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折草峠~大松尾山~中沢山(自転車アプローチ)

前回、折草峠から無名峠に入り、伊那山脈の主脈を南下して高森山まで往復してきました
今回はその続きで、無名峠から北上して大松尾山(おおまとうやま)に登り、中沢山まで足を延ばしました。

日付: 2018/9/24(月) 晴れのち曇り
行程: (自宅)0600 ~ (柳沢) ~ (桑原) ~ (四徳) ~ 0800(折草峠) ~ 0910(無名峠)0950 ~ 1040(大松尾山頂)1100 ~ 1130(北川峠) ~ 1205(P1642) ~ (大松尾沢林道合流) ~ (林道終点) ~ 1305(中沢山)1330 ~ 1350(林道終点) ~ 1400(尾根取付) ~ 1420(P1642) ~ 1450(北川峠) ~ 1530(大松尾山頂) ~ 1610(無名峠)1640 ~ 1720(折草峠) ~ (四徳) ~ (小渋湖) ~ 1815(自宅)
走行: 43km

前回は思いのほか時間がかかり、12時間オーバーの行動となった。
その経験を活かし、さらに前回以上に時間が読めない部分もあるので、今回は前回より30分早く出発。
さらに、四徳川へは最短距離の柳沢、桑原経由で抜け、帰りの時間短縮を図って自転車を折草峠の奥の無名峠まで上げることにした。

三連休のため人出が多い。
四徳のキャンプ場など前を通ったらすごいことになっていた。
ズラリとテントが張られ、完全にテント村状態。いくら山奥とはいえ、こんなところでキャンプをして果たして楽しいのだろうか(しかもわざわざお金を払って)、と個人的にはどうしても思えてしまうが、価値観は人それぞれなのでまぁいいか。

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再び折草峠。
今回距離は15.3kmだったが、やはり自宅から二時間ほどかかる。

さてその先。四徳治山運搬道は前回自転車をデポした地点までは楽に入れたが、少しでも自転車に乗れたのはそのちょっと先まで。そこから先は道がガレ、勾配も急になるのでひたすら押し。土曜まで雨が降っていたので道は前回より湿っており、ところどころヌタっていた。
無名峠まで距離を測ったところ、折草峠から4.4km。標高差にして400mほどだと思うが、ここまで自転車を押し上げるのに70分ほどかかった。

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これだけ自転車を押したのは実に久しぶりで、すっかりバテてしまった・・・。
帰りに楽をしようとここまで自転車を上げたわけだが、これは労力的にも時間的にも、どう考えても前回のところに自転車をデポするのがもっとも理にかなっている。
しかも後述するが、肝心の帰りすら楽に下ることはできないし、たいした時間短縮にもならなかったりする・・・。

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少し入ったところに開けた場所があり、道標らしきものがあったのでそこに自転車を縛り付けて歩き始める。

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こんな感じで半ば自然にかえりかけてはいるものの、出だしはしっかりした道がついていた。

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少し上がると展望が開け、二児山や塩見がよく見える。

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こちらは前回登った笹尾方面。

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立派な鹿の角を発見。今年の春先に抜け落ちたものだと思う。
残念ながら先端が少し折れてしまっているが、ここまで立派なものにはそうそうお目にかかれないので持ち帰ることに。重いのでわかりやすい場所にデポして、帰りにピックアップすることにした。

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前回もポツポツ見かけたが、トリカブトが生えている。
南アルプスの稜線上などに群生しているのを見かけるが、これだけ標高の低いところ(1,600mくらい)に生えているのはけっこう珍しいのではないかと思う。

踏み跡を辿っていくと大松尾山頂に出る。

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最初に突き上げるのは東峰で、山頂にはなにもないが、笹を掻き分けてよ~く探すと三角点があった。どうやら御料局三角点であるらしい。

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すぐ隣の西峰には立派な標柱が立てられていた(平成二十年に立てられたもの)。こちらには地理院三角点がある。

大松尾山というのは、狭義には標高1,738mのこの双耳峰のことをいう。
が、実は駒ヶ根あたりから遠望すると、ピークがいくつか連なるこのあたりの山は一つの大きな山塊に見える。
昔から地元では、北端のP1636(中沢山)から南端のP1738にかけての長い尾根全体を指して大松尾山と呼んだらしい。
1,738mという標高は、小渋川以北の伊那山脈では最高峰となる。

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一部木が伐られていて、そこから伊那谷(駒ヶ根の町?)と中央アルプスが望める。

ちなみに、大松尾山という名も中沢山という名も地形図には記載されていない。

大松尾山の先は少々わかりにくい。
北東方向へ顕著な広い尾根が延びているのでそちらへ入らないように、少々急な斜面を真北へ下りると目標の尾根に乗ることができる。
スタート地点の無名峠から先しばらくは、駒ヶ根市と大鹿村の境界の尾根を辿ることになる。

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また鹿の角を発見。たいした角じゃないので、これはそのまま捨て置く。

