スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category [スポンサー広告] | --.--.--(--) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

熊野古道から 2017冬 2日目 雪の高野山

2017/2/2 木
始:8:00 ~ 終:15:25 曇り時どき雪 朝-5℃
0620起/0800発(三十九町の展望台) ~ 0910(大門)0935 ~ 0950(金剛峰寺(荷物デポ)) ~ (奥之院) ~ (食堂いけだ) ~ 1230(金剛峰寺)1305 ~ 1335(ろくろ峠) ~ 1420(薄峠)1500 ~ 1525(ろくろ峠に戻って幕営)

昨晩は0:30頃から一時間ほど雪が降り、3:30を過ぎると風が強まった。
そうだと知っていたけど、幕営した場所は風が当たって寒かった。

朝食は昨晩炊いたご飯の残りを塩むすびにしたものと、温かいスープ。
むすびは寝るとき上着のポケットに入れて、一緒にシュラフの中。
こうすると朝カチンコチンに凍っているなんてことがない、どころかむすびがそれほど冷たくならない。お湯を沸かすときコッヘルの蓋の上に置いておけば、ほのかに温まる。
朝食時はスープとコーヒーの分のほかにテルモス用のお湯(二人で1L)も沸かすから、必要なお湯の量は夕食のときより多く、それを沸かす間にむすびをそれなりに温められる。
MSRのガソリン漏れはどうにか大丈夫そう。消火後即ボトルを減圧してポンプをボトルから抜く、ということを徹底すればなんとかなりそうだ。

IMGP4603_サイズ変更 IMGP4606_サイズ変更
パッキングして8:00に出発。所により薄っすら雪が積もっている。

大門までもう少しのところでカモシカと対面。
頭上に倒れ掛かった木から下りてきたので一寸ビビッた。
IMGP4609_サイズ変更
ピンボケですが・・・丸々太ったカモシカさんです。まだ小さな若い個体。

高野山町石道でも、この後の小辺路や中辺路、伊勢路でも、「熊目撃情報」とか「熊出没注意」といった注意書がそこかしこにしてあった。
そりゃ熊は出没するだろ、そこに住んでるんだから・・・。
どちらかといえば熊のテリトリーに人間が入り込んでいるわけで、むしろ驚いているのは熊のほうだと思う。
シルエットやイラストに描かれているのはどう見てもヒグマだが、生息しているのはもちろんツキノワグマ。ドングリをはじめとした木の実が彼らの主食ですけど。
世界遺産になって以降特に多くの人が訪れるところだからわからないでもないが、ちょっと過剰に反応しすぎだと思う。
笑ってしまうのが、たまにある「熊のような動物を目撃」という注意書。
そりゃカモシカじゃないだろうか???(太っているし、黒いし、ノソノソ動くし、ニホンジカのように走って逃げることがないから、熊のようにも見える。)
熊野で山仕事をしていたり猟をしていたりする人の話からして、紀伊半島でそれほど熊を目撃できるとは思えない。

大門に着くとすぐ、雪が降ってきた。
雪の高野山なんて、なんだか神秘的ではないか。

IMGP4613_サイズ変更
巨大な大門が目の前に忽然と現れる。
それは車道を上ってきても同じで、四年前はじめて見たときはその巨大さに驚き感動した。
高野山の入口となるわけだが、その大門にあるトイレ以降高野山ではどこでもウォッシュレットだから、これまたビックリ。感動すら覚える。

町中に人影はほとんどない。
四年前に来たのは五月中旬だったが、その時とはえらい違いだ。
(その時は外国からの観光客がたくさんいることに驚き、四国遍路の白衣を着た人もちらほら見られた。)

何はともあれ奥之院を目指す。
最奥にある弘法大師御廟まで、壇上伽藍から3.5kmほど。
小辺路に入るのにまた戻ってこなければならないので、荷物はデポしておきたい。雪が降っているのでできれば屋根の下に。
なんとなく前回自転車を置かせてもらった駐車場へ行ってみて、そこにあるインフォメーションの軒下に置かせてもらえないか聞いてみたのだが断られ、職員の方がコインロッカーの場所を教えてくれた。
貴重品は携行するわけだし、もともとそんなところに預けるつもりはなかったけど、試しにのぞいてみたら案の定、とてもこんなデカいザックが入るようなサイズではなかった。

