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熊野古道から 2017冬 3日目 萱小屋の素敵な山小屋

2017/2/3 金
始:7:40 ~ 終:14:50 曇り時どき日が差す 朝-5℃
0600起/0740発(ろくろ峠) ~ 0810(薄峠) ~ 0910(大滝)0940 ~ 1045(水ヶ峯分岐)1100 ~ 1120(水ヶ峯集落跡) ~ 1155(東屋) ~ (平辻) ~ 1330(大股) ~ (集落上の水場)1400 ~ 1450(萱小屋)

昨晩も時々雪が舞っていたが、比較的静かな夜だった。
7:40発、昨日も歩いた林道をもう一度。30分ほどで薄峠に着く。
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薄峠の先は急な下りで、積雪が増える。新雪が2~3cm、その下に20~30cmといったところ。
石垣や道の曲がりに旧道のかたちをとどめている。
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御殿川の深い谷に架かる鉄橋。
橋を渡ってすぐの登りがえらく急。かつては馬殺しの坂と呼ばれたらしい。
その急坂(ホントに急)を喘いでひと登りすると車道に出る。昭和三十九年に開通し、高野山から通じている車道だ。

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大滝集落の中にある東屋で休憩させてもらう。
すぐ近くに公衆トイレもあり、なんと!ウォッシュレットだった。

大滝は街道の要所で、昭和のはじめまでは宿屋もあったという。
昭和三十年頃には三十軒ほどに人が住み、中学校や小学校の分校もあったようだが、いま人が住んでいるのは五、六軒ほどだ。
生活感は感じられるが、人の姿はまったく見ない。ま、冬のこんな天気の日ということもあるんだけど。

トイレで少々水を汲ませてもらい、人家の庭先を通って山道に入る。
集落に近いところにはコウヤマキが植えられている。集落から離れると薄暗い杉の人工林となる。
斜面を削って通された道がところどころ雪に埋もれていて、雪面をトラバースする形になる。なにせ丸腰なもので少々緊張した。

しばらく行くと高野龍神スカイラインに合流。
除雪されていて車も通行可能。
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高野龍神スカイラインは高野山と龍神村大熊の約40kmを結んで昭和五十五年に開通した。
しばらくスカイラインを歩かねばならない。

野迫川口を過ぎると、奈良と和歌山の県境を何度か行ったり来たりする。
このあたりは県境が入り組んでいるようである。

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さらにしばらく行くと水ヶ峯入口となり、ここからまた山道へと入る。雪が増える。
ひと登りすると水ヶ峯の集落跡。

水ヶ峯の集落跡はなんともいえない郷愁をそそる。
尾根にある屋敷跡の東側は木が切り払われていて、そこから遠く大峰の山々を見晴らすことができた。
そんな景色をボーっと眺めていると、なぜだかかつてここに人が住んでいたという事実がリアルに感じられてくる。
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野迫川村史によると、江戸時代の終わりには四軒ほどが宿屋をしていたが、明治三十二、三年頃には八軒に増え、その頃が水ヶ峯の最盛期だったようである。
その後交通事情が変わって通行する人が減り、昭和二十七年頃無住になったということだ。
人が住んでいた時分は周囲の林が開かれていてさらに明るく、和歌浦の海から淡路島までも望むことができたらしい。小高い丘からは高野の山を一望の下にすることができ、時には弘法大師御廟の線香の煙が立ち昇るのが見えたという。

集落跡からしばらく行くと、林道タイノ原線と合流。しばらく舗装された林道を辿る。
旧道はほとんど呑みこまれ、かたちを留めていない。
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途中にある東屋の周囲は平坦で、幕営スペースには事欠かないが、風がめっぽう強く冬場はちょっと幕営するのは無理である。

尾根道の途中には檜股辻や今西辻、平辻など、辻がいくつかある。
いずれも下にある集落の名前のついた辻であり、各辻を入ればその集落へ下りることができる。

平辻で林道を外れて山道に入る。が、その後もまた林道に出たり、外れたりしながら大股へと下る。
標高800mほどまで下ると急に雪が減り、大股にはほとんど雪がなかった。

この日の当初の目的地は伯母子峠だった。
が、届くかどうか微妙な時間になってきた。
そもそも冬場に峠で水が取れるかどうかも怪しい。雪はふんだんにあるだろうが、融かしていたのでは面倒くさい。
大股のトイレで水を汲んで担ぎ上げ、萱小屋に幕営するか・・・おぼろにそんなことを思いながら大股へ下った。

13:30、大股バス停に到着。
練馬ナンバーのランクルが一台とまっていて、二人組の登山者がいた。
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水道凍結のためトイレは使用中止だった・・・。

こりゃどこかで水を汲ませてもらわないといかん。
人の姿を求めながら集落の中の急な坂道を登っていくと、人影はなかったものの人家の切れるあたりに水場があって、蛇口をひねると水が出た。なんという幸運!
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しっかり水を汲ませてもらって山へと入る。
やはり800mを越えたあたりから雪が出てくる。
そして14:50に萱小屋に到着。萱小屋というのは地名である。
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こ、これは・・・。
現在、この場所には避難小屋がある。それは知っていたのだが、まさかこんな素敵な山小屋とは。
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なんと!薪ストーブがあるではないか。薪もふんだんにある。
実は水まで小屋で取れた。
素敵すぎる・・・
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そりゃノートにこんな絵を描きたくなるのもわかる。
我々もありがたくストーブを使わせていただきました。
(クマが窓からのぞいてる(笑)。これもふんだんにあるクマ関係の注意書の賜物だ。オーストラリアからの旅行者だが、たぶん完全に誤解していると思う。)

それはそうと、どこで寝るかはまた別の話だ。
小屋というのがめっぽう寒く、テントのほうがずっと暖かいということをよく知っている。
この小屋もすごくキレイで見た目はいいのだけれど、隙間風がすごくて外とまったく変わらないくらい寒い。
小屋の中にテントを張れればベストだが、残念ながらそんなスペースはない。

外にテントを張って寝たほうが暖かい、ということが頭ではわかっていたのだけれど、薪ストーブにあたっている間に幕営するのが面倒になってきた。
ストーブをつけて寝ればこの隙間風でも眠れるんじゃね、ということに。
テントのほうが暖かいし、慣れている分いろいろやりやすい。でも、今晩は小屋に泊めていただこう。
小屋にあった銀マットも借りて、身の回りの隙間だけでもなるべく塞ぐ。
ストーブがついているのにそれでも寒いんだけどね・・・。

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1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
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