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1,609mの最低鞍部への下り。あたり一面にシダが茂っていた。
ちなみに、大松尾山より北の尾根上には道と呼べるものはない。

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もう少し下ると右手に林道が見えてくる。
無名峠の広場から続く林道で、そのまま北上すれば分杭峠へ抜けられる。

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最低鞍部は北川峠というらしい。
この峠で林道が伊那山脈の主稜線に最接近する。峠のすぐ下を林道が通っているので、ここから主稜線上に上がることも可能。

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北川峠からは仙丈がよく見える。

峠の南は五ヶ部落有林ということで境界の杭や石柱がほとんどなかったが、峠より北は駒ヶ根市有林となり、境界の杭や石柱が頻繁に現れるようになる。
境界の尾根を忠実に辿ってP1642まで登り返す。

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P1642
ここからも顕著な広い尾根が東の方へ延びている。

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P1642からしばらく行くと、大松尾沢林道が近くを走るようになる。
尾根の下をのぞきこむと林道らしきものが見えた。

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そこからすぐのところにテン場にすごく良さそうな、ミズナラの茂る気持ちのいい場所があった。
が、そこは同時に鹿の溜まり場でもあった。鹿の糞が大量にあり、獣臭がすごい・・・。
尾根上は全般的に鹿の気配が濃いが、この場所は特に濃かった。
なるほど人間が快適そうに思える場所は鹿にも快適そうに見えるのだなと、妙に納得してしまった。

そうそう。前回歩いた無名峠から南にはブナやミズナラの巨木がたくさんあったが、不思議なことに今回歩いた北にはまったくなかった。
巨木によらずブナは尾根上に一本もなかったと思う。ミズナラはポツポツあったがどれも小さく、巨木と呼べるようなものは皆無。
峠を境にそれほど植生が変化するようなところではないと思うので、これは伐採しちゃったということなんでしょうね。

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さらにちょっと行くと展望地があり、伊那谷と中央アルプスがよく見えた。

ここまで境界の尾根を辿ってきたが、中沢山(P1636)へ行くにはP1659へ登る手前で尾根をはずれ、林道へ下りなければならない。

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P1659への登り。このあたりで尾根から下りる。

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尾根から下りて林道に出る。林道というかもうほとんど自然にかえってますけど・・・。
正面に見える尾根上から下りた。

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このあたりはなだらかな地形で、林道のすぐ左上を中沢山へと続く尾根が延びている。

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林道終点

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林道終点から左の方へ登っていくと、標柱のあるピークに出る。
標柱には何か書かれていたのかもしれないが、今となっては消えてしまって何も見えない。

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そのピークからさらに登った奥のピークがP1636=中沢山。

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木にプレートが打ちつけられていて、それを見てはじめてP1636を中沢山というのだと知った。

さて帰り。登ってきたところを引き返す。
中沢山から手前のピークまで戻り、そこから下って林道終点に出るはずが・・・東のほうから回りこんで登ってきた感覚があったため東に延びる尾根に入ってしまった。
傷が深くなる前にピークへ登り返し、もう一度方位を確認しなおして無事林道終点に下りられた。

しばらく林道を歩き、行きと同じポイントで林道を離れ尾根上に上がる。この取り付きのポイントはしっかりチェックしておいたので間違えることはなかった。
一度尾根上に乗ってしまえば、帰りは特に難しい場所はない。

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北川峠の少し上にて。右から農鳥岳、間ノ岳、北岳。

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カラマツの背後に見えるのが大松尾山=小渋川以北における伊那山脈の最高所。

大松尾山から踏み跡を追って下りている途中、登るときにも気になったのだが、山城の堀切のようなものを横切った。
ふと横を見たら説明板のようなものが目に入り、いったん道をはずれて見に行ってみたらこういうことだった。

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ここにはかつて赤穂駅(現駒ヶ根市)から大鹿村北川へと抜ける索道があったらしい。
索道は大鹿村北川から伊那里村浦(現伊那市長谷)まで続いていたようである。

デポした鹿の角をピックアップし、16:10に無名峠まで下りてきた。

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パニアに入らなかったので、鹿の角は外に縛り付けて帰った。

四徳治山運搬道の下りは、楽には下れなかった。
水流に削られた溝が深く、ゴーロ帯が多いため。
野球のボールくらいの石がゴロゴロしており、もちろんそんな程度だから乗って下れないことはないのだけれど、サスなしの自転車でそんなところを下ったらたぶんどこかぶっ壊れる。
そんなわけで仕方なく自転車を止め、跨ったまま足を着きつつ、なるべく自転車に衝撃を与えないように下った。
結果、折草峠まで僅か4.4kmを下るのに40分もかかった。
下りだけを見ても、スムーズに下れるのは前回自転車をデポした地点のちょっと上からだけであり、ここはやはり前回の場所に自転車をデポして歩くのが正解。

折草峠からはガンガン下り、18:15に自宅に帰りついた。
なんだかんだで結局今回も12時間行動となり、おなかがいっぱい。

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Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 伊那谷の山] | 2018.09.29(Sat) PageTop
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Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
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