結局、ザックは金剛峰寺の前のトイレの屋根の下(の隅)に置かせてもらい、空身で奥之院へ。
ちなみに、四国遍路は88番大窪寺を打って結願、高野山(奥之院)に参拝して満願となる。高野山は無事結願できたことへのお礼参り、という位置づけだ。
結願した後いつまでに満願、という期限は特にないだろうけど、自分らの場合一年以内には高野山を訪れることができたということになる。

高野山のどこで御朱印をいただくか・・・奥之院のほかに金剛峰寺や壇上伽藍の根本大塔、金堂などがあり、高野山にはその他にも優に百を超える寺院がある。
様々な場所で御朱印をいただくことができるので、コレクターの方は収集してみるのも一興かと。
ただ、四国遍路の最終目的地はあくまで奥之院、今も弘法大師が地下で瞑想を続けているといわれる奥之院最奥の弘法大師御廟。
一箇所で御朱印をいただくのであれば奥之院、ということになる。

P1230455_サイズ変更 IMGP4615_サイズ変更
奥之院入口の一の橋で手と口を清めて中に入ると、さらにひっそりしている。もうほとんど貸切状態。
さすがの高野山もこんな時季には人がいないのか、と新鮮な気分になる。すごく静かだ。
そもそも冬場でなくとも一の橋から歩く人は稀で、(そこまで横着するなと言いたいが)中の橋から奥之院に入る人が多いのだけれど・・・。

「こんな日に貴重な参詣者だ。ありがとうございます」
と、管理している方に声をかけられるくらい誰もいない、雪の降る平日の午前中。
静寂に包まれた参道は杉の巨木の茂る中にあり、その両側に二十万基を超える墓碑が並んでいる。正確に言うと墓地の中だ。
名だたる大大名の墓(というか供養塔だが)の並ぶそこは神秘的な、独特な空気が満ちている。

P1230463_サイズ変更
誰もいない御廟橋。橋から先は聖域で、もちろん撮影禁止。

燈籠堂の裏手にある弘法大師御廟の前で読経する。
これは・・・なんという清々しい気分だろう。
これまた貸切状態。高野山においてこんなにも人がいないなんてことがありえるんですね・・・。

参拝を済ませたら、御廟橋のすぐ外にある納経所で白衣の一番上に御朱印をいただく。
お遍路で白衣に御朱印をもらうとき、一番上は高野山のために空けられる(納経所で自動的にそのようにしてくれる)。
これにて満願!
P1230467_サイズ変更 P1230466_サイズ変更

ちなみに、マユミの白衣は板東駅近くで森さんにいただいたものである。
その白衣は、上の写真で「南無大師遍照金剛」となっているところが「南無観世音菩薩」となっている。
「女性が身につけるものだ」と森さんに説明されてそうなのかと思っていたのだが、実はこれ、西国三十三所のための白衣だったらしい。
奥之院の納経所の方に教えられて判明した。
別に間違いということはないのだろうが、四国の納経所では誰もそんなこと教えてくれなかったな・・・。

奥之院を出ると、既に11:30近くになっていた。
中途半端な時間になってしまい、今日の行動をどうしようか微妙なところ。
今日中途半端なところで行動を切ると、明日以降もずっとテン場に困りそうな気がするのだ。

昼時で腹が減っていて、途中で見かけた「いけだ食堂」に何はともあれ吸い込まれた。
何にしようか迷った末に、二人揃ってかつ丼を食す。
旨かった・・・一大観光地でもある高野山にこんな普通の食堂があるなんて奇跡的だ。

腹が満たされ幸せ気分で荷物のところへ戻ってみると・・・屋根の樋から滴る雪融け水をかぶってザックが凍っていた。
デポするときはもちろん乾いていたのだが、屋根の雪が融けて水が滴り、地面もびしょ濡れになっていた。
まさか樋から水が漏れるとは思ってもみなかった・・・。

