいいし、急なところは最悪押せばいいやという腹積もりで。そもそも制動に関してはリアはあまり寄与していないことだし。

で、翌日デポ地点に下りてきたところ↓
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パンクもしておらず自転車は無事だった。
パッキングを終えてから撮ったのが一つ上のリムの写真。

下りに備えて後輪のエアをさらに抜いて出発。
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やばそうなところは念のため降りて押し、フロントブレーキを引きずりながら慎重に下る。

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核心部を抜けて気が緩んだのか、明るく視界が開け、道路が広くなったところで前方の上り返しに備えて車速を上げてしまった。
心も晴れやかに気持ちよく下っていると・・・
「プシャーーー」

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自業自得というべきか、当然の帰結というべきか。
自宅までまだ30kmくらいある。

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果たして自宅まで無事帰れるのか、最悪は自分がマユミのジャイアントで帰って車でピックアップか。
ひとまずチューブを交換してみる。

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パンク箇所はやはりここ。
リムが割れ、タイヤが裂けて露出したチューブにピンホールが一つ開いていた。

割れたリムの断面にヤスリがけをしたいところだが、あいにくそんなものは携行していない。
酷ければ石で磨こうと思ったが幸い破断面はきれいで、シャープエッジがタイヤに接触したりするようなことはなさそう。
リムの割れた箇所とタイヤの裂けた箇所をずらして装着し、リムの割れた箇所には念のため手拭いを破いて保護布に充てた。
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パンクしたチューブを切って使おうとも思ったのだが、やはりもったいなくてできなかった。
手拭いじゃほとんど役に立たないだろうが、ないよりマシだろうと気休めに。

エアを極力下げてもうブヨブヨの状態にして、おっかなびっくり乗って帰ってきた。
今回はパンク修理具は持っていないし、予備チューブも他にはなかったので、もう一回パンクしたら自走不可能ということで。

リアブレーキはワイヤをはずして開放した状態で走行。
すっかり暗くなってしまったが、17:40に無事帰宅できた。

次の日、空身なら大丈夫だろうとそのままスペシャに乗って仕事に行ったが、タイヤの裂けたところからチューブが見えているのはやはり危うく、その日帰宅してから屋内で応急処置をした。
リムの破断面にヤスリがけをし、その箇所にプロテクターとしていらないチューブを切って充てた。同様にタイヤの裂けた箇所にも内側のチューブとの間にプロテクターとして入れた。
我が家には自転車は他に6台もあるのだが、すべて室内に保管してあるため出すのが面倒で、このように処置したスペシャにまだ乗っている。

お気に入りのリムが割れてしまったのはショックだったが、それ以上にショックだったのは、換えのリムを探してみたところ今日日26inのリムなどほとんど売っていないということ。
26inがすっかり下火だとは気付いていたけど、まさかここまでとは思わなんだ。自転車雑誌などまったく見なくなってしまったから、すっかり情報に疎くなってしまった。
すぐに絶滅するとは思わないけど今後の状況が不透明なので、この機会にジャイアントの分のリアホイールも一緒に組むことにした。
現在二台分の部品を集めているところ。
ホイールを組むのはすこぶる楽しく、リム割れはショックだったがまたホイールを組めるのかという楽しみも少なからずあったりする。

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 自転車いじり] | 2018.11.01(Thu) PageTop
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nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
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