2018年の走り初めと歩き初め=白沢山(敗退)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

恒例となった正月の走り初め、今年は年末に整備した自転車のテストも兼ねて白沢山へ行ってきました。

白沢山は大西山の北、伊那山地の主脈からは少々外れた位置にある1268mの山である。
登山道はなく、ほとんど地元の峠地区の住人しか知らないのではないかというマイナーな山。
このあたりでは珍しいことではないが、茸の止め山になっているからシーズン中の9~11月の間は入山禁止となる。

登山道はないが山頂近くに立派な白沢神社がある。
多少なりとも人の行き来はありそうだから薄っすらでも道はあるだろう、ということで初詣がてら軽い気持ちで出かけたのであるが・・・。

日付: 2018/1/3(水)
行程: 自宅0840 ~ 上峠 ~ 菖蒲沢林道 ~ 1120入山口手前広場 ~ 1210山中彷徨1315 ~ 1335入山口手前広場 ~ 部奈 ~ 1510自宅

自宅からまず竜東線(県18)を南下、松川町の生田で県22(松川大鹿線)に入る。
ここから入山口までひたすら上り。

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県22を詰める。途中の路上に落ちていたアオゲラの死骸(右)。

ちなみに、県22はそのまま詰めると名無しの峠を越えて大鹿村に入り、そのまま下ると松除橋のところで小渋川沿いを走る県59(松川インター大鹿線)と合流する。
大鹿村から伊那谷へと抜ける数少ないルートの一つだ。
松川側はところどころセンターラインもある広い道だが、名無しの峠を境に車で走るにはちょっと不安なくらい狭くなる。
普段、大鹿から伊那谷へ出るには県59がメインのルートで、県22を使う人はほとんどいないのだが、今はちょっと事情が違う。
中川村内で土砂崩れがあり、12月から県59が通行止になっていて、県22が大鹿から伊那谷へ抜けるほとんど唯一の道になっている。
R152(秋葉街道)も普段の年は12月から冬期閉鎖で、大鹿の北(分杭峠)も南(地蔵峠)も通行止になるが、そんなわけで県59が通れないため、今年は分杭峠が通行できるらしい(県59の規制が解除されるまで冬期閉鎖は実施されない、要確認!)。

雨や雪が降ったわけでもないこんな乾燥した時季に、なぜ土砂崩れが発生したかというと・・・リニア関係のトンネル工事が原因です。
付近ではもうここしばらくまとまった降雨・降雪はなく、JR東海も軽く言及してたけど、人災と見て間違いない。
県59沿いでは現在、リニアのトンネル工事のための作業用トンネルを大大的に掘っており、そのための発破がしきりに行われている。その発破が原因。

さて、生田から県22を上っていくと、大西山へアプローチする際に折れる「ずいどう口」というバス停がある
白沢山へはその一つ先の「上峠」バス停で県道を折れる。
そして100m少々行くと左側に菖蒲沢林道の入口があるのでこれに入る。

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(左)上峠バス停、(右)菖蒲沢林道入口

入るとすぐ民家があり、道が二手に分かれる。
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どちらがメインの林道か判別がつかないが、道が左にカーブしたほうのゲート(左)には期間の表示なく「入山禁止」とあったので、正面のほうのゲート(右)を開けて林道を詰めてみる。
すんごい激坂な上、枯れ枝とまつぼっくりで埋め尽くされている。
とても乗ってなどいられず、ひたすら押し・・・。

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しばらく行くと道が開けようやく乗ろうという気になるが、ここのところ風の強い日が何日かあったので、路上は相変らずまつぼっくりだらけ。

詰めていくといよいよ道が怪しくなってきて、さらに行くとお墓があり、その先に再びゲートがあった。
嫌な予感・・・。
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ゲートのすぐ先に民家があり、廃屋となってまだ間もないようだが、そこで道が忽然と終わっていた。

うぅぅむ。
元の場所まで戻って考える。
もう一方のゲートのほうが正しいルートである確証がない。
そもそも入るところを間違えたのではないかと、上峠のバス停まで戻ってもう一度たどり直してみるが、付近にそれっぽい入口は他にない。
さてはもっと先かと思っていたら、運よく軽トラのおっちゃんが通りかかったので道を尋ねる。

「あの、白沢山へはどうやって行けば・・・」
「白沢山ってのは白沢神社のことかい?」
「はい」
「いやーそこは登れないよ」
「へ?」

なにか思ってたのとずいぶん様子が違うのだが、おっちゃん曰く、獣道くらいしかないとのことである。
それでも、入山口までアプローチできれば登るのは造作もないと思っていた。
知っている情報を織り交ぜつつあれこれ訊いていたら、少しは土地勘のあるやつだと思われたらしく、おっちゃんはいろいろと教えてくれた。
よほどわかりにくいらしく、そこ(入山口)まで案内してやるかと親切に言ってくれたが、それでは悪いので遠慮した。
正しい道さえわかればたぶん大丈夫だろう。

おっちゃんにお礼を言って別れ、意気揚々と林道を詰める。
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こちらの道はずいぶん現実的。これなら不安なく詰められる。

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入山口への分岐。
ここを左に下っていくと入山口に出られるが、いまひとつ自転車をとめておくのにぱっとした場所がないので、スルーしてもう少し林道の奥へ。

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150mほど行くとちょっとした広場があり、そこに自転車をとめる。
この日は気温が低く、めっぽう寒かった。

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ひとまず適当に沢まで下りる。
開けたところに大正五年に立てられた水源地の石碑があり、その奥に堰堤がある。
涸れ沢を渡って取り付くのだが・・・。

うぅぅむ・・・これといった明確な道はなさそう。
正確に言うと、茸採りの道と思しきものが錯綜しており、そこに獣道が交錯して、実に複雑な道路網が薄っすらと浮かび上がっている。
これは地形図を携えて真剣に詰めないとダメそうだが、今回はまったくそんなつもりでなかったので、地形図はおろかまともな地図すら持っていない。

ひとまずそれっぽい踏み跡をたどってみる。
が、少し詰めると消滅し、そのたび戻って詰め直すが再び消えたり、これはさすがに違うだろうというガレ場に導かれたり・・・という具合に埒が明かない。
一時間ほどそうやって彷徨ってみたが、こりゃダメだという結論に。
まさかの敗退・・・。
正月早々煮え切らないが、地図がないのでキッパリ諦めた。

自転車のところまで戻り、来た林道を上峠まで下った。
県22を下り、途中で分岐を右に入って部奈経由で帰ってきた。

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ここで右の分岐に入れば部奈へと抜けられる。

肝心の自転車のテストはどうだったかというと・・・F**kin' Perfect !
毎度ながらチェーンが新品になった効果は大きく、まっさらなブレーキシューの感触もあいまって、新車に乗っている気分だ。
振れなくきれいに回るホイールも気持ちいい。

夜、白沢山について調べてみたら、ルートはやはり尾根伝いに詰めればよさそうである。
これは旅から帰ったら、三月にでも再トライするしかないな。

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 伊那谷の山] | 2018.01.04(Thu) PageTop
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1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
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