P1230471_サイズ変更 P1230470_サイズ変更
雪の金剛峰寺

金剛峰寺の参拝を終えると、早13:00近く。
今日は小辺路に入ってすぐのところで切ることにした。
金剛峰寺のトイレで水を汲んでおく。

以前にも書いたが、高野山は標高800m以上の台地にありながら、さらにその周辺を弁天岳や摩尼山といった1,000m級の山々に囲まれており、盆地状の地形をなしている。
下界とは隔絶された山上の宗教都市といった様相だ。
今でこそ車道やケーブルで簡単に上がることができるが、それ以前はもちろん麓から徒歩で往来するほかなかった。
高野七口といって、高野山へ入るには昔から七箇所の主要な道筋があった。
七口というのは大門口(九度山、和歌山方面)、不動坂口(京阪神方面)、黒河口(大和方面)、龍神口(龍神、田辺方面)、相ノ浦口(花園、有田川方面)、大峯口(野川、洞川方面)、大滝口(十津川、本宮方面)である。
このうち表参道に当たり、もっとも保存状態がよいのが大門口(高野山町石道)。
次いで保存状態がよいのが大滝口、即ち高野山から十津川を経て南の本宮大社に至る高野熊野街道で、小辺路というのはこの道のことである。
京・大坂から高野山に詣で、次いで熊野三山へと向う信仰の道であり(東北や関東など東国からの参詣者は逆に熊野三山から高野山へと向うことが多かった)、間に1,000m級の峠が四つある。

そんな小辺路の入口となるのは、金剛三昧院の横を抜けたところ。
「金剛三昧院入口」と刻まれた石碑のあるところから奥へと入っていく。
P1230472_サイズ変更

ここでもメインストリートから僅かに入っただけでひっそり静まった別世界となる。
IMGP4620_サイズ変更

薄っすら雪の積もった林道をしばらく登ると、ろくろ峠。
P1230473_サイズ変更

峠の少し先に素晴らしいテン場があったが、さすがに時間が早すぎるのでスルーすることにし、その先の薄(すすき)峠まで足を延ばすことにした。
14:20、薄峠に着く。ろくろ峠に比べてかなり狭い。
ギリギリ一張りが幕営可能なスペースはあったのだが、風の通り道でどうにも厳しい。固定のための石を集めていったん幕営を試みてみたのだが、風が強すぎてちょっと無理そう。
峠の先は急な下りで、積雪が急に増える。少し先まで偵察してみたのだが、どうにもしばらくテン場は得られそうにない。
だんだん風雪も強くなってきた。
先ほどスルーしたろくろ峠の快適そうなテン場が頭にちらつく。

・・・よし、戻ろう!(苦笑)
そうと決まれば即撤退。再びテントをザックに詰め込んでろくろ峠まで戻った。

P1230474_サイズ変更
そこはやはり快適なテン場だった。風がない分、薄峠よりだいぶ暖かい。
警戒のためか、夕方から鹿が近くでキンキン鳴いていて少々うるさい。

関連記事
スポンサーサイト

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 001_Koyasan Choishi Michi / 高野山町石道] | 2017.03.07(Tue) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Comment

Private

 


 Web Page Translation
 You are here / ブログ内の現在地
なかっぴー通信NEO
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月 --日 (--)
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
なかっぴー通信NEO
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2017年03月 07日 (火)
  ├ カテゴリー
  |  └ ■ 001_Koyasan Choishi Michi / 高野山町石道
  └ 熊野古道から 2017冬 2日目 雪の高野山
 About Me / プロフィール

nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
すばらしい一日でありますように・・・
 ランキングに参加しています
押してもらえると嬉しき哉

にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自給自足生活へ
 Latest Diary / 最新記事
 Category / カテゴリー
 Search Form / 検索フォーム
 にほんブログ村
 アクセスランキング
   
   
i2iポイントサイトへのご招待です♪
 Links / リンク
 Mail Form / メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 Latest Comments / 最新コメント
 アクセスカウンター
 Monthly Archives / 月別アーカイブ
 RSSリンクの表示
 ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。