自転車アプローチ登山8 風越山(1,535m)

日付: 2014/7/23 水
ルート: 押洞口 ~ 山頂ピストン

梅雨明けの翌日、飯田にある風越山へ行ってきました。
飯田市民の憩いの場になっているような、飯田の町からよく目立つ山です。中央アルプスの主脈からはちょっと外れたところにあります。
毎朝の散歩コースからは中央アルプスに連なるように見える。実は登った次の日に、あれが風越山だったのかと気付いた次第・・・なかなか見映えのする山です。

いつものようにおにぎりを作って8:20に出発。
伊那田島駅経由で県道15号に出て、そのまま飯田まで走る。伊那谷を南北に走るなら、この道が快適です。ちょっと狭いですけど・・・。
あまり詳しい地図を持っておらず、出発前からちょっと心配だったアプローチ。
飯田のシンボルのような山だし、現地に行けば標識がふんだんにあるんじゃないかと淡い期待を寄せていたのですが、まったくなし。近くまで来てあれがそうだろうと山は特定できたものの、どうやって登り口に行けばいいのかわからない。

たまたま歩いていたおっちゃんに教わる。
おっちゃんは実に丁寧に教えてくれた。しかも山ヤにとって実にわかりやすい表現で。
「ほれ、あそこに長い尾根が見えるじゃろ。あの尾根を登るんじゃ」
実にわかりやすい。
飯田の町から長大な尾根が延びている。その尾根の末端に向っていけばいいらしい。
「・・・そうだな、えっと、ここを下っていくとガソリンスタンドがあるから、そうだ、そこを右に入ったらええ」

ありがとうございます!
でも、そのおっちゃんの言うとおりに曲がったと思うのだけれど、曲がるのが一本早かったらしい・・・。
さんざん上った挙句、激坂に突入する手前で不安になり、たまたまビーバーで草刈りしていた人に聞くと、「この道は安平路に行っちゃうなぁ」とのことだった。
安平路山というのは中央アルプスの主脈にある山です。

もう一度丁寧に道を教わり、ようやく登山口に到着(10:00)。迷走した分もあるけど、うちから25km。
町の外れに忽然と登山口がある。ゴルフの打ちっぱなしがあり、自転車をデポしておけそうなところがそこの駐車場くらいしかない。
迷ったものの新たに探すのもちょっと面倒で、駐車場の隅のフェンスに縛り付けて歩き始める(10:20)。

道は驚くほど整備されていて歩きやすい。山登りというより森林浴ウォークといった感じだ。
ずっと樹林帯が続き展望はまったくないのだけれど(時どき展望所から飯田の町が望める)、ずっと木陰で気持ちいい。風通しもよくて実に快適。
展望がないのに爽快というちょっと変わった山だった。夏の暑い盛りに涼みに来るのがいいかもしれない。

下部はアカマツが多い。それからヒノキやモミ?が増えて、上部はブナやミズナラの大木が茂っている。
葉はどう見てもモミなんだけど、幹はどことなくシラビソに見える・・・そんな木が目についた。これはモミなんだろうかシラビソなんだろうか・・・ずっとそう思いながら歩いていたのだけれど、帰りに石燈篭の並ぶところで説明書を読んで納得。
アオオオシラビソモドキ(イイダモミ)という木であるらしい。世界でもここだけと言われる樅の変種なんだとか。へぇ~。

もう一点、この山の植生には特徴がある。
ベニマンサクの自生地となっている。
ベニマンサクは秋に紅葉する高さ2~7mほどの落葉低木です。温暖地の植物なのですが、風越山では山腹から山頂の高地にまで分布しており、分布地が他の地区とは隔離した分布となっていることが植物地理学上貴重なんだそうです。
山の上部にベニマンサクが群生しているところがあるのですが、秋になってこれが紅葉したら確かにキレイだろうな・・・。

風越山はまた信仰の山でもあり、ところどころに観音菩薩の石仏や鳥居などがある。
信仰の歴史は古く、開山は718年とある。
途中の虚空蔵山の山腹に秋葉大権現が祀られており、風越山山頂の一つ手前のピークには白山社奥宮がある。

山頂へは白山社奥宮からいったんちょっと下って登り返す形になる。
12:25登頂。山頂も樹林の中で展望はない。が、これがまたブナやミズナラの大木が茂る実に気持ちのいい場所であった。

30分ほどのんびりして下り始める。
風越山は信仰登山の歴史も古いらしい。それが今も市民や小学生の集団登山や、風越マラソンに受け継がれているようである。
どうやら山で風越マラソンというものが行われているらしい。
確かに、走ってくださいと言わんばかりの整備された道と絶妙な斜度・・・下りはついつい小走りになってしまった。
登山口到着14:15。一日森林浴をしたような、実に気持ちのいい山だった。

打ちっぱなしの駐車場ではどうにも落ち着かず、そのまま自転車をピックアップして近くの「かざこし子供の森公園」まで下って荷物をまとめた。
車で登りに来られた場合は、ここに車をとめるのがいいと思います。広い駐車場にトイレや水道もあります。

14:40に帰路につく。
今日は帰りもけっこうアップダウンがある。が、自転車をこぐ分には余裕だ。
山を歩く筋力だけが衰えているように感じるこの頃です・・・。
16:00に帰宅。本日の走行距離は48km。

P1190877_サイズ変更 P1190881_サイズ変更
打ちっぱなしの駐車場のフェンスに縛り付けて出発        白山社奥宮の鳥居

P1190882_サイズ変更 P1190883_サイズ変更
信仰の歴史は古い                           山門があって・・・

P1190885_サイズ変更 P1190886_サイズ変更
その奥のピークに白山社奥宮がある                 山頂はブナやミズナラの大木が茂る樹林帯

P1190893_サイズ変更 P1190896_サイズ変更
これがベニマンサク                            山の上部に群生している

P1190898_サイズ変更 P1190900_サイズ変更
まさに走ってくださいと言わんばかりの絶妙な斜度         涼しくて気持ちのいい山歩きでした

関連記事
スポンサーサイト

Trackback [0] | Comment [0] | Category [■ 伊那谷の山] | 2014.07.25(Fri) PageTop
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
記事が面白かったときはポチッとお願いします!
 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ    
   
   

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Comment

Private

 


 Web Page Translation
 You are here / ブログ内の現在地
なかっぴー通信NEO
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2014年07月 25日 (金)
  ├ カテゴリー
  |  └ ■ 伊那谷の山
  └ 自転車アプローチ登山8 風越山(1,535m)
 About Me / プロフィール

nakappie

Author:nakappie
1970年生まれ。妻と二人信州伊那谷在住。
2009年10月~2013年5月の旅を記録するために”なかっぴー通信”をスタートさせました。
現在は伊那谷にて節約生活をしながら充電中。
2014年4月、ブログのタイトルを”なかっぴー通信NEO”に改めました。
信州伊那谷より~旅のこと、山のこと、自転車のこと、そして田舎暮らしのことなどなど・・・気ままに綴ってゆきます。
”おもしろきこともなき世をおもしろく”そんなふうに生きていけたらいいですね。

 名言集
すばらしい一日でありますように・・・
 ランキングに参加しています
押してもらえると嬉しき哉

にほんブログ村 自転車ブログ 自転車旅行へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自給自足生活へ
 Latest Diary / 最新記事
 Category / カテゴリー
 Search Form / 検索フォーム
 にほんブログ村
 アクセスランキング
   
   
i2iポイントサイトへのご招待です♪
 Links / リンク
 Mail Form / メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 Latest Comments / 最新コメント
 アクセスカウンター
 Monthly Archives / 月別アーカイブ
 RSSリンクの表示
 ブロとも申請フォーム